JP3210797B2 - 小型電子機器 - Google Patents
小型電子機器Info
- Publication number
- JP3210797B2 JP3210797B2 JP06102994A JP6102994A JP3210797B2 JP 3210797 B2 JP3210797 B2 JP 3210797B2 JP 06102994 A JP06102994 A JP 06102994A JP 6102994 A JP6102994 A JP 6102994A JP 3210797 B2 JP3210797 B2 JP 3210797B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand strap
- small electronic
- portable wireless
- wireless device
- electronic device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯時に利用するハン
ドストラップ（吊下紐）の取付部を有する小型電子機器
に関する。
ドストラップ（吊下紐）の取付部を有する小型電子機器
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の小型電子機器は、外装筺体の側面
にハンドストラップの取付部が形成されている。このよ
うな小型電子機器の一例として、携帯無線機がある。図
２（ａ）は、従来の携帯無線機１１の斜視図で、金属環
１２が外装筺体の上部側面の凹部１３に取り付けられて
いる。ハンドストラップ１４をこの金属環１２と凹部１
３とで形成される空間に挿通すると、ハンドストラップ
１４が金属環１２にひっかかり携帯無線機１１が吊り下
げられる。図２（ｂ）は、吊り下げられた状態の携帯無
線機１１の正面図で、携帯無線機１１は傾いた状態で保
持される。
にハンドストラップの取付部が形成されている。このよ
うな小型電子機器の一例として、携帯無線機がある。図
２（ａ）は、従来の携帯無線機１１の斜視図で、金属環
１２が外装筺体の上部側面の凹部１３に取り付けられて
いる。ハンドストラップ１４をこの金属環１２と凹部１
３とで形成される空間に挿通すると、ハンドストラップ
１４が金属環１２にひっかかり携帯無線機１１が吊り下
げられる。図２（ｂ）は、吊り下げられた状態の携帯無
線機１１の正面図で、携帯無線機１１は傾いた状態で保
持される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図２
（ｂ）に図示するように、吊り下げられた携帯無線機１
１のバランスが悪い。しかも、外装筺体の上部側面は携
帯無線機１１の外観上重要な面を構成するため、この位
置にハンドストラップ取付部を形成することは、デザイ
ン上好ましくない。
（ｂ）に図示するように、吊り下げられた携帯無線機１
１のバランスが悪い。しかも、外装筺体の上部側面は携
帯無線機１１の外観上重要な面を構成するため、この位
置にハンドストラップ取付部を形成することは、デザイ
ン上好ましくない。
【０００４】
【目的】本発明の目的は、ハンドストラップによってバ
ランス良く吊り下げられ、ハンドストラップ取付部によ
って外観が損ねられることのない小型電子機器を提供す
ることである。
ランス良く吊り下げられ、ハンドストラップ取付部によ
って外観が損ねられることのない小型電子機器を提供す
ることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するために本発明は、外装筺体の背面板上端部の略中
央において、前記背面板の上端角部が面取りされるとと
もにこの面取部から外装筺体背面に至る背面板内を貫通
する略Ｌ形の孔が形成された小型電子機器である。
決するために本発明は、外装筺体の背面板上端部の略中
央において、前記背面板の上端角部が面取りされるとと
もにこの面取部から外装筺体背面に至る背面板内を貫通
する略Ｌ形の孔が形成された小型電子機器である。
【０００６】
【作用】前記面取部から孔にハンドストラップを挿通
し、小型電子機器を吊り下げると小型電子機器がバラン
ス良く吊り下がる。
し、小型電子機器を吊り下げると小型電子機器がバラン
ス良く吊り下がる。
【０００７】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の一実施例である
携帯無線機を説明する。なお、本発明は、本実施例に限
定されるものではない。
携帯無線機を説明する。なお、本発明は、本実施例に限
定されるものではない。
【０００８】図１（ａ）〜（ｄ）は本発明の一実施例を
示す携帯無線機を示し、同図（ａ）は内部機構を省略し
た正面中央縦断面図、同図（ｂ）は背面図、同図（ｃ）
はアンテナを引き出した状態の斜視図、同図（ｄ）はハ
ンドストラップで吊り下げた状態の正面図である。
示す携帯無線機を示し、同図（ａ）は内部機構を省略し
た正面中央縦断面図、同図（ｂ）は背面図、同図（ｃ）
はアンテナを引き出した状態の斜視図、同図（ｄ）はハ
ンドストラップで吊り下げた状態の正面図である。
【０００９】同図（ａ）に示すように、携帯無線機１の
外装を構成する樹脂筺体は、正面板２と背面板３とで構
成され、背面板３の上端部の中央において、上端角部が
面取部４にされるとともにこの面取部４から背面に至る
断面が略Ｌ形の偏平孔５が一体成形されている。面取部
４の横幅と、偏平孔５の形状と大きさはハンドストラッ
プ６に合わせている。上端角部が面取部４として面取り
されているので、ここから容易にハンドストラップ６を
偏平孔５に通すことができる。この偏平孔５はハンドス
トラップ６の挿通孔として樹脂で一体成形された背面板
３内に形成されるので、携帯無線機１の内部と偏平孔５
の間は樹脂で遮断されて、雨や塵埃等が携帯無線機１の
内部に進入する恐れがない。なお、キーパッド７、液晶
表示窓８はそれぞれ別体の部品であって、正面板２に取
り付けられている。
外装を構成する樹脂筺体は、正面板２と背面板３とで構
成され、背面板３の上端部の中央において、上端角部が
面取部４にされるとともにこの面取部４から背面に至る
断面が略Ｌ形の偏平孔５が一体成形されている。面取部
４の横幅と、偏平孔５の形状と大きさはハンドストラッ
プ６に合わせている。上端角部が面取部４として面取り
されているので、ここから容易にハンドストラップ６を
偏平孔５に通すことができる。この偏平孔５はハンドス
トラップ６の挿通孔として樹脂で一体成形された背面板
３内に形成されるので、携帯無線機１の内部と偏平孔５
の間は樹脂で遮断されて、雨や塵埃等が携帯無線機１の
内部に進入する恐れがない。なお、キーパッド７、液晶
