JP3209897U - 経管栄養支援照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】介護技術学習者にとって習得困難な経管栄養時の流量調整から、経管栄養時に必須の口腔観察への一連の動作を無駄なく円滑に進めることができる経管栄養支援照明装置を提供する。【解決手段】操作者が手に持つことができる筐体101の略平面部分に、経管栄養剤滴下の目標とする時間間隔情報を操作者に知らせる滴下間隔情報表示パネル102を設けるとともに、この表示パネルの正視面上下方向軸104に対して光軸106が20度乃至70度の角度を為すような照明光源103を設ける。更に、選択図上左回転方向に急加速度を伴う動きを加速度センサで検出し、照明光を制御して消灯することで、経管流量調整、口腔観察、口腔観察終了という一連の動作のなかで、筐体持ち替えの手間を排除し、介護者の姿勢変更を最小限に抑える。【選択図】図1

Description

本考案は、手に持つことができ、胃瘻・腸瘻による経管栄養並びに経鼻経管栄養を行う際(以下、単に「経管栄養」という。)に、操作者に対して経管栄養速度の指標となる情報を与える機能を持つとともに、照明機能も併せ持つ経管栄養支援照明装置に関する。詳しくは、主として経管栄養を必要とする高齢者、障害者、障害児等の介護の際に行う経管栄養の滴下速度を介護者に把握できるようにするとともに、特に経鼻経管栄養の際に併せて照明を伴って行う口腔内観察の負担軽減を図るべく、臨床作業に適した光軸をもつ照明部を持たせ、更にその照明の消灯制御を介護の動作と連携するようにした経管栄養支援照明装置に係るものである。
(1 本件考案に至る背景的状況)
(1.1. 社会的背景について)
我が国では近時、人口の高齢化が進む一方、生活習慣・生活環境の都市化に伴って傷病罹患の機会も増えている。内閣府による平成28年度高齢社会白書によれば、第1号被保険者(65歳以上)の要介護度別認定者数も平成15年に370万人から平成25年度に569万人と、増加の一途を辿っている。これに対応して、介護者不足も社会問題となってきている。
このような状況では、介護者を増加させるという国家的アプローチは勿論、要介護者に対する介護作業の質の向上並びに介護作業の効率化という民間的アプローチを進める必要性は高い。
考案者等は日頃、介護福祉士養成校の教員として、安全で的確な処置能力を備えた介護福祉士の育成、並びに技術指導を行っている。このような活動のなか、考案者等は、日頃の教育活動で医療的ケアの経管栄養を巡り、学習者が経管栄養の速度調整に苦労している様子を瀕見していた。そして、学習者の質の向上を図ることに加え、作業の効率化を図る必要性を意識していた。
(1.2. 経管栄養の困難性について)
通常、学習者は、点滴筒同様の構造を有するチャンバーの中を経管栄養のひと滴が落下する周期を見ながら、経管影響速度をクレンメ(流量調整具)で調整する。成人用の経管栄養に用いるチャンバーは、15滴若しくは20滴で1ミリリットルの経管栄養ができるように設計されている。1ミリリットルを15滴で経管栄養するチャンバーの場合、1時間あたり500ミリリットルの経管栄養をするのであれば、1分間あたりの滴下数は、(500×15)滴/60分で求められ、500÷4、すなわち1分あたり125滴を落とすように調整することになる。このような調整は、時間に対する絶対的感覚が求められることから、学習者にとっては大きな難関であり、この習得の困難さが伺える。
(1.3. 経管栄養に併せて行われる臨床的作業について)
特に経鼻経管栄養に併せて行う臨床的な作業には、要介護者の口腔内状況観察などがある。口腔内状況の観察には照明が必要となる。
(1.4. 経管栄養の機会に行われる一連の作業の着目)
上記の経管栄養、臨床的観察は一連の作業の流れで行われるものである。前述のように介護作業の効率化を図るには、この間の介護者の諸動作を単に助けるだけではなく、無駄な動作を排除する、また一動作で纏められることに複数動作を要しているものを排除するという視点が求められる。
(2. 背景技術)
(2.1. 求められる技術的作用など)
上記のような社会的背景並びに着目点によれば、上記一連の作業を支援する装置には、
a)経管栄養速度の指標となる、経管栄養剤の滴下のタイミング乃至拍子を示すこと、
b)照明することができること、
は勿論、これに加え、
c)一連の動作を総合的な視点で効率化することができること、
が求められることになる。
