JP3209359B2 - 画像出力装置 - Google Patents

画像出力装置

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JP3209359B2
JP3209359B2 JP06131792A JP6131792A JP3209359B2 JP 3209359 B2 JP3209359 B2 JP 3209359B2 JP 06131792 A JP06131792 A JP 06131792A JP 6131792 A JP6131792 A JP 6131792A JP 3209359 B2 JP3209359 B2 JP 3209359B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像出力装置に関し、特
に印刷装置出力部へのラスターデータの供給に用いて好
適な画像出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DTP(デスクトップパブリッシ
ング)可能な装置が多くなりつつある。これらの装置
は、文字や図形、画像等をディスプレイ(表示装置)上
で同時に編集し、印刷装置から出力することができる。
これらの装置では、高品質の印刷をする為、印刷装置に
は非常に高解像度で、しかもカラーの扱えるものが使用
される。従来このような印刷装置では、例えば特開平3
−189177号公報記載(符号32)のように、ペー
ジバッファ、或いはビデオバッファと称される記憶装置
に、1ページ分の画像を記憶しておき、走査周波数に合
わせて出力部にラスターデータを供給することが行なわ
れていた。なおここに出力部とは、静電潜像生成、用紙
への転写、紙排出等を実行する部分のことをいう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで機能向上は各
種製品共通のテーマである。印刷装置では、そのような
機能向上の一環として、多階調化、多色化、高解像度
化、用紙サイズの拡大等が追求されてきた。これら機能
向上は、当然ながらデータ量の増大を招く。この為ペー
ジバッファも大きな記憶容量が必要とされ、コスト高を
招いていた。本発明の目的は、この様な従来装置の欠点
を解消し、多階調、高解像度、大サイズ出力の場合で
も、記憶手段の必要容量が極めて小さい画像出力装置を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の画像処理装置
は、図形データまたはフォントデータと画像データとを
含む文書データからラスターデータを生成して出力する
画像処理装置であって、前記画像データを記憶する画像
データ記憶手段と、前記図形データまたは前記フォント
データによって示される図形またはフォントの輪郭と各
走査線との交点の情報に基づいて、図形またはフォント
の塗りつぶし領域を示すランレングス形式の第1のデー
タを生成する第1のデータ生成手段と、前記画像データ
によって示される画像領域の輪郭と各走査線との交点の
情報に基づいて、画像領域を示すランレングス形式の第
2のデータを生成する第2のデータ生成手段と、前記第
1のデータに基づいて、図形またはフォントの塗りつぶ
し用に同じデータをランレングス分、出力するととも
に、前記第2のデータに基づいて、前記画像データ記憶
手段から前記画像データをランレングス分、読み出して
出力するデータ出力手段と、を備えるものである。
【0005】
【0006】
【実施例】以下本発明の詳細を図示実施例に基づいて説
明する。図1に実施例装置の構成を示す。図に於て1は
入力部で、PDL等によるコマンド入力を受け付ける
(PDL:ページ記述言語)。2はインタプリタで、主
記憶部3を使用して入力部1から供給されるコマンドを
解釈、実行する。即ちコマンドが文字、図形或いは画像
の入力であった場合には、それらの文字コード、ベクト
ルデータ或いは画像データを主記憶部3に格納する。コ
マンドが各種パラメータ(図2)の供給であった場合に
は、パラメータレジスタ群4の該当位置にそれを格納す
る。なお「パラメータレジスタ群4のパラメータ(図
2)」と記述するのは冗長なので、以下、単に「パラメ
ータ」とする。11はフォント生成部で、文字出力のコ
マンドが供給された場合の処理を行なう。即ちインタプ
