JP3210947U - 美粧段ボールシート - Google Patents
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Abstract
【課題】工作が精度良く且つ綺麗に行える美粧段ボールシートを提供する。【解決手段】互いに間隔を離して上下に位置する二枚のライナ2bと、そのライナ2bの間に設けられた中芯とを備え、一方のライナの外面(装飾面)に装飾用の模様を施すか又は単色に着色し、もう一方のライナ2bの外面(工作補助面6)に同一形状の方眼7を縦横方向に連続配置してなる。この美粧段ボールシート1によれば、一方のライナ2bに同一形状の方眼7を縦横方向に連続配置したため、その方眼7を使って簡単に正確な線を引くことができる。従って、美粧段ボールシート1の裏面に折曲げや切抜きのためのガイド線を精度良く手書きし、そのガイド線に沿って切り抜くことができるため、正確な寸法の工作品を作ることができ、しかもその外面は、美粧段ボールシート1の装飾等で綺麗に仕上がっているため、色塗りや紙貼りの手間も掛からない。【選択図】図2
Description
本考案は、中芯の上下に位置するライナの一方の外面を綺麗に加工してなる美粧段ボールシートに関する。
波形の中芯の上下両面にライナを貼着してなる段ボールシートは周知であり、また、その段ボールシートの一方のライナの外面に模様等を印刷してなるいわゆる美粧段ボールシートも敢えて文献を挙げるまでもなく周知である。
段ボールシートは、軽量でありながら強度に優れ、また、裁断や着色が容易である、等の特徴を有するため、教育施設や介護施設などの工作に用いられることが多い。
このような工作に美粧段ボールシートを使用すれば、ライナの外面に施された模様等により見栄えの良いものが出来るが、そもそも美粧段ボールシートは、主に包装箱等の工業用の用途に使われていて殆ど市販されていない。
そのため一般の人が段ボールシートで工作品を作るには、不要な段ボール箱を解体し、一方のライナに工作品を切り抜き或は折り曲げるためのガイド線を手書きし、そのガイド線に沿って段ボールシートをカッターナイフ等で切り抜いた後、それを組み立ててその外面に着色するか又は色紙や模様紙を貼って仕上げる、という工程を要するが、段ボールシートの裏面にガイド線を手書きする作業は困難性が高くて角度や長さの精度が出しにくく、また、組み立てた後の色塗りや紙貼り等をする作業にも手間が掛かり尚且つ綺麗に仕上げることも難しい、等の問題点があった。
このような工作に美粧段ボールシートを使用すれば、ライナの外面に施された模様等により見栄えの良いものが出来るが、そもそも美粧段ボールシートは、主に包装箱等の工業用の用途に使われていて殆ど市販されていない。
そのため一般の人が段ボールシートで工作品を作るには、不要な段ボール箱を解体し、一方のライナに工作品を切り抜き或は折り曲げるためのガイド線を手書きし、そのガイド線に沿って段ボールシートをカッターナイフ等で切り抜いた後、それを組み立ててその外面に着色するか又は色紙や模様紙を貼って仕上げる、という工程を要するが、段ボールシートの裏面にガイド線を手書きする作業は困難性が高くて角度や長さの精度が出しにくく、また、組み立てた後の色塗りや紙貼り等をする作業にも手間が掛かり尚且つ綺麗に仕上げることも難しい、等の問題点があった。
本考案は上記に鑑みなされたもので、その目的は、段ボールシートによる工作が精度良く且つ綺麗に行えるようにすることにある。
上記の目的を達成するため本考案は、
互いに間隔を離して上下に位置する二枚のライナと、
そのライナの間に設けられた中芯と、を備え、
一方のライナの外面に装飾用の模様を施すか又は単色に着色し、
もう一方のライナの外面に同一形状の方眼を縦横方向に連続配置してなる美粧段ボールシートを提供する。
互いに間隔を離して上下に位置する二枚のライナと、
そのライナの間に設けられた中芯と、を備え、
一方のライナの外面に装飾用の模様を施すか又は単色に着色し、
もう一方のライナの外面に同一形状の方眼を縦横方向に連続配置してなる美粧段ボールシートを提供する。
また、請求項2に記載したように、前記方眼は、平行な縦線群と平行な横線群とを直交させて枠を形成したものである請求項1記載の美粧段ボールシートを提供する。
