JP3210112U - テーブル - Google Patents

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JP3210112U
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龍一 八木
幸信 宮脇
幸信 宮脇
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Abstract

【課題】天板に脚体を容易に取り付け、取り外すことが可能で、容易に天板の高さ調節が可能なテーブルを提供することを目的とする。【解決手段】本考案のテーブル1は、天板2と、略L字状に互いに接続された短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lを有する脚体3と、を備え、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lを選択的に天板2の下面2bに取り付けることで、天板2の高さを変更可能なテーブル1であって、天板2の下面2bに、天板2の下面2bに沿って延在する係合部21が設けられ、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれに、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれの延びる方向に対して略垂直で、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれから長尺脚部3Lおよび短尺脚部3Sのそれぞれが延びる向きとは反対側に延在し、係合部21と係合可能な被係合部3Sa、3Laが設けられることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本考案は、天板の高さ調節が可能なテーブルに関する。
ホテル、旅館、結婚式場、会議場などにおいては、使用目的に応じて、座卓やダイニングテーブルなど、天板の高さの異なるテーブルが必要とされる。しかし、使用目的に応じて複数の種類の高さのテーブルを用意するとなると、保管スペースの問題、テーブルの入れ替え作業の問題、導入コストの問題などさまざまな問題が生じる。このような問題を解決すべく、特許文献1および2は、天板の高さを調節することができるテーブルを開示している。特許文献1および2のテーブルはともに、天板と、長尺脚部および短尺脚部が略L字状に互いに接続された脚体とを備え、長尺脚部および短尺脚部を選択的に天板に取り付けることで、天板の高さを調節することができる。
特開2000−342442号公報 実開平7−36761号公報
特許文献1のテーブルでは、長尺脚部または短尺脚部を天板に取り付ける際、天板に設けられた複数のめねじ体に、長尺脚部または短尺脚部に接続された短尺脚部または長尺脚部に設けられた複数の通孔を位置合わせし、複数のおねじ体を複数の通孔を介して螺合する必要がある。このような構成では、天板の複数のめねじ体に短尺脚部または長尺脚部の複数の通孔のすべてを位置合わせすることが難しく、また、複数のめねじ体への複数のおねじ体の螺合に時間がかかるため、天板の高さの調節が煩雑で、時間がかかる。
特許文献2のテーブルでは、長尺脚部または短尺脚部を天板に取り付ける際、長尺脚部または短尺脚部に接続された短尺脚部または長尺脚部を、天板の裏面に設けられた組付け空間に挿入して固定する必要がある。このような構成では、短尺脚部または長尺脚部に追加の構造を設けると、短尺脚部または長尺脚部を組付け空間に挿入できなくなるので、短尺脚部または長尺脚部に追加の構造を設けることができない。たとえば、特許文献2のテーブルにおいて、脚体の強度を上げるためにL字状の内側に長尺脚部および短尺脚部を互いに連結する筋交いを設けると、短尺脚部または長尺脚部を組付け空間に挿入するのを筋交いが阻害することになるので、長尺脚部または短尺脚部を天板に取り付けることができなくなる。
本考案は、上記問題に鑑みなされたもので、天板に脚体を容易に取り付け、取り外すことが可能で、容易に天板の高さ調節が可能なテーブルを提供する。
本考案のテーブルは、天板と、略L字状に互いに接続された短尺脚部および長尺脚部を有する脚体と、を備え、前記短尺脚部および前記長尺脚部を選択的に前記天板の下面に取り付けることで、前記天板の高さを変更可能なテーブルであって、前記天板の下面に、前記天板の下面に沿って延在し、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれと係合可能な係合部が設けられ、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれに、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれの延びる方向に対して略垂直で、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれから前記長尺脚部および前記短尺脚部のそれぞれが延びる向きとは反対側に延在し、前記係合部と係合可能な被係合部が設けられ、前記係合部および前記被係合部が、前記天板の下面に沿って前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれを相対的にスライド移動させることで、互いに係合するように構成され、前記テーブルが、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれを前記天板の下面に固定するための固定手段をさらに備え、前記天板に設けられた前記係合部と、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれの前記被係合部とが係合し、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれに接続された前記長尺脚部および前記短尺脚部のそれぞれが前記固定手段により前記天板の下面に固定されて、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれが前記天板の下面に取り付けられるように構成されることを特徴とする。