リタ2は、この場合、主記憶部3から文字コード、及び
各パラメータを読み出して、フォント生成部11に供給
する。フォント生成部11は、これに基づいてフォント
データメモリ13をアクセスし、そのベクトルフォント
データを読み出す。これを後述する手順でランレングス
の座標データを含む区間データへ変換する(図8)。な
おここにランレングスの座標データとは、ある位置から
ある位置までの一連のドットを、その始点の座標データ
とその連続数(ランレングス)で表わしたものである。
変換後のデータは展開メモリ12に格納される。フォン
ト生成部11は請求項にいう「変換手段」の一つにあた
る。
【0007】31はグラフィック変換部で、図形出力の
コマンドが供給された場合の処理を行なう。即ちインタ
プリタ2はこの場合、主記憶部3からベクトルデータ
(例えば図10(A)BG)、及びパラメータを読み出
して、グラフィック変換部31へ供給する。グラフィッ
ク変換部31はこれを変換マトリクスに従って変換し、
アウトライン生成部32に供給する。アウトライン生成
部32は、図形がFillの場合、供給されたベクトル
データをその儘スキャン変換部41に供給する。またS
trokeの場合、パラメータ5「線幅」を参照し、入
力ベクトルにその線幅で肉付けを施したアウトライン
(例えば図10(A)BGO)を発生し、これをスキャ
ン変換部41に供給する。(Fill:内部塗り潰し。
Stroke:ある座標からある座標まで直線や曲線を
描く。)
【0008】21はイメージ変換部、23は外接矩形発
生部で、画像出力のコマンドが供給された場合の処理を
行なう。即ちインタプリタ2はこの場合、主記憶部3内
に格納されていた画像データ(例えば図12(A))及
び各パラメータを、イメージ変換部21及び外接矩形発
生部23に供給する。イメージ変換部21は変換マトリ
クスに従い、拡大、縮小、変形等を行ない、変換後のデ
ータをイメージメモリ22に格納する。外接矩形発生部
23はこの画像データに外接する矩形(例えば図12
(B))を求め、そのベクトルデータをスキャン変換部
41に供給する。スキャン変換部は、図形データ、画像
データについてランレングスの座標データを含む区間デ
ータを生成する。図形データについては文字と同形式の
もの(例えば図10(B))を生成する。画像データに
ついては、その外接矩形を表わすランレングスの座標デ
ータと、その中の先頭のドットデータの格納アドレスで
構成される区間データ(例えば図13((A))を生成
する。スキャン変換部41は請求項にいう変換手段の一
つにあたる。
【0009】42はクリップ処理部で、パラメータ3
「クリッピング」に基づいて、展開メモリ12から読み
出した或いはスキャン変換部41から供給されたデータ
についてクリッピングを行なう。クリップされたデータ
は区間データソート部43に供給される。区間データソ
ート部43は、そのとき区間データメモリ44に保持さ
れている区間データ(例えば図16RDP)と、この新
たな区間データ(例えば同図RDN)の位置関係を比較
する。この例のように重なりがある場合、区間データソ
ート部43は、新たなランレングスの座標データを優先
する形で(新しいデータを上書きするような形で)、区
間データデータメモリ44の内容を修正する。結果は例
えば図16RDRのようになる。データソート部43は
請求項にいうソート手段、区間データデータメモリ44
は同じく記憶手段にあたる。45はビデオ信号生成部
で、インタプリタ2からページ出力を命令されると、図
18の手順に従い、先ず出力部51に出力開始を命令
し、続いて感光ドラムへの光ビームの走査等、その走査
に同期して、区間データメモリ44のそのときの走査線
についての区間データを読み出し、これに基づくラスタ
ーデータを出力部51に供給する。ビデオ信号生成部4
5は請求項にいう出力制御手段にあたる。
【0010】フォント生成部11が実行する処理の詳細
を説明する。フォント生成部11はベクトルフォントデ
ータをランレングスの座標データを含む区間データに変
換する。始めに図3ステップS1の処理を行なう。先ず
フォントデータメモリ13をアクセスし、その時パラメ
ータ8で指定されている書体のデータの中から、要求さ
れた文字コードのベクトルフォントデータを読み出す。
輪郭が曲線で表わされているものはショートベクトルに
変換する。ここにショートベクトルとは曲線上の各点を
