JP3209503U - 指圧器 - Google Patents

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Abstract

【課題】仰臥位の状態で背面指圧点位置に配置し、自身の体重加圧力を利用して指圧を行う指圧器を提供する。【解決手段】揺動レバー2の全揺動領域を上回る面積寸法を持つ基板の上面に、揺動レバー固定軸4によって、自身の平行溝を介して、動作領域が腰部全域に及ぶ自在水平揺動機能を備えた状態に固定された一対の揺動レバー2を持ち、夫々の揺動レバーの先端には長軸指圧体3が固定され、夫々の長軸指圧体の先端には球状突起が固定された構造の指圧器であり、更に基板の上面には、被指圧者の主要腰部指圧点位置を外形凹部形状に写し取ったテンプレート5が固定され、その凹部形状位置に揺動レバーの先端を嵌め込む形で長軸指圧体を配置する。個々の被指圧者の体型に見合った腰部指圧点への指圧が可能となる。【選択図】図2

Description

本考案は、仰臥位の状態で本装置を自身の背面指圧点位置に配置し、自身の体重加圧力を利用して指圧を行う指圧器に関するものである。
本考案は考案者自身が十年来の腰痛に悩んでおり、当初市販の指圧器を数種類購入して試みたが結果として満足出来る指圧効果が得られず、自身で納得の出来る指圧器の自作を思い立ち、最終的に本考案に至ったものである。当初指圧体に市販の面打ボールキャスターを用いることを前提として、市販の木材、鉄板部品等を組み合わせて試作を繰り返し、指圧体の高さ設定等幾つかの問題点を除いて、比較的満足の出来る指圧器を製作した。
今回の登録に先立って、一旦は上記に依る試作品を基本構造とした特許登録を意図して、特許庁ホーム頁で紹介されているJ−PlatPatから先行技術の検索を行った結果、下記特許文献1による試作品と類似構造を持つ指圧器が既に先行出願として公開されて居り、この登録は不可能と判明した。
先ずは新規構造の開発を目指して腰用を主目的とした従来の指圧器を分析・分類すると、(イ)指圧体位置固定型、(ロ)指圧体位置水平スライド型、(ハ)指圧体位置円弧揺動型の3種類に大別分類出来た。下記特許文献1による指圧器は(ハ)に分類される比較的新しい構造のもので、広範囲に亘る腰部の指圧を行う為の指圧器として、この構想を更に発展させる方向で指圧器の開発を目指した。
更にJ−PlatPatの再検索の中で、以下に引用の特許文献2(以下文献2)が先行出願として公開されていることが判明した。この考案に於ける指圧器の用途は文献1の場合とは異なってはいるが、腰部を含む上半身に対しての指圧を目的としており、更に文献1に於ける腕2に対応した支持腕14による類似の構造・機能を含んでいる所から、今回の登録に際しては、この種の機能・構造に対して、これを超える更なる新規性が求められると認識した。
尚、文献2による指圧器の使用方法は、本考案の意図する腰用を主目的としたものとは基本的に異なるので、以下に述べる「考案が解決しようとする課題」の中では、その課題のための考察の対象からは除外してある。
実用新案登録3190246号 公報 実用新案出願公開昭61−139229号 公報
上記文献1に於ける指圧突起1(本考案での長軸指圧体(3)に相当)の揺動領域は腕2による円弧水平揺動運動の軌跡上に限られており、指圧突起1をそれ以外の任意の指圧点位置に移動させる為には、指圧器自体をその都度移動させる必要が有り、使用者にとっては一定の不便さがある。
