JP3211121B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JP3211121B2 JP3211121B2 JP33501893A JP33501893A JP3211121B2 JP 3211121 B2 JP3211121 B2 JP 3211121B2 JP 33501893 A JP33501893 A JP 33501893A JP 33501893 A JP33501893 A JP 33501893A JP 3211121 B2 JP3211121 B2 JP 3211121B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaner
- rear wheel
- cleaner body
- main body
- vacuum cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機に係り、特に
取扱性向上及び省資源化に好適な小形化された電気掃除
機に関する。
取扱性向上及び省資源化に好適な小形化された電気掃除
機に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般の電気掃除機は、内部に集塵部及び
電動送風機部等を有する掃除機本体と、前記集塵部に接
続される吸込ホースと延長管と吸口から成る吸口ホース
組立体と、前記掃除機本体の後方下側部に配置された左
右一対の後車輪と、前記掃除機本体の前方下部に配置さ
れた前車輪とを備え、使用者は前記延長管を握って吸口
を操作し、該延長管あるいは吸込ホースを引っ張って掃
除機本体を追従（走行及び旋回）させる構成である。
電動送風機部等を有する掃除機本体と、前記集塵部に接
続される吸込ホースと延長管と吸口から成る吸口ホース
組立体と、前記掃除機本体の後方下側部に配置された左
右一対の後車輪と、前記掃除機本体の前方下部に配置さ
れた前車輪とを備え、使用者は前記延長管を握って吸口
を操作し、該延長管あるいは吸込ホースを引っ張って掃
除機本体を追従（走行及び旋回）させる構成である。
【０００３】このような電気掃除機における掃除機本体
は、一般には、合成樹脂の成形部品を組み合わせて構成
されており、例えば、特開昭６２−２９９２２８号公報
に開示されている。
は、一般には、合成樹脂の成形部品を組み合わせて構成
されており、例えば、特開昭６２−２９９２２８号公報
に開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】電気掃除機は女性によ
り使用される場合が多く、掃除機本体は可及的に小さな
引っ張り力で軽快に追従することが望まれており、ま
た、省資源の観点からも小形軽量化が指向されている。
り使用される場合が多く、掃除機本体は可及的に小さな
引っ張り力で軽快に追従することが望まれており、ま
た、省資源の観点からも小形軽量化が指向されている。
【０００５】しかしながら、掃除機本体は、大きな集塵
容量を確保するためには大きな集塵室が必要になり、ま
た、強い吸塵力を得るためには大きな電動送風機が必要
となることから、掃除機本体の小形化には限界がある。
容量を確保するためには大きな集塵室が必要になり、ま
た、強い吸塵力を得るためには大きな電動送風機が必要
となることから、掃除機本体の小形化には限界がある。
【０００６】従って本発明の目的は、このような掃除機
本体の追従性を一層向上させることにある。
本体の追従性を一層向上させることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に集塵部
及び電動送風機部を有する掃除機本体と、前記集塵部に
接続される吸口ホース組立体と、前記掃除機本体の後方
下側部に配置された左右一対の後車輪と、前記掃除機本
体の前方下部に配置された前車輪とを備えた電気掃除機
において、前記一対の後車輪を前記掃除機本体の高さ寸
法の約２／３の直径の大径に形成して対向間隔が下方で
幅狭となるように傾けて前記掃除機本体に支持させると
共に該掃除機本体の該後車輪の上方側部を該後車輪を覆
う庇状に形成したことを特徴とする。
及び電動送風機部を有する掃除機本体と、前記集塵部に
接続される吸口ホース組立体と、前記掃除機本体の後方
下側部に配置された左右一対の後車輪と、前記掃除機本
体の前方下部に配置された前車輪とを備えた電気掃除機
において、前記一対の後車輪を前記掃除機本体の高さ寸
法の約２／３の直径の大径に形成して対向間隔が下方で
幅狭となるように傾けて前記掃除機本体に支持させると
共に該掃除機本体の該後車輪の上方側部を該後車輪を覆
う庇状に形成したことを特徴とする。
【０００８】
【作用】対向間隔が下方で幅狭となるように逆ハの字形
に傾いて対向する掃除機本体の高さ寸法の約２／３の直
径の大径の一対の後車輪は、掃除機本体を小さい旋回操
作力で旋回させることができ、また、庇状の覆いは本体
との間に電源コード等が入り込んで挾まるのを防止す
る。
に傾いて対向する掃除機本体の高さ寸法の約２／３の直