また、前記係合部および前記被係合部の一方が、前記天板の下面に沿って延びる突起であり、前記係合部および前記被係合部の他方が、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれの延びる方向に対して略垂直に延びる凹部であることが好ましい。
また、前記突起が、金属製のダボにより構成され、前記凹部が、前記金属製のダボの形状に対応した形状に形成されることが好ましい。
また、前記固定手段が、前記天板の下面に設けられた雌ネジ部と、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれに設けられた貫通孔を通って、前記雌ネジ部に螺合する雄ネジ部とを備えることが好ましい。
また、前記天板の下面に、前記天板に設けられた前記係合部が前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれと係合したときに、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれと当接するように構成される当接部が設けられることが好ましい。
また、前記固定手段が、前記天板の下面に設けられた雌ネジ部と、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれに設けられた貫通孔を通って、前記雌ネジ部に螺合する雄ネジ部とを備え、前記天板の下面に、前記天板に設けられた前記係合部が前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれと係合したときに、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれと当接するように構成される当接部が設けられ、前記雌ネジ部と前記貫通孔とは、前記係合部と前記被係合部とが係合し、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれが前記当接部に当接したときに、互いに位置合わせされるように配置されることが好ましい。
また、前記脚体が、略L字状の内側で前記短尺脚部および前記長尺脚部を互いに連結する補強部を備えることが好ましい。
本考案によれば、天板に脚体を容易に取り付け、取り外すことが可能で、容易に天板の高さ調節が可能なテーブルを提供することができる。
本考案のテーブルの一実施形態において、天板に短尺脚部が取り付けられた状態を示す側面図である。 図1のテーブルの下面図である。 本考案のテーブルの一実施形態において、天板に長尺脚部が取り付けられた状態を示す側面図である。 図3のテーブルの下面図である。 図1のテーブルにおいて、天板と短尺脚部が分離された状態を示す部分拡大側面図である。
以下、添付図面を参照して、本考案の一実施形態に係るテーブルを説明する。
本実施形態のテーブル1は、図1〜図4に示されるように、天板2と、略L字状に互いに接続された短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lを有する脚体3とを備えている。テーブル1は、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lを選択的に天板2の下面2bに取り付けることで、天板2の高さを変更可能である。テーブル1は、短尺脚部3Sを天板2の下面2bに取り付けることで(図1および図2の状態)、たとえば使用者が床に座って使用する座卓として使用可能であり、長尺脚部3Lを天板2の下面2bに取り付けることで(図3および図4の状態)、たとえば使用者が椅子に座って使用するダイニングテーブルとして使用可能である。テーブル1は、天板2の高さを変更することで、異なる高さのニーズに応じて様々な用途に適用可能である。なお、本実施形態では、天板2に一対の脚体3が取り付けられているが、取り付けられる脚体3の数は特に限定されない。
天板2は、下面2bに脚体3が取り付けられることで所定の高さが付与され、上面2aに載置物(図示せず)が載置される部材である。天板2は、図1〜図4に示されるように、互いに直交する縦方向および横方向に延びる辺を有する略矩形の板状に形成されている。ただし、天板2は、下面2bに脚体3を取り付けることができ、上面2aに載置物を載置することができれば、その形状は特に限定されることはなく、長軸および短軸を有する略楕円の板状など、いかなる形状であってもよい。また、天板2は、上面2aに載置物が載置されても変形しない程度の強度を有していれば、特に材質は限定されることはなく、樹脂、木材、金属などの任意の材料を用いて作製することができる。
天板2の下面2bには、図1〜図5に示されるように、天板2の下面2bに沿って延在し、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれと係合可能な係合部21が設けられている。天板2の下面2bにはさらに、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれが当接可能な当接部22が設けられている。