結ぶ短いベクトルのことである。曲線上の各点自体は例
えば前進差分法等を用いて求められる。以下の説明では
これも「ベクトル」に含めて説明する。(前進差分法:
例えば山口富士夫「コンピュータディスプレイによる形
状処理工学(I)」 初版 第4刷 (昭62−5−2
5) 日刊工業新聞社 P.36−37等参照。) これらベクトルデータは、パラメータ4「現在座標値」
を参照し、実際の印刷位置の座標に変換する。上記処理
により、図4(B)に示す文字の輪郭(ベクトルフォン
トデータ)が生成されたとする。各点P1〜P7の側に
表示された括弧書きの数字が印刷位置座標データである
(左側x座標、右y座標)。なおP7はP1に重複して
いる。このベクトルフォントデータの内容は各点P1〜
P7の座標データの集合で示される(図4(A))。二
つ1組で各点の座標を表わす。先の方がx座標の値、後
がy座標の値である。なおコードS、Eはデータの始
点、終点を表わす。以後の各図に於ても同じとする。
【0011】点P1からP2に至るベクトルをB1、以
下順にベクトルB2〜ベクトルB6とする。本実施例で
は横方向に走査するものとする。夫々のベクトルB1〜
B6について、各走査線で走査したときのエッジ点(ド
ット)を求め記憶する。具体的には各ベクトルB1〜B
6を表わす式に、y=100、101、…、…、109
を代入し、そのときのxの値を求める(図3、S2)。
この処理により図5(B)に示すエッジ点D1〜D28
が求められる。図5(A)にこれら各点の座標データを
示す。なお水平のベクトルB2,B5については走査線
と交差しない。従ってエッジ点は記憶されない。但し始
点と終点は、各ベクトルB1,B3,B4,B6のエッ
ジ点D10,D11,D24,D25として記憶され
る。またドットD1はベクトルB1のエッジ点であると
同時に、ベクトルB6のエッジ点でもある。この為この
ドットD1は図5(A)のデータの最初と最後に2度記
憶される。ドット20についても同じで、図5(A)の
データの真ん中の列の上のところで2度記憶されてい
る。S2で取得した座標データをy座標について、次い
でx座標についてソートする。ここでは昇順とする(図
3、S3)。結果は図6のようになる。最初の2つのエ
ッジ点についての座標データが同じ値になっている。前
の方はベクトルB1の始点としてのエッジ点D1の座標
データであり、後の方はベクトルB6の終点としてのエ
ッジ点D1の座標データである。次の2つのエッジ点の
座標データ、即ちエッジ点D20についても同様であ
る。また図6のデータの一部に付したドットDの番号か
らも理解し得るように、同じ走査線上のエッジ点、例え
ばD2,D29,D21,D19の座標データがこのソ
ートにより順に並ぶことになる。なおこのソートは区間
データソート部43で行なっても良い。文字については
字画が多いので、本実施例ではここで走査線順に予めソ
ートし、区間データソート部43の負荷を軽くしてい
る。
【0012】このデータを、図7の手順でランレングス
の座標データを含む区間データに変換する(図3、S
4)。前述のようにエッジ点は2個1組である。ビット
マップに展開された場合、その2個のエッジ点の間が字
画部分として塗り潰される。この塗り潰し区間を、ここ
では「塗り潰し開始点のx座標データ」と「そこからの
塗り潰しの長さ(ドットの数)rl」の組み合わせから
なるデータ、即ちランレングスの座標データで表わす。
塗り潰し開始点のx座標をx1、塗り潰し終了点のx座
標をx2とすると、塗り潰しの長さrlは、 rl=x2−x1+1 で求められる。本実施例では、このランレングスの座標
データに図8のように更に2つの項目「データの種
別」、「ポインタアドレス」を加え、1つの区間データ
RDとする。ここでデータの種別「0」は、その区間デ
ータがベクトルフォントデータ又は図形データについて
のものであることを表わす。またポインタは、ドットの
色が格納されているアドレスを示す(図9)。なおここ
ではp0を背景色のコード格納用、p1以下pi迄を各
文字や図形の印刷色とする。処理過程で新しい色のコー
ドが出てきたら順にポインタp1〜piに格納する。な
お図9のマトリクスのポインタpxyには、画像データ
の各ドットデータを格納する(詳細は後述)。
【0013】図7の手順を説明する。先ず図6のデータ
