JP3210219U - 看板装置 - Google Patents

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康晴 樋口
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Abstract

【課題】設置作業の労力を軽減し、さまざまな情報を表示することが可能な看板装置を提供する。【解決手段】LED基板と、LED基板の主面に設けられた複数のLED素子と、LED素子を有する複数の画素25と、複数の画素25で構成され、映像を表示する表示部と、を有するLEDディスプレイ装置200と、LEDディスプレイ装置200を保持する保持部材5と、を備え、保持部材5は、LEDディスプレイ装置200を保持する保持部5aを備え、保持部5aは、LEDディスプレイ装置200の周縁部を取り囲むように構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、看板装置に関する。
多くの建造物の壁面には、施設名や店舗名等の情報を表示する看板が設置されている。また、このような看板には、例えば、複数の看板を組み合わせて、より大きな看板が構成されている場合もある。これら看板の情報を基に、現在地や目的地の所在等が認識される。
例えば、特許文献1には、広告表示板に剛性を付与しつつ、熱応力による樹脂製の表示板部の割れを防止できる看板の構造が開示されている。
具体的には、看板の構造は、建物壁部に固定される一対の平行な上下ベース枠と、上下ベース枠に渡って取り付けられる照明装置と、照明装置を覆い、上ベース枠に支持されて開閉自在とされ、閉止状態で下ベース枠に掛止される広告表示板と、広告表示板を構成し上下に水平板部を備える樹脂製の表示板部と、広告表示板を構成し、表示板部の上下水平板部のそれぞれに横方向に延在して固定手段にて固定される上下一対のアルミ製の上下フレームと、上フレーム及び下フレームの長手方向における少なくとも1箇所が分断され間隙形成部を形成し、間隙形成部における上フレーム及び下フレームの筒状部の内側でフレーム延在方向に沿って互いに摺動自在となって嵌合する連結コア部材と、を具備している。
また、特許文献2には、分割表示面に表示する図画情報の一部が死角に入り込んで見えなくなることを可及的に防止し得、通行者に可及的に綺麗に視認させ得る立体看板が開示されている。
具体的には、立体看板は、道路の側方に設置されて、往来を一方から他方に向けて通行する通行者に文字や絵柄等で描かれた図画情報を視認させる。また、立体看板は短冊状に分割形成された複数の分割看板からなり、各分割看板は、その図画情報の表示面が道路の一方側に臨まされて通行者の動線と交差するように配向されるとともに、順次に道路に沿って並設配置され、かつ分割看板は、それらの設置位置より所定距離手前の基準視認点の位置から見たときに、基準視認点と各分割看板の動線に近接する側の側端縁とを結ぶ線分の延長線上に、各分割看板の流動線から離間する側の側端縁が位置されて順次にその配置間隔が大きくされている。
特開2016−38464号公報 特開2010−156795号公報
しかしながら、これらの看板は、遠方からの視認性を確保するために大きく構成されており、重量も大きい。このため、看板の設置作業には多大な労力を要する。また、これらの看板が設置された後、看板の表示を自在に変更することは困難である。
そこで、本考案は、設置作業の労力を軽減し、さまざまな情報を表示することが可能な看板装置を提供することを目的とする。
本願において開示される考案のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本考案の代表的な実施の形態による看板装置は、LED基板と、LED基板の主面に設けられた複数のLED素子と、LED素子を有する複数の画素と、複数の画素で構成され、映像を表示する表示部と、を有するLEDディスプレイ装置と、LEDディスプレイ装置を保持する保持部材と、を備えている。
本願において開示される考案のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。すなわち、本考案の代表的な実施の形態によれば、設置作業の労力を軽減し、さまざまな情報を表示することが可能である。
本考案の実施の形態1に係る看板装置の構成の一例を示す図である。 本考案の実施の形態1に係る保持部材の構成の例を示す図である。 本考案の実施の形態1に係るLEDディスプレイ装置の構成の一例を示す平面図である。 本考案の実施の形態1に係るLEDディスプレイ装置の表示部の構成の一例を拡大して示す平面図である。 本考案の実施の形態1に係るLEDディスプレイ装置の表示部の構成の一例を拡大して示す断面図である。 本考案の実施の形態1に係るLEDディスプレイ装置のコネクタの構成の一例を示す拡大図である。 本考案の実施の形態1に係るLEDディスプレイ装置の制御基板の構成の一例を示す図である。 本考案の実施の形態1に係る看板装置の使用方法の例を示す図である。 本考案の実施の形態2に係る看板装置の構成の一例を示す図である。 本考案の実施の形態3に係る複数の看板装置の設置方法の例を示す図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全ての図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
<看板装置の構成>
図1は、本考案の実施の形態1に係る看板装置の構成の一例を示す図である。図1(A)は、看板装置1の平面図である。図1(B)は、看板装置1の断面図である。図1(C)は、看板装置1の断面構造を分解して示す図である。
看板装置1は、図1(A)〜(C)に示すように、LEDディスプレイ装置200、保持部材5等を備えている。看板装置1は、平面視において、例えば、図1(A)に示すような横長の長方形、縦長の長方形、円形や楕円形等の任意の形状に構成されている。
