JP3209285U - 冷暖房機能付の作業台 - Google Patents

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昌市 前野
昌市 前野
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前野商事株式会社
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Abstract

【課題】工場等において導入が容易な冷暖房機能付の作業台を提供する。【解決手段】本考案に係る冷暖房機能付の作業台は、作業者が作業を行うための作業台であって、作業台の内部空間に形成された中空室と、空調機器から暖気又は冷気の少なくとも何れかの気体を前記中空室に送り込むための送風口と、前記中空室に送り込まれた前記気体を作業台の外部に放出するための通気孔とを備え、前記通気孔は、作業台の側面であって作業者に対向する位置に設けられる。【選択図】図5

Description

本考案は、冷暖房機能付の作業台に関する。
従来より、部品や製品等の加工、組み立て等を行うための作業用の作業台を配備した工場等において、作業者に対する作業環境を好適に維持するため、工場内の適所に、冬場であれば暖房機を配置したり、夏場であれば冷房機が配置される。
特開2006−125754号公報 特開2004−061059号公報 特開2010−243142号公報
しかしながら、従来型の温風暖房設備、天井赤外線暖房機、床暖房機などは、導入に際して設備が大掛かりになりがちであるという問題がある。また、一定の設置スペースも確保する必要があるところ、特に狭い工場の場合には作業台や機材等を置くためのスペースを圧迫することで、作業性の低下を招く可能性もある。
本考案は、上記の点に鑑み提案されたものであり、工場等において導入が容易な冷暖房機能付の作業台を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本考案に係る冷暖房機能付の作業台は、作業者が作業を行うための作業台であって、作業台の内部空間に形成された中空室と、空調機器から暖気又は冷気の少なくとも何れかの気体を前記中空室に送り込むための送風口と、前記中空室に送り込まれた前記気体を作業台の外部に放出するための通気孔とを備え、前記通気孔は、作業台の側面であって作業者に対向する位置に設けられる。
また、上記の課題を解決するため、作業台は、長方体に形成され、前記送風口は、前記長方体の上面の短辺と接する側面において設けられ、前記通気孔は、前記長方体の上面の長辺と接する側面において少なくとも1以上設けられる。
本考案の実施の形態によれば、工場等において導入が容易な冷暖房機能付の作業台を提供することができる。
本実施形態に係る作業台の斜視図を示す。 本実施形態に係る作業台の右側面図を示す。 本実施形態に係る作業台の背面図を示す。 本実施形態に係る作業台の右側面断面図を示す。 本実施形態に係る作業台における作業態様を示す。 本実施形態に係る通気孔を示す。
本考案の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、複数図面に渡って同一符号を付したものが登場する場合、繰り返しとなる重複説明は適宜省略する。
図1は、本実施形態に係る作業台の斜視図を示す。図2は、本実施形態に係る作業台の右側面図を示す。図3は、本実施形態に係る作業台の背面図を示す。図4は、本実施形態に係る作業台の右側面断面図を示す。
図1ないし図4において、本実施形態に係る作業台10は、長方体形状に形成されており、工場等の床30に対して水平状の作業テーブル(天板)11を頂部に有する作業台である。また、作業台10の右側面、左側面及び背面には、作業台10の内部空間である中空室15から滞留した冷気又は暖気(以下、冷暖気という)16を放出するための通気孔12が設けられている。作業者は、通気孔12に対向する位置に立つ又は座るなどして、作業テーブル11上で所定作業を行う。
なお、図4に示されるように右側面及び左側面においては、それぞれ合計8(行4×列2)個の通気孔12が設置されているが、作業テーブル辺の長さや作業台の使用勝手等に応じて複数個数、間隔を適宜設置することができる。
