JP3210336U - インソール - Google Patents

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【課題】高いサポート性を得て、歩行動作がスムーズになり、足部の快適性を維持し、長時間立ち続けても疲労感が小さく、インソールの使用寿命を延ばして製造コストを減らすインソールを提供する。【解決手段】インソール1は、鉤状パッド10を備える。鉤状パッド10は、上層部101及び下層部102を有し、上層部101と下層部102とが接合されて気体を含む密閉空間が画定され、鉤状パッド10内で気体が流動する。鉤状パッド10は、底部103、長端部105及び短端部104を含む。底部103は、長端部105及び短端部104にそれぞれ接続される。底部103は足部の踵に対応する。長端部105は足部の内側縦足弓に対応する。短端部104は足部の外側縦足弓に対応する。インソール1は、鉤状パッド10内に設けたライニング11をさらに備える。ライニング11は記憶発泡体である。【選択図】図1

Description

本考案は、インソールに関し、特に、サポート性が高く、使用者が長時間立ち続けても負担が小さく、使用者の歩行をアシストし、足が接地するときの衝撃を吸収して実用性に優れたインソールに関する。
足部は体重及び全ての負荷を受けるため、歩いたり走ったりして足部が接地したときの踏み込む力と衝撃力とが足部に作用し、足部に疲労感及び不快感が生じることがある。近年、足部の健康に対する意識が人々の間に高まっており、靴底にインソールを敷いて足部を保護するとともに、インソールの材質の軽量化、快適性、サポート性などが次々に向上してきている。
また、従来のインソールは、インソール内に配設された空気袋により踵が受ける衝撃力を吸収していたが、足が接地したときに足部の各部位にかかる圧力がそれぞれ異なるため、従来技術では、靴底の踵に対応した箇所にインソールを敷くだけでは、足部の不快感を低減させることができなかった。
言い換えると、人の姿勢及び重心がそれぞれ異なる上、足裏の形状も人により異なるため、運動又は歩行を行うときに、保護が必要な足部の部位及び衝撃吸収性能が異なり、従来、空気袋を含むインソールでは、足部のニーズを満たすことはできなかった。
また従来、空気袋を含むインソールは、全ての足に対して設計されていたため、歩くときの足部の動作により全ての足のインソールが内側に折り曲げられて使用寿命が短くなってしまう虞がある上、全ての足のインソールの面積も大き目であるため、それに必要なコストが高くなりやすかった。
上述したような従来技術の問題点に鑑み、歩行時の足部動作により空気袋中の気体を流動させて高いサポート性を得て、歩行動作をスムーズにし、足部の快適性を維持し、長時間立ち続けても疲労感が小さく、インソールの使用寿命を延ばして製造コストを減らすなどの効果が得られるインソールが求められていた。
本考案の主な目的は、足部の動きに合わせて空気袋中の気体を流動させて高いサポート性を得て、歩行動作をスムーズにし、足部の快適性を維持し、長時間立ち続けても疲労感が小さく、インソールの使用寿命を延ばして製造コストを減らすなどの効果が得られるインソールを提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、鉤状パッドを備えたインソールであって、前記鉤状パッドは、上層部及び下層部を有し、前記上層部と前記下層部とが接合されて気体を含む密閉空間が画定され、前記鉤状パッド内で気体が流動し、前記鉤状パッドは、底部、長端部及び短端部を含み、前記底部は、前記長端部及び前記短端部にそれぞれ接続され、前記底部は足部の踵に対応し、前記長端部は足部の内側縦足弓に対応し、前記短端部は足部の外側縦足弓に対応することを特徴とするインソールが提供される。
前記鉤状パッド内に設けたライニングをさらに備えることが好ましい。
前記ライニングは記憶発泡体であることが好ましい。
前記鉤状パッドの凹部に設けられて前記下層部に接合されるとともに、前記底部、前記短端部及び前記長端部に接続された滑り止めプレートをさらに備えることが好ましい。
前記滑り止めプレートは、前記短端部の頂部から前記長端部の中間部へ延びることが好ましい。
前記滑り止めプレートは、前記下層部と一体成形されることが好ましい。
前記長端部は三日月状であることが好ましい。
前記長端部と一体成形された横足弓パッドをさらに備えることが好ましい。
前記横足弓パッドは水滴状であることが好ましい。
前記横足弓パッドまで延びたライニングをさらに備えることが好ましい。
本考案のインソールは、その特殊構造により、高いサポート性を得て、歩行動作をスムーズにし、足部の快適性を維持し、長時間立ち続けても疲労感が小さく、インソールの使用寿命を延ばして製造コストを減らすなどの効果を有する。
図1は、本考案の一実施形態に係るインソールを示す説明図である。 図2は、本考案の一実施形態に係るインソールの足部に対応した状態を示す説明図である。 図3は、本考案の一実施形態に係るインソールを示す説明図である。 図4は、本考案の一実施形態に係るインソールの使用状態(踵が接地したときの状態)の説明図である。 図5は、本考案の一実施形態に係るインソールの使用状態(踵が地面から離れたときの状態)の説明図である。
以下、本考案を実施形態に基づいて、より具体的に説明する。但し、本考案はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
まず、図1を参照する。図1は、本考案の一実施形態に係るインソールを示す説明図である。図1に示すように、本考案の一実施形態に係るインソール1は、鉤状パッド10を備えるとともに、必要に応じてライニング11と、滑り止めプレート20とをさらに備える。