係合部21は、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれと係合したときに、少なくとも係合部21の延在方向以外の方向における、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれの天板2の下面2bに対する相対移動を規制する。係合部21は、本実施形態では、図5に示されるように、当接部22から天板2の下面2bに沿って延びる突起として形成されている。より具体的には、係合部21は、金属製のダボ(ピンダボ)により構成され、金属製のダボが、当接部22の表面からその一部が突出するように当接部22内に埋設されて形成されている。係合部21を、金属製のダボにより構成することで、非常に低コストでテーブルを製造することができる。突起である係合部21は、全体として略円柱状に形成され、先端が先細りになるようにテーパ加工されている。係合部21の先端がテーパ加工されているので、後述する凹部である被係合部3Sa、3Laに容易に挿入することができる。
係合部21は、本実施形態では当接部22から突出するように設けられているが、天板2の下面2bに沿って延在して設けられていれば、設けられる位置は特に限定されることはなく、たとえば当接部22とは異なる突出部(図示せず)に設けられるなど、いかなる位置に設けられてもよい。また、係合部21は、本実施形態では略円柱状に形成され、1つの脚体3用に2つ設けられているが(図2および図4参照)、天板2の下面2bに沿って延在し、脚体3の短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれと係合可能であれば、その形状や数は限定されることはなく、たとえば略角柱状など、いかなる形状であってもよく、また1つの脚体3用に1つまたは3つ以上であってもよい。また、後述する被係合部3Sa、3Laが上述した突起とされて、係合部21が後述する凹部とされてもよい。また、係合部21は、強度の観点から金属製であることが望ましいが、被係合部3Sa、3Laと係合した際に、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lから負荷がかかっても変形しない程度の強度を有していればよく、樹脂や木材など他の材料により形成されてもよい。
当接部22は、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれが当接したときに、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれが係合部21の延在方向の少なくとも一方に相対移動するのを規制する。当接部22は、本実施形態では、図1〜図5に示されるように、天板2の下面2bから下方向に突出して形成され、天板2に設けられた係合部21が短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれと係合したときに、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれと当接するように構成されている。したがって、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれは、係合部21と係合し、当接部22と当接した際に、少なくとも係合部21の延在方向以外の方向だけでなく、係合部21の延在方向の少なくとも一方に相対移動するのが規制されるので、後述する固定手段Fにより長尺脚部3Lおよび短尺脚部3Sのそれぞれを天板2に固定する際の位置合わせが容易となる。
当接部22は、本実施形態では、天板2の端部に隣接して、天板2の下面2bから突出して設けられている。そして、2つの当接部22は、2つの脚体3を天板2の下面2bに取り付けた際に、2つの脚体3の天板2の下面2bに沿った長さよりも長い距離だけ離間して設けられている。そのため、天板2は、下面2bの中央領域に突出部分が設けられない構成となっている。このように、当接部22が天板2の端部に隣接して設けられ、天板2の下面2bの中央領域に突出部分が設けられないことで、たとえば、天板2を脚体3から取り外して収納する際に、天板2を安定的に積み重ねることができ、収納スペースを小さくすることができる。さらに、係合部21が、天板2の下面2bに沿って突出しており、当接部22から下側に向かって突出していないので、天板2をより安定的に積み重ねて収納することができる。ただし、当接部22は、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lの上述した相対移動を規制することができれば、特にその形状や配置は限定されることはなく、たとえば天板2の下面2bに窪んで形成された凹部(図示せず)の壁面であってもよい。
脚体3は、天板2の下面2bに取り付けられ、天板2に所定の高さを付与し、天板2を下面2bから支持する。脚体3は、図1および図3に示されるように、短尺脚部3Sの延びる方向と、長尺脚部3Lの延びる方向とが略直交するように、短尺脚部3Sと長尺脚部3Lとが互いに接続されて形成されている。ただし、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lは、厳密に直交していなくても、端部同士が接続されて略L字状に接続されていればよく、互いに対して90°から相対回転した状態で互いに接続されていてもよい。
短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lはそれぞれ、図1および図3に示されるように、脚高さH1、H2を有し、脚高さH1<脚高さH2になるように形成されている。脚高さH1、H2はそれぞれ、脚高さH1<脚高さH2の条件を満たせば、特に限定されることはなく、要求される天板2の高さに応じて適宜設定することができる。