から一組のドットD1,D1の座標データを取り出す
(S11)。最初のエッジ点D1のx,y各座標データ
を区間データRD1(図8)のx,y各座標データ欄に
格納する(S12)。次に前記式よりrlを求め、区間
データRD1のrl欄に格納する(S13)。図7のデ
ータ種別欄には、前述したところに従い、「0」を格納
する(S14)。次にそのときの色コードが格納されて
いるポインタのアドレス、例えばp1を区間データRD
1のポインタ欄に格納する(S15)。この処理を図6
のデータの最後まで順に繰返す(S16)。図6のデー
タが図8の区間データに変換される。
【0014】図形データについてもベクトルフォントデ
ータと同じ手順で行なう。この処理は前述のスキャン変
換部41が行なう。例えばアウトライン生成部32から
前述の図10(A)BGOのような図形データが供給さ
れたとする。各走査線y=y1〜ycについて始点側エ
ッジ点(x1,y1)〜(xc,yc)、終点側エッジ
点(x1e,y1)〜(xce,yc)を求める。これ
ら始点、終点のx座標データからランレングスrl等を
求める。始点の座標データ、データ種別(=0)、ポイ
ンタ(=p1)と共に、図10(B)の区間データに順
に書き込む。
【0015】画像データについても基本的にはベクトル
フォントデータ、図形データと同じように区間データに
変換する。画像データは、一個一個のドットのデータ
(色)が独立であるので、通常はベクトルフォントデー
タや図形データとは別に取扱われる。しかし画像データ
の外接矩形、例えば図12(B)のような矩形SQを取
り出してみると、これはベクトルフォントデータや図形
データのアウトラインと同じである。またベクトルフォ
ントデータ、図形データのアウトラインの塗り潰しを、
同じポインタを参照し、同じドット色にしていた、と見
れば、画像データの場合、ドット一個毎にそのポインタ
を参照しながら塗り潰しをすれば、ベクトルフォントデ
ータ、図形データの塗り潰しと同じになる。
【0016】画像データについて外接矩形の塗り潰しで
処理するとしても、その為のドット毎のポインタをわざ
わざ生成する必要は無い。即ち、ベクトルフォントデー
タや図形データの塗り潰しの際のポインタについて考察
してみると、これらは、たまたまその区間を同じ色にす
るという前提があるため1個のデータとされているに過
ぎず、もともとはその区間の文字や図形の画像データの
各ドットデータそのものである。これを画像データに当
てはめれば、その各ドットデータは、ベクトルフォント
データや図形データの塗り潰しの際のポインタにあた
り、それがドット順に走査線上に並んでいる、と見るこ
とができる。(なお外接矩形とは、その最外側の四隅の
ドットを結んだベクトルから成る矩形をいう。図12に
示すように、(A)のドット構成の画像データが用紙上
の(x1,y1)の座標を基準に印刷されるとすると、
その外接矩形SQは(B)のようになる。)
【0017】従って図13の例でいえば、画像データの
走査線y1の先頭ドット格納番地piaを、各区間デー
タのポインタ欄に格納しておき、塗り潰しの際、このポ
インタのiの値を順にインクリメントすれば、各ドット
毎にそのドットのポインタを参照したのと同じことにな
る。この画像データについての区間データ生成手順を、
図11に示す。即ち図12(A)に示されるような画像
データが供給された場合、先ずS21に於てその外接矩
形ベクトル(SQの各辺)を求める。画像データは縦、
横のドット数g,uの情報と共に供給される。従って、
左上端のドットの座標を(0,0)と置けば、右上、右
下、左下は夫々(u−1,0)(u−1,g−1)
(0,g−1)となる。この画像データの印刷位置、即
ちそのときのパラメータ4「現在座標値(x1,y
1)」を加える。これで実際の印刷位置での外接矩形S
Qの四隅の点(x1,y1),(x1+u−1,y
1),(x1+u−1,y1+g−1),(x1,y1
+g−1)が求められる。この外接矩形SQのベクトル
データについて、ベクトルフォントデータのときと同様
に、各走査線毎の始点、終点の各エッジ点、その間の長
さrlを求め、図13(A)の各欄に書き込む。画像デ
ータであるので「データ種別」には「1」を書き込む。
またポインタ欄には、各走査線上の先頭ドットのアドレ
スpia〜pieを記入する(図11、S22,S2
3)。
