JP3209789U - 単相永久磁石モータ及びそのステータコア - Google Patents

単相永久磁石モータ及びそのステータコア Download PDF

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Abstract

【課題】モータの作動の安定性を効果的に向上させ、騒音を低減することができる単相永久磁石モータ及びそのステータコアを提供する。【解決手段】単相永久磁石モータは、ステータコアと、ステータコアの周りに巻き付けられる巻線と、ステータコアに対して相対的に回転可能な永久磁石ロータ12とを含む。ステータコアは、端部14と、端部14と連結される第1の極アーム18と、端部14と連結され、ステータコアの軸方向に第1の極アーム18が積み重ねられる第2の極アーム20とを含む。第1の極アーム18は、第2の極アーム20とは異なる形状又は構造を有する。【選択図】図2

Description

[0002]
本考案は、単相モータに関し、特に、単相永久磁石モータのステータコアに関する。
[0003]
単相永久磁石モータは、通常、ステータコアと、ステータ巻線と、永久磁石ロータとからなる。ステータコアは、略U字状であり、2つの離間した極アームを含む。各極アームの末端に、極爪が形成される。各極爪の内壁面は、内方に凹んで、円弧極面を形成する。巻線は、極アームの周りに巻き付けられる。ロータは、2つの極爪の間に配設され、円弧極面に面する。この種のモータでは、ステータコアの極アームは、互いに離間され、2つの極爪の間に、大きい開口部が形成されている。開口部によって、ステータとロータとの間に、大きいコギングトルクが生じるので、モータの作動が不安定になり、騒音を発生させる。
[0004]
したがって、モータの作動の安定性を効果的に向上させ、騒音を低減することができる単相永久磁石モータ及びそのステータコアが望まれる。
[0005]
一態様では、本考案は、端部と、前記端部と連結される第1の極アームと、前記端部と連結され、ステータコアの軸方向に前記第1の極アームが積み重ねられる第2の極アームであって、前記第1の極アームは、前記第2の極アームとは異なる形状又は構造を有する、第2の極アームとを備えるステータコアを提供するものである。
[0006]
前記第1の極アームは、周方向に沿って不連続な第1の円弧極面を形成し、前記第2の極アームは、周方向に沿って不連続な第2の極面を形成することが好ましい。
[0007]
前記第1の円弧極面は、前記2つの第1の連結アームの間の位置で中断することが好ましい。
[0008]
前記円弧極面の中断部の幅は、前記2つの連結アームの間の距離に実質的に等しいことが好ましい。
[0009]
前記ステータコアは、1つの前記第1の極アームと、2つの前記第2の極アームとを備え、前記第1の極アームは、前記2つの第2の極アームの間に挟まれることが好ましい。
[0010]
前記ステータコアは、2つの前記第1の極アームと、1つの前記第2の極アームとを備え、前記第2の極アームは、前記第1の極アームの間に挟まれることが好ましい。
[0011]
前記ステータコアは、軸方向に沿って交互に積み重ねられる複数の第1の極アーム及び複数の第2の極アームを備えることが好ましい。
[0012]
前記端部、前記第1の極アーム及び前記第2の極アームの各々は、複数のコアラミネーションを積層することによって形成され、互いに機械的に連結されることが好ましい。
[0013]
前記第1の極アーム及び前記端部の一方は、係止溝を形成し、前記第1の極アーム及び前記端部の他方は、係止ブロックを形成し、前記第2の極アーム及び前記端部の一方は、係止溝を形成し、前記第2の極アーム及び前記端部の他方は、係止ブロックを形成し、各係止ブロックは、1つの対応する係止溝に係合されて、前記第1の極アームと、前記第2の極アームと、前記端部とを互いに連結することが好ましい。
[0014]
第1の円弧極面は、内方に凹んで、2つの起動溝を形成し、前記起動溝は、前記極爪の中心軸からオフセットされることが好ましい。
[0015]
前記2つの第2の極爪の間の連結領域に、磁気ブリッジが形成されることが好ましい。
[0016]