このa),b)の作用を持つものとして、特許文献1の発明が開示されている。
特許文献1には、点滴と液体の供給具に類似する経管栄養をする際に用いる装置であって、経管栄養総量とこれを全て送るのにかける総時間とを設定値とし、その設定された流量と予め設定された滴数に従って滴下間隔を計算し、その計算された滴下間隔で振動・音を間欠的に発生させて操作者にその間隔を知らせる技術が開示されている。
特許文献1にはこれに加え、装置上部に設けたLEDに照明機能をもたせており、ボタン操作によって点灯要求があったときに点灯させる一方、所定時間経過後に消灯させるようにした技術が開示されている。
特開2014−4250号公報
確かに、前記特許文献1に開示された発明によれば、経管栄養をする際の一連の作業において求められる、経管栄養速度のペースメーカ作用並びに照明作用を一体の支援装置で得ることは可能となる。
しかし、この発明は、経管栄養速度のペースメーカ作用に重点がおかれていて、c)一連の動作を総合的な視点で効率化する点には未だ工夫する余地がある。
すなわち、この発明によれば、介護者が装置をペースメーカとして用いてから要介護者の口腔内を観察する動作に移るにあたり、装置を持ち替えてライト点灯させる必要があるが、連続する動作Aと動作Bとの間に他の動作Cを入れ込むとすると、AからB、BからCへの動作遷移のためにひとは姿勢を変える必要が生じる。これは、臨床現場で手持ちしている装置を持ち替える動作は、単に持ち替えるという動作を加える以上の時間を要することを意味する。
また、照明を必要とする場面は、口腔内観察に限らず、様々な場面があり、またこれらにかかる時間は要介護者によっても区々であり、点灯から消灯までを学習者の自由な意思で実現できるようになることが望ましい。
(1. 定義)
課題を解決するための手段を説明するに先立ち、本願において用いる言葉について定義する。
介護とは、経管栄養を含む、医療的ケアを行うことをいう。
被介護者とは、介護を受ける者をいう。常時介護を有する者を含むことは勿論、一時的に経管栄養を受ける患者、傷病者、その他介護を受ける状況下にある者を含む趣旨である。
介護者とは、経管栄養を含む、医療的ケアを行う者をいう。
正視面上下方向軸とは、本明細書において説明上用いる仮想の軸線であって、起立した姿勢の介護者と滴下間隔情報表示パネルとの位置関係を、介護者がそのパネル上の表示を普通に読むことができるような状態にしたとき、天地方向となる軸線である。
(2. 課題を解決するための手段の説明)
本願考案は、上記課題の軽減を図るためにされたものであり、その本質とするところは、経管栄養滴下ペースメーカの操作の際に必要となる表示面が正視できるように筐体を手持ちしたとき、その上方向に対し所定角度を為す方向に、光軸がくるように照明光源を配置することで、経管栄養から被介護者観察動作に移るにあたり介護者が装置を持ち替える必要をなくすことにあり、これによって一連の介護作業の円滑な流れを作ることができるようにするものである。
請求項1に係る経管栄養支援照明装置は、操作者が手持ちできる筐体に、滴下間隔情報表示パネルと、照明光源とを備える。
筐体は、少なくとも一部に概ね平面となる部位を有する。
滴下間隔情報表示パネルは、前記筐体外面のうち、概ね平面となっている部位に付設され、経管栄養速度の指標となる滴下時間間隔情報を操作者に知らせるように作用する。
照明光源は、前記間隔情報表示パネルの正視面上下方向軸に対して光軸が20度乃至70度の角度を為すように付設される。光源は必要なときに被介護者を照明するように作用する。また、光源からの投光光軸が前記間隔情報表示パネルの正視面上下方向軸に対して20度乃至70度の角度を為すことから、滴下間隔情報表示パネルを見るときの持ち手姿勢から90度方向を変えるだけで、斜め下方に光軸が向くように作用する。
請求項2に係る経管栄養支援照明装置は更に、加速度センサと、照明制御部とを具備する。
加速度センサは、装置に力が加えられて装置自体が動き出したときに、その加速度を検出し、加速度に応じた値を出力するように作用する。
そして、前記経管栄養支援照明装置に生じた加速度のうち、少なくとも前記正視面上下方向軸と前記光軸前記とがなす角度を光軸側に拡がる方向の成分を検出することにより、装置を持つ手の手首を内側に折り曲げるなどの動作を検出するように作用する。
照明制御部は、前記加速度センサの出力を監視し、所定以上の加速度を検出したときに前記照明光源の発光を停止させる制御を行う。これにより、装置を持つ手の手首を内側に急に折り曲げる動作をしたときに、照明を消灯するように作用する。
