JP3209281U - 庇付き折り畳み式テント - Google Patents

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Abstract

【課題】庇フレームの展開及び展開角度の調整をテント本体の展開と独立して行うことが可能な庇付き折り畳み式テントを提供する。【解決手段】庇フレーム40は、一端部が一対の支柱10の一方の上端部に回動可能に取り付けられ、他端部が一対の支柱10の他方の上端部に回動可能に取り付けられた庇フレーム本体42と、一対の支柱10にそれぞれ設けられ、庇フレーム本体42を支持する支持フレーム44とを備え、支持フレーム44が、それぞれ、一端部が庇フレーム本体42に回動可能に連結されると共に、他端部が支柱10に回動可能に連結され、かつ、軸方向に沿って伸縮可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、庇付き折り畳み式テントに関するものである。
従来、図6に示すように、四隅に立設される4本の支柱102と、周方向に隣接する支柱102同士を連結する伸縮可能な横方向トラスフレーム104と、対角線上に位置する支柱102同士を連結する屋根フレーム106と、支柱102毎に設けられた固定ブラケット108、可動ブラケット110、屋根用支持フレーム112、庇フレーム本体114及び庇用支持フレーム116と、屋根フレーム106及び4つの庇フレーム本体114を連続して覆うよう張設される天幕118とを備える庇付き折り畳み式テント100が知られている(特許文献1)。
特許文献1の庇付き折り畳み式テント100において、固定ブラケット108は、各支柱102の上部に固設されており、可動ブラケット110は、各支柱102に摺動可能に取り付けられている。屋根フレーム106は、各端部がそれぞれ各支柱102の固定ブラケット108に連結されており、屋根用支持フレーム112は、一端が可動ブラケット110に連結され、他端が屋根フレーム106に連結されている。横方向トラスフレーム104は、長手方向の各端部における上側端部が固定ブラケット108に連結され、下側端部が可動ブラケット110に連結されている。庇フレーム本体114は、4本の支柱102によって囲まれた領域の外側に延在するよう一端が固定ブラケット108に連結されており、庇用支持フレーム116は、一端が可動ブラケット110に連結され、他端が庇フレーム本体114に連結されている。
このような構成を備えることにより、特許文献1の庇付き折り畳み式テント100は、4本の支柱102を互いに離間させるという動作によって、横方向トラスフレーム104が伸長され、この横方向トラスフレーム104の伸長に伴って可動ブラケット110が固定ブラケット108に接近する方向に向けて摺動されることで、屋根用支持フレーム112によって屋根フレーム106が展開されると共に、庇用支持フレーム116によって庇フレーム本体114が展開されるよう構成されている。すなわち、特許文献1の庇付き折り畳み式テント100は、横方向トラスフレーム104と、屋根用支持フレーム112と、庇用支持フレーム116とを共通の可動ブラケット110に連結させることにより、4本の支柱102を互いに離間させるという動作に連動して、横方向トラスフレーム104の伸長と、屋根フレーム106及び庇フレーム本体114の展開とを同時並行で実行するよう構成されている。
特開2007−23697号公報
しかしながら、特許文献1の庇付き折り畳み式テント100では、テントの展開時に必ず庇フレーム本体114が展開されるため、テントの本体部分(支柱102、横方向トラスフレーム104及び屋根フレーム106)を展開しつつ、庇フレーム本体114のみを折り畳むことができないという問題がある。なお、特許文献1では、横方向トラスフレーム104の下側端部が連結される可動ブラケットと、庇用支持フレーム116が連結される可動ブラケットとを別体にした代替例が提案されているものの(特許文献1の段落[0018]及び図5)、この代替例では、庇用支持フレーム116が連結される可動ブラケットが横方向トラスフレーム104の下側端部が連結される可動ブラケットよりも固定ブラケット側に配設されているため、依然として、横方向トラスフレーム104の伸長に伴って庇フレーム本体114が展開されるものである。