短尺脚部3Sは、本実施形態では、図1および図3に示されるように、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれが延びる方向の両方に対して略垂直に延びる天板受け31および短尺脚部ベース32と、短尺脚部3Sが延びる方向に沿って延び、天板受け31および短尺脚部ベース32を連結する短尺脚部支柱33とを備えている。天板受け31および短尺脚部ベース32は、ともに、略角柱状に形成され、短尺脚部支柱33は、略矩形の板状に形成されている。一方、長尺脚部3Lは、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれが延びる方向の両方に対して略垂直に延びる天板受け31および長尺脚部ベース34と、長尺脚部3Lが延びる方向に沿って延び、天板受け31および長尺脚部ベース34を連結する長尺脚部支柱35とを備えている。長尺脚部ベース34は、天板受け31および短尺脚部ベース32と同様に、略角柱状に形成され、長尺脚部支柱35は、短尺脚部支柱33と同様に、略矩形の板状に形成されている。本実施形態では、天板受け31、短尺脚部ベース32および長尺脚部ベース34が略同一形状に形成され、短尺脚部支柱33および長尺脚部支柱35のそれぞれの長さが異なるように形成されて、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lの脚高さH1、H2が設定される。ただし、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lは、短尺脚部3Sが長尺脚部3Lよりも短くなるように形成されていれば、図示された例に限定されることはなく、たとえばそれぞれ1つの部材により構成されてもよい。また、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lは、載置物が載置された天板2を支持できる程度の強度を有していれば、特に材質は限定されることはなく、樹脂、木材、金属などの任意の材料を用いて作製することができる。
脚体3は、任意で、図1〜図5に示されるように、略L字状の内側で短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lを互いに連結する補強部36を備えていてもよい。補強部36は、本実施形態では、短尺脚部3Sの短尺脚部支柱33および長尺脚部3Lの長尺脚部支柱35を互いに連結する筋交いとして形成されている。脚体3は、補強部36を備えることにより、天板2および天板2の上面2a上の載置物を支持するための強度をより高めることができる。
短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれには、図5に示されるように、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれの延びる方向に対して略垂直で、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれから長尺脚部3Lおよび短尺脚部3Sのそれぞれが延びる向きとは反対側に延在し、係合部21と係合可能な被係合部3Sa、3Laが設けられている。そして、係合部21および被係合部3Sa、3Laは、天板2の下面2bに沿って短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれを相対的にスライド移動させることで、互いに係合するように構成される。より具体的には、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれを、天板2の下面2bに沿って、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれから長尺脚部3Lおよび短尺脚部3Sのそれぞれが延びる向きとは反対側に、相対的にスライド移動させることで、係合部21と被係合部3Sa、3Laとが係合する。したがって、天板2に対して短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれをスライド移動させるだけで短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれを天板2に係合させることができるので、天板2に対する短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれの位置合わせおよび取り付けが容易となり、天板2の高さを容易に変更することができる。さらに、被係合部3Sa、3Laが、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれから長尺脚部3Lおよび短尺脚部3Sのそれぞれが延びる向きとは反対側に延在することにより、短尺脚部3Sまたは長尺脚部3Lを相対的にスライド移動させて係合部21と被係合部3Sa、3Laとを係合する際に、短尺脚部3Sまたは長尺脚部3Lに接続された長尺脚部3Lまたは短尺脚部3Sがその係合を阻害することがなく、またL字状の内側に設けられる補強部36がその係合を阻害することがない。したがって、天板2に対する脚体3の取り付けが容易となり、天板2の高さを容易に変更できる。また、補強部36を設けることができるので、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lの軽量化を図りつつ、脚体3の高強度化を図ることができる。