請求項3に係る経管栄養支援照明装置は、更に半固定ライトハウスを具備する。
半固定ライトハウスは前記筐体に付設され、前記加速度センサがその内部若しくは外部に付設される。半固定ライトハウスは、前記間隔情報表示パネルの正視面上下方向軸を回動軸として前記照明光源の光軸方向を自在に設定できるようになっている。また、加速度センサは、半固定ライトハウス内に配置したことで、回動軸がどのような角度位置になっていても、光源からの投光光軸が前記間隔情報表示パネルの正視面上下方向軸に対して為す角が拡がる方向に生じる加速度を検出できるように作用する。
本考案によれば、以下のような効果がある。
すなわち、請求項1に係る経管栄養支援照明装置によれば、間隔情報表示パネルを見るときの持ち手姿勢から90度倒すだけで、下方に光軸を向けることができるようになる。このことは、経管栄養の作業から被介護者を観察する動作に移る際、腕を倒す以外の操作は不要であって、その一連の動作を円滑に行え、総合的な処置効率を向上させる効果がある。
請求項2に係る経管栄養支援照明装置によれば、加速度センサと照明制御部の作用によって、被介護者を観察する処置をしたあと、持ち手を替えることなく、手首を急激に折り曲げることによって照明光源を消灯することができ、より一連の動作の円滑化、並びに総合的な処置効率を向上させるという効果がある。
また、経管栄養支援照明装置が前記所定の角度が拡がる方向に生じた加速度を検出して消灯するので、消灯のために介護者が手首を折り曲げたとしても、口腔内観察直後にその投光を被介護者の頭部より胴体方向に移す方向の加速度を検出したときに消灯することになる。言い換えれば、消灯動作で光源からの照明を被介護者の目に入れず、被介護者に眩しさを感じさせないようにすることができるようにする効果がある。
請求項3に係る経管栄養支援照明装置によれば、光軸方向を変えることにより、介護者の右手利き・左手利きのいずれにも対応することができるようになる。また、加速度センサをライトハウスに付設したことにより、光軸がいずれの方向に設定されたとしても、加速度センサは常に消灯させたい動作方向に合った加速度を検出できるようになり、安定した消灯動作を図ることができるようになる。また、加速度センサとしても、一次元方向の加速度だけを検出できるものを用いることができ、装置の低コスト化を図ることができる。
図1は、第1の実施の形態に係る装置外観図である。 図2は、本考案に係る電気系構成図である。 図3は、本考案に係る装置の使用状況図である。 図4は、本考案に係る装置の消灯操作状況図である。 図5は、第2の実施の形態、並びに第3の実施の形態に係る装置外観図である。 図6は、第2の実施の形態、並びに第3の実施の形態に係る装置のライトハウス機構図である。 図7は、第2の実施の形態に係る装置のライトハウス構成図である。 図8は、第3の実施の形態に係る装置のライトハウス構成図である。 図9は、第4の実施の形態に係る装置の裏面機構図である。 図10は、経管栄養を行う装置の構成図である。
本考案を実施するための形態については、以下の目次に沿って説明する。
[目次]
(1. 経管栄養の概要について)
(2. 第1の実施の形態について)
(2.1. 装置の機構構成について)
(2.2. 電気系構成について)
(2.3. 動作並びに取り扱いについて)
(2.4. その他の実装上の変形例)
(3. 第2の実施の形態について)
(3.1. 装置の機構構成について)
(3.2. ライトハウス内部の構成について)
(4. 第3の実施の形態について)
(4.1. 装置の機構構成について)
(4.2. ライトハウス内部の構成について)
(5. 第4の実施の形態について)
(6. 本考案と実施の形態との関係について)
[本文]
(1. 経管栄養の概要について)
本考案の実施の形態を説明するのに先立ち、図10を用いて経管栄養を行う装置を簡単に触れる。図10は、経管栄養を行う装置の構成図である。
経管栄養剤バッグ(1051)は、内部に経管栄養剤を保持し、チューブ(1052-1)を通して外部にこれを流し出すことができるようになっている。
チャンバー(1053)は、略透明の円筒ケースであって、上部にチューブ(1052-1)を接続し、ここから栄養剤が滴下する様子を外部から観察できるようになっている。
クレンメ(1054)は、チャンバーより栄養剤の下流に配置され、流れ出る栄養剤の流量を調節することができるようになっている。