そこで、本考案は、庇フレームの展開及び展開角度の調整をテント本体の展開と独立して行うことが可能な庇付き折り畳み式テントを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本考案に係る庇付き折り畳み式テントは、屋根フレーム、前記屋根フレームを支持する少なくとも3本の支柱、及び、隣接する前記支柱同士を連結する横方向フレームを備えるテント本体と、前記テント本体の外側に延出するよう、一対の前記支柱間に架け渡された庇フレームとを備え、前記屋根フレーム及び前記庇フレームによって天幕を展張して支持する庇付き折り畳み式テントであって、前記庇フレームは、一端部が前記一対の支柱の一方の上端部に回動可能に取り付けられ、他端部が前記一対の支柱の他方の上端部に回動可能に取り付けられた庇フレーム本体と、前記一対の支柱にそれぞれ設けられ、前記庇フレーム本体を支持する支持フレームとを備え、前記支持フレームは、それぞれ、一端部が前記庇フレーム本体に回動可能に連結されると共に、他端部が前記支柱に回動可能に連結され、かつ、軸方向に沿って伸縮可能に構成されていることを特徴とする。
本考案に係る庇付き折り畳み式テントにおいて、前記支持フレームは、前記庇フレーム本体及び前記支柱のいずれか一方に連結された外筒部材と、該外筒部材内に摺動可能に収容され、前記庇フレーム本体及び前記支柱のいずれか他方に連結された内筒部材とを備え、該内筒部材が該外筒部材に対して摺動することで、軸方向に沿って伸縮可能に構成されることが好ましい。
また、本考案に係る庇付き折り畳み式テントにおいて、前記支柱は、平面四方形の四隅に位置するよう4本設けられ、前記庇フレームは、互いに反対方向に延出するよう、少なくとも一対設けられており、各庇フレームの前記庇フレーム本体は、互いに独立して回動可能に構成されることが好ましい。
本考案によれば、庇フレームの展開及び展開角度の調整をテント本体の展開と独立して行うことが可能な庇付き折り畳み式テントを提供することができる。
本考案の一実施形態に係る庇付き折り畳み式テントを概略的に示す斜視図である。 支柱の上端部近傍を拡大して示す部分拡大図である。 庇フレーム本体の概略構成を示す図である。 図4(a)及び図4(b)は、庇フレームの展開角度を変化させた状態の一例を示す部分拡大図であり、図4(c)は、庇フレームの非展開状態を示す部分拡大図である。 図5(a)は、テント本体及び庇フレームを展開させた使用状態を示す平面図であり、図5(b)は、図5(a)の状態の庇付き折り畳み式テントの正面図である。 図6(a)は、従来の庇付き折り畳み式テントを示す平面図であり、図6(b)は、図6(a)の状態の庇付き折り畳み式テントの正面図である。
以下、本考案を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る考案を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが考案の解決手段に必須であるとは限らない。
本実施形態に係る庇付き折り畳み式テント1は、図1に示すように、折り畳み可能かつ展開時に自立可能に構成されたテント本体4と、テント本体4の外側に延出するよう設けられた左右一対の庇フレーム40とを備えている。
テント本体4は、左右一対の庇フレーム40と共に天幕2(図5参照)を展張して支持可能な屋根フレーム30と、屋根フレーム30を支持する複数の支柱10と、周方向に隣接する支柱10同士を連結する横方向フレーム20とを備えている。なお、本実施形態に係る庇付き折り畳み式テント1において、テント本体4は、種々の公知の構成を採用することが可能である。以下、テント本体4の構成について一例を挙げて説明するが、当該構成に限定されるものではない。