また、請求項3に記載したように、前記方眼は、コーナーにマークを配置してドット状に表示したものである請求項1記載の美粧段ボールシートを提供する。
また、請求項4に記載したように、一部の方眼に対して、その方眼の枠内の全部又は一部に着色を施すことにより、方眼を有するライナの外面に模様を形成してなる請求項1〜3の何れか1項に記載の美粧段ボールシートを提供する。
本考案の美粧段ボールシートによれば、装飾的なライナの反対側のライナに同一形状の方眼を縦横方向に連続配置したため、その方眼を使って簡単に正確な線を引くことができる。したがって、美粧段ボールシートの裏面に折り曲げや切り抜きのためのガイド線を精度良く手書きし、そのガイド線に沿って切り抜くことができるため、正確な寸法の工作品を作ることができる。しかも、工作品の外面は、美粧段ボールシートの装飾等で綺麗に仕上がっているため、色塗りや紙貼りの手間も掛からない。
また、請求項3の方眼は、コーナーに配置したマークによってドット状に表示されているため、方眼としての作図補助機能とドット状の模様に見える装飾機能とを併せ持つため、仮に方眼が工作品の外面に露出したとしても、装飾性を低下させるおそれが少ない。
同様に請求項4に記載の美粧段ボールシートは、一部の方眼に対して、その方眼の枠内の全部又は一部に着色を施すことにより例えば市松模様のような模様が形成されるようにしたため、仮に方眼が工作品の外面に露出したとしても、装飾性を低下させるおそれが少ない。
以下に本考案の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
実施形態の美粧段ボールシート1は、図3に示したように、互いに間隔を離して上下に位置する二枚のライナ2a,2bと、そのライナ2a,2bの間に設けられた波形の中芯3と、からなり、紙製の中芯3の両面に紙製のライナ2a,2bが適宜な接着剤で貼り付けられている。
実施形態の美粧段ボールシート1は、図3に示したように、互いに間隔を離して上下に位置する二枚のライナ2a,2bと、そのライナ2a,2bの間に設けられた波形の中芯3と、からなり、紙製の中芯3の両面に紙製のライナ2a,2bが適宜な接着剤で貼り付けられている。
前記ライナ2a,2bのうち一方のライナ2aの外面(以下、「装飾面」ともいう。)4には、装飾用の模様5が既存の適宜な方式により印刷されている。ここで言う模様5には、装飾面4を単に二色以上に色分けするものも含まれる。また、ライナ2aの装飾面4は、模様5に代えて単色に着色するものであってもよい。
前記ライナ2a,2bのもう一方のライナ2bの外面(以下、「工作補助面」ともいう。)6には、縦横方向に連続配置された同一形状の方眼7,7…が既存の適宜な方式により印刷されている。
図2に示した方眼7,7…は、縦方向の実線と破線を5mm間隔で交互に平行に並べた縦線群7aと、同じく横方向の実線と破線を5mm間隔で交互に平行に並べた横線群7bと、を直交させて一辺が5mmの正方形の枠を紙面全体に形成したものである。
図2に示した方眼7,7…は、縦方向の実線と破線を5mm間隔で交互に平行に並べた縦線群7aと、同じく横方向の実線と破線を5mm間隔で交互に平行に並べた横線群7bと、を直交させて一辺が5mmの正方形の枠を紙面全体に形成したものである。
また、図4の方眼7,7…は、前記枠のコーナーにマーク8を配置してドット状に表示したものである。マーク8の形状は、正方形を45度回転させた形のごく小さい菱形であり、さらに図2の実線同士の交点に相当する部分を白抜きで、それ以外の部分を塗り潰して表示している。これにより5mm間隔或は10mm間隔が直感的に認識できるようになっている。なお、マーク8の形状は、実施形態の菱形に限定されず、丸はもちろん、それ以外の形状でももちろんよい。
このように方眼7,7…を小さなマーク8でドット状に表示することにより、工作補助面6にドット模様が施されているようにも見えるため、仮に工作補助面6が工作品の外面の一部に露出しても装飾性を低下させるおそれが少ない。
このように方眼7,7…を小さなマーク8でドット状に表示することにより、工作補助面6にドット模様が施されているようにも見えるため、仮に工作補助面6が工作品の外面の一部に露出しても装飾性を低下させるおそれが少ない。