チューブ(1052-2)の他端は要介護者の体内に挿入され、又は他の部材に接続され、要介護者の体内に栄養剤を供給できるようになっている。
介護者は、少なくとも上記装置が機能するようにするとともに、チャンバー内の滴下状況を見ながらクレンメ(1054)を操作して、適切な速度で栄養剤を要介護者の体内に供給するように操作する。
(2. 第1の実施の形態について)
次に、本考案に係る第1の実施の形態について、図1乃至図4を用いて説明する。
(2.1. 装置の機構構成について)
筐体(101)は、内部に所定の回路を設けるとともに、表面に表示パネル(102)、照明に資する発光をするLED(103)、操作者から指示を受け取るためのボタン(107,108,109,110)を設ける。また、内部若しくは外部に図示しない加速度センサを載置する。筐体は概ね正面からは卵型、側面からは板状に見えるように形成することで、後述するように介護者の親指と人差指との間で確実に把持することができるようになる。また、後述する表示パネルを略平面上に配置できるようになる。
表示パネル(102)は、本装置の計算値その他の情報を操作者に示すことができるようになっている。表示パネルの筐体上での配置は、筐体(101)の長手方向が上下になるようにするのが望ましい。介護者が本装置を手に持ったときに、表示パネル上の表示が正視できるようになるからである。
LED(103)は、発光素子であって、口腔内観察をすることが出来る程度に照明する光量を発するようになっている。また、点滴の滴下タイミングを操作者に指示するために、点滅をすることができるようになっている。このため、LEDの光軸は透明に、これとは異なる位置にあたる側面は光散乱するように梨地のパターンを刻んでおくのが望ましい。
なお、図1には筐体(101)にLED(103)を直接載置した状況を示しているが、筐体に開孔部を設け、ここに光軸方向は透明に、光軸よりややずれた位置に散乱用梨地模様を刻んだカバーを取付けるとともに、筐体内部にLEDを設けるようにしても構わない。
正視面上下方向軸(104)は、本明細書「考案を実施するための形態」欄冒頭で定義したとおり、説明上仮想的な軸線であって、起立した姿勢の介護者が表示パネル(104)を普通に読むことができるような状態にしたときの天地方向となる線である。
光軸(106)は筐体に設けたLED(103)が放った光が、装置から離れるに方向に明るさが最も強い位置を繋いだ線のことである。前記LED(103)は、光軸(106)が正視面上下方向軸(104)との間で所定の光軸角(105)をなすように、設けられる。後に詳述するが、この光軸角が20度乃至70度とするのが最も使い易い。
モード設定ボタン(107)は、筐体(101)側面に設けられたスイッチであって、操作者が指で押圧することで、本装置にどのような種類の値を設定するか指示するためのものである。
−ボタン(108)は、筐体(101)側面に設けられたスイッチであって、前記モード設定ボタンの操作によって特定のモードを指示した上で、操作者の指で押圧により、そのモードの設定を現在値より低いものにするように指示するためのものである。
+ボタン(109)は、筐体(101)側面に設けられたスイッチであって、前記モード設定ボタンの操作によって特定のモードを指示した上で、操作者の指で押圧により、そのモードの設定を現在値より高いものにするように指示するためのものである。
なお、本実施の形態では、上記モード設定ボタン(107)、−ボタン(108)、+ボタン(109)を操作者の人差指で押圧し易い位置に配設してある。
照明ボタン(110)は、筐体(101)側面に設けられたスイッチであって、操作者の指で押圧することで、前記LED(103)に照明のための発光をする指示するためのものである。
なお、本実施の形態での照明ボタンは、所定以上の筋力を持続できる親指で押圧できる位置に配設し、「長押し」と呼ばれるような数秒間押圧を持続する操作がし易いようにしている。また、照明ボタンは、本装置が後述する経管栄養モードで動作中に押下されると、その押下の瞬間を経管栄養速度の拍子をとる基準時に同期することができるように、多重的に指示内容を割り当てることができる。
(2.2. 電気系構成について)
次に、本考案に係る電気系の構成について、図2を用いて説明する。ここで説明する電気系の構成は第1の実施の形態に実装できることは勿論、第2乃至第4の実施の形態にも実装しうるものである。