支柱10は、図1に示すように、平面四方形の四隅に位置するよう4本設けられている。各支柱10は、長尺な筒状に形成された外側パイプ部材12aと、外側パイプ部材12a内に入れ子状に収容され、外側パイプ部材12aの軸方向に沿って摺動可能な内側パイプ部材12bと、外側パイプ部材12aの軸方向の所定又は任意の位置において外側パイプ部材12aに対して内側パイプ部材12bを固定する固定部材12cとを備えている。固定部材12cは、少なくとも、外側パイプ部材12aから内側パイプ部材12bが略完全に露出した伸長状態と、外側パイプ部材12a内に内側パイプ部材12bが略完全に収納された収納状態とにおいて内側パイプ部材12bを固定し、外側パイプ部材12aに対する内側パイプ部材12bの相対移動を規制するよう構成されている。
各支柱10には、図2に示すように、その上端部に、テント本体用固定ブラケット13aが固設されており、このテント本体用固定ブラケット13aよりも下方側に、テント本体用可動ブラケット13bが摺動可能に取り付けられている。テント本体用固定ブラケット13aには、横方向トラスフレーム20の長手方向の各端部における上側端部20a、屋根フレーム30の後述する屋根フレーム本体32及び庇フレーム40の後述する庇フレーム本体42が回動自在に軸支されている。テント本体用可動ブラケット13bには、横方向トラスフレーム20の長手方向の各端部における下側端部20b及び屋根フレーム30の後述する屋根用支持フレーム34が回動自在に軸支されている。
各横方向フレーム20は、図1に示すように、2本の棒状フレーム21a,21bを交差させ、その交差部を軸によって回動自在に連結することで形成されたX字状のフレーム体21を長手方向に複数(本実施形態では3つ)連結させ、これにより全体としてパンタグラフのように伸縮可能に構成された所謂トラスフレームである。棒状フレーム21a,21bは、折り畳み時の収容性の観点から、それぞれ、支柱10の外側パイプ部材12aの軸方向の長さと略同じ又はこれよりも短い軸方向の長さを有することが好ましい。
屋根フレーム30は、図1に示すように、対角線上に位置する支柱10同士を連結することでドーム型の屋根構造を形成するよう構成されている。具体的には、屋根フレーム30は、一端が各支柱10のテント本体用固定ブラケット13aに軸支され、他端がテント本体4の平面視での中心位置において互いに連結された4本の屋根フレーム本体32と、一端が各支柱10のテント本体用可動ブラケット13bに軸支され、他端が屋根フレーム本体32に連結された4本の屋根用支持フレーム34とを備えている。各屋根フレーム本体32は、軸方向に連続し、かつ、互いに回動して折り畳み可能となるよう連結された2本の棒状フレーム32a,32bから構成されている。棒状フレーム32a,32bは、折り畳み時の収容性の観点から、それぞれ、支柱10の外側パイプ部材12aの軸方向の長さと略同じ又はこれよりも短い軸方向の長さを有することが好ましい。
以上の構成を備えるテント本体4は、特許文献1の庇付き折り畳み式テント100と同様に、4本の支柱10を互いに離間させることで、横方向トラスフレーム20を伸長させ、これによってテント本体用可動ブラケット13bをテント本体用固定ブラケット13aに接近する方向に向けて摺動させることで、屋根用支持フレーム34によって屋根フレーム本体32を展開させるよう構成されている。すなわち、本実施形態に係るテント本体4は、4本の支柱10を互いに離間させるという動作によって、横方向トラスフレーム20の伸長と、屋根フレーム30の展開とを連動して実現するように構成されている。
左右一対の庇フレーム40は、図1に示すように、テント本体4の外側、すなわち、4本の支柱10によって囲まれた領域の外側に互いに反対方向に延出するよう、それぞれ、一対の支柱10間に架け渡されている。
各庇フレーム40は、図1及び図2に示すように、一対の支柱10間に架け渡された略コ字状の庇フレーム本体42と、各支柱10に設けられ、庇フレーム本体42を支持する庇用支持フレーム(支持フレーム)44とを備えている。