別の態様では、本考案は、ステータコアと、前記ステータコアの周りに巻き付けられる巻線と、前記ステータコアに対して相対的に回転可能な永久磁石ロータとを備える単相永久磁石モータを提供するものである。前記ステータコアは、端部と、前記端部と連結される第1の極アームと、前記端部と連結され、前記ステータコアの軸方向に前記第1の極アームが積み重ねられる第2の極アームであって、前記第1の極アームは、前記第2の極アームとは異なる形状又は構造を有する、第2の極アームとを備える。
本考案の一実施形態による単相永久磁石モータを示す図である。 図1のモータの分解図である。 図1のモータの上面図である。 図1のモータの底面図である。 第2の実施形態による単相永久磁石モータのステータコアを示す図である。 第3の実施形態による単相永久磁石モータのステータコアを示す図である。
[0023]
各図は、縮尺通りではなく、図全体を通して、例示の目的で、同様の構造又は機能の要素は、概して、同じ符号で表記される点に留意されたい。また、各図は、好ましい実施形態の説明を容易にすることを意図するものにすぎない点にも留意すべきである。各図は、説明された実施形態の全ての態様を示すものではなく、本開示の範囲を限定するものではない。
[0024]
図1及び図2は、本考案の一実施形態による単相永久磁石モータを示す。モータは、ステータコア10と、ステータコア10の周りに巻き付けられる巻線(図示せず)と、ステータコア10に回転可能に配設される永久磁石ロータ12とを含む。各図には、本考案のモータのステータコア10の構造及び特徴を明瞭に示すために、モータの一部、例えば、巻線、巻線の電流を制御するための制御回路、モータハウジング等を示さないが、公知の単相永久磁石モータのように構成することができる。回転軸は、永久磁石ロータ12に固定されてこれを貫通して、負荷と連結することができる。巻線が付勢されると、ステータコア10に、極性が与えられ、永久磁石ロータ12の磁界と相互に作用して、永久磁石ロータ12を回転させて、その結果、負荷を作動させる。
[0025]
ステータコア10は、フェライトなどの軟磁性材料から形成することができる。好ましくは、本実施形態では、ステータコア10は、U字状のステータコアであり、端部14と、端部14から外方に垂直に延在する極アーム16とを含む。この実施形態では、極アーム16は、少なくとも、第1の極アーム18及び第2の極アーム20を含む。第1の極アーム18及び第2の極アーム20は、ロータ12の軸方向に互いに積み重ねられ、端部14の同じ側に連結される。この実施形態では、端部14、第1の極アーム18及び第2の極アーム20は、別個に形成され、その後、機械的な連結によって、互いに連結される。このように、第1の極アーム18及び第2の極アーム20が端部14に連結される前に、巻き付け工程を完了することができ、これにより、巻き付け工程を、より容易に且つより都合よくする。
[0026]
好ましくは、端部14、第1の極アーム18及び第2の極アーム20の各々は、ケイ素鋼板などの複数のラミネーションを積層することによって作製される。各図は、ラミネーションが積層された後の端部14、第1の極アーム18及び第2の極アーム20の全体の形状を示しているにすぎず、多数の積層の特定の構造を示すものではない。ラミネーションの組み付けを容易にするため、各ラミネーションには、対応する組立穴22が形成される。この実施形態では、組立穴22は、止まり穴であり、ラミネーションは、止まり穴に対応する突出部を有する。ラミネーションを積層する際、1つのラミネーションの突出部は、隣接するラミネーションの組立穴に係合されて、両者間を機械的に連結するようになっている。端部14、第1の極アーム18及び第2の極アーム20は、それぞれ、各方法によって形成される。
[0027]
この実施形態では、端部14は、その2つの側に隣接する位置に、2つの係止溝24を形成する。係止溝24は、軸方向に沿って、端部14を貫通して延在する。第1の極アーム18及び第2の極アーム20を含む極アーム16は、係止溝24に対応する係止ブロック26を形成する。係止ブロック26は、軸方向に沿って、係止溝24に挿入されて、極アーム16を端部14と連結することにより、ステータコア10を形成する。好ましくは、係止ブロック26は、ダブテール形状であり、係止溝24は、係止ブロック26と一致する形状を有し、係止ブロック26と係止溝24との間の連結を強化して、両者間の係合解除を回避するようになっている。別の実施形態では、係止溝24は、第1の極アーム18及び第2の極アーム20に形成することができ、係止ブロック26は、対応して、端部14に形成され、端部14、第1の極アーム18及び第2の極アーム20は、互いに連結されて、協働して、ステータコア10を形成する。
