JP3210930B2 - 非再生中継局におけるスケルチ方法 - Google Patents
非再生中継局におけるスケルチ方法Info
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Description
無線局におけるスケルチ動作に関する。
を有する2非再生中継アナログ無線通信の構成を示す。
アナログ無線変調・送信局201では、アナログ変調器
1,2から変調された信号が送信装置3,4に入力さ
れ、中間周波数帯から無線周波数帯に周波数変換された
後所定の送信レベルまで増幅し、合波フィルタ5に入力
する。その後、送信アンテナ6から非再生中継アナログ
無線局202そして非再生中継アナログ無線局202か
ら非再生中継アナログ無線局203へ送信する。非再生
中継アナログ無線局202,203では、受信アンテナ
7により信号を受信し、分波フィルタ8により各システ
ムに分波され、分波された各システムの信号は受信装置
9,10に入力し、無線周波数帯から中間周波数帯に周
波数変換される。各受信装置9,10出力信号は、帯域
通過フィルタ11,自動利得制御形増幅器12,スケル
チ検出回路13,スケルチオシレータ14によって構成
された中間周波数帯処理部101に入力する。中間周波
数帯処理部101を通過した後、送信装置3,4に入力
し、中間周波数帯から無線周波数帯に周波数変換され、
さらに所定レベルに増幅され合波フィルタ5に入力し、
その後送信アンテナ6から次局へ送信する。非再生中継
アナログ無線局203から送信された信号は、アナログ
無線受信・復調局204の受信アンテナ7により受信さ
れ、合波フィルタ8により各システムに分波され、分波
された各システムの信号は受信装置9,10に入力し、
その後帯域通過フィルタ15,自動利得制御形増幅器1
6を通過した各信号はアナログ復調器17に入力し、ア
ナログ無線変調・送信局201で変調された信号を元の
信号に復調する。
ログ無線変調・送信局201から非再生中継アナログ無
線局202への伝搬路にフェージングが発生し、本区間
のフラットフェードマージン以上の受信レベル低下が2
システムのうち一方のシステムに発生した場合を想定す
る。このような場合、非再生中継アナログ無線局202
の一方の中間周波数帯処理部101の自動利得制御形増
幅器12がフルゲインとなり広帯域の雑音が送信アンテ
ナ6より放射され隣接のシステムに影響させるのを防ぐ
ため、スケルチ回路が設けられている。すなわちこのス
ケルチ回路は、自動利得制御形増幅器12,スケルチ検
出回路13及びスケルチオシレータ14によって構成さ
れ、帯域通過フィルタ11出力レベル(一般にフラット
フェードマージンレベル)以下に低下した状態をスケル
チ検出回路13で検出し、アラームを発動すると共に自
動利得制御形増幅器12の終端アンプをカットオフとし
自動利得制御形増幅器12出力の雑音を抑圧し、さらに
スケルチオシレータ14を駆動して無変調信号を出力さ
せる。無変調信号を受信アンテナ7で受信した非再生中
継アナログ無線局203では、無変調信号を受信してい
るため中間周波数帯処理部101の自動利得制御形増幅
器12の終端アンプをカットオフされず、無変調信号を
一定レベルでアナログ無線受信・復調局204へ送信さ
れる。アナログ無線受信・復調局204の受信アンテナ
7で受信した無変調信号は、最終的にアナログ復調器1
7にて復調される。以上のように、スケルチ回路はスケ
ルチ回路が動作した局以降の非再生中継アナログ無線装
置203に影響(スケルチ回路動作によるアラーム発
生)を与えない方法を用いている。
中継アナログ無線局202,203のスケルチ回路を非
再生中継ディジタル無線局206,207に適用した場
合を図6に示す。図6に示すようにディジタル無線変調
・送信局205から非再生中継ディジタル無線局206
への伝搬路にフェージングが発生し、本区間のフラット
フェードマージン以上の受信レベル低下が発生した場
合、非再生中継ディジタル無線局206においてスケル
チオシレータ14出力に無変調信号が出力され、次局の
非再生中継ディジタル無線局207においては無変調信
号を受信しているためスケルチ回路動作によるアラーム
の発動を示さない。しかし、ディジタル無線受信・復調
局208では無変調信号が入力され、ディジタル復調器
31において同期はずれに伴うアラームが発動する。ア
ナログ無線受信・復調局204のアナログ復調器17は
同期検波していないことから無変調信号が入力した場合
でもスケルチ回路動作によるアラームは発動しないた
め、受信レベル低下した局のみスケルチ回路動作による
アラームを発動することが可能である。しかし、上述し
たように非再生中継ディジタル無線局を有するハイブリ
ッド中継方式では受信レベル低下した局とさらにディジ
タル無線受信・復調局208においてディジタル復調器
31が非同期となるアラームが発動する。このため、非
再生中継ディジタル無線局206のスケルチ回路動作に
