JP3209598U - 倉庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で高い収納率で荷物を収納することができる倉庫を提供する。【解決手段】倉庫1は、床面Fの上方に設けられたメザニン式ラック2、及びメザニン式ラック2上の入出荷位置2a0及び収納位置の一方から他方へ荷物9を搬送する荷物搬送手段、すなわち可動棚3及び無人搬送車4を備える。荷物搬送手段により、メザニン式ラック2上で入出荷位置2a0及び収納位置の一方から他方へ荷物を人力によることなく自動で搬送することができる。また、、床面Fに荷物を収容することに加えて、メザニン式ラック2の棚面2a上にも荷物を収容することにより、倉庫1の上部空間を有効に活用して荷物の収納率を向上することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、荷物を収納する倉庫に関する。
倉庫は、一般的に6m以上の階高である。このため、荷物は下方部分のみに収容され、上方の空間が有効に活用されず、荷物の収納率が低くなってしまっていた。
荷物の収納率を上げるために、床面上にメザニン(所謂、中二階)を設けることで上部空間を活用する倉庫が知られている。しかし、メザニンの構造によっては作業員がメザニン上で作業するには十分な安全性が得られないことがある。また、メザニンの面積も床面積に算入される、定められた強度及び安全基準を満たす必要がある、その他メザニンを設けることを困難とする制度が存在する。
特許文献1には、複数のメザニン式ラック組立用門型架台をマトリクス状に配置し、門型架台の上部の水平部に直接棚材を敷き詰めて組み立てるメザニン式ラックが開示されている。作業員がメザニン式ラック上で作業することなくメザニン式ラック上に荷物を収容するものである。
しかし、メザニン式ラックの外部から作業員の手が届くメザニン式ラック上の範囲は限られており、特許文献1のメザニン式ラックを設置するのみでは、荷物の収納率を十分に改善することはできない。
特開2014−94818号公報
小型・低床式 無人搬送車 http://www.hitachi.co.jp/products/infrastructure/product_site/logistics/download/pdf/racrew.pdf
本考案は、簡易な構成で高い収納率で荷物を収納することができる倉庫を提供することを課題とする。
本考案は、床面の上方に設けられたメザニン式ラックと、メザニン式ラック上の入出荷位置及び収納位置の一方から他方へ無人で荷物を搬送する荷物搬送手段と、を備えることを特徴とする倉庫である。
これによれば、荷物搬送手段により、床面の上方に設けられたメザニン式ラック上で入出荷位置及び収納位置の一方から他方へ荷物を無人で搬送することができる。ここで「入出荷位置」は、メザニン式ラック上の位置のうち、作業員がメザニン式ラック上に移動せずに手の届く位置である。すなわち、作業員がメザニン式ラック上で作業をせずに、メザニン式ラック上に荷物を収容することができる。
本考案の倉庫は、荷物搬送手段は、無人搬送車を有することを特徴とする。
これによれば、無人搬送車により、メザニン式ラック上で荷物を搬送することができる。ここで、「無人搬送車」は、例えば非特許文献1に示すもののように、荷物を一位置でピッキングして他位置に搬送するものである。
本考案の倉庫は、荷物搬送手段は、メザニン式ラック上で移動する可動棚を有することを特徴とする。
これによれば、メザニン式ラック上で移動する可動棚に荷物を収納し、可動棚の段数によって多くの荷物をメザニン式ラック上に収納することができる。
本考案の倉庫は、入出荷位置は、メザニン式ラックの周縁部に設けられることを特徴とする。
これによれば、作業員がメザニン式ラックの外側から入出荷位置に手を届かせることができる。
本考案の倉庫は、メザニン式ラックは、床面に対して50%以上の面積を有することを特徴とする。
これによれば、荷物の収納率の高い倉庫を提供することができる。
本考案によれば、簡易な構成で高い収納率で荷物を収納することができる倉庫を提供することが可能となる。
図1は、倉庫の構成を示す図である。 図2は、倉庫における荷物の収納原理を示す図である。
以下、本考案の実施例について説明する。