庇フレーム本体42は、図3に示すように、一端部が一対の支柱10の一方のテント本体用固定ブラケット13aに回動可能に取り付けられた略L字状の第1フレーム部材42aと、一端部が一対の支柱10の他方のテント本体用固定ブラケット13aに回動可能に取り付けられた略L字状の第2フレーム部材42bとを備えている。第1フレーム部材42aの他端部近傍は、外側パイプ部材43a内に内側パイプ部材43bが摺動可能に収容された二重筒構造を有しており、内側パイプ部材43bが外側パイプ部材43aに対して摺動することで軸方向の長さが変位するよう構成されている。第2フレーム部材42bの他端部43cは、第1フレーム部材42aの内側パイプ部材43bが挿入可能かつ挿入された内側パイプ部材43bと係合可能に構成されている。庇フレーム本体42は、第1フレーム部材42aの外側パイプ部材43aから進出した内側パイプ部材43bが第2フレーム部材42bの他端部43cに連結されることにより、全体として略コ字状となるよう構成されている。第1フレーム部材42a及び第2フレーム部材42bは、それぞれ、略I字状となるよう折り畳み可能に構成されている。これら第1フレーム部材42a及び第2フレーム部材42bは、折り畳み時の収容性の観点から、それぞれ、略I字状に折り畳まれた状態において、支柱10の外側パイプ部材12aの軸方向の長さと略同じ又はこれよりも短い軸方向の長さを有することが好ましい。
庇用支持フレーム44は、図2に示すように、一端部が庇フレーム本体42に回動可能に連結され、他端部が各支柱10の固定部材12cに回動可能に連結されている。
各庇用支持フレーム44は、長尺な筒状に形成された外筒部材44aと、外筒部材44a内に入れ子状に収容され、外筒部材44aの軸方向に沿って摺動可能な内筒部材44bと、外筒部材44aの軸方向の所定又は任意の位置において外筒部材44aに対して内筒部材44bを固定する固定部材44cとを備えており、内筒部材44bが外筒部材44aに対して摺動することで、軸方向に沿って伸縮可能に構成されている。外筒部材44a及び内筒部材44bは、折り畳み時の収容性の観点から、それぞれ、支柱10の外側パイプ部材12aの軸方向の長さと略同じ又はこれよりも短い軸方向の長さを有することが好ましい。
外筒部材44aは、下端部が支柱10の固定部材12cに回動可能に連結されている。内筒部材44bは、上端部が庇フレーム本体42に回動可能に連結されている。固定部材44cは、少なくとも、外筒部材44aから内筒部材44bが略完全に露出した伸長状態(図2参照)と、外筒部材44a内に内筒部材44bが略完全に収納された収納状態(図4(c)参照)との間の所定又は任意の位置において内筒部材44bを固定し、外筒部材44aに対する内筒部材44bの相対移動を規制するよう構成されている。固定部材44cは、例えば、外筒部材44a及び内筒部材44bのいずれか一方に設けられた係合突起部と、外筒部材44a及び内筒部材44bのいずれか他方に形成された係合孔部とを係合させることにより固定する構成等の種々の構成を採用することが可能である。なお、固定部材44cが係合突起部及び係合孔部で構成される場合には、係合突起部は、例えば、係合孔部と整合する位置に到達した際にバネ部材等による付勢力により係合孔部と係合することで、外筒部材44aに対する内筒部材44bの摺動を阻止し、外力によって押し込まれた際に係合孔部との係合が解除され、これにより外筒部材44aに対する内筒部材44bの摺動を許容する構成等を採用することが可能である。また、この係合突起部を庇用支持フレーム44の軸方向に所定の間隔をおいて複数設けることで、庇フレーム本体42の展開角度(傾斜角度)を多段階的に調整可能とすることも可能である。
庇用支持フレーム44は、図2、図4(a)及び図4(b)に示すように、内筒部材44bを外筒部材44aに対して摺動させ、軸方向の全長を変化させることにより、庇フレーム本体42の展開角度(傾斜角度)を多段階的に調整可能に構成されている。具体的には、図2に示すように、外筒部材44aから内筒部材44bを略完全に露出させた状態で固定部材44cによって固定し、各庇用支持フレーム44を伸長状態とすることにより、庇フレーム本体42が略水平に展開した最大展開状態とすることができる。また、この伸長状態よりも内筒部材44bを外筒部材44a内にやや収容させた状態で固定部材44cによって固定することにより、図4(a)に示すように、庇フレーム本体42が比較的緩やかな傾斜角度で展開した状態とすることができる。さらに、この状態よりも内筒部材44bを外筒部材44a内にさらに収容させた状態で固定部材44cによって固定することにより、図4(b)に示すように、庇フレーム本体42が比較的急な傾斜角度で展開した状態とすることができる。またさらに、庇用支持フレーム44は、図4(c)に示すように、外筒部材44a内に内筒部材44bを略完全に収納することにより、庇フレーム本体42をテント本体4に対して折り畳むことができる。