更に、指圧時に於いて、指圧突起1の位置が底面カバー4の外縁から離れた位置に置かれた状態で体重加圧力を受けた場合、指圧突起1に印加される体重加圧力をその直下で支持する構造物が存在しないところから、指圧器の設置床面が比較的柔らかな布団又はマットレス等の場合、この体重加圧力によって指圧突起1が傾くか或いは指圧器本体と共に指圧突起1自体が布団又はマットレス中に沈み込むことで、腕2による大部分の円弧水平揺動軌跡上では、指圧突起1によって本来付与される筈の指圧効果が十分には与えられない可能性がある。逆に効果の発揮出来る比較的硬めな畳又は床板上で使用する場合には、指圧突起1によって設置床面を疵付ける恐れがあるので、一定の保護シートが必要である。
本考案に於いて、揺動レバー(2)の全揺動領域を上回る面積寸法を持つ基板(1)上面に、揺動レバー固定軸(4)によって、自身の平行溝を介して、その揺動動作領域が腰部全域に及ぶ自在水平揺動機能を備えた状態に固定された一対の揺動レバー(2)を持ち、夫々の揺動レバー(2)の先端に固定された長軸指圧体(3)を持ち、夫々の長軸指圧体(3)の先端に球状突起(3−1)が固定された構造を持つ指圧器を構成することによって、自身の体重加圧力に依る腰部全域の指圧点に対し、隙間のない安定した指圧が行える指圧器を提供すること。
上記考案に於いて、『揺動レバー(2)の全揺動領域を上回る面積寸法を持つ基板(1)』を設置することにより、指圧突起1(本考案に於ける長軸指圧体(3)に相当)が受ける指圧時の体重加圧力を、総ての指圧点位置に対して基板(1)上面且つ揺動レバー(2)による自在水平揺動機能によって基板(1)重心近傍で選択的に支持することが出来る。これにより体重加圧力による指圧器の傾き及び指圧器自体の設置床面への沈み込みを避けることが出来るので、指圧器を設置する床面の違い(布団、マットレス、畳又は床板等の違い)に制約されることのない、安定した指圧が出来る指圧器にすること。
上記考案に於いて、長軸指圧体(3)を任意の指圧点位置に配置する方法として、従前のこの種の指圧器に於いては、被指圧者自身の感触に基づいた手法が用いられているが、被指圧者の腰部主要指圧点位置をその外形凹部形状として写し取ったテンプレート(5)を設置し、その凹部に揺動レバー(2)の先端を嵌め込む形で長軸指圧体(3)の位置を設定することで、被指圧者夫々の体型に見合った主要な指圧点に対して、より効果的な指圧が行える様にすること。
揺動レバー(2)の全揺動領域を上回る面積寸法を持つ基板(1)上面に、揺動レバー固定軸(4)によって、自身の平行溝を介して、その動作領域が腰部全域に及ぶ自在水平揺動機能を備えた状態に固定された一対の揺動レバー(2)を持ち、夫々の揺動レバー(2)の先端に固定された長軸指圧体(3)を持ち、夫々の長軸指圧体(3)の先端に球状突起(3−1)が固定された構造を持つ指圧器を構成することによって、自身の体重加圧力により行う腰部全域の指圧に際して、任意の腰部指圧点位置に対する位置設定が可能な指圧器となった。
自在水平揺動機能を備えた一対の揺動レバー(2)の動作領域を上回る面積寸法の基板(1)を設置したことで、指圧時に於ける体重加圧力を常に基板(1)上で支持し、その揺動動作領域が腰部全域に及ぶ揺動レバー(2)による自在水平揺動機能によって基板(1)重心近傍で選択的に支持することが可能となり、これによって体重加圧力におる指圧器の傾き及び指圧器自体の設置床面への沈み込みを避けることが出来、その結果として指圧器を設置する床面の違い(布団、マットレス、畳又は床板等の違い)に制約されること無く、腰部全域内に於ける任意な指圧点位置での安定した指圧が可能な指圧器となった。因みに、本考案の指圧器では、上記の構造から揺動レバー(2)が設置床面を傷つける状況は全く発生しない。
被指圧者の腰部主要指圧点位置をその外形凹部形状に写し取ったテンプレート(5)を設置し、その凹部に揺動レバー(2)の先端を嵌め込む形で長軸指圧体(3)の位置を設定することで、被指圧者夫々の体型に見合った主要指圧点位置に対しての、より効果的な指圧が可能となった。