看板装置1は、図1(B)に示すように、保持部材5がLEDディスプレイ装置200を保持するよう構成されている。例えば、保持部材5は、LEDディスプレイ装置200を保持する保持部5a及び保持部材本体5bを有している。
保持部5aは、図1(A)に示すように、例えば、LEDディスプレイ装置200の周縁部を取り囲むように構成されている。保持部5aは、図1(B)に示すように、LEDディスプレイ装置200の周縁部を挟み込むことにより、LEDディスプレイ装置200を保持する。
看板装置1は、図1(B)に示すように、例えば、看板固定部材6により、建造物1000の壁部1000a等に設置される。例えば、図1(C)に示すように、保持部材5が看板固定部材6により壁部1000aに固定され、固定された保持部材5にLEDディスプレイ装置200を嵌め込むことにより、看板装置1が組み立てられる。
図2は、本考案の実施の形態1に係る保持部材の構成の例を示す平面図である。図2(A)は、保持部材本体5bの構成の第1の例を示す平面図である。図2(B)は、保持部材本体5bの構成の第2の例を示す平面図である。
第1の例として、保持部材本体5bは、図2(A)に示すように、例えば、保持部材本体5bのほぼ全面にわたり複数の貫通穴5cが形成されている。この構成によれば、貫通穴5cの部分の材料が削減されるので、保持部材5の重量が低減される。このため、看板装置1の設置に要する労力が軽減される。また、この構成によれば、保持部材本体5bの骨組みが残されるので、保持部材5の強度が保たれる。
また、第2の例として、保持部材本体5bは、図2(B)に示すように、開口部5dが形成された構成であってもよい。開口部5dは、例えば、平面視において保持部5aから露出したLEDディスプレイ装置200と重なる領域に形成されている。この構成によれば、平面視においてLEDディスプレイ装置200と重なる領域では、背後の壁部1000aが透けて見える。これにより、壁部1000aの模様等と連携した情報提供が実現される。また、保持部材本体5bの構成が簡略化されるので、保持部材5の重量が大幅に削減される。このため、看板装置1の設置に要する労力が大幅に軽減される。
保持部材5は、加工が容易な材料で構成されていることが好ましい。保持部材5は、例えば、アルミニウムを主原料として構成されている。これにより、保持部材5は、設置箇所の状況に応じて任意の形状に加工され、設置箇所の自由度が向上する。
また、保持部材5は、別体で形成された複数のパーツを組み合わせて構成されてもよい。例えば、保持部材5は、平面視において右側のパーツと左側のパーツとを組み合わせて構成されてもよいし、上側のパーツと下側のパーツとを組み合わせて構成されてもよい。また、保持部材5は、例えば、平面視において右上、右下、左上、左下のそれぞれのパーツを組み合わせて構成されてもよい。また、保持部材5は、さまざまな形状に形成された複数のパーツを任意の個数組み合わせて構成されてもよい。これにより、パーツの重量が抑えられ、設置作業における労力が軽減される。また、任意の形状の看板装置1が構成される。
<LEDディスプレイ装置の構成>
[LED基板側の構成]
図3は、本考案の実施の形態1に係るLEDディスプレイ装置の構成の一例を示す平面図である。図4は、本考案の実施の形態1に係るLEDディスプレイ装置の表示部の構成の一例を拡大して示す平面図である。図5は、本考案の実施の形態1に係るLEDディスプレイ装置の表示部の構成の一例を拡大して示す断面図である。図6は、本考案の実施の形態1に係るLEDディスプレイ装置のコネクタの構成の一例を示す拡大図である。図6(A)は、コネクタの平面図、図6(B)は、コネクタの断面図である。
図3では、後述するデータ線40及び電源線50等が省略されている。図4では、LEDディスプレイ装置200の表示部20の一部が拡大して示されている。また、図4では、第1の主面10aに設けられた電源線50が実線で示され、第1の主面10aとは異なる第2の主面10bに設けられたデータ線40が点線で示されている。図5では、一部のLED素子30とその周囲の断面形状が模式的に示されている。図6では、一部のコネクタが拡大して示されている。
LEDディスプレイ装置200は、例えば、図3に示すように、LED基板10、コネクタ90、制御基板110を備えている。LED基板10には、図5に示すように、例えば、表示部20、データ線40、電源線50、LED保護層60、接着層70、保護層80、遮光層65等が設けられている。
LED基板10は、板状に形成された基板である。LED基板10は、例えば、図3に示すような矩形状に形成されている。ただし、LED基板10は、このような形状に限定されるものではなく、看板装置1の設置箇所の形状に応じた所定の形状(例えば、円形、楕円形等)に形成されてもよい。この場合、保持部材5も、例えば、LED基板10の形状に合わせた形状に形成される。
LED基板10は、例えば、可撓性を有する材料で構成されている。また、LED基板10は、例えば、高耐熱性を有する材料で構成されている。本明細書において「高耐熱性を有する」とは、LED基板10の温度が、例えば160℃程度に達しても、LED基板10が変質せず、LEDディスプレイ装置200が正常に動作することをいう。
また、LED基板10は、例えば、透明な材料で構成されている。これにより、映像が表示される第1の主面10aとは反対側の第2の主面10b側から、LED基板10を介して第1の主面10a側が透けて見えるようになる。すなわち、LEDディスプレイ装置200を介して、看板装置1の設置箇所が透けて見える。この場合、例えば、LEDディスプレイ装置200が表示する映像と、設置箇所に描かれた文字、図形、模様、色彩等とを組み合わせた情報提供が実現される。