天幕2は、図5(a)及び図5(b)に示すように、屋根フレーム30及び左右一対の庇フレーム40の上部と、横方向トラスフレーム20の側部とを覆うことが可能な大きさ及び形状を有するシート材であり、展張状態で屋根フレーム30及び各庇フレーム40に取り付けられるよう構成されている。
本実施形態に係る庇付き折り畳み式テント1は、各支柱10の内側パイプ部材12bを外側パイプ部材12a内に略完全に収納させると共に横方向フレーム20を略完全に収縮させ、かつ、庇フレーム本体42の第1フレーム部材42a及び第2フレーム部材42bをそれぞれ略I字状に折り畳むと共に各庇用支持フレーム44の内筒部材44bを外筒部材44a内に略完全に収納させて庇フレーム本体42をテント本体4に対して折り畳むことにより、小型化させて持ち運ぶことが可能に構成されている。また、本実施形態に係る庇付き折り畳み式テント1は、設置箇所に持ち運んだ後、この逆の手順により組み立てることで、設置箇所において展開することが可能に構成されている。
以上のとおり、本実施形態に係る庇付き折り畳み式テント1は、庇フレーム40が、一端部が一対の支柱10の一方の上端部(テント本体用固定ブラケット13a)に回動可能に取り付けられ、他端部が一対の支柱10の他方の上端部(テント本体用固定ブラケット13a)に回動可能に取り付けられた庇フレーム本体42と、一対の支柱10にそれぞれ設けられ、庇フレーム本体42を支持する支持フレーム(庇用支持フレーム44)とを備え、支持フレーム44が、それぞれ、一端部が庇フレーム本体42に回動可能に連結されると共に、他端部が支柱10に回動可能に連結され、かつ、軸方向に沿って伸縮可能に構成されている。
そして、このような構成を有する庇付き折り畳み式テント1によれば、支持フレーム44をその軸方向に沿って伸縮させることにより、庇フレーム本体42の展開角度(傾斜角度)を自由に調整することが可能となるため、庇フレーム40の展開及び展開角度の調整をテント本体4の展開と独立して行うことができる。また、このような庇フレーム40の展開及び展開角度の調整を、支持フレーム44をその軸方向に沿って伸縮させるという極めて簡単な操作のみで行うことが可能であるため、操作性が優れるという利点を有している。さらに、複数の庇フレーム40のそれぞれについて、例えば日光の照射方向や風の影響等に応じて、互いに独立して展開及び展開角度の調整を行うことが可能であるため、利便性に優れるという利点を有している。
特に、本実施形態に係る庇付き折り畳み式テント1では、庇フレーム40が一対の支柱10間に架け渡されており、特許文献1の庇付き折り畳み式テント100のように庇フレーム本体114の先端が開放端とされていないため、庇フレーム40の強度を十分に確保することができるという利点を有する。
以上、本考案の好適な実施形態について説明したが、本考案の技術的範囲は、上述した実施形態に記載の範囲には限定されない。上記各実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、支柱10が4本設けられ、これら4本の支柱10によって平面四方形状の収容空間が形成されるものとして説明したが、これに限定されず、3本の支柱10によって平面三角形状の収容空間が形成されるとしても良いし、5本以上の支柱10によって平面五角形以上の形状の収容空間が形成されるとしても良い。
上述した実施形態では、横方向フレーム20がパンタグラフのように伸縮自在なトラスフレームであるものとして説明したが、これに限定されず、庇付き折り畳み式テント1を折り畳むことが可能な構成であれば、種々のフレーム構造を採用することが可能である。