表示窓８はそれぞれ別体の部品であって、正面板２に取
り付けられている。
【００１０】このように同図（ａ）で説明した面取部４
及び偏平孔５から成るハンドストラップ６の取付構造
は、同図（ｂ）の背面図、さらに同図（ｃ）の斜視図で
図示するように目立つことがなく、携帯無線機１の外観
を損ねることがなく、デザインの自由度が高められる。
また、ハンドストラップ６で吊り下げた状態は、同図
（ｄ）に示すように、バランスが良い。
及び偏平孔５から成るハンドストラップ６の取付構造
は、同図（ｂ）の背面図、さらに同図（ｃ）の斜視図で
図示するように目立つことがなく、携帯無線機１の外観
を損ねることがなく、デザインの自由度が高められる。
また、ハンドストラップ６で吊り下げた状態は、同図
（ｄ）に示すように、バランスが良い。
【００１１】また、背面は側面に比較して衝突等の衝撃
を受け難いので、従来のように金属環等でハンドストラ
ップの取付部を構成する必要がなく、上述の実施例のよ
うに取付部を樹脂で一体成形しても機械強度上の問題が
ない。したがって、部品点数を少なくできる。
を受け難いので、従来のように金属環等でハンドストラ
ップの取付部を構成する必要がなく、上述の実施例のよ
うに取付部を樹脂で一体成形しても機械強度上の問題が
ない。したがって、部品点数を少なくできる。
【００１２】さらに上述の実施例から分かる通り、携帯
無線機等の小型電子機器は筺体内に電子部品が内包され
ているが、本発明では背面板上端部の略中央において、
背面板内にハンドストラップの挿通孔を形成しているの
で、内包部品の配置の妨げになることがなく、小型電子
機器の小型化、薄型化の妨げになることもない。
無線機等の小型電子機器は筺体内に電子部品が内包され
ているが、本発明では背面板上端部の略中央において、
背面板内にハンドストラップの挿通孔を形成しているの
で、内包部品の配置の妨げになることがなく、小型電子
機器の小型化、薄型化の妨げになることもない。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明の小型電子機
器の構成によれば、ハンドストラップの取付部が目立た
ず、デザインの自由度が増し、しかも小型電子機器をバ
ランス良く吊り下げられる。また、本発明の小型電子機
器の構成によれば、衝突等による衝撃を受け難い筺体背
面にハンドストラップの取付部を形成するので、金属等
の高強度の別材料で取付部を構成する必要がなく、外装
筺体と取付部とを樹脂で一体成形する等して部品点数を
少なくできる。
器の構成によれば、ハンドストラップの取付部が目立た
ず、デザインの自由度が増し、しかも小型電子機器をバ
ランス良く吊り下げられる。また、本発明の小型電子機
器の構成によれば、衝突等による衝撃を受け難い筺体背
面にハンドストラップの取付部を形成するので、金属等
の高強度の別材料で取付部を構成する必要がなく、外装
筺体と取付部とを樹脂で一体成形する等して部品点数を
少なくできる。
【図１】（ａ）〜（ｄ）は本発明の一実施例の携帯無線
機を示し、同図（ａ）は内部機構を省略した正面中央縦
断面図、同図（ｂ）は背面図、同図（ｃ）はアンテナ引
出し時の斜視図、同図（ｄ）はハンドストラップで吊り
下げた状態の正面図。
機を示し、同図（ａ）は内部機構を省略した正面中央縦
断面図、同図（ｂ）は背面図、同図（ｃ）はアンテナ引
出し時の斜視図、同図（ｄ）はハンドストラップで吊り
下げた状態の正面図。
【図２】（ａ）（ｂ）は携帯無線機の従来例を示し、同
図（ａ）は斜視図、同図（ｂ）はハンドストラップで吊
り下げた状態の正面図。
図（ａ）は斜視図、同図（ｂ）はハンドストラップで吊
り下げた状態の正面図。
１：携帯無線機 ２：正面板 ３：背面板 ４：面取部 ５：偏平孔 ６：ハンドストラップ ７：キーパッド ８：液晶表示窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 1/38 H04Q 7/32 H04M 1/05
Claims (1)
- 【請求項１】外装筺体の背面板上端部の略中央におい
て、前記背面板の上端角部が面取りされるとともにこの
面取部から外装筺体背面に至る背面板内を貫通する略Ｌ
形の孔が形成されたことを特徴とする小型電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06102994A JP3210797B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 小型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06102994A JP3210797B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 小型電子機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07273686A JPH07273686A (ja) | 1995-10-20 |
| JP3210797B2 true JP3210797B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=13159468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06102994A Expired - Lifetime JP3210797B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 小型電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3210797B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2982772B2 (ja) * | 1997-11-26 | 1999-11-29 | 日本電気株式会社 | ストラップ収納構造 |
| JP2000114865A (ja) | 1998-10-08 | 2000-04-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 移動無線機 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP06102994A patent/JP3210797B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07273686A (ja) | 1995-10-20 |
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