[0028]
第1の極アーム18は、2つの別個のアーム部28を含む。2つのアーム部28は、実質的に同じ構造を有し、互いに離間しており、互いに並列に配設される。各アーム部28は細長く、第1の連結アーム30と、端部14から遠い第1の連結アーム30の末端に形成される第1の極爪32とを含む。端部14に対向する第1の連結アーム30の他方の末端の端面は、外方に突出して、係止ブロック26を形成して、端部14の係止溝24と連結する。2つのアーム部28の第1の極爪32は、互いに対向且つ離間しており、協働して、収容空間を形成して、両者間にロータ12を収容する。2つの第1の極爪32の対向する内壁面は、凹んで、第1の円弧極面34を形成する。第1の円弧極面34は、ロータ12の外面に面していて且つこの外面から離間しており、第1の円弧極面34とロータ12との間に、空隙が形成されている。
[0029]
第1の極アーム18の2つの第1の極爪32が互いに別個なので、第1の円弧極面34は、周方向に不連続であり、第1の円弧極面34の円周に、2つの空間が形成されており、空間の幅は、第1の連結アーム30の間の離間距離に実質的に等しく、これは大きい。第1の円弧極面34が周方向に沿って不連続であり、円弧極面34の間の幅が大きいので、中断領域に、大きい磁気抵抗が生じ、これにより、磁気漏れを低減し、ひいては、モータの効率を高める。しかしながら、一方、中断領域に、大きいコギングトルクが生じ、これにより、ロータ12の回転に影響を及ぼし、騒音を発生させる。
[0030]
好ましくは、第1の円弧極面34に、内方に凹んだ起動溝36が形成される。起動溝36は、第1の極爪32の中心軸X(図3)から、或る角度だけオフセットされる。この実施形態では、周方向に沿って互いに180度間隔で配置され、ロータ12の回転軸線に関して対称に配設される2つの起動溝36がある。一方の起動溝36は、深さが徐々に大きくなりながら、第1の連結アーム30から離れた1つの対応する第1の極爪32の端部から、時計回り方向に沿って、内方に延在し、他方の起動溝36は、深さが徐々に大きくなりながら、第1の連結アームに隣接する対応する第1の極爪32の端部から、反時計回り方向に沿って、内方に延在する。起動溝36の存在によって、第1の円弧極面34とロータ12との間の空隙を不均一にして、モータの電源が切られて回転を停止すると、ロータ12の極軸、すなわち、磁極の中心を通る軸は、第1の極爪32の中心軸Xから、或る角度だけオフセットされて、ロータが死点で停止するのを回避することによって、確実に、モータを、付勢時に、成功して始動させることができる。
[0031]
第2の極アーム20は、略U字状であり、2つの第2の連結アーム38と、2つの第2の連結アーム38の末端に形成される2つの第2の極爪40とを含む。2つの第2の連結アーム38は、互いに離間しており、互いに並列に配設される。各第2の連結アーム38の端面は、外方に突出して、1つの係止ブロック26を形成して、端部14の係止溝24と連結する。2つの第2の極爪40は、端部14から遠くに配設され、互いに連結される。連結された極爪40の中心に、丸穴42が形成されて、ロータ12を収容する。丸穴42の直径は、ロータ12の外径よりもわずかに大きい。この実施形態では、丸穴42は、軸方向に沿って、第2の極爪40を貫通して延在し、丸穴42の周囲の円周は、閉じている。第2の極爪40は、丸穴42を取り囲み、ロータ12に面する第2の円弧極面44を形成する。第2の円弧極面44は、周方向に沿う連続的な円弧面である。好ましくは、2つの第2の極爪40の第2の円弧極面44は、実質的に標準的な円筒面を形成し、これは、ロータ12と同軸であり、両者間に、連続的な且つ実質的に均一な空隙が形成されている。
[0032]
