JP3210964U - 肌着 - Google Patents

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政一 森野
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Abstract

【課題】アウターの外観に影響を与えることのない着用感の良い肌着を提供する。【解決手段】下半身に着用され、肌着本体10は前身頃13および後身頃14が、丸編機によって一体に編成された筒状編地からなるものである。前身頃13および後身頃14は、胴部側にウエスト部11が形成され、両脚部側に一対の脚口部12が形成される。ウエスト部11および脚口部12は、前身頃13および後身頃14の編み終わり部となる縁部が内側に折り返され、その折り返し部の内側に融着テープが配置され、融着テープの融着により、折り返し部が接合されている。【選択図】図1

Description

この考案は、ブラジャー、タンクトップ、ショーツ、またはレギンスなど、丸編機によって編成された編地からなる肌着に関する。
従来から肌着の一つとしてショーツが着用され、通常のショーツは、前身頃と後身頃とを両脇および股下において接合し、その接合をミシンで縫製することが一般的である。
このようなショーツは、袋縫いによる生地の重なりや縫い糸の重なりにより、縫合部分が非常に厚くなることがあり、着心地が悪くなるという問題があった。この問題を解決するために、複数の生地部品の端部同士を重ね合わせ、その間にホットメルト接着テープを挟んで融着接合したものや、複数の生地部品の突き合わせ部の片面又は両面に伸縮性布製リボン(布製テープ)をホットメルト接着テープを介在させて当接して融着接合したものが知られている(特許文献1参照)。
また、上記問題を解決するために、着用者の体の部位に合わせて連続して編成した丸編地からなり、その丸編地の腰部または両脚部に対応する部分が所望の形状に裁断されて、腰部または股部のみがミシンで縫製されたものもある(特許文献2参照)。
実用新案登録第3055374号公報 特開2002−088515号公報
特許文献1に記載されたショーツでは、腰部および股部の厚みは薄くすることができるが、両脇部分は依然として複数の生地を重ね合わせて接合している。このため、アウターの外側から両脇部分が段差として見える状態、いわゆる、アウターにひびく状態となり、アウターの外観に影響を与えるおそれがあった。
特許文献2に記載されたショーツは、着用者の体の部位に合わせて連続して編成した丸編地からなるものであるため、両脇部分がフラットな状態になる。しかしながら、ミシンで縫製する腰部および股部は、厚みが生じて両脇部分のようにフラットにすることが難しく、この場合も、アウターの外観に影響を与えるおそれがあった。
そこで、この考案が解決しようとする課題は、アウターの外観に影響を与えることのない着用感の良い肌着を提供することにある。
前記の課題を解決するために、丸編機によって編成された編地からなる肌着本体が着用者の体の一部を通す開口部を有し、その開口部は、その編み終わり部に熱可塑性樹脂からなる融着テープが配置されており、前記編み終わり部に前記融着テープが融着接合されている状態である構成を採用することができる。
この構成によると、肌着本体の開口部は、編み終わり部に融着テープが融着接合されるので、厚みが厚くなりにくく、アウターの外側から段差が見えないフラットな状態となる。また、肌着本体は丸編機によって編成された編地からなるものであるため、アウターの外側から段差として見え難くなる。
前記構成において、下半身に着用されるものであり、前記開口部が着用者の脚が通る脚口部である構成や、上半身に着用されるものであり、前記開口部が襟口部および袖口部である構成を採用することができる。
これらの構成では、脚口部または、襟口部および袖口部において、厚みが厚くなりにくく、アウターの外側から段差が見えないフラットな状態となる。
前記開口部の編地の編み終わり部が、内側に折り返された状態となっており、その折り返し部の内部に前記融着テープが配置されている構成を採用することができる。この場合、開口部の周縁が折り目となるので、編み終わり部の糸の解れが目立ちにくい。