【0018】次に区間データソート部43が実行する処
理について説明する。区間データソート部43は、装置
が起動されたとき、或いは印刷出力が終ったとき、区間
データメモリ43が保持する区間データを図15のよう
に初期化する(図14、S31)。初期化では全ての走
査線y=1〜y=h−1の全区間x=0〜x=w−1を
p0の値にする。印刷紙面全体が白紙状態になる。クリ
ップ処理部42を介し、ベクトルフォントデータ、図形
データ、或いは画像データについての区間データが1つ
のプリミティブ単位で供給されると、図14のS32の
答が「はい」となる。データソート部43は、そのとき
区間データメモリ44に保持されている区間データと、
そのとき供給された区間データのマージを行なう(図1
4、S33,S34)。例えば図16、17Aのよう
に、そのときの区間データRDPが初期化された状態の
儘であるとする。そこに新しい区間データRDNが供給
されたとする(図16、図17A)。データソート部4
3はこの新しい区間データRDNと同じ走査線Y1上に
ある区間データを全て読み出す(S33)。区間データ
メモリ44に保持されている区間データはここでは初期
化された状態としたので、区間データはRD(Y1)1
つである(図16、図17A)。これに対し、新しい区
間データRDNが、いわば上書きの形で加えられる。こ
れにより走査線y=Y1の状態は図17Bのようにな
る。処理後の区間データRDRは、図16のように、元
の区間データに代って修正区間データRD(Y1)a,
RD(Y1)bが新しい区間データRDNの前後に配置
される(図14、S34)。
【0019】この様にしてインタプリタ2が受信した全
てのコマンドのデータについて区間データメモリ44へ
の蓄積が終了すると、インタプリタ2はビデオ信号生成
部45に対してページ出力を命令する。ビデオ信号生成
部45はこれに応動して、図18の処理を実行する。即
ち、先ず出力部51へ出力開始命令を供給する(S4
1)。次いで区間データメモリ44からその時の走査線
の区間データを読み込む(S42)。区間データが終り
でなければ、読み込んだ区間データ、例えば図16のR
D1が示すポインタp0をアクセスし、その値のドット
データを1個出力する(S44)。次いで読み込んだ区
間データRD1のランレングスデータrlの値を1つデ
クリメントする(S45)。rlのデクリメントの結果
が「0」か否かを確認し(S46)、ここでは0でない
からS47に進む。読み込んだ区間データRD1のデー
タの種別を検査する。種別「0」で画像データのもので
はないから、S44に進み、読み込んだ区間データRD
1のrlのデクリメントを繰り返し、rl=0になった
らS42に戻る。これにより走査に同期してその走査線
上のドットデータが順に出力部51に供給され、感光ド
ラムのその時の走査線上に、ランレングスrlの数だけ
ドットが並んだ静電潜像が出来る。
【0020】S42に於て、今度は図13(A)の区間
データRD1を読み込んだとする。先の図16の区間デ
ータRD1のときと同じように、そのポインタpiaの
内容「c11」を読み出し、1ドット分のデータとし
て、出力部51に供給する。rlをデクリメントする
(S45)。今度はデータの種別が画像データなので、
S47の答が「はい」になる。S48に進み、ポインタ
piaをインクリメントし、S44に戻る。これによ
り、次のS44ではそのポインタp(i+1)aが示す
アドレスのドットデータ「c21」が読み出され、1ド
ット分のデータとして、出力部51に供給される。これ
が区間データRD1のrlが「0」になるまで続けられ
る。これにより走査に同期してその区間データで示され
る画像データの各ドットデータが順に出力部51に供給
され、感光ドラムのその時の走査線上に、ランレングス
rlの数だけドットが並んだ静電潜像が出来る。区間デ
ータメモリ44の全ての区間データを読み出し、ラスタ
ーデータとして出力したら出力部51へ出力終了命令を
出す(S43、S49)。以上の処理により、文字、図
形、画像が用紙上に印刷出力される。
【0021】
【0022】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、画
像データについても、図形データまたはフォントデータ
と同様に、ランレングス形式のデータを生成し、それに