また、作業台10の正面には、空調機器20から冷暖気16を中空室15に送り込むために開口された送風口13を有する。空調機器20は、冷暖気16を生成可能な冷暖房装置20aと、冷暖房装置20aにより生成された冷暖気16を送風する送風ファン20bとを含み構成される。図4に示されるように、冷暖房装置20aにより生成された冷暖気16が送風ファン20bにより送風口13を介して作業台10の中空室15に一旦送り込まれると、中空室15の内部圧がかかり滞留した冷暖気16は各々の通気孔12から外へ放出される。
図5は、本実施形態に係る作業台における作業態様を示す。作業者は通気孔12に対向する位置に立つなどして、作業テーブル11上で所定作業を行う。空調機器20から送風口13を介して冷暖気(気体)16が中空室15に送り込まれると、冷暖気16は中空室15内を通って各々の通気孔12から作業者のちょうど腰及び足元の位置に向かって放出される。冷暖気が作業者に向かって直接吹き出す構造により、冷暖房効果が生じる。
なお、作業者の体感温度は、空調機器20の設定温度や工場内の室温にもよるものの、概ね冷房時はマイナス5〜6℃程度、暖房時はプラス5〜6℃程度の冷暖房効果を奏する。
また、空調機器20の冷暖房効果が得られる限りにおいて、作業テーブル11は上面の長辺方向上に更に延長するなど、作業台10のサイズは自由にカスタマイズすることも可能である。
図6は、本実施形態に係る通気孔を示す。図6に示されるように、冷暖気の放出効果を高めるため、通気孔12は中空室15側に受部材12aが取り付けられる。空調機器20から送り込まれた冷暖気16の気流の一部は、受部材12aによって受け流され、通気孔12の方向へと放出される。
また、通気孔12は開閉式に構成することが可能である。作業者が寒すぎたり暑すぎると感じる場合には、通気孔12の開閉ツマミ12bを外側から操作して、通気孔12のシャッターを閉口して冷暖気を遮断したり、もしくはシャッターの開口を小さくすることで冷暖気量を微調整することができる。
なお、作業台10の側面上部に設けられた通気孔12は、特に夏季に腰から上半身を冷却するのに適し、側面下部に設けられた通気孔12は、特に冬季に足元を暖めるのに適している。
以上、本実施形態に係る冷暖房機能付の作業台10は、作業者が作業テーブル11上で所定作業を行う際、作業台10の通気孔12から作業者のちょうど腰及び足元の位置に向かって冷暖気が放出される。この冷暖房効果により、特に夏場や冬場において作業者に対する作業環境を好適に維持することが可能である。
導入に際しては、工場内に作業台10を搬入し配置するだけで容易に設置が可能である。配置自由度も高い。また従来と同様の作業台10を置く設置スペースさえ確保すればよいため、特に狭い工場の場合などでスペースを圧迫し作業性の低下を招くこともない。また作業台10の製作コスト自体も低く抑えられるため、工場側としてコスト面からも導入が容易である。なお、工場において既に温風暖房設備などがあればそれをそのまま利用してもよい。
即ち、本実施形態に係る作業台10によれば、工場等において導入が容易な冷暖房機能付の作業台を提供することが可能である。
なお、本考案の好適な実施の形態により、特定の具体例を示して本考案を説明したが、特許請求の範囲に定義された本考案の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本考案が限定されるものと解釈してはならない。
例えば、作業テーブル11は、一般作業用には集成材、食品加工用にはステンレス素材など、適宜作業の用途に応じた素材を適用することが可能である。
10 作業台
11 作業テーブル
12 通気孔
12a 受部材
12b 開閉ツマミ
13 送風口
15 中空室
16 冷暖気
20 空調機器
20a 冷暖房装置
20b 送風ファン
30 床

Claims (2)

  1. 作業者が作業を行うための作業台であって、作業台の内部空間に形成された中空室と、空調機器から暖気又は冷気の少なくとも何れかの気体を前記中空室に送り込むための送風口と、前記中空室に送り込まれた前記気体を作業台の外部に放出するための通気孔とを備え、前記通気孔は、作業台の側面であって作業者に対向する位置に設けられることを特徴とする冷暖房機能付の作業台。
  2. 作業台は、長方体に形成され、前記送風口は、前記長方体の上面の短辺と接する側面において設けられ、前記通気孔は、前記長方体の上面の長辺と接する側面において少なくとも1以上設けられることを特徴とする請求項1に記載の冷暖房機能付の作業台。
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