JP3209893U - ハンマー - Google Patents

Abstract

【課題】一般的な汎用工具差しで携帯可能なハンマーを提供する。【解決手段】柄体１の先端に打撃体（打撃用ヘッド）２を装着してなるハンマーにおいて、打撃体２は一方の端面を打撃面２１に形成し、他方端面には、係止透孔３１を備えた吊下げ装着部３を打撃体２と一体に突出形成してなり、カラビナタイプの工具差しにおけるカラビナ部分（工具吊下げ部）に、一般工具と同様に係止透孔３１にカラビナ（工具吊下げ部）を挿通することで携帯する。【選択図】図１

Description

本考案は、携帯機能を高めたハンマーに関するものである。

ハンマーの構成は周知のとおり柄体の先端に打撃用ヘッド（打撃体）を装着しているもので、このＴ状の工具を作業中に携帯するためには、ハンマーの工具形状に対応する吊下げ部を備えた工具差し（携帯具）を使用している。

例えば板状のベルト通し本体に、柄を差し入れる吊下げリングを設けた工具差し（特許文献１）、前記の吊下げリングに替えて吊下げチェーンを備えた工具差し（特許文献２）が知られている。

また種々の工具の吊下げ携帯を可能とするために、ベルト通しを設けた板状本体に、工具吊下げ部となるカラビナを、縦リング状に装着した工具差しが広く使用されている（特許文献３・カラビナタイプの工具差し）。

実開平４−３２８８８１号公報。 実開平７−２４５５７４号公報。 登録実用新案３１１５９９４号公報。

ハンマーを携帯する器具は、前記した特許文献１，２に開示されているように、ハンマー用として使用するものであるが、前記の工具差しは他の器具を携帯するのに適した汎用性を備えているものでは無いので、ハンマーの以外の器具の携帯が必要な場合もあり、或いはハンマーを必要としない場合には、別の工具差しを装着する必要があり、この工具差し変更装着が煩瑣である。

そこで本考案は、特許文献３に開示されているような種々の工具の携帯に汎用される工具刺しての携帯を可能とした新規形態のハンマーを提案したものである。

本考案に係るハンマーは、柄体の先端に打撃体を装着してなるハンマーにおいて、係止透孔を備えた吊下げ装着部を打撃体と一体に形成してなることを特徴とするものである。

而して前記のハンマーは、前記の汎用性を備えたカラビナタイプの工具差しを作業者が装着すると、一般工具と同様に係止透孔をカラビナ（工具吊下げ部）に外挿して携帯できることになる。

本考案の構成は上記のとおりで、ハンマー対応の工具差しを使用することなく、一般的な汎用性工具差しで携帯できるハンマーを提供したものである。

本考案の実施形態の斜視図。 同携帯状態の説明図。

次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示したハンマーは、基本的に従前のハンマーと同様に柄体（パイプ柄、木柄等）１の先端に打撃体（打撃用ヘッド）２を装着しているもので、打撃体２は一方の端面を打撃面２１に形成し、他方端面には、係止透孔３１を備えたけ吊下げ装着部３を打撃体２と一体に突出形成してなるものである。

前記のハンマーは、作業者が装着したカラビナタイプの工具差しＡにおけるカラビナ部分（工具吊下げ部）Ｂに、一般工具と同様に係止透孔３１にカラビナ（工具吊下げ部）Ｂを挿通することで携帯できることになる。

１ 柄体
２ 打撃体（打撃用ヘッド）
２１ 打撃面
３ 吊下げ装着部
３１ 係止透孔

Claims (2)

1. 柄体の先端に打撃体を装着してなるハンマーにおいて、係止透孔を備えたけ吊下げ装着部を打撃体と一体に形成してなることを特徴とするハンマー。
2. 吊下げ部を打撃面と対向する他方打撃面形成箇所に、前記打撃面に替えて突出形成してなる請求項１記載のハンマー。