LED基板10は、これらの特性を満たす、例えば、PCB(Poly Chlorinated Biphenyl:ポリ塩化ビフェニル)、PET(Poly Ethylene Terephthalate:ポリエチレンテレフタラート)、PI(polyimide:ポリイミド)、PEN(Poly Ethylene Naphthalate)等の樹脂、ガラス繊維及びエポキシ樹脂を組み合わせた素材(例えば、FR4(Flame Retardant Type 4))、シリコーン樹脂等の材料で構成されている。
なお、LED基板10は、遮光性を有する材料で構成されてもよい。この場合にも、LED基板10は、例えば、可撓性を有することが好ましい。
LED基板10の第1の主面10aには、図5に示すように、表示部20、電源線50等が設けられている。表示部20は、静止画像や動画像等の映像を表示する。表示部20は、図3に示すように、X−Y平面上にマトリクス状に配置された複数の画素25で構成されている。
それぞれの画素25は、LED素子30を有している。例えば、それぞれの画素25は、図4に示すように、異なる色を発する複数のLED素子30で構成されている。具体的には、画素25は、図4に示すように、例えば、赤色光を発するLED素子30Rと、緑色光を発するLED素子30Gと、青色光を発するLED素子30Bと、LED素子30Xとからなる。なお、LED素子30Xは、これらの色とは異なる色の光を発するものであってもよいし、これらの色のいずれかと同一の色を発するものであってもよい。
それぞれの画素25では、図4に示すように、例えば、LED素子30R、30Gが、X軸方向に沿って隣接して配置され、LED素子30X、30Bが、X軸方向に沿って隣接して配置されている。また、LED素子30R、30Xが、Y軸方向に沿って隣接して配置され、LED素子30G、30Bが、Y軸方向に沿って隣接して配置されている。なお、それぞれの画素25におけるLED素子30の配置は、図4に示す場合に限定されるものではない。また、それぞれの画素25に設けられるLED素子30の個数は、画素25ごとに異なっていてもよい。
表示部20は、例えば、施設名や店舗名等の情報を表示する。表示部20は、これらの情報を、例えば、静止画像として表示してもよいし、動画像として表示してもよい。また、表示部20は、これらの情報に関連する広告等の情報を表示してもよい。例えば、表示部20は、施設名や店舗名等を静止画像として表示しつつ、広告等の情報を動画像として表示してもよい。
LED基板10の第1の主面10aには、図5に示すように、LED素子30ごとにリード線45が設けられている。それぞれのLED素子30は、図5に示すように、ワイヤー46、56を介してリード線45、電源線50とそれぞれ接続されている。ワイヤー46、56は、例えば金を主原料として構成されている。
電源線50は、図5に示すように、LED基板10の第1の主面10aに形成されている。電源線50は、図4に示すように、複数のLED素子30に対して共通に設けられている。電源線50は、例えば、X軸方向に沿って延在し、X軸方向に配置された一行分のLED素子30に対して共通に設けられている。詳しくは、電源線50は、図5に示すLED素子30R、30Gが配置された行、LED素子30X、30Bが配置された行のそれぞれに対して設けられている。このように、図5の例では、1つの画素25に対して2本の電源線50が配置されている。また、電源線50は、図6(A)に示すように、一方の端部がコネクタ90まで延在して配置されている。
LED基板10には、図5に示すように、第1の主面10aと第2の主面10bとを貫通する貫通孔15が形成されている。貫通孔15は、例えば、それぞれのLED素子30に対応して設けられている。例えば、貫通孔15は、図5に示すように、対応するLED素子30と接続されたリード線45の配線領域に開口部が設けられるように形成されている。
LED基板10の第1の主面10aと反対側の第2の主面10bには、図5に示すように、複数のデータ線40が設けられている。データ線40は、例えば、LED素子30ごとに設けられている。すなわち、データ線40は、少なくともLED素子30の個数と同数設けられている。
データ線40は、図4に示すように、平面視でLED素子30と交差してY軸方向に延在して配置されている。例えば、LED素子30Rと接続されるデータ線40R(40)、及びLED素子30Xと接続されるデータ線40X(40)は、図4に示すように、LED素子30R、30Xの列に沿って延在して配置されている。また、これらのデータ線40と並行して、この列には、その他の画素のLED素子30と接続されるデータ線40も配置されている。また、LED素子30Gと接続されるデータ線40G(40)、及びLED素子30Bと接続されるデータ線40B(40)は、図4に示すように、LED素子30G、30Bの列に沿って延在して配置されている。また、これらのデータ線40と並行して、この列には、その他の画素のLED素子30と接続されるデータ線40も配置されている。
データ線40は、貫通孔15を介してLED素子30と接続されている。例えば、データ線40は、図5に示すように、貫通孔15、リード線45、ワイヤー46を介してLED素子30と接続されている。また、データ線40は、図6(A)に示すように、一方の端部がコネクタ90まで延在して配置されている。
データ線40、電源線50、リード線45、貫通孔15の金属層(図示は省略)は、例えば、銅を主成分として構成されている。ここで、「銅を主成分」とは、これらの配線等が、ほとんど銅で構成されているが、不純物が混入されている場合も含まれることを意味する。
データ線40(40R、40G、40B、40X)、及び電源線50は、制御基板110に設けられた後述する制御部(コントローラ)180と接続されている。データ線40(40R、40G、40B、40X)、及び電源線50には、制御部180から所定の信号(例えば電位)が出力される。それぞれのLED素子30は、データ線40(40R、40G、40B、40X)、電源線50から供給される信号に基づいた所定の動作を行う。これにより、表示部20は、静止画像や動画像の映像を表示する。