径の大径の一対の後車輪は、掃除機本体を小さい旋回操
作力で旋回させることができ、また、庇状の覆いは本体
との間に電源コード等が入り込んで挾まるのを防止す
る。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【００１０】図１及び図２において、合成樹脂成形部品
で組み立てられた掃除機本体１０は、内部に集塵室が形
成された集塵部１２と電動送風機が収納された電動送風
機部１４を有する。
で組み立てられた掃除機本体１０は、内部に集塵室が形
成された集塵部１２と電動送風機が収納された電動送風
機部１４を有する。
【００１１】集塵部１２は、集塵室を開閉する蓋カバー
１６を備え、この蓋カバー１６に形成したホース差し込
み口１８に接続した吸込ホース２０の一端が集塵室１２
にセットした集塵袋と連通する。この吸込ホース２０の
他端には延長管２４を介して吸口体２６に接続されて吸
口ホース組立体が構成される。２２は前記延長管２４の
上端部に設置された手元スイッチ部であり、使用者に操
作されて前記電動送風機の送風量を制御する。
１６を備え、この蓋カバー１６に形成したホース差し込
み口１８に接続した吸込ホース２０の一端が集塵室１２
にセットした集塵袋と連通する。この吸込ホース２０の
他端には延長管２４を介して吸口体２６に接続されて吸
口ホース組立体が構成される。２２は前記延長管２４の
上端部に設置された手元スイッチ部であり、使用者に操
作されて前記電動送風機の送風量を制御する。
【００１２】掃除機本体１０を走行させる車輪は、この
掃除機本体１０の後方下部の左右両側に位置する一対の
大径の後車輪２８ａ（２８ｂ）と、前方下部の底面中央
に位置する１つの小径の前車輪３０を備える。前記一対
の後車輪２８ａ（２８ｂ）は、対向間隔が下方で幅狭と
なる逆ハの字形キャンバー状態になるように垂直に対し
て傾けて前記掃除機本体１０の後方下部の左右両側に支
持される。
掃除機本体１０の後方下部の左右両側に位置する一対の
大径の後車輪２８ａ（２８ｂ）と、前方下部の底面中央
に位置する１つの小径の前車輪３０を備える。前記一対
の後車輪２８ａ（２８ｂ）は、対向間隔が下方で幅狭と
なる逆ハの字形キャンバー状態になるように垂直に対し
て傾けて前記掃除機本体１０の後方下部の左右両側に支
持される。
【００１３】そして、掃除機本体１０の後方側部には、
前記後車輪２８ａ（２８ｂ）の上方の開いた部分を覆う
ように庇状のフェンダ３４ａ（３４ｂ）が突設され、前
方側部には前記フェンダー３４ａ（３４ｂ）と連なるよ
うにバンパー３６が設けられている。
前記後車輪２８ａ（２８ｂ）の上方の開いた部分を覆う
ように庇状のフェンダ３４ａ（３４ｂ）が突設され、前
方側部には前記フェンダー３４ａ（３４ｂ）と連なるよ
うにバンパー３６が設けられている。
【００１４】以下、掃除機本体１０と後車輪２８ａ，２
８ｂとフェンダー３４ａ，３４ｂとバンパー３６の相対
関係を、図３〜図６を参照して更に詳細に説明する。
８ｂとフェンダー３４ａ，３４ｂとバンパー３６の相対
関係を、図３〜図６を参照して更に詳細に説明する。
【００１５】後車輪２８ａ，２８ｂは、掃除機本体１０
の高さ寸法Ｈに対して約２／３Ｈの直径を有する大径の
ものであって、掃除機本体１０の後方下部の左右両側に
垂直に対して約５度の傾きをもつように支持される。こ
のように後車輪２８ａ，２８ｂを傾けると、該後車輪２
８ａ，２８ｂの上縁部分は掃除機本体１０の側面から離
れて外側に開くようになり、該後車輪２８ａ，２８ｂと
掃除機本体１０の間の間隙が大きくなって電源コード等
が入り易くなる。
の高さ寸法Ｈに対して約２／３Ｈの直径を有する大径の
ものであって、掃除機本体１０の後方下部の左右両側に
垂直に対して約５度の傾きをもつように支持される。こ
のように後車輪２８ａ，２８ｂを傾けると、該後車輪２
８ａ，２８ｂの上縁部分は掃除機本体１０の側面から離
れて外側に開くようになり、該後車輪２８ａ，２８ｂと
掃除機本体１０の間の間隙が大きくなって電源コード等
が入り易くなる。
【００１６】間隙の増大を防止するためには、掃除機本
体１０の上側部を全体的に大きく膨らませた形状にすれ
ば良いが、小形軽量化に逆行することになる。
体１０の上側部を全体的に大きく膨らませた形状にすれ
ば良いが、小形軽量化に逆行することになる。
【００１７】この実施例では、掃除機本体１０が全体的
に大形化するのを防ぐために、前記フェンダ３４ａ，３
４ｂは、該掃除機本体１０の輪郭の幅寸法Ｄから後車輪
２８ａ，２８ｂの開いた部分を覆う程度の幅寸法ｔで庇
状に突出した形状であり、前半部分は前記バンパー３６
の後端から円弧状に本体側面に沿って立上り、後半部分
は後方に向けて水平に伸びている。
に大形化するのを防ぐために、前記フェンダ３４ａ，３
４ｂは、該掃除機本体１０の輪郭の幅寸法Ｄから後車輪
２８ａ，２８ｂの開いた部分を覆う程度の幅寸法ｔで庇
状に突出した形状であり、前半部分は前記バンパー３６
の後端から円弧状に本体側面に沿って立上り、後半部分
は後方に向けて水平に伸びている。