鉤状パッド10は、上層部101及び下層部102を含む。上層部101と下層部102とを接合し、気体を含む密閉空間が画定される。鉤状パッド10内では気体が流動する。密閉空間と気体とは、空気袋に似た効果を有する。
続いて、図1と併せて図2を参照する。図2は、本考案の一実施形態に係るインソールの足部に対応した状態を示す説明図である。図1及び図2に示すように、鉤状パッド10は、3個の部分に分けられる。3個の部分は、足部2の部位にそれぞれ対応する。詳細には、3個の部分は、底部103、長端部105及び短端部104を含む。底部103は、長端部105及び短端部104にそれぞれ接続される。底部103は、足部2の踵に対応する。長端部105は、足部2の内側縦足弓に対応する。短端部104は、足部2の外側縦足弓に対応する。本実施形態の長端部は、三日月状である上、内側縦足弓に接触し、足が接地するときに踵に加わる力が外側縦足弓に加わる力より大きいため、底部103の厚さが短端部104の厚さより大きい。
図1を参照する。図1に示すように、本考案の一実施形態に係るインソールの鉤状パッド10内には、ライニング11が含まれる。詳細には、ライニング11は、上層部101と下層部102とにより形成された夾層中に含まれ、ライニング11の形状及びサイズは上層部101と略同じである。ライニング11の材料は、足が接地したときに発生する作用力を低減させる形状記憶発泡体でもよい。形状記憶発泡体は多孔性構造であるため、鉤状パッド10の内部(密閉空間)で気体が流動して衝撃を吸収することができる。
また、本実施形態のインソール1は、滑り止めプレート20をさらに備える。滑り止めプレート20は、底部103、長端部105及び短端部104が摺動して位置がずれることを防ぐために用いられる。本実施形態のインソール1を使用する際、底部103、長端部105及び短端部104は、足部の特定部位にそれぞれ対応する(例えば、底部103は踵に対応し、長端部105は内側縦足弓に対応し、短端部104は外側縦足弓に対応する)。図1に示すように、滑り止めプレート20は、鉤状パッド10の凹部に設けられるとともに下層部102に接合され、底部103、短端部104及び長端部105に接続される。詳細に述べると、本実施形態の滑り止めプレート20は、短端部104の頂部から長端部105の中間部へ延び、鉤状パッド10の凹部全体が充満されるため、底部103、長端部105及び短端部104が摺動して位置がずれることを防ぐことができる。また、滑り止めプレート20は、製造が容易なように上層部101と一体成形されてもよい。
図3を参照する。図3は、本考案の一実施形態に係るインソール1を示す説明図である。図3は、図1と異なり横足弓パッド30を含む(図3と図1との同じ部分については便宜上、説明を省略する)。図3に示すように、横足弓パッド30は水滴状であるが、これだけに限定されるわけではない。横足弓パッド30は、長端部105と一体成形される。詳細に述べると、横足弓パッド30は、長端部105から延びたものと見なすことができる。本実施形態のライニング11は、横足弓パッド30内へ延ばされてもよい。この構成により、足部2の横足弓のサポート性が高く、歩行動作をスムーズにし、足部の快適性を維持し、長時間立ち続けても疲労感が小さい。
また、図2、図4及び図5を参照する。図4は、本考案の一実施形態に係るインソールの使用状態(踵が接地したときの状態)の説明図である。図5は、本考案の一実施形態に係るインソールの使用状態(踵が地面から離れたときの状態)の説明図である。まず、図2に示すように、本実施形態のインソール1を靴3の靴底に敷いて使用する際、インソール1の底部103は踵に対応し、長端部105は内側縦足弓に対応し、短端部104は外側縦足弓に対応する。続いて、図4に示すように、使用者の踵の部分が接地しているとき(例えば立った状態のとき)、足部2の押点が踵に集中し、底部103内の気体が踵に加わる作用力を受けて長端部105及び短端部104へ流動すると、底部103が略扁平状になって長端部105と短端部104とに充満され、内側縦足弓及び外側縦足弓をサポートし、長端部105が充満状態となるため、歩行動作がスムーズとなる。
最終的に、図5に示すように、使用者の踵が地面に接地してから離れるとき(例えば、歩いて前進するとき)、足部2の押点が踵から前足部を通って足指へ移動する。足部2の押点が前足部へ移動すると、長端部105内の気体が前足部に加わる作用力を受け、底部103及び短端部104へ気体が還流し、長端部105の前端が略扁平状態となり、底部103及び短端部104が充満される。足部2の押点が足指へ移動すると、底部103及び短端部104に位置する気体が長端部105の前端へ還流し、底部103、短端部104及び長端部105内の気体が元の状態(未使用状態)へ戻る。このように底部103、短端部104及び長端部105により形成された密閉空間内で気体が流動するため、歩行するときに足部2の特定部位をそれぞれサポートすることができる。
また、本考案の図3のインソールを使用すると同様の効果を得ることができる。実際に使用者が歩くとき、底部103、短端部104、長端部105及び横足弓パッド30により形成された密閉空間内で気体が流動するため、歩行の各ステップにおいて足部2の特定部位(例えば、踵、内側縦足弓及び横足弓)がサポートされる。
本考案のインソールは、その特殊構造により、高いサポート性を得て、歩行動作がスムーズになり、足部の快適性を維持し、長時間立ち続けても疲労感が小さく、インソールの使用寿命を延ばして製造コストを減らすなどの効果が得られる長所を有する。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 インソール
2 足部
3 靴
10 鉤状パッド
11 ライニング
20 滑り止めプレート
30 横足弓パッド
101 上層部
102 下層部
103 底部
104 短端部
105 長端部