図1に、倉庫1の内部構成を示す。ここで、図1(A)〜(C)は、それぞれ、上面図、正面図、及び側面図である。図1(A)及び(B)における図面左右方向を横方向、図1(A)における図面上下方向及び図1(C)における図面左右方向を縦方向、図1(B)及び(C)における図面上下方向を高さ方向と呼ぶ。倉庫1は、メザニン式ラック2、可動棚3、及び無人搬送車4を備える。
メザニン式ラック2は、倉庫1内の床面Fの上に設置され、その上に荷物を収容することのできるラックであり、棚面2a、複数の支持部材2b、及び階段2cを含んで構成される。
棚面2aは、床面Fの上方に水平に支持される板面である。棚面2aは、例えば、複数の矩形状の板状部材を有し、後述する支持部材2bに水平に支持される梁部材(不図示)上に敷き詰めることで構成される。なお、1枚の板状部材であってもよい。
なお、棚面2aの周囲に、荷物等の落下を防ぐための柵を設けてもよい。
複数の支持部材2bは、床面F上で棚面2aを支持する柱状の部材である。複数の支持部材2bの長さは、例えば、2〜3mである。複数の支持部材2bは、床面F上の横方向に4か所及び縦方向に2か所の計8か所に立設され、水平方向(すなわち、縦方向及び横方向の両方向)に張られて棚面2aを支持する梁部材を支持する。ここで、支持部材2bは、棚面2aの形状及び大きさに合わせて立設され、倉庫1内の床面Fに合わせて設計された棚面2aに対応してその数が決定される。本実施例では8となっている。
支持部材2bによって棚面2aが上方に保持されるので、床面Fと棚面2aとの間には、通常の倉庫と同様に荷物を収納することができる。
荷物は、棚面2aの上にも収容され、収納率が高くなる。棚面2aを床面Fに対して例えば50%以上の面積を有するものとすれば、荷物の収納率の高い倉庫を提供することができる。以下、棚面2aの上の荷物9の取扱について説明する。
階段2cは、床面Fと棚面2aとを連絡する段状の通路であり、本実施例では横方向の一側(図1(B)における左側)に設置されている。階段2cは、横方向に可動であってもよい。階段2cの最上段が棚面2aに近接し、最上段が近接する棚面2a上の周縁部のエリアを入出荷位置2aとする。これにより、例えば、作業員が床面Fから棚面2aの入出荷位置2aまで荷物を搬送することができる。
なお、棚面2aが低い位置に設けられる場合には、階段2cはなくともよい。
可動棚3は、荷物9を収納する収納空間3a,3bを有する可動式の棚であり、一例として4つの可動棚3が棚面2a上で縦方向に長手を向けて横方向に配列されている。本実施例では、可動棚3は荷物搬送手段の一例でもあり、それぞれが自動で横方向に移動する。可動棚3のそれぞれが停止する棚面2a上のエリアを収納位置と呼ぶ。可動棚3に荷物9を収納し、可動棚3を収納位置に移動することで荷物を搬送することができる。
無人搬送車4は、荷物搬送手段の一例であり、棚面2a上で荷物を搬送する搬送車である。無人搬送車4は、例えば車体、アーム、及びセンサ(いずれも不図示)を有する。車体は、車輪を回転する動力源を収容するとともにその上面に荷物9を載せる本体であり、その底面に少なくとも90度回動可能な走行車輪(不図示)を有する。アームは、車体に固定され、車体上に載せられた荷物9を保持して可動棚3に移動する又は可動棚3内の荷物9を保持して車体上に移動する部材である。センサは、棚面2a上での車体の位置を測定する測定器であり、例えば棚面2aの周囲の壁面及び可動棚3に設けられたミラーに測長光を投射し、その反射光を受光することで、棚面2a上での位置及び可動棚3に対する相対位置を測定するレーザ干渉計を採用することができる。無人搬送車4は、センサの検出結果に基づいて棚面2a上を横方向に移動するとともに可動棚3の間を縦方向に移動する。
図2に、倉庫1における荷物9の収納原理を示す。まず、ユーザが荷物9をもって階段2cを上がり、入出荷位置2a内で待機する無人搬送車4の車体上に荷物9を載せる。ユーザは、コントローラ等により無人搬送車4により荷物9を右から2つめの可動棚3の収納空間3aに収納することを指示する。この場合、右から2つめの可動棚3の収納空間3aが収納位置となる。
次に、図2(A)に示すように、無人搬送車4は、棚面2a上を横方向(黒塗り矢印の方向)に移動を始める。これと同時に、右から2つめ及び3つめの可動棚3が横方向(白抜き矢印の方向)に移動する。これにより、図2(B)に示すように、右から1つめと2つめの可動棚3の間に無人搬送車4が通る十分なスペースが設けられる。