長軸指圧体(3)の先端に固定した球状突起(3−1)に、一般工業部品として市販されているJIS B 2603に準拠した「握り玉」を使用したことで、指圧器をより安全且つ簡単な構造のものとすることが出来た。
本考案指圧器の組み立て上面図である。 本考案指圧器の構造・動作説明図(立体図)である。 図1に於けるA−A断面図で、長軸指圧体(3)部分の拡大図である。 本考案指圧器に於ける揺動レバー(2)の動作説明図(写真)である。 本考案指圧器に於ける揺動レバー(2)の動作説明図(写真)である。
以下、本考案を実施するための形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1、図2に於いて、揺動レバー(2)の全揺動領域を上回る面積寸法を持つ基板(1)上面に、段付きの揺動レバー固定軸(4)によって、先端に長軸指圧体(3)が固定された一対の揺動レバー(2)が、自身の持つ平行溝を介して、動作領域が腰部全域に及ぶ自在水平揺動機能を持つ状態で固定されている。
図1、図2に於いて、指圧時に長軸指圧体(3)の根本部分を指で撮んで、揺動レバー(2)の先端部分を、被指圧者の主要腰部指圧点位置をその外形凹部形状に写し取ったテンプレート(5)の凹部に嵌め込み、その先端に固定された長軸指圧体(3)を被指圧者夫々の体型に見合った最適な主要指圧点に配置することによって、より有効な指圧が可能となった。図に於ける凹部は、主として行う腰椎部の指圧点位置を想定して作図してあるが、仙腸関節部迄の位置決めは可能である。但し、それ以遠の場所については、テンプレート(5)が過大となり、揺動レバー(2)自体の動作に支障を来すので設定しない。但し、腰椎及び仙腸関節以遠の指圧点に対しては、本考案に於ける揺動レバー(2)の持つ特徴的な自在水平揺動機能を十分に活用して、指圧点位置を被指圧者自身の感触により自由に設定することが出来るので、従って任意の指圧点位置での指圧を行うことが可能であり、この事は使用上での重大な支障とはならない。
図3は、図1に於けるA−A断面図で、長軸指圧体(3)部分の組み立て状態を示しているが、この方法は試作品に於ける製作事例に基づいて表示されている。皿ネジを用いた球状突起支柱(3−2)先端にJIS B2603に準拠した市販の「握り玉」を用いた球状突起(3−1)が固定され長軸指圧体(3)として構成されている。この長軸指圧体(3)が遊動レバー(2)の先端に図3の状態にナット(3−3)で固定されている。尚、総てのナットには固定軸の固定の場合も含めて、ロック機能を備えたセルフロックナット(SLナット又はUナット等)が用いられている。
図4〜5は、基板(1)の材質・形状以外は本考案と同一構造の試作品の写真で、揺動レバー(2)の「自在水平揺動機能」の動作説明の為に、レバー位置を夫々異なる状態で撮影した4枚の写真で構成されている。
<4A>は一対の指圧体を夫々最も内側に寄せた状態を示す。被指圧者専用オプションとして製作したテンプレート(5)を使用する場合は、この状態で揺動レバー(2)の先端をテンプレート(5)凹部に嵌め込み、長軸指圧体(3)をこの位置に配置した状態で指圧を行う。<4B>は一対の指圧体を最も外側に寄せた状態を示す。通常の腰部指圧器ではこの位置は存在しないが、臀部神経痛等の広域指圧点に対し用いられる。
<5A>は一対の指圧体を夫々最も内側且つ手前側に寄せた状態を示し、<5B>は一対の指圧体を夫々最も内側且つ向う側に寄せた状態を示している。図5による位置状態は揺動レバー(2)の可動領域を示す目的で参考に示したもので、この位置に設定した特別な意味は無い。
尚、この写真による試作品の段階ではテンプレート(5)は単なるストッパーとして設置されたもので、従って本来のテンプレートの機能を果たす「凹部形状」はこの段階では未だ設定されて居らず、従って形成されていない。