基づいてラスターデータを生成して出力するので、図形
または文字と画像とを含む文書につき、全体として、メ
モリ容量の増大によるコストアップをきたすことなく、
多階調化、多色化、高解像度化、用紙サイズの拡大化を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の構成を示すブロック図。
【図2】 パラメータ群を示す線図。
【図3】 ランレングスの座標データへの変換手順の概
要を示すフローチャート。
【図4】 ベクトルフォントデータを示す線図。
【図5】 エッジ点及びその座標データを示す線図。
【図6】 ソートしたエッジ点の座標リストを示す線
図。
【図7】 区間データへの変換手順の詳細を示すフロー
チャート。
【図8】 ベクトルフォントの区間データの例を示す線
図。
【図9】 ポインタの例を示す線図。
【図10】 図形データ及びその区間データの例を示す
線図。
【図11】 画像データの区間データへの変換手順を示
すフローチャート。
【図12】 画像データ及びその外接矩形の例を示す線
図。
【図13】 画像データの区間データの例を示す線図。
【図14】 区間データのソート等の手順を示すフロー
チャート。
【図15】 区間データの初期値の例を示す線図。
【図16】 区間データのソートの例を示す線図。
【図17】 一つの走査線の区間データのソート前後の
状態を示す線図。
【図18】 ラスターデータ出力手順を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
11,41 変換手段 43 ソート手段 44 記憶手段 45 出力制御手段 51 出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−141797(JP,A) 特開 平4−160576(JP,A) 特開 昭60−109381(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 - 5/42 G06T 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】図形データまたはフォントデータと画像デ
    ータとを含む文書データからラスターデータを生成して
    出力する画像処理装置であって、 前記画像データを記憶する画像データ記憶手段と、 前記図形データまたは前記フォントデータによって示さ
    れる図形またはフォントの輪郭と各走査線との交点の情
    報に基づいて、図形またはフォントの塗りつぶし領域を
    示すランレングス形式の第1のデータを生成する第1の
    データ生成手段と、 前記画像データによって示される画像領域の輪郭と各走
    査線との交点の情報に基づいて、画像領域を示すランレ
    ングス形式の第2のデータを生成する第2のデータ生成
    手段と、 前記第1のデータに基づいて、図形またはフォントの塗
    りつぶし用に同じデータをランレングス分、出力すると
    ともに、前記第2のデータに基づいて、前記画像データ
    記憶手段から前記画像データをランレングス分、読み出
    して出力するデータ出力手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】絵文字と画像とを含む文書のラスターデー
    タを生成して出力する画像処理装置であって、 画像情報を記憶する画像情報記憶手段と、 各走査線上の絵文字の塗りつぶし領域と画像領域とを示
    すランレングスデータを走査線ごとに記憶するランレン
    グスデータ記憶手段と、 このランレングスデータ記憶手段から前記ランレングス
    データを順次読み出して、絵文字の塗りつぶし領域か画
    像領域かを判別する判別手段と、 この判別手段によって絵文字の塗りつぶし領域と判別さ
    れた領域では、絵文字の塗りつぶし用に同じ情報をラン
    レングス分、出力するとともに、画像領域と判別された
    領域では、前記画像情報記憶手段から前記画像情報をラ
    ンレングス分、読み出して出力するデータ出力手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
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