なお、これまでの説明では、データ線40がLED基板10の第2の主面10b、電源線50がLED基板10の第1の主面10aに設けられた場合について説明したが、このような構成に限定されるものではない。例えば、データ線40が第1の主面10aに設けられてもよいし、電源線50が第2の主面10bに設けられてもよい。また、データ線40及び電源線50が、同一面に設けられてもよい。また、データ線40及び電源線50が、並行して設けられてもよい。また、データ線40及び電源線50は、平面視でLED素子30と重なっていなくてもよい。
LED基板10の第1の主面10aには、図5に示すように、LED素子30を覆うようにLED保護層60が設けられている。LED保護層60は、例えば、LED素子30及びワイヤー46、56等を覆うように設けられている。LED保護層60は、透明性、絶縁性、延性を備えた材料(例えば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等)で構成されている。
LED保護層60は、例えば、画素25ごとに設けられてもよいし、LED素子30ごとに設けられてもよい。また、LED保護層60は、複数の画素25を覆うように設けられてもよい。また、LED保護層60は、第1の主面10aのほぼ全面を覆うように設けられてもよい。
LED基板10の第1の主面10aには、図5に示すように、遮光層65が設けられている。遮光層65は、図5に示すように、例えば、LED保護層60に積層されている。遮光層65は、図5に示すように、平面視においてLED素子30と重なる領域に開口部65aが形成されている。また、画素25が複数のLED素子30を有する場合、遮光層65は、例えば、平面視において画素25と重なる領域に開口部65aが形成されてもよい。なお、遮光層65は、LED基板10の第2の主面10b側に設けられてもよい。この場合、遮光層65は、例えば、後述する保護層80等に積層される。
遮光層65は、LED基板10を介した透過光を遮断する。例えば、図5に示すように、遮光層65がLED基板10の第1の主面10aに設けられた場合、遮光層65は、LED基板10の第1の主面10a側から入射する光を遮断し、第2の主面10b側からLED基板10を透過した光を遮断する。また、遮光層65がLED基板10の第2の主面10b側に設けられた場合、遮光層65は、LED基板10の第1の主面10aを透過した光を遮断し、第2の主面10b側から入射する光を遮断する。
遮光層65は、例えば、柔軟性を有する材料で構成されている。例えば、遮光層65は、シリコーンで構成されている。この場合、遮光層65は、例えば、黒色等の色を有するシリコーンで構成されてもよいし、透明なシリコーンが黒色等の顔料で着色されて構成されてもよい。
また、遮光層65の開口部65aには、図5に示すように、例えば、透明な開口部充填層66が設けられてもよい。開口部充填層66は、例えば、LED保護層60や保護層80と同一の材料で構成されてもよい。
LED基板10の第2の主面10b側には、図5に示すように、保護層80が設けられている。保護層80は、データ線40、LED基板10を覆うように設けられ、これらを保護する。保護層80は、例えば、透明性、延性を有する材料で構成されている。
LED基板10の第2の主面10b側には、図5に示すように、接着層70が設けられている。接着層70は、図5に示すように、例えば、保護層80上に積層されている。接着層70は、例えば、透明性、延性を有する材料で構成されている。LED基板10は、接着層70を介して保持部材5の保持部材本体5bと接続される。これにより、LEDディスプレイ装置200が、より確実に保持部材5に保持される。なお、遮光層65が第2の主面10b側に設けられる場合、例えば、保護層80に遮光層65が積層され、遮光層65に接着層70が積層される。
なお、本実施の形態では、例えば、LED基板10の第2の主面10b側に、データ線40、電源線50等の各種配線が配置された配線基板が積層されてもよい。このような構成であっても、データ線40及び電源線50の一方の端部がコネクタ90に配置されていればよい。
LED基板10には、コネクタ90が設けられている。コネクタ90は、図3、図6に示すように、例えば、LED基板10の第1の主面10a(第2の主面10b)に沿ってLED基板10から突出して設けられている。また、LED基板10には、図3に示すように、複数のコネクタ90が設けられてもよい。例えば、LED基板10が、図3に示すように、平面視において矩形状に構成され、複数のコネクタ90が、LED基板10の一辺10Lに沿って設けられている。それぞれのコネクタ90は、制御基板110に設けられた後述するソケット190と対応するように配置されている。
コネクタ90には、上述したように、データ線40及び電源線50の一方の端部が配置されている。これらデータ線40及び電源線50の端部は、図6(B)に示すように、コネクタ90の第1の主面90a、第2の主面90bの両方に配置されてもよいし、いずれかの主面のみに設けられてもよい。
コネクタ90は、例えば、LED基板10と同じ材料で構成されている。また、コネクタ90は、例えば、LED基板10と別体で構成され、LED基板10と接続されてもよいし、LED基板10と一体で構成されてもよい。
以下では、LED基板10に貫通孔15、データ線40、リード線45、電源線50を形成する工程の概略について説明する。まず、LED基板10に対して、例えば、レーザーが照射されると、貫通孔15が形成される。貫通孔15は、例えば、LED素子30が配置される位置と、リード線45の位置とを考慮した所定の位置に形成される。
次に、例えば、メッキ工程により、例えば銅を主成分とする金属層が貫通孔15の側壁に形成される。なお、メッキ工程により、貫通孔15が金属層で埋められても構わない。