加速度センサ(211)は、センサ自身に力が加わって運動を始めると、その加速度を検出するようになっている。そして、その検出情報は電圧、パルス幅、乃至パルス周波数などにより出力できるようになっている。
たとえば近時、MEMS(Micro Electro Mechanical System)と呼ばれるもので、半導体表面付近にプレートを形成し、このプレートの機械的移動を静電容量の変化で検出するデバイスが多く市販されているので、これを用いればよい。
加速度センサは筐体に固定されるので、筐体とともに動くことから、加速度センサの出力値はすなわち、筐体に加えられた力によって生じた加速度を検出することになる。
なお、装置への加速度センサ(211)の実装は、正視線と光軸とがなす角度が拡がる方向に生じる加速度を最大感度で検出できるようにするのが望ましい。
急加速度検出部(212)は、前記加速度センサの検出情報を入力し、所定以上の加速度をセンサが検出したときに、その旨を示す情報を出力する。これにより、筐体に所定以上の力が加わったことを検出することができるようになる。
スイッチ部(214)は、前記モード設定ボタン(107)、−ボタン(108)、+ボタン(109)、並びに照明ボタン(110)のことである。
LED(203)は、前記LED(103)のことであって、制御部(213)の制御の下、電力が供給されることで必要な光量で発光することができるようになっている。
表示パネル(202)は、制御部(213)によって、操作者に必要な表示をすることができるようになっている。
制御部(213)は、スイッチ部(214)から指示を受け、LED(203)の点灯・消灯、表示パネル(202)に文字等表示などを制御する。制御部は、LEDに対しては、点灯・消灯に加え、点灯時の明るさを制御する。明るさの制御は、電圧乃至電流を制御するようにしても、PWMにより制御するようにしても構わない。なお、照明時の明るさの設定は、モード設定スイッチで、明るさ制御を指定したうえで、−ボタン、+ボタンを使用して行う。表示パネルに対しては、経管栄養の際にチャンバー(1053)内を滴下する栄養剤の滴下タイミングで拍子を示す表示や、モード設定値を示す表示など、操作者に対してする様々な情報の表示をさせるように制御する。
モード設定には以下のようなものを含めておくとよい。
(1) 滴下速度
この際、モード設定ボタンの長押しなどを織り交ぜ、栄養剤総量と時間、単位時間あたりの流量など、様々な設定で、栄養剤ひとつあたりの滴下拍子を得られる情報の設定ができるのが望ましい。
(2) LEDによる照明時の明るさ
(3) 経管栄養モード
これは経管栄養を行っているときに表示パネル(102)等から滴下拍子を告げるモードである。このモードでは、滴下のタイミング毎に表示パネル上で「*」マークを点滅させる、LEDを点滅させる、また、表示パネルの照明用バックライトを点滅させるなど、いずれによっても操作者に拍子を告げることができる。
(2.3. 動作並びに取り扱いについて)
次に、第1の実施の形態に係る装置の動作並びにその取り扱い方を図2乃至図4を用いて説明する。なお、口腔観察は経鼻経管栄養を行う際に必須なので、ここでは経鼻経管栄養を例にとって説明を進める。
予め介護者は、本装置のモード設定ボタン、−ボタン、+ボタンを使用して、必要な流量が得られる拍子を発するような設定をする。このとき、介護者は、本装置を右手に持ち、前腕と手とをまっすぐにして立てれば、正視面上下方向軸が上下(天地)に向き、表示パネル上の文字表示を素直に読むことができる状態になっている。
次に、介護者はモード設定ボタンを経管栄養モードに切り替え、本装置から滴下の拍子を受け取りながらチャンバー内の滴下をクレンメの調整をしつつ経管栄養を行う。この際制御部(213)は、LED(103)等に拍子を示すために点滅させることになるが、LED点灯時には明るすぎないように低い光量で光らせるように制御する。介護者が眩しさによって疲労しないようにするためである。
クレンメの調整により経鼻経管栄養速度が得られたら、次に介護者は要介護者の口腔内観察を行う必要があるので、手首はそのままに、前腕を倒して水平にするとともに、照明ボタン(110)を長押しする。すると、制御部の作用によって、LEDが口腔内照明に必要な明るさをもって発光する。このとき、手(317)は自然な状態なままで装置の正視面上下方向軸(104)が水平になっているはずである。すると、光軸は正視面上下方向軸に対して20度乃至70度の角度をなしているので、LEDから放たれた照明光の光軸(306)は斜め下方に向いており、従って要介護者(315)の口腔内(316)に照明が当たる方向に光が照射されることになる。