【００１８】因に、図５において、３８は前記ホース差
し込み口１８と連通するように前記蓋カバー１６の内側
に取り付けられて集塵室４０にセットされた集塵袋、４
２は前記集塵室４０を排気する電動送風機、４４は制御
回路装置である。また、図６において、４６は電源コー
ド自動巻き取り装置である。
し込み口１８と連通するように前記蓋カバー１６の内側
に取り付けられて集塵室４０にセットされた集塵袋、４
２は前記集塵室４０を排気する電動送風機、４４は制御
回路装置である。また、図６において、４６は電源コー
ド自動巻き取り装置である。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、一対の後車輪を前記掃除機本
体の高さ寸法の約２／３の直径の大径に形成して対向間
隔が下方で幅狭となるように逆ハの字形に傾けて支持し
たことにより、掃除機本体を小さい旋回操作力で旋回さ
せることができ、また、後車輪を傾けたことにより掃除
機本体との間に発生する隙間を庇状に突出するフェンダ
で覆って電源コード等が入り込んで挾まるのを防止して
いるので、掃除機本体の全体形状が大形化するのを防止
できる効果が得られる。従って、掃除機本体の追従性が
一層向上する。
体の高さ寸法の約２／３の直径の大径に形成して対向間
隔が下方で幅狭となるように逆ハの字形に傾けて支持し
たことにより、掃除機本体を小さい旋回操作力で旋回さ
せることができ、また、後車輪を傾けたことにより掃除
機本体との間に発生する隙間を庇状に突出するフェンダ
で覆って電源コード等が入り込んで挾まるのを防止して
いるので、掃除機本体の全体形状が大形化するのを防止
できる効果が得られる。従って、掃除機本体の追従性が
一層向上する。
【図１】本発明になる電気掃除機の全体斜視図である。
【図２】図１に示した電気掃除機の本体部分の斜視図で
ある。
ある。
【図３】図１に示した電気掃除機の本体部分の側面図で
ある。
ある。
【図４】図１に示した電気掃除機の本体部分の背面図で
ある。
ある。
【図５】図１に示した電気掃除機の本体部分の縦断側面
図である。
図である。
【図６】図１に示した電気掃除機の本体部分の縦断背面
図である。
図である。
１０…掃除機本体、２８ａ，２８ｂ…後車輪、３４ａ，
３４ｂ…フェンダ。
３４ｂ…フェンダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐川 好市 茨城県日立市東多賀町一丁目１番１号 株式会社 日立製作所 リビング機器事 業部内 (72)発明者 小澤 盛男 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社 日立製作所 デザイン研究 所内 (72)発明者 鶴田 尚登 東京都千代田区神田駿河台四丁目６番地 株式会社 日立製作所内 (72)発明者 小田原 博志 茨城県日立市東多賀町一丁目１番１号 株式会社 日立製作所 リビング機器事 業部内 (72)発明者 川内 誠一 茨城県日立市東多賀町一丁目１番１号 日立多賀テクノロジー株式会社内 (56)参考文献 特開 平７−163489（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−228080（ＪＰ，Ａ) 実公 昭63−34609（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47L 9/00 102
Claims (3)
- 【請求項１】内部に集塵部及び電動送風機部を有する掃
除機本体と、前記集塵部に接続される吸口ホース組立体
と、前記掃除機本体の後方下側部に配置された左右一対
の後車輪と、前記掃除機本体の前方下部に配置された前
車輪とを備えた電気掃除機において、 前記一対の後車輪を前記掃除機本体の高さ寸法の約２／
３の直径の大径に形成して対向間隔が下方で幅狭となる
ように傾けて前記掃除機本体に支持させると共に該掃除
機本体の該後車輪の上方側部を該後車輪を覆う庇状に形
成したことを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項２】内部に集塵部及び電動送風機部を有する掃
除機本体と、前記集塵部に接続される吸口ホース組立体
と、前記掃除機本体の後方下側部に配置された左右一対
の後車輪と、前記掃除機本体の前方下部に配置された前
車輪とを備えた電気掃除機において、 前記一対の後車輪を前記掃除機本体の高さ寸法の約２／
３の直径の大径に形成して対向間隔が下方で幅狭となる
ように傾けて前記掃除機本体の外側に位置させて支持さ
せると共に該掃除機本体の該後車輪の上方位置部を該後
車輪を覆う庇状に突設したことを特徴とする電気掃除
機。 - 【請求項３】請求項１または請求項２において、前記後
車輪は垂直に対して約５度の傾きで取り付けられたこと
を特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33501893A JP3211121B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電気掃除機 |