次に、LED基板10の第1の主面10aに、リード線45及び電源線50が形成される。例えば、スパッタリング等の成膜工程により、例えば銅を主成分とする金属層が形成される。そして、あらかじめ規定された配線パターンに基づいて金属層がパターニングされると、リード線45及び電源線50が形成される。
次に、第2の主面10bに対して、データ線40が形成される。データ線40は、第1の主面10aにリード線45及び電源線50が形成されたときと同様の工程により形成されるので、詳細な説明は省略する。なお、第2の主面10bにデータ線40が形成された後、第1の主面10aにリード線45及び電源線50が形成されてもよい。また、これらの工程により、LED基板10に対するデータ線40等の形成と、コネクタ90に対するデータ線40及び電源線50の形成と、が同時に行われてもよい。
[制御基板側の構成]
図7は、本考案の実施の形態1に係るLEDディスプレイ装置の制御基板の構成の一例を示す図である。図7(A)は平面図であり、図7(B)は断面図である。なお、図7は、制御基板110の一部を拡大して示している。制御基板110には、図3、図7(A)、(B)に示すように、例えば、ソケット190、制御部180等が設けられている。また、制御基板110には、図7(A)、(B)に示すように、配線パターン193が設けられている。
制御基板110は、例えば、板状に形成された基板である。制御基板110は、例えば、LED基板10に設けられたコネクタ90の位置や、LED基板10の形状等に基づいて所定の形状に構成される。例えば、制御基板110は、図3に示すように、LED基板10の一辺10Lに沿って延在して設けられている。制御基板110は、LED基板10側の一辺がLED基板10に沿うように形成されていれば、任意の形状に構成されてもよい。また、制御基板110は、LED基板10と同じ材料で構成されてもよい。
制御基板110には、図3、図7(A)、(B)に示すように、ソケット接続部190Aが設けられている。ソケット接続部190Aは、制御基板110と一体で構成されてもよいし、制御基板110と別体で構成されてもよい。
それぞれのソケット接続部190Aには、図3、図7(A)、(B)に示すように、ソケット190がそれぞれ接続されている。ソケット190は、図7(B)に示すように、制御基板110の第1の主面110aに設けられている。それぞれのソケット190は、図3に示すように、それぞれのコネクタ90と対応して設けられている。
それぞれのソケット190には、図7(B)に示すように、コネクタ差し込み部191が設けられている。コネクタ差し込み部191の第1のコネクタ接触面191a及び第1のコネクタ接触面191aと対向する第2のコネクタ接触面191bには、コネクタ90に配置されたデータ線40及び電源線50と対応させた所定の配線パターン192a、192bがそれぞれ形成されている。
コネクタ90がソケット190のコネクタ差し込み部191に挿入されると、コネクタ90のデータ線40及び電源線50は、配線パターン192a、192bの各配線とそれぞれ接続される。また、コネクタ90及びソケット190は、互いに着脱自在に構成されており、LEDディスプレイ装置200では、LED基板10及び制御基板110の組み合わせが任意に変更されてもよい。
制御基板110の第1の主面110aには、図7(B)に示すように、配線パターン193が形成されている。配線パターン193は、例えば、ソケット190の配線パターン192a、192bの各配線と対応するように形成されている。なお、配線パターン193は、制御基板110の第2の主面110bに形成されてもよい。なお、配線パターン192a、192b、193は、例えば、銅を主成分して構成されている。ここで、「銅を主成分」とは、これらの配線等が、ほとんど銅で構成されているが、不純物が混入されている場合も含まれることを意味する。
制御基板110の第1の主面110aには、図7(B)に示すように、制御部180が設けられている。制御部180は、例えば、ドライブIC(Integrated Circuit)等の制御装置等で構成されている。制御部180は、配線パターン193の各配線と接続されている。すなわち、制御部180は、配線パターン193、192a、192bを介して、コネクタ90のデータ線40及び電源線50と接続されている。制御部180は、ソケット190及びコネクタ90を介してデータ線40及び電源線50に所定の信号を出力する。
制御部180は、例えば、表面実装技術(SMT:Surface Mount Technology)を用いて制御基板110に実装される。また、制御部180は、図3に示すように、例えば、ソケット190(コネクタ90)ごとに設けられてもよいし、複数のソケット190(コネクタ90)で共通に設けられてもよい。また、制御部180は、図3、図7(A)に示すようにそれぞれのソケット190(コネクタ90)に対して複数個設けられてもよい。また、制御部180は、例えば、制御基板110の第2の主面110bに設けられてもよいし、第1の主面110a及び第2の主面110bの両面に設けられてもよい。
制御基板110の第1の主面110aには、図7(B)に示すように、保護層185が設けられている。保護層185は、配線パターン193を覆うように設けられている。なお、制御基板110の第2の主面110bに配線パターンが形成された場合には、第2の主面110bの配線パターンを覆う保護層が別途設けられる。保護層185は、上述した保護層80と同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
制御基板110は、例えば、図示しない周辺装置と接続され、表示部20は、周辺装置から入力される映像データに基づいた映像を表示してもよい。また、制御基板110は、例えば、図示しないデータ格納部を備え、周辺装置から入力された映像データを格納してもよい。また、制御基板110は、例えば、保持部材本体5bと保持部5aとの間の空間等に配置されていることが好ましい。