次に、図2(B)及び(C)に示すように、無人搬送車4は、右から2つめの可動棚3の横を縦方向(黒塗り矢印の方向)に移動し、図2(D)に示すように、目的の収納空間3aの近傍で停止する。無人搬送車4は、アーム(不図示)を用いて荷物9を可動棚3の収納空間3aに移動する。これにより、荷物9が入出荷位置2aから収納位置に搬送され、入庫される。
最後に、無人搬送車4は、棚面2a上を縦方向を逆に移動して可動棚3の可動範囲から退避し、右から2つめ及び3つめの可動棚3は横方向を逆に移動してもとの位置に戻る。
なお、上述の手順を逆に実行することで、可動棚3内の荷物9を入出荷位置2aに搬送し、出庫することができる。また、収納位置の位置は一例であり、他の可動棚3の収納空間3a,3bでもよいし、棚面2a上のいずれかの位置でもよい。
以上詳細に説明したように、本実施例に係る倉庫1は、床面Fの上方に設けられたメザニン式ラック2、及びメザニン式ラック2上の入出荷位置2a及び収納位置の一方から他方へ荷物9を搬送する荷物搬送手段、すなわち可動棚3及び無人搬送車4を備える。荷物搬送手段により、メザニン式ラック2上で入出荷位置2a及び収納位置の一方から他方へ荷物を人力によることなく自動で搬送することができる。倉庫1は、床面Fに荷物を収容することに加えて、メザニン式ラック2の棚面2a上にも荷物を収容することにより、倉庫1の上部空間を有効に活用して荷物の収納率を向上することができる。
なお、可動棚3は、電気等によって自動で移動するものでなく、無人搬送車4(あるいは可動棚3を移動させる他の機器)が棚の下に潜り込み棚を持ち上げて(あるいは押したり引いたりして)移動するものでもよい。ここで、可動棚3が入出荷位置2aに移動した際に、収納された荷物9に作業員の手が届くのであれば、無人搬送車4によるピッキングがなくてもよい。
また、電気等によって自動で移動する可動棚3については、無人搬送車4を備えずに可動棚3のみで荷物搬送手段を構成することもできる。
また、可動棚3に替えて、位置が固定された固定棚を備え、固定棚の間に無人搬送車4が通る十分なスペースを設け、無人搬送車4がアーム等を用いて収納空間3aの荷物9をピッキング(又は収納空間3aに荷物9を載置)することで、荷物搬送手段を構成することもできる。
また、荷物9の形状によっては、可動棚3を備えずに無人搬送車4のみで荷物搬送手段を構成することもできる。
すなわち、荷物搬送手段は、作業員の手が届く入出荷位置2aと収納位置との一方から他方へ無人で荷物を搬送するものとして各種の構成が可能である。
さらに、本実施例では荷物9の収納のみを行ったが、無人搬送車4に加えて(又は替えて)各種ロボットを備えることで、溶接、塗装、組立、食品の盛り付け等の加工作業を行うこともできる。
本考案の倉庫は、簡易且つ高収納率の倉庫を提供するのに好適である。多くの倉庫業者や、倉庫を備える企業による利用が考えられる。
1 倉庫
2 メザニン式ラック
2a 棚面
2a 入出荷位置
2b 支持部材
2c 階段
3 可動棚
3a 収納空間
3b 収納空間
4 無人搬送車
9 荷物

Claims (5)

  1. 床面の上方に設けられたメザニン式ラックと、
    前記メザニン式ラック上の入出荷位置及び収納位置の一方から他方へ無人で荷物を搬送する荷物搬送手段と、
    を備えることを特徴とする倉庫。
  2. 前記荷物搬送手段は、無人搬送車を有することを特徴とする、請求項1に記載の倉庫。
  3. 前記荷物搬送手段は、前記メザニン式ラック上で移動する可動棚を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の倉庫。
  4. 前記入出荷位置は、前記メザニン式ラックの周縁部に設けられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の倉庫。
  5. 前記メザニン式ラックは、前記床面に対して50%以上の面積を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の倉庫。
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