また、図5の方眼7,7…は、多数の中の一部に対して、枠内の全部又は一部に着色を施すことにより、工作補助面6に模様が形成されるようにしたものである。実施形態の工作補助面6は、一部の方眼7,7…の枠内を市松模様状に着色したものである。もちろん、一つ置きの方眼7,7…の枠内の全部を着色することにより工作補助面6全体に市松模様が形成されるようにしてもよい。
本考案の美粧段ボールシート1は以上のように構成されているため、例えば工作品として箱を作る場合、まず、図6に示したように工作補助面6の方眼7,7…を活用しながら定規等でガイド線9を手書きして工作品の展開図を作成する。そして、そのガイド線9に沿って美粧段ボールシート1をカッターナイフ等でカットし、折り曲げ位置を示すガイド線9に沿って折り曲げて組み立てた後、コーナー部分を接着して仕上げる。これにより外面が美粧段ボールシート1の装飾面4で木目調に飾られた紙箱ができる。
以上、本考案を実施の形態について説明したが、もちろん本考案は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、実施形態では中芯3を一層にしたが、複数の中芯3,3を、それぞれの間にシートを挟むようにして多層に積み重ねるようにしてもよい。
また、実施形態では、方眼7を5mm角で形成したが、そのサイズは自由であり、1mm角や2mm角などにしてもよい。
また、実施形態では、方眼7を5mm角で形成したが、そのサイズは自由であり、1mm角や2mm角などにしてもよい。
1 …美粧段ボールシート
2a,2b …ライナ
3 …中芯
4 …装飾面4(ライナ2aの外面)
5 …模様
6 …工作補助面(ライナ2bの外面)
7 …方眼
7a …縦線群
7b …横線群
8 …マーク
2a,2b …ライナ
3 …中芯
4 …装飾面4(ライナ2aの外面)
5 …模様
6 …工作補助面(ライナ2bの外面)
7 …方眼
7a …縦線群
7b …横線群
8 …マーク
Claims (4)
- 互いに間隔を離して上下に位置する二枚のライナと、
そのライナの間に設けられた中芯と、を備え、
一方のライナの外面に装飾用の模様を施すか又は単色に着色し、
もう一方のライナの外面に同一形状の方眼を縦横方向に連続配置してなることを特徴とする美粧段ボールシート。 - 前記方眼は、平行な縦線群と平行な横線群とを直交させて枠を形成したものであることを特徴とする請求項1記載の美粧段ボールシート。
- 前記方眼は、コーナーにマークを配置してドット状に表示したものであることを特徴とする請求項1記載の美粧段ボールシート。
- 一部の方眼に対して、その方眼の枠内の全部又は一部に着色を施すことにより、方眼を有するライナの外面に模様を形成してなることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の美粧段ボールシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017001463U JP3210947U (ja) | 2017-04-03 | 2017-04-03 | 美粧段ボールシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017001463U JP3210947U (ja) | 2017-04-03 | 2017-04-03 | 美粧段ボールシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3210947U true JP3210947U (ja) | 2017-06-15 |
Family
ID=59061359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017001463U Active JP3210947U (ja) | 2017-04-03 | 2017-04-03 | 美粧段ボールシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3210947U (ja) |
-
2017
- 2017-04-03 JP JP2017001463U patent/JP3210947U/ja active Active
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