以上のように、この考案では、肌着本体とその開口部はアウターの外側から段差が見えないフラットな状態となり、着用感が良く、アウターの外観に影響を与えることを防止することができる。
この考案の第一の実施形態に係る肌着の斜視図 (a)図1でのA−A線に沿った断面図、(b)図1でのB−B線に沿った断面図、(c)図1でのC−C線に沿った断面図 同上の肌着の他の形態を示す断面図 この考案の第二の実施形態に係る肌着の正面図 この考案の第三の実施形態に係る肌着の斜視図 この考案の第四の実施形態に係る肌着の正面図 (a)図6でのD−D線に沿った断面図、(b)図6でのE−E線に沿った断面図、(c)図6でのF−F線に沿った断面図 この考案の第五の実施形態に係る肌着の正面図 (a)この考案の第六の実施形態に係る肌着の正面図、(b)図9(a)でのG−G線に沿った断面図 この考案の第七の実施形態に係る肌着の正面図
以下、この考案の第一実施形態に係る肌着を添付図面の図1、図2に基づいて説明する。この実施形態に係る肌着1は、下半身に着用されるショーツであって、筒状丸編機により編成された編地からなる肌着本体10が、胴部側に形成されたウエスト部11と、両脚部側に形成された一対の脚口部12とを有するものである。
肌着本体10は、クロッチ部13aを有する前身頃13と後身頃14とを有する。前身頃13および後身頃14は、丸編機によって一体に編成された筒状編地からなり、両脇において接合部分がない状態で構成されている。前身頃13および後身頃14は、ウエスト部11を形成する上部がゴム編みであり、その他の部分が平編みである。
クロッチ部13aは、股下部分の内側に重ね合わされる当て布15を有し、その前端縁部15aがクロッチ部13aとの間に配置された帯状の融着テープ2で接合される。当て布15の後端縁部15bにおいて、当て布15の後端縁部15bとクロッチ部13aとの間およびクロッチ部13aと後身頃14の下端部との間に融着テープ2が配置され、融着テープ2の融着によりクロッチ部13a、当て布15および後身頃14が接合される。
肌着本体10を構成する編地は、例えば、綿、麻、羊毛、絹等の天然繊維、レーヨン、ポリノジック、アセテート、ナイロン、ポリエステル、アクリル等の化学繊維からなる糸で編成され、ナイロン、ポリエステル等の合成繊維は必要に応じて捲縮加工を施すことができる。また、これらの糸は必要に応じてスパンデックス繊維等の弾性繊維糸と交編織により編成することができる。
前身頃13および後身頃14の上辺で形成されるウエスト部11は、着用者の腰部が通される開口部である。ウエスト部11は、図2(a)に示すように、前身頃13および後身頃14の編み終わり部となる上縁部が内側に折り返され、その折り返し部の内側の全周に融着テープ2が配置され、融着テープ2の融着により、折り返し部が接合される。
ここで、編み終わり部とは、肌着本体を構成する編地において、丸編機により編成が終わった部分を意味し、編地が着用者の体の部位に合わせて切断された場合での切断された縁部を含むものとする。
前身頃13および後身頃14の下辺に形成される一対の脚口部12、12は、着用者の大腿部が通る開口部である。一対の脚口部12、12は、前身頃13および後身頃14の編み終わり部となる下縁部が内側に折り返されている。その折り返し部の内側の全周に融着テープ2が配置され、融着テープ2の融着により折り返し部が接合される(図2(b)参照)。
また、一対の脚口部12、12は、クロッチ部13aにおいて、図2(c)に示すように、クロッチ部13aの下縁部が当て布15上に重なる状態で、内側に折り返されている。その折り返し部は、当て布15との間に融着テープ2が配置されており、融着テープ2の融着により、折り返し部が当て布15と接合される。
融着テープ2の素材としては、熱可塑性樹脂を適用することができ、例えば、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合化合物)系、PO(ポリオレフィン共重合化合物)系、PA(ポリアミド)系、PU(ポリウレタン)系、ACR(アクリレート共重合化合物)系、SR(合成ゴム)系などが挙げられ、肌着本体10の編地を編成する糸の素材により選択される。
また、融着テープ2により肌着本体10などの編地を接合する方法としては、例えば、アイロンなどの加熱具によって、融着テープ2を一部溶融させて仮止めする。その後、160℃〜200℃の環境下で、コンベア上に肌着1を載せ、約10秒〜40秒間移動させて、融着テープ2を完全に溶融させ、冷却、固化させて接合するものである。