尚、本考案による指圧器の開発過程で、この機器が医療機器としての要素を併せ持つところから、その着眼点を単に性能面に留まるだけではなく、PL上からも配慮する必要性が有ると感じた。そこで、本考案に於ける指圧器主要部品に対して、敢えてこの点も考慮に入れた「特に好ましい要件」を述べる。
《基板(1)》
本考案に於ける試作品では木製板材を用いた。木材を使用した場合は、木材固有の経年変化による基板の反りが考えられるが、これは本考案にける最重要機能を為す揺動レバー(2)の動作に直接支障を来すので特に留意し回避する必要が有る。更に繰り返しの体重加圧力を受けるので、簡単に割れてしまわない様な、一定の結合強度を持った材質の選定が好ましい。従って、木材を使用する場合は一般的に入手可能なタモ等の硬質木材で、且つ反り防止とコスト上からも集成材が最適である。ラワン、栂、パイン等も一般木材としては優れているが、経時変化による反りと指圧に於ける体重加圧力による繰り返し圧力による割れを十分に考慮に入れた上で選定する必要が有る。
量産段階では、通常ABS樹脂材料等を用いて一体成型した樹脂基板への切り替えが想定出来る。この場合部品コストと樹脂固有の成型収縮による反りを考慮して、主として成型収縮率の小さいABSが主としその対象になるが、それ以外に成型収縮率が小さく、樹脂として強靭で或るところからPC、PBT等も考えられる。その他プラ化に際しては、更に一定の繰り返し体重加圧力を考慮した上での、樹脂専門家の手による「破損しない為の」形状設計対応も不可欠である。
《球状突起(3−1)》
本考案にとって、球状突起(3−1)は指圧師の親指先端を模した「指圧器としての心臓部」と云えるほど重要な部品である。本考案での開発に当たっては市販の握り玉の使用をその前提としている。「握り玉」は、JIS B2603によるJIS規格(1957/03/9−1998/03/20廃止)「握り」が制定されており、JIS機械部品として59年来の歴史がある。機械装置の操作レバー類先端等にネジ込んで使用されるもので、材質はABS、フェノール、ステンレス、アルミ等の材料が用いられて居り、一般的には安価なABS又はフェノールで無垢の材質のものが好まれて使用されているが、樹脂製品には強度補強した心金入りのものもある。但し、金属製のものは、強靭ではあるが、指圧時の感触上、また金属アレルギー等を考慮した場合、この場合の用途としては必ずしも適当ではない。類似の商品で「回転ボールグリップ」、「ゴムボール回転グリップ」等の名称で販売されている軸付きのものもあるが、比較的高価なものであると共に、球体を構成するゴム成分の流出によるアレルギーへの影響を考慮して、この商品としての採用は見送っている。結局、本考案に於いては、上記の考察と併せたPL上の観点から、常識的には有り得ない事であるにしても、使用中にこの樹脂部分が破損する最悪事態を想定して、敢えて心金入り握り玉を使用することとしたが、何れにしても「破損又は材質アレルギーによって被指圧者に危害を及ぼす危険性のないもの」が、この指圧器に用いられる球状突起(3−1)としての不可欠条件である。因みに、この部品先端が「球状であること」が、人体に傷害を及ぼさない為の、この部品としての前提条件となって居る。
《球状突起支柱(3−1)》
本考案に於ける球状突起支柱(3−2)は、「球状突起(3−1)と共に長軸指圧体(3)を構成する重要部品である。この部品も繰り返しの圧縮力と併せて曲げ力をも受けるので、使用者の安全の観点から、この点での十分な強度が求められる。試作品ではΦ6mmのユニクロメッキ仕上げ皿ネジ(JIS並目ネジ)を用いているが、この外径を下回ることが無ければ全く問題は無かった。品質的にはその強度と耐錆上からステンレス材質の使用が好ましい。
