JP3210599U - ブローチ保持具 - Google Patents

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鈴木 康彦
康彦 鈴木
昭治 小塚
昭治 小塚
惠子 宮下
惠子 宮下
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Abstract

【課題】本考案は、ブローチ保持具にブローチピンを引っ掛けるだけで簡易に装着できると共に、上着の身頃や襟の生地を傷つけず、また、ブローチを装着しない場合にも違和感がなく、さらに、制服等の上着については、同一の位置にブローチを装着して統一美を図ることができるブローチ保持具を提供する。【解決手段】ブローチ保持具1は、一片の布地の上端部を襟3と身頃2とに挟んで縫着し、下端部を身頃2の襟3の下に隠れる位置に縫着したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、上着の身頃や襟の生地を傷めずに、襟の下の布地が形成する環にブローチピンを嵌めてブローチを保持するブローチ保持具に関するものである。
従来、ジャケットや制服等の上着にブローチを付けて美しく着飾ることがされてきていた。美しく着飾るために、さまざまな発明がされており、例えば、ブローチのピンを目立たなくしてブローチと本体のデザインの自由度を拡大させると共に片手で容易に衣類に着脱できるブローチが先行技術として開示されている(文献1)。
特開2012−143623号公報。
前記の先行技術や従来のブローチは、ジャケットや制服等の上着の生地に、ピンで穴を開けて保持するので、上着の生地が傷付き劣化するという問題があった。また、大人数の制服等に、統一したブローチを装着する際には、装着する位置が人によってバラバラになってしまい、美しさが損なわれてしまうという問題があった。
そこで、上記の問題を解決するために、ブローチ保持具にブローチピンを引っ掛けるだけで簡易に装着できると共に、上着の身頃や襟の生地を傷つけず、また、ブローチを装着しない場合にも違和感がなく、さらに、制服等の上着については、同一の位置にブローチを装着して統一美を図ることができるブローチ保持具を考案して提供するものである。
本考案の請求項1に係るブローチ保持具は、一片の布地の上端部を襟と身頃とに挟んで縫着し、下端部を身頃の襟の下に隠れる位置に縫着したことを特徴とする。
この構成を採用することによって、本考案に係る請求項1のブローチ保持具は、ブローチ保持具の上端部が襟と身頃との間に縫着されて固定されて、また、下端部は、身頃に縫着されて固定され、つまり、これらから身頃との間に環を形成する。よって、ブローチを装着する際には、ブローチピンをブローチ保持具が形成する環に嵌めて、ブローチを引っ掛けることができるので、身頃の生地にブローチピンを刺す必要がなく、生地を傷めない。したがって、身頃の生地の耐用年数を長くすることができるので、本考案に係るブローチ保持具を備えた上着を長持ちさせることができる。また、ブローチ保持具は襟の下に隠れているので、ブローチを装着した際には、ブローチだけが華やかに見え、また、ブローチを装着しなくとも違和感がなく、いずれの状態でもブローチ保持具を備えた上着の美観を保つことができる。なお、本考案に係るブローチ保持具は、若干環を弛ませて縫着するのが、ブローチピンを通しやすく好適である。
本考案の請求項2に係るブローチ保持具は、一片の布地の上端部と下端部とを襟と身頃とに挟んで環を形成し、襟の下に隠れるように縫着したことを特徴とする。また、本考案の請求項3に係るブローチ保持具は、一片の布地の上端部を襟と身頃とに挟んで縫着又は襟の裏に縫着し、下端部を襟の裏に縫着したことを特徴とする。
これらの構成を採用することによって、本考案に係る請求項2のブローチ保持具は、ブローチ保持具の上端部と下端部とが襟と身頃との間に、又は襟の裏に、縫着されて固定されて、環を形成する。また、本考案に係る請求項3のブローチ保持具は、ブローチ保持具の上端部が襟と身頃との間に縫着されて固定されて、また、下端部は、襟の裏に縫着されて固定され、これらから襟との間に環を形成する。よって、ブローチを装着する際には、ブローチピンをブローチ保持具が形成する環に嵌めて、ブローチを引っ掛けることができるので、身頃や襟の生地にブローチピンを刺す必要がなく、生地を傷めない。したがって、身頃や襟の生地の耐用年数を長くすることができるので、本考案に係るブローチ保持具を備えた上着を長持ちさせることができる。また、ブローチ保持具は襟の下に隠れているので、ブローチを装着した際には華やかに見え、また、ブローチを装着しなくとも違和感がなく、いずれの状態でもブローチ保持具を備えた上着の美観を保つことができる。なお、本考案に係るブローチ保持具は、若干環を弛ませて縫着するのが、ブローチピンを通しやすく好適である。