Claims (10)

  1. 鉤状パッドを備えたインソールであって、
    前記鉤状パッドは、上層部及び下層部を有し、前記上層部と前記下層部とが接合されて気体を含む密閉空間が画定され、前記鉤状パッド内で気体が流動し、
    前記鉤状パッドは、底部、長端部及び短端部を含み、
    前記底部は、前記長端部及び前記短端部にそれぞれ接続され、
    前記底部は足部の踵に対応し、
    前記長端部は足部の内側縦足弓に対応し、
    前記短端部は足部の外側縦足弓に対応することを特徴とするインソール。
  2. 前記鉤状パッド内に設けたライニングをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のインソール。
  3. 前記ライニングは記憶発泡体であることを特徴とする請求項2に記載のインソール。
  4. 前記鉤状パッドの凹部に設けられて前記下層部に接合されるとともに、前記底部、前記短端部及び前記長端部に接続された滑り止めプレートをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のインソール。
  5. 前記滑り止めプレートは、前記短端部の頂部から前記長端部の中間部へ延びることを特徴とする請求項4に記載のインソール。
  6. 前記滑り止めプレートは前記下層部と一体成形されることを特徴とする請求項4に記載のインソール。
  7. 前記長端部は三日月状であることを特徴とする請求項1に記載のインソール。
  8. 前記長端部と一体成形された横足弓パッドをさらに備えることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のインソール。
  9. 前記横足弓パッドは、水滴状であることを特徴とする請求項8に記載のインソール。
  10. 前記横足弓パッドまで延びたライニングをさらに備えることを特徴とする請求項8に記載のインソール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016209547A (ja) * 2015-04-10 2016-12-15 アディダス アーゲー シューズ、特にスポーツシューズ、およびその製造方法

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