即ち、光軸を正視面上下方向軸に対して20度乃至70度の角度をなすものとしたのは、介護者が腕を概ね水平にしたときに、寝ている要介護者の口腔内に照明が届くのに適した角度となるからであり、要介護者の寝ている姿勢は上半身を起こすことが多い場合には小さい角度、寝ていることが多い場合には、大きい角度とすれば使い勝手の良い装置を提供できることになる。
介護者が口腔内の観察を終えたら、照明用LEDを消灯させる動作を行うことになる。ここで、点灯しているLEDを消灯するのに単純に照明ボタン(110)を押すことを消灯の指示となるように制御部(213)を設計することもできるが、本装置では、口腔内観察後手首を内側に折り曲げる方向に急に動かすことで(以下、「スナップ」という。)、消灯できるようになっている。これは、通常の押下はその押下の瞬間を経管栄養速度の拍子をとる基準時にセットする役割を持たせたままにした方が、経管栄養速度の調整・口腔内観察の円滑な移行に資するからである。
介護者が手首(417)をスナップすると、加速度センサ(211)がこの動作を検出する。その速度が大きいときには、急加速度検出部(212)の作用によって、手首がスナップしたと制御部(213)が判断することができる。これより、直ちに制御部はLEDを消灯させるように制御する。
ここで、正視面上下方向軸よりも左側にLEDを配置したことから、手首(417)のスナップによって当初LEDよりの光軸は、要介護者の口腔に向いていたところ(406-1)から胴体側に向いたところ(406-2)に移ることになる。すなわち、要介護者(415)の目から遠ざける方向に光軸を移動させることになるので、要介護者にまぶしさを感じさせないようにすることができる。
(2.4. その他の実装上の変形例)
上記説明は、本実施の形態に係る装置がスタンドアローン(単独で動作する装置)であることを想定していた。
しかし、介護者が多くの要介護者を順次介護していくような場合、本実施の形態に係る装置には、要介護者毎の各種設定操作に誤りが入り込みにくいような安全対策を実装することも可能である。すなわち、本実施の形態に係る装置に、NFCとも呼ばれる近距離無線通信手段を配設するとともに、個々の要介護者の病床付近に近距離無線通信タグを配設し、ここから経管栄養速度、照明明度、その他必要な情報を取得して制御部(213)に記録することが可能である。これにより要介護者毎の木目の細かい介護をすることが可能となる。
また、本実施の形態に係る装置に、他の無線通信手段を設け、ナースステーション等に設置したサーバから特定の要介護者に関する経管栄養速度情報を取得するようにしてもよい。この場合においても、要介護者の識別のために要介護者の病床付近に近距離無線通信タグを配設し、このタグから要介護者を特定する識別子を取得するとともに、この識別子に基づく経管栄養速度情報等を前記サーバから取得するなど、更なる安全性向上を図ることが可能である。
(3. 第2の実施の形態について)
次に第2の実施の形態について図5乃至図7を用いて説明する。
なお、第2の実施の形態と第3の実施の形態では、筐体にライトハウスを外付けする点で共通する。もっとも、第2の実施の形態においては、ライトハウス内に鏡を配するのに対し、第3の実施の形態においては、ライトハウス内にLED発光部を直載する点で構成が異なる。
(3.1. 装置の機構構成について)
まず、装置外観を図5を用いて説明する。
前述のとおり、本実施の形態における装置は、筐体(501)の一部にライトハウス(521)を付設する。そして、ライトハウスは回動可能に設置してあり、光軸方向を変更できるようになっている。
ライトハウスは内部に光学部品等を搭載し、ライトハウス外殻(531)を有し、このライトハウス外殻を指でつまんで回動させることができるようになっている。
また、ライトハウス外殻(531)にはライトハウス開孔部(528)があり、この開孔から照明用の光が外部に放たれるようになっている。
次にライトハウスの筐体への取付け機構について、図6を用いて説明する。
筐体開孔部(625)は、筐体(601)の側面部に開けられた、円形状の孔であり、ここをライトハウス内部に載置された加速度センサから伸びる配線が通り、また、筐体内に設置されたLEDから放たれる光が通るようになっている。