請求項4に係るブローチ保持具は、請求項1又は2又は3に記載のブローチ保持具において、前記一片の布地が長方形であることを特徴とする。また、請求項5に係るブローチ保持具は、請求項1から4のいずれかに記載のブローチ保持具において、前記布地の下端部を端部処理していることを特徴とする。また、請求項6に係るブローチ保持具は、請求項1から5のいずれかに記載のブローチ保持具において、前記布地が合成繊維であることを特徴とする。
これらの構成を採用することによって、本考案に係るブローチ保持具は、一片の布地が長方形なので、ブローチ保持具が形成する環に、ブローチピンを通した際に、ブローチの荷重が、ブローチ保持具の下端部と、身頃又は襟とを縫合した縫糸全体に満遍なくかかる。よって、縫い糸の負担が小さくなって切れにくくなり、本考案に係るブローチ保持具を備えた上着の耐久性が向上する。また、ブローチ保持具の端部処理がされているので、ブローチ保持具がほぐれずにブローチ保持具の耐久性が向上すると共に、ほぐれた繊維が襟からはみ出さないので見栄えが悪くならない。また、ブローチ保持具の布地に合成繊維を用いれば、ブローチ保持具の耐久性が向上するうえに、ブローチ保持具を備えた上着を洗濯してもブローチ保持具は縮まない。なお、合成繊維の一例として、ポリエステル、ナイロンなどがある。
請求項7に係る襟付き上着は、請求項1から6のいずれかに記載のブローチ保持具を備えたことを特徴とする。
この構成を採用することによって、本考案に係る請求項7の上着は、ブローチを簡易に装着することができる。また、制服等の上着であれば、ブローチの装着する位置を同じにできるので、統一美を図ることができる。また、ブローチ保持具は、上着の左右どちらに備えてもよいし、また両方に備えることもでき、いろいろなバリエーションを楽しむことができる。
本考案に係る請求項1から6のブローチ保持具及び請求項7のブローチ保持具を備えた襟付き上着によれば、ブローチピンをブローチ保持具が形成する環に嵌め通すだけでよく、装着が簡易で、しかも、身頃や襟の生地を傷めないので、ブローチ保持具を備えた上着の長寿命化を図ることができる。また、ブローチ保持具の位置を統一すれば、ブローチの位置が統一され、これを制服等に用いれば統一美を図ることができる。
図1は、本考案を実施するための形態に係るブローチ保持具を備えた襟付き上着の模式的正面図である。 図2は、本考案を実施するための形態に係るブローチ保持具を備えた襟付き上着の襟を捲った状態であって、ブローチ保持具の下端部を身頃に縫着した襟部の模式的正面図である。 図3は、本考案を実施するための形態に係るブローチ保持具を備えた襟付き上着の襟を捲った状態であって、ブローチ保持具下端部を襟に縫着した襟部の模式的正面図である。 図4は、本考案を実施するための形態に係るブローチ保持具を備えた襟付き上着の襟を捲った状態であって、ブローチ保持具上端部及び下端部を身頃と襟との間に縫着した襟部の模式的正面図である。 図5は、本考案を実施するための形態に係るブローチ保持具に装着するブローチの模式的裏面図である。 図6は、本考案を実施するための形態に係るブローチ保持具を備えた襟付き上着の模式的使用状態図である。
本考案に係るブローチ保持具1は、図1、図2、図3、図4に示すように、一片の布地でできている。そして、ブローチ保持具1の上端部4を上着の身頃2と襟3との間に縫着し、また、ブローチ保持具1の下端部5を身頃2又は襟3に縫着して、ブローチ保持具1と、身頃2又は襟3との間にブローチ20を保持する環状体を形成している。また、別の形態として、ブローチ保持具1の上端部4と下端部5とを上着の身頃2と襟3との間に縫着して、ブローチ20を保持する環状体を形成している。さらに別の形態として、ブローチ保持具1の上端部4と下端部5とを共に襟3の裏に縫着して環状体を形成している。その環にブローチピン21を嵌め通してブローチ20を引っ掛けて保持する。よって、ブローチピン21をブローチ保持具1に引っ掛けるだけなので、ブローチ20を簡易に装着し、外すことができる。なお、ブローチ保持具1の下端部5は、襟3によって隠れる位置に縫着される。
ブローチ保持具1は、ブローチ20を装着した状態でも、また、装着していない状態でも、どちらの状態であっても襟3の下に隠れているので、ブローチ20を装着した場合はブローチ20が華やかに見え、また、ブローチ20等のアクセサリーを装着しない場合でも違和感はない。