第1の極アーム18の第1の極爪32とは異なり、第2の極アーム20の第2の極爪40は、互いに連結され、2つの第2の連結アーム38の間に、2つの横梁46が形成されている。横梁46、第2の連結アーム38及び端部14は、一緒に、ロータ12を通らない磁路を形成し、これにより、ある程度、磁気漏れを発生させ、ひいては、モータの電力密度を低減する。2つの第2の極爪40の間の連結領域、好ましくは横梁46の中央部に、磁気ブリッジ48が形成されることが好ましい。磁気ブリッジ48は、極爪40のその他の部分と比較して、最も小さい厚さを有し、磁気抵抗を増加させ、磁気漏れを低減する。より好ましくは、磁気ブリッジ48の外壁面に、1つ以上の溝49が形成される。溝49は、磁気ブリッジ48を軸方向に貫通して延在する。
[0033]
第1の極アーム18の第1の極爪32とは異なり、第2の極アーム20の第2の極爪40は、互いに連結される。ロータ12と組み付けられた後、第2の極アーム20の第2の円弧極面44及びロータ12の外壁面は、両者間に、連続的な空隙を形成し、これにより、コギングトルクを効果的に低減する。これによって、ロータ12の回転を、より円滑にし、モータの作動時、騒音を低減する。この実施形態では、第2の円弧極面が円筒面なので、第2の円弧極面とロータ12の外壁面との間の半径方向の距離は、一定である。したがって、第2の円弧極面とロータ12の外壁面との間に、均一な空隙が形成され、これにより、モータの作動時、コギングトルク及び騒音を最大限に低減することができる。
[0034]
図3及び図4を参照すると、第1の極アーム18及び第2の極アーム20は、ロータ12の軸方向に積み重ねられ、各第1の連結アーム30は、1つの対応する第2の連結アーム38に積み重ねられて、協働して、極アーム16の1つの連結アームを形成する。この実施形態では、極アーム16の2つの連結アームは、互いに離間しており、互いに並列に配設され、両者間に、巻線空間が形成されている。巻線は、2つの連結アームの周りに巻き付けられる。通常、直列に接続される2つの巻線がある。2つの第1の極爪32の各々には、1つの第2の極爪40が積み重ねられて、協働して、極アーム16の1つの極爪を形成して、ロータ12と相互に作用する。第1の円弧極面34及び第2の円弧極面44は、実質的に同軸であり、実質的に同じ直径を有し、協働して、極アーム16の円弧極面を形成する。
[0035]
本考案のモータの場合、ステータコア10の極アーム16は、互いに積み重ねられた第1の極アーム18及び第2の極アーム20によって形成される。円弧極面は、周方向に連続する第1の軸部と、周方向に沿って不連続な第2の軸部とを有する。連続部分は、第2の円弧極面44であり、不連続部分は、第1の円弧極面34である。このように、第1の極アーム18及び第2の極アーム20は、協働して、効率と騒音、すなわち、2つの重要な性能のバランスをとることによって、モータの全体の性能を高める。
[0036]
更に、円弧極面及びロータ12は、起動溝36の領域に、不均一な空隙を形成し、起動溝36が無い領域に、均一な空隙を形成し、これにより、ロータの起動の成功を確実にする。上記の実施形態では、起動溝36は、第1の極爪32の第1の円弧極面34のみに形成される。いくつかの他の実施形態では、起動溝36は、第2の極爪40の第2の円弧極面44に形成するか、又は、第1及び第2の円弧極面34,44の両方に形成することができる。駆動回路は、モータの起動方向の特定の要件に合うように設計することができることを理解されたい。更に、起動溝36は、異なる要件を満たすように、種々の長さや深さに変更することができ、例示のような特定の構造に限定されるものではない。
[0037]
上記の実施形態では、1つの第1の極アーム18は、1つの第2の極アーム20と組み合わせられて、ステータコア10を形成する。いくつかの他の実施形態では、第1の極アーム18及び第2の極アーム20は、様々なパターンに組み合わせることができる。図5を参照すると、1つの第1の極アーム18は、2つの第2の極アーム20と組み合わせられて、第1の極アーム18は、2つの第2の極アーム20の間に挟まれている。代替例として、図6を参照すると、1つの第2の極アーム20は、2つの第1の極アーム18と組み合わせられて、第2の極アーム20は、2つの第1の極アーム18の間に挟まれている。別の代替実施形態では、多数の第1の極アーム18及び多数の第2の極アーム20が、交互に積み重ねられる。
[0038]
本考案は、1つ以上の好ましい実施形態を参照して説明されるが、当業者であれば種々の変更が可能であるものと理解される。したがって、本考案の範囲は、以下の実用新案登録請求の範囲を参照することにより決定されるべきである。