この実施形態に係る肌着1は、上記のようなものであり、肌着本体10が丸編機によって編成された筒状編地からなるものであるため、前身頃13と後身頃14との間に接合部分がない状態となる。
また、ウエスト部11では、前身頃13および後身頃14が上縁部で内側に折り返され、折り返し部が融着テープ2により接合されている。一対の脚口部12では、前身頃13および後身頃14の編み終わり部となる下縁部が内側に折り返され、その折り返し部が融着テープ2により接合されている。このようなウエスト部11および脚口部12では、厚みが厚くなりにくく、その周縁辺部がフラットな状態になる。
以上より、肌着1は、その肌着本体10、ウエスト部11、および脚口部12がアウターの外側から段差が見えないフラットな状態となり、着用感が良く、アウターの外観に影響を与えることを防止することができる。
なお、この実施形態でのウエスト部11は、前身頃13および後身頃14が上辺で内側に折り返され、折り返し部が融着テープ2により接合されるものであるが、これに限られず、前身頃13および後身頃14の上端縁部を内側に折り返さず、編み終わり状態のままとしてもよい。
また、ウエスト部11としては、図3(a)に示すように、前身頃13および後身頃14の折り返し部において、二枚の融着テープ2の間に伸縮性を有する帯状体3を挟み込んだ状態で融着テープ2により接合するようにしてもよい。この帯状体3としては、透明弾力テープ、穴あき透明弾力テープ、ピコゴム、または、平ゴムなどを使用することができる。
また、ウエスト部11は、図3(b)に示すように、前身頃13および後身頃14の折り返し部において、二枚の融着テープ2を重ねた状態で接合するようにしてもよい。
さらに、ウエスト部11においては、図3(c)に示すように、前身頃13および後身頃14の上端縁部を内側に折り返さず、編み終わり状態のままとし、その編み終わり部の内側に融着テープ2を介して帯状体3を接合するようにしてもよい。
また、この実施形態での脚口部12は、前身頃13および後身頃14が下辺で内側に折り返され、折り返し部が融着テープ2により接合されるものであるが、これに限られない。例えば、前身頃13および後身頃14の下端縁部を内側に折り返さず、その編み終わり部の内側に融着テープ2を接合するようにしてもよい。
脚口部12においても、ウエスト部11と同様に、前身頃13および後身頃14の折り返し部において、二枚の融着テープ2の間に伸縮性を有する帯状体3を挟み込んだ状態で融着テープ2により接合したり、二枚の融着テープ2を重ねた状態で接合したりしてもよい。また、前身頃13および後身頃14の下端縁部の編み終わり部の内側に融着テープ2を介して上述の帯状体3を接合してもよい。
次に、この考案の第二の実施形態に係る肌着を図4に示す。この実施形態に係る肌着1は、クロッチ部13aが前身頃13とは別体であり、前身頃13の中央の鼠蹊部に対応する位置に当て布15が接合されている点で、上述の第一の実施形態と相違する。その他の構成については、第一の実施形態の構成と同じと考えられるものは、同じ符号を付してその説明を省略する。
この実施形態に係る肌着1は、下半身に着用する、いわゆるボクサーパンツであり、筒状丸編成形機により編成された編地からなる肌着本体10が、胴部側に形成されたウエスト部11と、両脚部側に形成された一対の脚口部12とを有するものである。
この実施形態では、肌着本体10の前身頃13と後身頃14との間に接合部分がない状態となり、ウエスト部11および脚口部12では、その周縁辺部がフラットな状態になる。
この考案の第三の実施形態に係る肌着を図5に示す。この実施形態に係る肌着1は、肌着本体10が一対の裾部16、16をさらに有する点で、上述の第二の実施形態と相違する。その他の構成については、第二の実施形態の構成と同じと考えられるものは、同じ符号を付してその説明を省略する。
この実施形態に係る肌着1は、下半身に着用するタイツあるいはレギンスと称されるものであり、筒状丸編成形機により編成された編地からなる肌着本体10が、一対の裾部16、16を有する。そして、肌着本体10が胴部側に形成されたウエスト部11と、一対の裾部16、16の下端部で開口する開口部としての脚口部12とを有するものである。