上述の説明では、LEDディスプレイ装置200が、LED基板10と制御基板110とが別体で構成された場合について説明したが、このような構成に限定されるものではない。LEDディスプレイ装置200は、例えば、LED基板10に全ての構成要素が設けられた構成であってもよいし、複数の制御基板110が設けられてもよい。この場合にも、制御部180等の構成要素は、例えば、保持部材本体5bと保持部5aとの間の空間に配置されていることが好ましい。
<看板装置の使用方法>
次に、看板装置1の使用方法の例について説明する。図8は、本考案の実施の形態1に係る看板装置の使用方法の例を示す図である。図8(A)は、看板装置1を単独で使用する場合の例を示し、図8(B)は、その他の看板と連携して看板装置1を使用する場合を示している。
第1の例では、図8(A)に示すように、建造物1000の壁部1000aに、看板装置1が単独で設けられている。この場合、看板装置1は、施設名や店舗名等(例えば、「ABCDEF」)の静止画像や、動画像を表示する。また、看板装置1は、例えば、施設名や店舗名等に関連する各種情報等を表示してもよい。また、看板装置1は、壁部1000aに描かれた文字、図形、模様、色彩等と連携した映像を表示してもよい。
第2の例では、図8(B)に示すように、施設名や店舗名等を表示する文字看板1001の近傍に看板装置1が設けられている。この場合、看板装置1は、施設名や店舗名等に関連する映像(例えば、「abcdef」)を表示してもよいし、これらの看板と連携させた映像を表示してもよい。また、看板装置1は、壁部1000aに描かれた文字、図形、模様、色彩等と連携した映像を表示してもよい。また、看板装置1は、例えば、文字看板1001とは関連がないその他の映像を表示してもよい。
<本実施の形態による効果>
本実施の形態によれば、看板装置1は、LEDディスプレイ装置200が保持部材5により保持された構成となっている。この構成によれば、看板装置1が軽量化されるので、設置作業の労力が軽減される。また、LEDディスプレイ装置200では、表示される映像が自在に切り替えられるので、さまざまな情報を表示することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、LED基板10が透明な基板で構成されている。この構成によれば、LEDディスプレイ装置200を介して、看板装置1の設置箇所が透けて見えるので、表示部20に表示された映像と、設置箇所に描かれた文字、図形、模様、色彩等とを組み合わせた情報が提供される。また、設置箇所にこれらの情報が描かれていない場合、設置箇所の壁面等がそのまま透けて見えるので、看板装置1が設置箇所と一体化される。
また、本実施の形態によれば、LEDディスプレイ装置200には、平面視においてLED素子30と重なる領域に開口部65aが形成された遮光層65が設けられている。この構成によれば、看板装置1の設置箇所が透けて見えなくなるので、表示部20に表示された映像の視認性が向上する。
また、本実施の形態によれば、LED基板10が可撓性を有する材料で構成され、遮光層65が柔軟性を有する材料で構成されている。この構成によれば、LED基板10を自由に変形させることができるので、設置箇所の状態に合わせて看板装置1が設置される。これにより、看板装置1の設置箇所の選択肢が拡張される。
また、本実施の形態によれば、遮光層65がシリコーンを主原料として構成されている。この構成によれば、遮光層65の材料を安価に入手できるので、製造コストが低減される。
また、本実施の形態によれば、遮光層65の開口部65aには、透明な開口部充填層66が設けられている。この構成によれば、開口部65aにおける遮光層65の凹みが解消されるので、開口部65aから遮光層65が剥がれにくくなる。これにより、看板装置1の信頼性が向上する。
また、本実施の形態によれば、保持部材5は、LEDディスプレイ装置200周縁部を取り囲むように構成された保持部5aを備えている。この構成によれば、LEDディスプレイ装置200が周縁部で保持されるので、表示部20の面積が拡張される。これにより、LED基板10の面積が有効に利用される。
また、本実施の形態によれば、保持部材5は、加工が容易な材料で構成されている。この構成によれば、保持部材5が任意の形状に形成されるので、設置箇所の状態に合わせて看板装置1が設置される。これにより、看板装置1の設置箇所の選択肢が拡張される。
また、本実施の形態によれば、保持部材5は、アルミニウムを主原料として構成されている。この構成によれば、保持部材5の材料を安価に入手できるので、製造コストが低減される。
また、本実施の形態によれば、LED基板10の第1の主面10a側には、LED素子30、ワイヤー46、56を覆うLED保護層60が設けられている。この構成によれば、LED素子30、ワイヤー46、56に対する衝撃が緩和されるので、断線の発生が抑えられ、信頼性を向上させた看板装置1が提供される。
また、本実施の形態によれば、LEDディスプレイ装置200は、LED基板10と制御基板110とを備え、制御基板110に設けられた制御部180が、ソケット190、コネクタ90を介してLED基板10に設けられたデータ線40及び電源線50に所定の信号を出力する。
この構成によれば、制御部180等の構成要素が、制御基板110に設けられることとなるので、LED基板10の構成が簡略化される。これにより、LED基板10側のLEDディスプレイ装置200の厚みが小さくなり、LEDディスプレイ装置200の取扱い、設置作業が容易になる。また、これにより、看板装置2の情報表示面2aに表示された情報の視認性が向上する。