ライトハウス外殻(631)の裾部分には、落脱防止フランジ(622)が設けられている。
落脱防止フランジ(622)は、筐体開孔部(625)からライトハウスが筐体内部に落脱しないようにガードする。
回動ガイド(623)は、ライトハウスの一部をなし、落脱防止フランジ(622)を境に、ライトハウス外殻(631)とは反対の側に設けられる。そして、ライトハウスが筐体に嵌め込まれたとき、筐体開孔部(625)の内側側面に当接し、ライトハウスの回動をガイドするようになっている。
なお、付勢しなければ回動しないように、回動ガイド(623)と筐体開孔部(625)内側側面との間、落脱防止フランジと筐体との間、抜脱防止爪と筐体内部との間に摩擦をつけ、半固定にするのが望ましい。また、半固定とするために、これらの間にラッチ機構を設けるのは設計上の選択肢である。
抜脱防止爪(624)は回動ガイドの一部をなし、図6中の筐体開孔部(625)下端内側に当接し、ライトハウス自体が抜脱しないように作用する。
(3.2. ライトハウス内部の機構について)
次にライトハウス内部の機構について、図7を用いて説明する。
LED(703)は、筐体(701)内側に固定され、筐体開孔部を通してライトハウス内に向かって投光するようになっている。ここでは、LED直後の光軸は、概ね正視面上下方向軸に一致している。
鏡面板(726)は、ライトハウス内に設けられ、その法線が正視面上下方向軸とは異なる方向になるように、斜めに固定される。鏡面板は、筐体内に設置されたLEDから放たれた光(706-1)を反射し、ライトハウス外殻(731)に設けられたライトハウス開孔部(728)から外部に放出するように作用する。この鏡面板の設置傾度角を求める光軸角(105)の半分にすれば、装置から外部に放たれる照明光軸(706-2)が光軸角(105)となる。
加速度センサ(711)は、鏡面板(726)の鏡面裏面に、付傾度載置台(727)を介して設置される。
付傾度載置台(727)は、概ね三角柱の形状をなし、一面を鏡面板(726)、他の一面に加速度センサ(711)に接するように設けられる。これにより、加速度センサの最大感度方向が照明光軸(706-2)と直交する方向となる位置関係に、加速度センサを位置決めすることができるようになる。なお、付傾度載置台(727)を鏡面板裏面に一体形成することは、設計上の選択肢として許容される。
以上のように構成することで、第1の実施の形態とは異なり、自由に光軸を正視面上下方向軸より左側にも、右側にもすることができるようになり、介護者が要介護者の右側に立つばかりでなく、左側に立つときの動作にも合わせることができるようになる。
また、鏡面板の設置角、及び付傾度載置台の付傾度角を調整できるようにすれば、適切な光軸角に変更することができるようにもなる。
本実施の形態の動作並びに取扱いについては、第1の実施の形態と同じなので、説明を省略する。
(4. 第3の実施の形態について)
(4.1. 装置の機構構成について)
第3の実施の形態に係る装置の機構構成については、LEDが筐体に設置されていないこと、並びにライトハウス内部構成が異なることを除き、同一であるので説明を省略する。
(4.2. ライトハウス内部の構成について)
次に、第3の実施の形態に係るライトハウスの構成について、図8を用いて説明する。
本実施の形態においては、照明用LED(803)をライトハウス内側に固定する。
具体的には、LED載置体(832)をライトハウス内に載置する。そして、照明用LED(803)はLED載置体(832)に載置する。こうすることで、LEDはライトハウス内に固定されるとともに、ライトハウス外殻(831)に設けられた開孔部を通して直接LEDから放たれた光が外部に導かれることになる。そして、ライトハウス内でのLED載置体の傾度・位置によって光軸角(105)を付けることになる。
この構成によれば、構成部品を少なくでき、またLED載置体(832)をライトハウス内に傾度をもって固定することができる。また、その傾度を変更できるようにすれば、そのまま光軸角(105)と一致した角度に変更することができる。
また、消灯のためのスナップ動作を行う際にはLED載置体(832)の平面方向に加速度が生じることになるので、加速度センサから最大加速度を得るための付傾度載置台上に固定する必要がなく、部品点数の簡略化を期待できる。
(5. 第4の実施の形態について)
最後に第4の実施の形態について図9を用いて説明する。