ブローチ保持具1の形状は、上端部4と下端部5を縫着できて、襟の下に隠れる大きさや形状であればよく、図2、図3、図4に示すように、ブローチ保持具1とブローチピン21との接触する箇所が線状となるので、ブローチ保持具1の形状は、長方形が、ブローチ20の荷重が一点に集中せずに縫い糸に過剰な負担を掛けないので好適である。また、ブローチ保持具1の布地の素材は、耐久性がよく洗濯しても縮まない合成繊維系の生地がよい。合成繊維系生地の一例として、ポリエステル、ナイロン等がある。
ブローチ保持具1は、上着10の左右のどちらに備えてもよいし、その両方でもよいし、片側や両側に複数個備えてもよい。
本考案に係るブローチ保持具1を備えた上着10の製造方法の一例を図2に基づいて説明する。まず、長方形の布地の上端部4を、女性の100の鎖骨付近位置に、身頃2と襟3との間に挟んで一緒に縫合する。よって、ブローチ保持具1を縫着する際に、身頃2や襟3の縫合箇所が少なくすることができるので生地を傷めにくくなる。そして、襟3に隠れる位置であって、ブローチピン21を保持したい位置で下端部5を身頃2に縫着し、その上着10のその他の箇所を仕上げれば上着10は完成である。なお、下端部5を縫着する際に、ブローチ保持具1をブローチピン21が嵌め通りやすくなるように、身頃2又は襟3から少し距離を離した環状体にするのがよい。また、ブローチ保持具1を備える位置は、ブローチ20が華やかに見え、しかも上着10を着た女性100が作業等をする際に邪魔になりにくい鎖骨付近がよい。
また、別の製造方法の一例として、図3に示すように、ブローチ保持具1の下端部5の縫着する位置を襟3の裏であって、通常の状態で外部から見えない位置でブローチピン21保持したい位置にすることもできる。さらに、ブローチ保持具1の上端部4の縫着する位置を襟3の裏であって、通常の状態で外部から見えない位置でブローチピン21保持したい位置にすることもできる。
さらに別の製造方法の1例として、図4に示すように、長方形の布地の上端部4と下端部5との両方を、女性の100の鎖骨付近位置に、身頃2と襟3との間に挟んで一緒に縫合して環を形成することもできる。
次に、本考案に係るブローチ保持具1の使用方法の一例を図5に基づいて説明する。まず、本考案に係るブローチ保持具1を備えた上着10の襟を持ち上げて捲る。そして、ブローチピン21を、ブローチ保持具1と身頃2との間に形成した環に嵌め通して、ブローチピン21をロックして固定する。その後、襟3を元の位置に戻して、ブローチ20と襟3を整えて使用状態となる。
本考案に係るブローチ保持具1を用いれば、上着10の身頃2や襟3に、ブローチピン21を刺さずに、ブローチ20を保持できるので、上着10の身頃2や襟3の生地が傷まず、生地の耐久性が向上し、ひいては、上着10の耐久性が向上することになる。また、ブローチ保持具1は、外から見えないのでブローチ20等のアクセサリーが華やかに見えるし、また、ブローチ20を装着していない場合でも違和感はない。また、ブローチピン21を通すだけなので、ブローチ20の装着がとても簡易である。また、制服10等に本考案に係るブローチ保持具1を用いれば、制服10の同じ位置に同じブローチ20を装着できるので、統一美が図ることができる。
上着、特に職場や学校の制服の分野で広く利用できる。
1:ブローチ保持具
2:身頃
3:襟
4:ブローチ保持具上端部
5:ブローチ保持具下端部
10:上着
20:ブローチ
21:ブローチピン
100:女性

Claims (7)

  1. 一片の布地の上端部を襟と身頃とに挟んで縫着し、下端部を身頃の襟の下に隠れる位置に縫着したことを特徴とするブローチ保持具。
  2. 一片の布地の上端部と下端部とを襟と身頃とに挟んで環を形成し、襟の下に隠れるように縫着したことを特徴とするブローチ保持具。
  3. 一片の布地の上端部を襟と身頃とに挟んで縫着又は襟の裏に縫着し、下端部を襟の裏に縫着したことを特徴とするブローチ保持具。
  4. 前記一片の布地が長方形であることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のブローチ保持具。
  5. 前記布地の下端部を端部処理していることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のブローチ保持具。
  6. 前記布地が合成繊維であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のブローチ保持具。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のブローチ保持具を備えたことを特徴とする襟付き上着。
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