10 ステータコア
12 永久磁石ロータ
14 端部
16 極アーム
18 第1の極アーム
20 第2の極アーム
22 組立穴
24 係止溝
26 係止ブロック
28 アーム部
30 第1の連結アーム
32 第1の極爪
34 第1の円弧極面
36 起動溝
38 第2の連結アーム
40 第2の極爪
42 丸穴
44 第2の円弧極面
46 横梁
48 磁気ブリッジ
49 溝
X 中心軸

Claims (12)

  1. 端部と、
    前記端部と連結される第1の極アームと、
    前記端部と連結され、ステータコアの軸方向に前記第1の極アームが積み重ねられる第2の極アームであって、前記第1の極アームは、前記第2の極アームとは異なる形状又は構造を有する、第2の極アームと、
    を備えることを特徴とするステータコア。
  2. 前記第1の極アームは、周方向に沿って不連続な第1の円弧極面を形成し、前記第2の極アームは、周方向に沿って不連続な第2の極面を形成することを特徴とする、請求項1に記載のステータコア。
  3. 前記第1の極アームは、2つの離間した第1の連結アームと、前記第1の連結アームの末端にそれぞれ形成される第1の極爪とを備え、前記第2の極アームは、2つの離間した第2の連結アームと、前記第2の連結アームの末端にそれぞれ形成される第2の極爪とを備え、前記2つの第1の極爪は、互いに離間され、前記2つの第2の極爪は、互いに連結されることを特徴とする、請求項2に記載のステータコア。
  4. 前記第1の円弧極面は、内方に凹んで、2つの起動溝を形成し、前記起動溝は、前記極爪の中心軸からオフセットされることを特徴とする、請求項3に記載のステータコア。
  5. 前記2つの第2の極爪の間の連結領域に、磁気ブリッジが形成されることを特徴とする、請求項3に記載のステータコア。
  6. 前記第1の円弧極面は、前記2つの第1の連結アームの間の位置で中断することを特徴とする、請求項3に記載のステータコア。
  7. 前記円弧極面の中断部の幅は、前記2つの第1の連結アームの間の距離に実質的に等しいことを特徴とする、請求項6に記載のステータコア。
  8. 前記ステータコアは、1つの前記第1の極アームと、2つの前記第2の極アームとを備え、前記第1の極アームは、前記2つの第2の極アームの間に挟まれることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のステータコア。
  9. 前記ステータコアは、2つの前記第1の極アームと、1つの前記第2の極アームとを備え、前記第2の極アームは、前記第1の極アームの間に挟まれることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のステータコア。
  10. 前記ステータコアは、軸方向に沿って交互に積み重ねられる複数の第1の極アーム及び複数の第2の極アームを備えることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のステータコア。
  11. 前記第1の極アーム及び前記端部の一方は、係止溝を形成し、前記第1の極アーム及び前記端部の他方は、係止ブロックを形成し、前記第2の極アーム及び前記端部の一方は、係止溝を形成し、前記第2の極アーム及び前記端部の他方は、係止ブロックを形成し、各係止ブロックは、1つの対応する係止溝に係合されて、前記第1の極アームと、前記第2の極アームと、前記端部とを互いに連結することを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のステータコア。
  12. 請求項1乃至11のいずれか一項に記載のステータコアと、
    前記ステータコアの周りに巻き付けられる巻線と、
    前記ステータコアに対して相対的に回転可能な永久磁石ロータであって、前記ロータは、前記2つの極爪の空間に配設され、前記ステータコアの前記円弧極面は、前記ロータを取り囲み、前記円弧極面と前記ロータとの間に、空隙が形成されている、永久磁石ロータと、
    を備えることを特徴とする単相永久磁石モータ。
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