問題は使用するネジの長さで、この長さの設定如何に依って指圧効果は全く異なって来るので、この部分は最終的には使用者の罹患状況に見合った「オプション」の長さ寸法が求められることになる。本考案に於けるその長さ(高さ)は、市販の通常の指圧器のものと比較するとかなり長めとなっており「長軸」とした所以であるが、通常5cmの長さを標準として考えれば問題はない。本指圧器では、指圧と同時のストレッチ効果も狙っているので、それ以下の長さでは十分な指圧・ストレッチ効果は実感出来ない。
《揺動レバー(2)》
本考案に於ける揺動レバー(2)は、本考案に於ける「自在水平揺動機能」を体現する為の要の部品である。但し指圧中に曲がっては指圧器として成立しないのみならず使用者の安全にも関わるので、矢張り一定以上の強度は欠かせない。従って指圧時に揺動レバー(2)全面に印加される体重加圧力を基板(1)上全面で支持する構成もその為の要件となって居る。試作品では3mm厚の圧延鉄板を使用しているが、図1による曲げ強度を考慮した形状を取っている以上、更に錆による経時劣化対策でのユニクロメッキ等を施すことで特に問題は発生しない。品質的にはその強度と耐錆上からステンレス材質の使用が好ましい。
《揺動レバー固定軸(4)》
本考案に於ける揺動レバー固定軸(4)は、上記揺動レバー(2)の「自在水平揺動機能」を支える要の部品である。材料には市販の引抜き鋼棒の使用を考えて居り、段付き加工が入ることで比較的高価な部品となるが、この段付き形状は、上記揺動レバー(2)の「自在水平揺動機能」を担保する上で必要不可欠な重要部品である。これもユニクロメッキ等を施すことで対候性を考慮する必要が有る。品質的にはその強度と耐錆上からステンレス材質の使用が好ましい。
《ナット(3−3,3−4、4−1)》
図3に於いて、すべてのナットはシングルナットの状態で描かれているが、ここでは更なる安全を考慮してセルフロックナット(SLナット、Uナット等)を使用していることによる。これは球状突起支柱(3−2)或いは揺動レバー固定軸(4)の緩みが、使用者に対する重大な傷害を齎す恐れがある為で、本考案に於ける「固定部は絶対に緩んではならない」事を実現する為必要不可欠な構造である。品質的にはその強度と耐錆上からステンレス材質の使用が好ましい。
尚、量産時に於いては、この部分を圧入、加締め、溶接等を含むネジ止め以外の方法で行うことが考えられるところから、本明細書に於ける文章表現としては、敢えて「ネジ止め固定」とは限定せずに単に「固定」とした。これは本考案を模したネジ止め以外の粗悪な固定方法による不法な類似粗悪品の流出によって、使用者がその製品の破損等による傷害の被害者となる事態を未然に防止することをその目的としたものである。
尚、図1及び図3はJIS機械製図規格(JIS B 0001)に準拠して作図してある。
1 基板
2 揺動レバー
3 長軸指圧体
3−1 球状突起
3−2 球状突起支柱
3−3 ナット
3−4 ナット
4 揺動レバー固定軸
4−1 ナット
5 テンプレート

Claims (4)

  1. 揺動レバー(2)の全揺動領域を上回る面積寸法を持った基板(1)上面に、揺動レバー固定軸(4)によって、自身の平行溝を介して、その動作領域が腰部全域に及ぶ自在水平揺動機能を備えた状態に固定された一対の揺動レバー(2)を持ち、夫々の揺動レバー(2)の先端に固定された長軸指圧体(3)を持ち、夫々の長軸指圧体(3)の先端に球状突起(3−1)が固定された構造の指圧器。
  2. 揺動レバー(2)、球状突起支柱(3−2)及び球状突起(3−1)の固定にセルフロックナットを用いた請求項1に記載の指圧器。
  3. 球状突起(3−1)にJIS B2603に準拠した「握り玉」を用いた請求項1又は請求項2に記載の指圧器。
  4. 基板(1)上面に、指圧点位置決めガイドとなるテンプレート(5)が設置された請求項1ないし請求項3の何れかに記載の指圧器。
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