| KR1019940026811A KR960012806B1 (ko) | 1993-10-20 | 1994-10-20 | 전기 청소기 |
| CN94117497A CN1098051C (zh) | 1993-10-20 | 1994-10-20 | 电动吸尘器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33501893A JP3211121B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電気掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07184809A JPH07184809A (ja) | 1995-07-25 |
| JP3211121B2 true JP3211121B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=18283826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33501893A Expired - Lifetime JP3211121B2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-12-28 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3211121B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2466290B (en) * | 2008-12-19 | 2012-10-03 | Dyson Technology Ltd | Floor tool for a cleaning appliance |
| GB2469047B (en) | 2009-03-31 | 2013-12-04 | Dyson Technology Ltd | A cylinder type cleaning appliance |
| CA2754973C (en) * | 2009-03-31 | 2016-04-05 | Dyson Technology Limited | Cylinder type vacuum cleaner |
| GB2469045B (en) | 2009-03-31 | 2012-08-29 | Dyson Technology Ltd | Duct and chassis arrangement of a cleaning apparatus |
| GB2469046B (en) | 2009-03-31 | 2012-07-25 | Dyson Technology Ltd | Mounting arrangement for separating apparatus in a cleaning appliance |
| WO2010112885A1 (en) | 2009-03-31 | 2010-10-07 | Dyson Technology Limited | A cleaning appliance |
| GB2469049B (en) | 2009-03-31 | 2013-04-17 | Dyson Technology Ltd | A cleaning appliance with steering mechanism |
| GB2484120B (en) | 2010-09-30 | 2014-10-01 | Dyson Technology Ltd | A cleaning appliance |
| GB2484124B (en) | 2010-09-30 | 2014-12-03 | Dyson Technology Ltd | A cleaning appliance |
| GB2484121B (en) | 2010-09-30 | 2014-10-22 | Dyson Technology Ltd | A vacuum cleaning appliance |
| GB2484122A (en) | 2010-09-30 | 2012-04-04 | Dyson Technology Ltd | A cylinder type cleaning appliance |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33501893A patent/JP3211121B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07184809A (ja) | 1995-07-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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