また、この構成によれば、LEDディスプレイ装置200は、別体で構成されたLED基板10と、制御基板110とが組み合わされているので、不具合のある基板を交換することが可能となる。これにより、製造時におけるLEDディスプレイ装置200の不良率が低下し、製造コストが低減される。また、これにより、使用中に不具合が発生しても、新たな部品に交換すればよいので、製品管理が容易なLEDディスプレイ装置200が提供される。また、基板ごとの設計が容易となり、それぞれの基板の製造工程が短縮されるので、製造時における基板の負荷が軽減され、不良率がより低減される。
また、本実施の形態によれば、コネクタ90は、LED基板10の第1の主面10aに沿ってLED基板10から突出するように設けられている。この構成によれば、平面視で制御基板110と表示部20とが重ならないので、映像の視認性を損なわずに、LED基板10と制御基板110とが接続されたLEDディスプレイ装置200が提供される。
また、本実施の形態によれば、LED基板10は、複数のコネクタ90を有し、制御基板110は、複数のコネクタ90のそれぞれと対応する複数のソケット190を備えている。
この構成によれば、表示部20におけるLED素子30(画素25)の位置に応じて、データ線40及び電源線50をそれぞれのコネクタ90へ振り分けることができるので、配線の取り回しが容易なLEDディスプレイ装置200が提供される。また、この構成によれば、LED基板10が複数のコネクタ90で制御基板110と接続されるので、それぞれのコネクタ90に掛かる物理的な負荷が軽減される。これにより、断線等の不具合の発生が抑えられ、信頼性を向上させたLEDディスプレイ装置200が提供される。
また、本実施の形態によれば、LED基板10は、平面視において矩形状に構成され、複数のコネクタ90がLED基板10の一辺10Lに沿って設けられている。また、制御基板110は、LED基板10の一辺10Lに沿って延在し、複数のコネクタ90のそれぞれと対応する複数のソケット190を備えている。
この構成によれば、LED基板10と制御基板110との間隔が一定に保たれるので、それぞれのコネクタ90に掛かる物理的な負荷が均等になる。これにより、断線等の不具合の発生がより抑えられ、信頼性をより向上させたLEDディスプレイ装置200が提供される。また、これにより、取扱いが容易となる。
また、本実施の形態によれば、コネクタ90はLED基板10と一体で構成されている。この構成によれば、LED基板10とコネクタ90とを接続する必要がなくなるので、LED基板10とコネクタ90との境界部分の強度が向上する。これにより、信頼性を向上させたLEDディスプレイ装置200が提供される。
また、本実施の形態によれば、データ線40、リード線45、電源線50、配線パターン192a、192b、193は、銅を主成分として構成されている。この構成によれば、これらの配線に安価な材料が利用されるので、製造コストが低減される。
また、本実施の形態によれば、LED基板10は、高耐熱性を有する材質で構成されている。この構成によれば、LED素子30が高温状態となった場合でもLED基板10が変質しないので、動作性能を向上させたLEDディスプレイ装置100が提供される。
また、本実施の形態によれば、それぞれの画素25は、異なる色を発する複数のLED素子30で構成されている。この構成によれば、画素25ごとにさまざまな色を表示させることが可能となるので、映像の品質が向上する。
(実施の形態2)
次に、本考案の実施の形態2について説明する。なお、以下では、前述の実施の形態と重複する箇所については、原則としてその説明を省略する。
図9は、本考案の実施の形態2に係る看板装置の構成の一例を示す図である。看板装置401は、図9に示すように、データ送受信部409を備えている。なお、図9では、データ送受信部409が保持部材5の外側に示されているが、データ送受信部409の設置箇所は、これ以外の場所であっても構わない。データ送受信部409は、例えば、保持部材5と保持部5aとの間の空間に設置されてよいし、LEDディスプレイ装置200の制御基板110やLED基板10に設置されてもよい。
データ送受信部409は、LEDディスプレイ装置200(例えば、制御部180等)と接続されている。データ送受信部409は、図9に示すように、例えば、無線ルータ2010を介してネットワーク2000と接続されている。データ送受信部409は、ネットワーク2000を介して、例えば、周辺機器等と接続され、周辺機器との間で映像データ等の送受信を行う。また、データ送受信部409は、入力された映像データを制御部180等へ出力する。また、制御部180は、入力された映像データに基づいた所定の信号を出力し、表示部20に所定の映像を表示させる。
本実施の形態によれば、看板装置401は、ネットワーク2000と接続されたデータ送受信部409を備えている。この構成によれば、看板装置401がネットワーク2000と接続されるので、映像データの送受信が容易に行われる。これにより、LEDディスプレイ装置200に表示される映像が自在に切り替えられ、さまざまな情報が提供される。
(実施の形態3)
次に、本考案の実施の形態3について説明する。なお、以下では、前述の実施の形態と重複する箇所については、原則としてその説明を省略する。本実施の形態では、複数の看板装置1が設置されている場合について説明する。
図10は、本考案の実施の形態3に係る複数の看板装置の設置方法の例を示す図である。図10(A)は、2つの看板装置1の設置例が示されている。図10(B)は、4つの看板装置1の設置例が示されている。このように、本実施の形態では、複数の看板装置1が、例えば、建造物1000の壁部1000a等に設置されている。
複数の看板装置1は、図10(A)、(B)に示すように、例えば、それぞれの表示部20が隣接して配置されている。例えば、図10(A)では、2つの看板装置1は、それぞれの制御基板110が同じ方向(上側)に配置されるように設置されている。また、例えば、図10(B)では、左側の2つの看板装置1は、制御基板110が同じ方向(左側)に配置されるように設置され、右側の2つの看板装置1は、制御基板110が同じ方向(右側)に配置されるように設置されている。