ここで、被係合部3Sa、3Laは、天板2に設けられた係合部21と係合したときに、少なくとも係合部21の延在方向以外の方向における、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれの天板2の下面2bに対する相対移動を規制する。被係合部3Sa、3Laは、本実施形態では、図5に示されるように、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれの延びる方向に対して略垂直に延びる凹部として形成されている。凹部である被係合部3Sa、3Laは、係合部21とほぼ同じ大きさの略円柱状に形成され、係合部21を挿入可能に構成されている。つまり、係合部21としての突起が金属製のダボにより構成されている場合には、凹部は、金属製のダボの形状に対応した形状に形成される。ただし、被係合部3Sa、3Laは、天板2に設けられた係合部21に対応する形状を有し、その係合部21と係合可能であれば、特にその形状は限定されることはなく、たとえば係合部21が凹部とされて、被係合部3Sa、3Laが突起とされてもよい。
被係合部3Sa、3Laは、本実施形態では、図5に示されるように、ともに、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lに共通して備えられる天板受け31に設けられている。より具体的には、短尺脚部3Sの被係合部3Saは、天板受け31の長尺脚部支柱35が接続される側とは反対側に設けられ、長尺脚部3Lの被係合部3Laは、天板受け31の短尺脚部支柱33が接続される側とは反対側に設けられている。このような配置により、上述したように、短尺脚部3Sの被係合部3Saが係合部21と係合する際に、長尺脚部3Lや補強部36がその係合を阻害することがなく、長尺脚部3Lの被係合部3Laが係合部21と係合する際に、短尺脚部3Sや補強部36がその係合を阻害することがない。ただし、被係合部3Sa、3Laは、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれの延びる方向に対して略垂直で、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれから長尺脚部3Lおよび短尺脚部3Sのそれぞれが延びる向きとは反対側に延在していれば、設けられる位置は特に限定されることはなく、たとえば短尺脚部3Sの短尺脚部支柱33および長尺脚部3Lの長尺脚部支柱35のそれぞれに設けられてもよい。
テーブル1は、図1〜図5に示されるように、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれを天板2の下面2bに固定するための固定手段Fをさらに備えている。固定手段Fは、少なくとも天板2に設けられた係合部21の延在方向における、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれの天板2の下面2bに対する相対移動を規制する。固定手段Fは、本実施形態では、図5に示されるように、天板2の下面2bに設けられた雌ネジ部F1と、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれに設けられた貫通孔3Sb、3Lbを通って、雌ネジ部F1に螺合する雄ネジ部F2とを備える。したがって、本実施形態では、雄ネジ部F2が貫通孔3Sb、3Lbを貫通して雌ネジ部F1に螺合して、貫通孔3Sb、3Lbの側壁が雄ネジ部F2の外周に当接することにより、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれの天板2の下面2bに沿った相対移動が規制される。また、雌ネジ部F1と貫通孔3Sb、3Lbとは、係合部21と被係合部3Sa、3Laとが係合し、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれが当接部22に当接したときに、互いに位置合わせされるように配置される。したがって、テーブル1では、雌ネジ部F1と貫通孔3Sb、3Lbとの位置合わせが容易であり、固定手段Fによる短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれの固定が容易である。ただし、固定手段Fは、少なくとも天板2に設けられた係合部21の延在方向における、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれの天板2の下面2bに対する相対移動を規制することができればよく、図示された雌ネジ部F1および雄ネジ部F2を備えた構成に限定されることはなく、たとえば天板2に設けられた当接部22と組み合わせて短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれを挟み込むように構成された衝立(図示せず)などであってもよい。
テーブル1は、図1〜図5に示されるように、天板2に設けられた係合部21と、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれの被係合部3Sa、3La(図5参照)とが係合し、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれに接続された長尺脚部3Lおよび短尺脚部3Sのそれぞれが固定手段Fにより天板2の下面2bに固定されて、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれが天板2の下面2bに取り付けられるように構成される。係合部21と被係合部3Sa、3Laとが係合することで、少なくとも係合部21の延在方向以外の方向において、脚体3の天板2に対する相対移動が規制され、短尺脚部3Sおよび長尺脚部3Lのそれぞれに接続された長尺脚部3Lおよび短尺脚部3Sのそれぞれが固定手段Fにより天板2の下面2bに固定されることで、少なくとも係合部21の延在方向において、脚体3の天板2に対する相対移動が規制される。このようにして、脚体3の天板2に対する全方向における相対移動が規制されるので、脚体3を天板2に、より安定して取り付けることができる。