この実施形態では、第二の実施形態の場合と同様に、肌着本体10の前身頃13と後身頃14との間に接合部分がない状態となり、ウエスト部11および脚口部12では、その周縁辺部がフラットな状態になる。
図6は、この考案の第四の実施形態に係る肌着を示すものであり、この実施形態は、肌着本体10が、上半身に着用するものである点で、上述した第一〜第三の実施形態に係る肌着1と相違する。
すなわち、第四の実施形態に係る肌着1は、ブラジャーであって、筒状丸編成形機により編成された編地からなる肌着本体10が、胸部の下方に形成された開口部21と、首回りに形成された襟口部22と、両腕側に形成された袖口部23とを有するものである。
肌着本体10は、胸部から腹部を覆う前身頃24と、背中部を覆う後身頃25とを有する。前身頃24および後身頃25は、丸編機によって一体に編成された筒状編地からなり、接合部分がない状態で構成されている。
前身頃24は、バストに対応する部分の内側に取り付けられ、バストを覆う一対のカップ24a、24aを有している。前身頃24および後身頃25は、両肩に対応する部分で相互に融着テープ2の融着により接合されている。
前身頃24および後身頃25の下辺に開口部21が形成される。開口部21は、図7(a)に示すように、前身頃24および後身頃25の下縁部が内側に折り返され、その折り返し部の内側の全周に融着テープ2が配置され、融着テープ2の融着により、折り返し部が接合される。
また、前身頃24および後身頃25の上側中央部分には、着用者の首が通る開口部となる襟口部22が形成される。襟口部22は、図7(b)に示すように、前身頃24および後身頃25の首回りに対応する縁部が内側に折り返され、その折り返し部の内側の全周に融着テープ2が配置され、融着テープ2の融着により、折り返し部が接合される。
さらに、前身頃24および後身頃25の上方両側には、着用者の腕が通る開口部となる袖口部23が形成されている。袖口部23は、図7(c)に示すように、前身頃24および後身頃25の腕部に対応する縁部が内側に折り返され、その折り返し部の内側の全周に融着テープ2が配置され、融着テープ2の融着により、折り返し部が接合される。
この実施形態では、肌着本体10が丸編機によって編成された筒状編地からなるものであるため、前身頃13と後身頃14との間に接合部分がない状態となる。
また、肌着本体10の開口部21、襟口部22および袖口部23が内側に折り返され、その折り返し部内に融着テープ2が配置される。その融着テープ2の溶融により折り返し部が接合される。このような開口部21および襟口部22、および袖口部23では、厚みが厚くなりにくく、その周縁辺部がフラットな状態になる。
なお、この実施形態での開口部21、襟口部22および袖口部23は、その前身頃24および後身頃25の縁部を内側に折り返さず、編み終わり状態のままとしてもよい。また、開口部21、襟口部22および袖口部23は、上述の第一の実施形態のウエスト部11と同様の態様を採用することもできる。
すなわち、前身頃24および後身頃25の折り返し部において、二枚の融着テープ2の間に伸縮性を有する帯状体3を挟み込んだ状態で融着テープ2により接合したり、二枚の融着テープ2を重ねた状態で接合したりしてもよい。また、前身頃24および後身頃25の編み終わり部の内側に融着テープ2を介して上述の帯状体3を接合してもよい。
この考案の第五の実施形態に係る肌着を図8に示す。この実施形態に係る肌着1は、開口部21がより低い位置に形成されている点で、上述の第四の実施形態と相違する。その他の構成については、第四の実施形態の構成と同じと考えられるものは、同じ符号を付してその説明を省略する。
すなわち、この実施形態に係る肌着1は、キャミソールあるいはタンクトップと称されるものであり、肌着本体10が筒状丸編機により編成された編地からなる。肌着本体10は、下端部に形成された開口部21と、首回りに形成された襟口部22と、両腕側に形成された袖口部23とを有する。
この実施形態では、第四の実施形態の場合と同様に、肌着本体10の前身頃24と後身頃25との間に接合部分がない状態となり、開口部21および襟口部22、および袖口部23では、その周縁辺部がフラットな状態になる。