よるアラームの発動に起因したディジタル復調器31を
有するディジタル無線受信・復調局208でのアラーム
が、あたかも各局独立にアラームが発動したかのように
保守者には見受けられ、保守・監視を複雑にするという
欠点があった。
もので非再生中継ディジタル無線局206,207にお
けるスケルチ回路動作時のアラーム発動による下位局の
保守・監視の複雑さを解消することを目的とする。
えた送信無線局と、該変調装置に対応した復調装置を有
する再生無線局と、所要の送信レベルに増幅する機能を
具備する非再生装置を有する、前記送信無線局と前記再
生無線局との間に設けられた少なくともひとつの非再生
中継局とからなるハイブリッド中継方式において、前記
N局の非再生中継局内に、フラットフェードマージン以
上の受信レベル低下を検出する手段と、該レベル低下の
検出を受けてアラームを発動すると共に、信号中継先の
下位局へ送出する信号の送信レベルを低下させる手段を
有し、前記非再生中継局の少なくとも1局において受信
レベル低下に伴うアラームの送出と送信レベル低下によ
り下位の非再生中継局までアラームの送出と送信レベル
低下を波及させることを特徴とする非再生中継局のスケ
ルチ方法である。なお、上述の送信レベルの低下は送信
の断をふくむものとする。
線局206,207におけるスケルチ回路動作時におい
て、下位局のディジタル復調器31を有するディジタル
無線受信・復調局208まで受信レベル低下によるアラ
ーム発動が波及するため、そのアラーム発動を上位局に
さかのぼることにより、どの局でのアラーム発動が原因
なのかを明らかとすることができ、保守・監視の複雑さ
をなくすことができる。
として、2システムを有する2非再生中継ディジタル無
線通信の構成を示す。ディジタル無線変調・送信局20
5では、ディジタル変調器18,19から変調された信
号が送信装置20,21に入力され、中間周波数帯から
無線周波数帯に周波数変換された後所定の送信レベルま
で増幅し、合波フィルタ22に入力する。その後、送信
アンテナ6から非再生中継ディジタル無線局206そし
て非再生中継ディジタル無線局206から非再生中継デ
ィジタル無線局207へ送信する。非再生中継ディジタ
ル無線局206,207では、受信アンテナ7により信
号を受信し、分波フィルタ23により各システムに分波
され、分波された各システムの信号は受信装置24,2
5に入力し、無線周波数帯から中間周波数帯に周波数変
換される。各受信装置24,25出力信号は、帯域通過
フィルタ26,自動利得制御形増幅器27,スケルチ検
出回路28によって構成された中間周波数帯処理部10
2に入力する。中間周波数帯処理部102を通過した
後、送信装置20,21に入力し、中間周波数帯から無
線周波数帯に周波数変換され、さらに所定レベルに増幅
され合波フィルタ22に入力し、その後送信アンテナ6
から次局へ送信する。非再生中継ディジタル無線局20
7から送信された信号は、ディジタル無線受信・復調局
208の受信アンテナ7により受信され、分波フィルタ
23により各システムに分波され、分波された各システ
ムの信号は受信装置24,25に入力し、その後帯域通
過フィルタ29,自動利得制御形増幅器30を通過した
後、ディジタル復調器31に入力し、ディジタル無線変
調・送信局205で変調された信号を元の信号に復調す
る。
ば非再生中継ディジタル無線局206の一方のシステム
の受信入力がフラットフェードマージン以上にレベル低
下しスケルチ検出器28が受信レベル低下を検出した場
合、非再生中継ディジタル無線局206の一方のシステ
ムの自動利得制御形増幅器27の終段アンプをカットオ
フにすることによりアラームが発動されると共に中間周
波数帯処理部102出力信号がなくなる。このため、送
信装置20,21の一方の出力信号及び送信アンテナ6
から非再生中継ディジタル無線局207へ送信される一
方のシステムの出力信号もなくなる。これに伴い非再生
中継ディジタル無線局207の一方のシステムの中間周
波数帯処理部102信号出力もなくなりアラームを発動
すると共に送信アンテナ6からの信号も同様になくな
る。さらに、ディジタル無線受信・復調局208の一方
のシステムの受信信号もなくなるため、一方のディジタ
ル復調器31が非同期となりアラームも発動される。図
2に、この場合のアラーム発動状況を示す。従来構成で
はアラームの発動が生じない非再生中継ディジタル無線
局207においても前局の信号出力の停波に伴うアラー
ムが発動する。
信レベル低下を検出した場合、中間周波数帯処理部10
2出力に信号を送出しないため、次局以降の非再生中継
ディジタル無線局に受信レベル低下に伴うアラームが連
続する。
図として2システムを有する2非再生中継ディジタル無
線通信の構成を示す。本実施例が図3の第1の実施例と
異なる点は、マルチキャリア伝送(本実施例では3キャ
リア)を行なっているため、マルチキャリア変調器3
2,マルチキャリア用中間周波数帯処理部103にハイ