複数の看板装置1がこのように配置されることにより、隣接する複数の表示部20が最短距離で配置され、より大きいサイズの表示部20A、20Bが構成される。看板装置1の個数は、壁部1000a等の設置箇所の状況や、表示させる映像の内容等に応じて適宜決定される。また、それぞれの看板装置1の形状は、同一であってもよいし、互いに異なっていてもよい。
制御部180は、例えば、表示部20A、20Bを1つの表示部として映像を表示させてもよい。例えば、複数の制御部180が設けられている場合、これらの制御部180が互いに協調し、表示部20A、20Bに所定の映像を表示させる。
なお、複数の看板装置1が互いに離れた位置に設置されても構わない。このとき、複数の看板装置1は、例えば、壁部1000a等に描かれた文字、図形、模様、色彩等と組み合わせた映像を表示してもよい。
本実施の形態によれば、壁部1000a等の設置箇所に複数の看板装置1が設けられている。この構成によれば、LEDディスプレイ装置200の枚数を増やすことができるので、設置箇所の面積に応じた所望の大きさの看板装置が構成される。
また、本実施の形態によれば、複数の看板装置1は、それぞれの表示部20が隣接するように配置されている。この構成によれば、複数の表示部20が組み合わされた、より大きな表示部20A、20Bが構成され、より大きな映像が表示される。
以上、本考案について説明したが、本考案は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、これらの実施の形態が組み合わされてもよい。
1…看板装置、5…保持部材、5a…保持部、10…LED基板、20…表示部、30…LED素子、40…データ線、50…電源線、90…コネクタ、110…制御基板、190…ソケット、200…LEDディスプレイ装置、401…看板装置、409…データ送受信部、2000…ネットワーク

Claims (15)

  1. LED基板と、
    前記LED基板の主面に設けられた複数のLED素子と、
    前記LED素子を有する複数の画素と、
    前記複数の画素で構成され、映像を表示する表示部と、
    を有するLEDディスプレイ装置と、
    前記LEDディスプレイ装置を保持する保持部材と、
    を備えた、
    看板装置。
  2. 請求項1に記載の看板装置において、
    前記LED基板が透明な材料で構成されている、
    看板装置。
  3. 請求項2に記載の看板装置において、
    前記LEDディスプレイ装置は、平面視において前記LED素子と重なる領域に開口部が形成された遮光層を備えている、
    看板装置。
  4. 請求項2に記載の看板装置において、
    前記LEDディスプレイ装置は、平面視において前記LED素子と重なる領域に開口部が形成された遮光層を備え、
    前記LED基板が可撓性を有する材料で構成され、前記遮光層が柔軟性を有する材料で構成されている、
    看板装置。
  5. 請求項4に記載の看板装置において、
    前記遮光層がシリコーンを主原料として構成されている、
    看板装置。
  6. 請求項3に記載の看板装置において、
    前記遮光層の前記開口部には、透明な開口部充填層が設けられている、
    看板装置。
  7. 請求項1に記載の看板装置において、
    前記保持部材は、前記LEDディスプレイ装置を保持する保持部を備え、
    前記保持部は、前記LEDディスプレイ装置の周縁部を取り囲むように構成されている、
    看板装置。
  8. 請求項1に記載の看板装置において、
    前記保持部材は、アルミニウムを主原料として構成されている、
    看板装置。
  9. 請求項1に記載の看板装置において、
    前記LEDディスプレイ装置は、
    前記LED基板に設けられ、それぞれの前記LED素子と接続されたデータ線及び電源線が配置されたコネクタと、
    前記コネクタと対応するソケットと、前記ソケット及び前記コネクタを介して前記データ線及び前記電源線に所定の信号を出力する制御部と、を有する制御基板と、
    を備えている、
    看板装置。
  10. 請求項9に記載の看板装置において、
    前記コネクタは、前記LED基板の前記主面に沿って前記LED基板から突出している、
    看板装置。
  11. 請求項9に記載の看板装置において、
    前記LED基板は、複数の前記コネクタを有し、
    前記制御基板は、前記複数のコネクタのそれぞれと対応する複数の前記ソケットを備えている、
    看板装置。
  12. 請求項11に記載の看板装置において、
    前記LED基板は、平面視において矩形状に構成され、
    複数の前記コネクタは、前記LED基板の一辺に沿って設けられ、
    前記制御基板は、前記LED基板の前記一辺に沿って延在し、前記複数のコネクタのそれぞれと対応する前記複数のソケットを備えている、
    看板装置。
  13. 請求項9に記載の看板装置において、
    前記コネクタは、前記LED基板と一体で構成されている、
    看板装置。
  14. 請求項1に記載の看板装置において、
    それぞれの前記画素は、異なる色を発する複数の前記LED素子で構成されている、
    看板装置。
  15. 請求項1に記載の看板装置において、
    前記LEDディスプレイ装置と接続されたデータ送受信部を備え、
    前記LEDディスプレイ装置は、前記データ送受信部を介してネットワークと接続されている、
    看板装置。
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