この考案の第六の実施形態に係る肌着を図9(a)、(b)に示す。この実施形態に係る肌着1は、肌着本体10が一対の袖部17、17をさらに有する点、一対のカップ24aを有していない点で、上述の第五の実施形態と相違する。その他の構成については、第五の実施形態の構成と同じと考えられるものは、同じ符号を付してその説明を省略する。
この実施形態の肌着1は、図9(a)に示すように、スリーマであって、肌着本体10を構成する前身頃24および後身頃25と、一対の袖部17、17とがそれぞれ筒状丸編機により編成された筒状編地からなる。
前身頃24および後身頃25は、その上方両側に形成される一対のアームホール26、26を有する。それぞれのアームホール26の周縁部には、融着テープ2の融着によりそれぞれ袖部17が接合される。袖部17は、先端部に着用者の腕が通る開口部である袖口部23を有する。
袖口部23は、図9(b)に示すように、袖部17の下辺が内側に折り返され、その折り返し部の内部に融着テープ2が配置されており、折り返し部は、融着テープ2の融着により接合される。なお、この実施形態の肌着1は、スリーマとしてだけでなく、例えば、いわゆるアンダーシャツとして利用してもよい。
図10は、この考案の第七の実施形態に係る肌着を示すものであり、この実施形態は、肌着本体10が、着用者の腹回りに着用するものである点で、上述した第一〜第六の実施形態と相違する。
すなわち、第七の実施形態に係る肌着1は、腹巻であって、筒状丸編機により編成された編地からなる肌着本体10が、胸側に形成された上側開口部27および脚側に形成された下側開口部28を有する。
上側開口部27は、肌着本体10の上縁部が内側に折り返され、その折り返し部の内側の全周に融着テープ2が配置され、融着テープ2の融着により、折り返し部が接合される。一方、下側開口部28は、肌着本体10の下縁部が内側に折り返され、その折り返し部の内側の全周に融着テープ2が配置され、融着テープ2の融着により、折り返し部が接合される。
この実施形態も、その肌着本体10、上側開口部27、および下側開口部28がアウターの外側から段差が見えないフラットな状態となる。なお、この実施形態の肌着1は、腹巻としてだけでなく、例えば、胸周りに着用するチューブトップにも利用できる。
なお、この実施形態での上側開口部27、および下側開口部28は、その肌着本体10の縁部を内側に折り返さず、編み終わり状態のままとしてもよい。また、上側開口部27、および下側開口部28は、肌着本体10の折り返し部において、上述の第一の実施形態のウエスト部11と同様の態様を採用することもできる。
すなわち、肌着本体10の折り返し部において、二枚の融着テープ2の間に伸縮性を有する帯状体3を挟み込んだ状態で融着テープ2により接合したり、二枚の融着テープ2を重ねた状態で接合したりしてもよい。また、肌着本体10の編み終わり部の内側に融着テープ2を介して上述の帯状体3を接合してもよい。
1 肌着
2 融着テープ
3 帯状体
10 肌着本体
11 ウエスト部
12 脚口部
13、24 前身頃
14、25 後身頃
13a クロッチ部
15 当て布
15a 前端縁部
15b 後端縁部
16 裾部
17 袖部
21 開口部
22 襟口部
23 袖口部
24a カップ
26 アームホール
27 上側開口部
28 下側開口部

Claims (5)

  1. 丸編機によって編成された編地からなる肌着本体が着用者の体の一部を通す開口部を有し、その開口部は、その編み終わり部に熱可塑性樹脂からなる融着テープが配置されており、前記編み終わり部に前記融着テープが融着接合されている状態である肌着。
  2. 下半身に着用されるものであり、前記開口部が着用者の脚が通る脚口部である請求項1に記載の肌着。
  3. 上半身に着用されるものであり、前記開口部が襟口部および袖口部である請求項1に記載の肌着。
  4. 前記開口部の編地の編み終わり部が、内側に折り返された状態となっており、その折り返し部の内部に前記融着テープが配置されている請求項1から3のいずれか1項に記載された肌着。
  5. 前記開口部の編地の編み終わり部が、内側に折り返された状態となっており、その折り返し部の内部に二枚の前記融着テープが配置され、その二枚の融着テープの間に伸縮性を有する帯状体が配置されている請求項1から3のいずれか1項に記載された肌着。
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