ブリッド33と各マルチキャリア単位に帯域通過フィル
タ34,自動利得制御形増幅器35,スケルチ検出回路
36と、加算器37を備えさらにマルチキャリア復調用
中間周波数帯処理部104にハイブリッド38と各マル
チキャリア単位に帯域通過フィルタ39,自動利得制御
形増幅器40を備えかつマルチキャリア復調器41を備
えている部分である。以上の構成は、システム内のキャ
リア単位にスケルチ機能を持たせることにより受信レベ
ル低下を生じているキャリアのみ停波するためである。
図である。本実施例が図5の第2の実施例と異なる点
は、マルチキャリア用中間周波数処理部105において
スケルチ検出回路42の入力レベルのモニタとして自動
利得制御形増幅器35出力信号を用い、さらに自動利得
制御形増幅器35出力信号を停波する方法として、信号
減衰器43を自動利得制御形増幅器35出力に設け、自
動利得制御形増幅器35出力レベルの低下をスケルチ検
出回路36で検出し信号減衰器43により減衰量を最大
とすることにより信号を停波する所である。この場合自
動利得制御形増幅器35は、フラットフェードマージン
以下の受信レベル低下が入力した場合自動利得制御形増
幅器35出力信号を一定とするが、フラットフェードマ
ージン以上の受信レベル低下が入力した場合自動利得制
御形増幅器35出力信号は低下するダイナミックレンジ
としている必要がある。
再生中継ディジタル無線局における受信レベルの大幅低
下時、無変調信号の送出を行なうことなく自動利得制御
形増幅器出力信号を停波させることにより、下位局の非
再生中継ディジタル無線局に受信レベル低下に起因した
アラームを波及させることができ、アラームの発生して
いる非再生中継ディジタル無線局をさかのぼることによ
りどの非再生中継ディジタル無線局を原因としたアラー
ムかを保守者に明らかにさせる効果がある。
る。
無線方式に適用した場合のアラーム発動状況を説明する
ブロック図である。
る。
る。
適用した場合のアラーム発動状況を説明するブロック図
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 変調装置を備えた送信無線局と、該変調
装置に対応した復調装置を有する再生無線局と、所要の
送信レベルに増幅する機能を具備する非再生装置を有す
る、前記送信無線局と前記再生無線局との間に設けられ
た少なくともひとつの非再生中継局とからなるハイブリ
ッド中継方式において、 前記非再生中継局内に、フラットフェードマージン以上
の受信レベル低下を検出する手段と、該レベル低下の検
出を受けてアラームを発動すると共に、信号中継先の下
位局へ送出する信号の送信レベルを低下させる手段を有
し、前記非再生中継局の少なくとも1局において受信レ
ベル低下に伴うアラームの発動と送信レベル低下により
下位の非再生中継局までアラームの発動と送信レベル低
下を波及させることを特徴とする非再生中継局のスケル
チ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7736893A JP3210930B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 非再生中継局におけるスケルチ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7736893A JP3210930B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 非再生中継局におけるスケルチ方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06268560A JPH06268560A (ja) | 1994-09-22 |
JP3210930B2 true JP3210930B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=13631965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7736893A Expired - Lifetime JP3210930B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 非再生中継局におけるスケルチ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3210930B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP7736893A patent/JP3210930B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06268560A (ja) | 1994-09-22 |
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