第4の実施の形態は、筐体外面のうち、表示パネルを設置した面の裏にあたる側の表面にアンチフロークリップが設けられる。
ズレ防止面(941)は、複数の突起でできていて、筐体裏面に設けられている。ズレ防止面はここに当接した経管栄養を通すチューブ(945)がズレにくくなるように作用する。突起の形状は梨地とするのが望ましいが、チューブ外周材質によっては、複数の山形、波形などを自由に採ることができる。
開閉片(944)は、その長手方向が、筐体長手方向に一致するように設けられた部材であって、この一部とズレ防止面との間に、折り曲げたチューブ(945)を挟み込むことで、その流れを極端に制限することができるようになっている。
このため、開閉片(944)は、筐体裏面に設けた開閉片支持体(942)上で、支持軸(943)に枢着され、支持軸を中心に回動自在になっている。また、チューブを挟み込む位置でチューブを押圧するように図示しないバネなどで付勢されている。
以上のように構成することで、第1乃至第3の実施の形態を採った上で、更に経管栄養の際に用いることがあるアンチフロークリップの携帯を容易にすることが可能となる。
また、本装置を持ち運ぶ際、開閉片を胸ポケットに挟み込むことで、落下防止を図ることができるようになる。
(7. 本考案と実施の形態との関係について)
最後に、実用新案登録請求の範囲に記載の文言と、第1乃至第4の実施の形態の記載事項との対応について触れる。
滴下間隔情報表示パネルは、表示パネル(102)にあたる。
照明光源は、第1の実施の形態においてはLED(103)(203)、第2の実施の形態においてはLED(703)と鏡面板(726)の総体、第3の実施の形態においては照明用LED(803)にあたる。
加速度センサは、加速度センサ(211)(711)(811)にあたる。
照明制御部は、制御部(213)と急加速度検出部(212)の総体にあたる。
半固定ライトハウスは、ライトハウス(521)にあたる。
なお、本考案の考案特定事項は、上記実施の形態の記載した実装に拘泥するものではなく、他の要素を含む複合的部品や、当業者にとって自明範囲内の変更、置き換え、転用も、本考案の技術的範囲に含まれることは言うまでもない。
本考案を実装することで、介護の安全性を向上させることは勿論、当該装置のハードウエア製造、ソフトウエア開発に資することができる。
図面中の符号は先頭の数値が図面番号を表す。なお、異なる図面においても下位2桁が同一のものは機能上概ね同意義のものとなるように配番した。
101 筐体
102 表示パネル
103 LED
104 正視面上下方向軸
105 光軸角
106 光軸
107 モード設定ボタン
108 DOWNボタン
109 UPボタン
110 照明ボタン
211 加速度センサ
212 急加速度検出部
213 制御部
214 スイッチ部
315 要介護者
316 要介護者の口腔
317 介護者の手
521 ライトハウス
622 落脱防止フランジ
623 回動ガイド
624 抜脱防止爪
625 筐体開孔部
726 鏡面版
727 付傾度載置台
728 ライトハウス開孔部
731 ライトハウス外殻
832 LED載置体
941 チューブズレ防止部
942 支持体
943 支持軸
944 開閉片
945 チューブ

Claims (3)

  1. 手に持つことができる筐体と、
    該筐体外面のうち略平面となっている部位に設け、経管栄養剤の流速指標となる滴下時間間隔情報を操作者に知らせる滴下間隔情報表示パネルと、
    該間隔情報表示パネルの正視面上下方向軸に対して光軸が20度乃至70度の角度を為す照明光源と、
    を具備することを特徴とする経管栄養支援照明装置。
  2. 更に、前記経管栄養支援照明装置において前記正視面上下方向軸と前記光軸とがなす角度を光軸側に拡げる方向に生じた加速度を検出する加速度センサと、
    該加速度センサの出力を監視し、所定以上の加速度を検出したときに前記照明光源の発光を停止させる照明制御部と、
    を具備することを特徴とする、請求項1に記載の経管栄養支援照明装置。
  3. 更に、前記筐体に付設され、前記間隔情報表示パネルの正視面上下方向を回動軸として前記照明光源の光軸方向を自在に設定し固定する半固定ライトハウスを具備し、
    前記加速度センサは該半固定ライトハウスに設けること、
    を特徴とする、請求項2に記載の経管栄養支援照明装置。

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