1 テーブル
2 天板
21 係合部
22 当接部
2a 天板の上面
2b 天板の下面
3 脚体
31 天板受け
32 短尺脚部ベース
33 短尺脚部支柱
34 長尺脚部ベース
35 長尺脚部支柱
36 補強部
3S 短尺脚部
3Sa 短尺脚部の被係合部
3Sb 短尺脚部の挿通孔
3L 長尺脚部
3La 長尺脚部の被係合部
3Lb 長尺脚部の挿通孔
F 固定手段
F1 雌ネジ部
F2 雄ネジ部
H1 短尺脚部の脚高さ
H2 長尺脚部の脚高さ

Claims (7)

  1. 天板と、
    略L字状に互いに接続された短尺脚部および長尺脚部を有する脚体と
    を備え、
    前記短尺脚部および前記長尺脚部を選択的に前記天板の下面に取り付けることで、前記天板の高さを変更可能なテーブルであって、
    前記天板の下面に、前記天板の下面に沿って延在し、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれと係合可能な係合部が設けられ、
    前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれに、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれの延びる方向に対して略垂直で、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれから前記長尺脚部および前記短尺脚部のそれぞれが延びる向きとは反対側に延在し、前記係合部と係合可能な被係合部が設けられ、
    前記係合部および前記被係合部が、前記天板の下面に沿って前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれを相対的にスライド移動させることで、互いに係合するように構成され、
    前記テーブルが、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれを前記天板の下面に固定するための固定手段をさらに備え、
    前記天板に設けられた前記係合部と、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれの前記被係合部とが係合し、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれに接続された前記長尺脚部および前記短尺脚部のそれぞれが前記固定手段により前記天板の下面に固定されて、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれが前記天板の下面に取り付けられるように構成される、
    テーブル。
  2. 前記係合部および前記被係合部の一方が、前記天板の下面に沿って延びる突起であり、
    前記係合部および前記被係合部の他方が、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれの延びる方向に対して略垂直に延びる凹部である、
    請求項1記載のテーブル。
  3. 前記突起が、金属製のダボにより構成され、
    前記凹部が、前記金属製のダボの形状に対応した形状に形成される
    請求項2記載のテーブル。
  4. 前記固定手段が、前記天板の下面に設けられた雌ネジ部と、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれに設けられた貫通孔を通って、前記雌ネジ部に螺合する雄ネジ部とを備える、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のテーブル。
  5. 前記天板の下面に、前記天板に設けられた前記係合部が前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれと係合したときに、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれと当接するように構成される当接部が設けられる、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のテーブル。
  6. 前記固定手段が、前記天板の下面に設けられた雌ネジ部と、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれに設けられた貫通孔を通って、前記雌ネジ部に螺合する雄ネジ部とを備え、
    前記天板の下面に、前記天板に設けられた前記係合部が前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれと係合したときに、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれと当接するように構成される当接部が設けられ、
    前記雌ネジ部と前記貫通孔とは、前記係合部と前記被係合部とが係合し、前記短尺脚部および前記長尺脚部のそれぞれが前記当接部に当接したときに、互いに位置合わせされるように配置される、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のテーブル。
  7. 前記脚体が、略L字状の内側で前記短尺脚部および前記長尺脚部を互いに連結する補強部を備える、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のテーブル。
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