上述した実施形態では、庇フレーム40が左右一対設けられるものとして説明したが、これに限定されず、例えば、左右いずれか一方のみに設けられるとしても良いし、テント本体4の三方又は四方に設けられるとしても良い。
上述した実施形態では、庇フレーム本体42が一対の支柱10間に架け渡された略コ字状に形成されるものとして説明したが、これに限定されず、略U字状等の種々の形状に形成されるとしても良い。また、庇フレーム本体42は、庇フレーム40の展開及び展開角度の調整をテント本体4の展開と独立して行うことができる構成であれば、一対の支柱10間に架け渡される構成に限定されず、各支柱10にそれぞれ設けられる構成としても良い。
上述した実施形態では、外筒部材44aが各支柱10の固定部材12cに連結され、内筒部材44bが庇フレーム本体42に連結されるものとして説明したが、これに限定されず、外筒部材44aが庇フレーム本体42に連結され、内筒部材44bが各支柱10の固定部材12cに連結される構成としても良い。また、外筒部材44a又は内筒部材44bが、各支柱10の固定部材12cではなく、これとは別に各支柱10に設けられた固定ブラケット等に連結される構成としても良い。さらに、庇用支持フレーム44が外筒部材44a及び内筒部材44bからなる二重筒構造であるものとして説明したが、これに限定されず、軸方向に沿って伸縮可能な構成を有するものであれば、種々の構成を採用することが可能である。
上述した実施形態では、庇フレーム40の傾斜状態として、図4(a)及び図4(b)に示す2パターンの傾斜角度を例に挙げて図示したが、庇フレーム40の傾斜角度は、これらの傾斜角度に限定されるものではなく、任意の傾斜角度に設定可能である。また、庇フレーム40の傾斜角度は、多段階的に調整可能な構成としても良いし、無段階的に調整可能な構成としても良い。
1 庇付き折り畳み式テント、2 天幕、4 テント本体、10 支柱、12a 外側パイプ部材、12b 内側パイプ部材、12c 固定部材、13a テント本体用固定ブラケット、13b テント本体用可動ブラケット、20 横方向フレーム、20a 上側端部、20b 下側端部、21 フレーム体、21a,21b 棒状フレーム、30 屋根フレーム、32 屋根フレーム本体、32a,32b 棒状フレーム、34 屋根用支持フレーム、40 庇フレーム、42 庇フレーム本体、42a 第1フレーム部材、42b 第2フレーム部材、43a 外側パイプ部材、43b 内側パイプ部材、43c 他端部、44 庇用支持フレーム(支持フレーム)、44a 外筒部材、44b 内筒部材、44c 固定部材

Claims (3)

  1. 屋根フレーム、前記屋根フレームを支持する少なくとも3本の支柱、及び、隣接する前記支柱同士を連結する横方向フレームを備えるテント本体と、
    前記テント本体の外側に延出するよう、一対の前記支柱間に架け渡された庇フレームと
    を備え、
    前記屋根フレーム及び前記庇フレームによって天幕を展張して支持する庇付き折り畳み式テントであって、
    前記庇フレームは、
    一端部が前記一対の支柱の一方の上端部に回動可能に取り付けられ、他端部が前記一対の支柱の他方の上端部に回動可能に取り付けられた庇フレーム本体と、
    前記一対の支柱にそれぞれ設けられ、前記庇フレーム本体を支持する支持フレームと
    を備え、
    前記支持フレームは、それぞれ、一端部が前記庇フレーム本体に回動可能に連結されると共に、他端部が前記支柱に回動可能に連結され、かつ、軸方向に沿って伸縮可能に構成されている
    ことを特徴とする庇付き折り畳み式テント。
  2. 前記支持フレームは、前記庇フレーム本体及び前記支柱のいずれか一方に連結された外筒部材と、該外筒部材内に摺動可能に収容され、前記庇フレーム本体及び前記支柱のいずれか他方に連結された内筒部材とを備え、該内筒部材が該外筒部材に対して摺動することで、軸方向に沿って伸縮可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の庇付き折り畳み式テント。
  3. 前記支柱は、平面四方形の四隅に位置するよう4本設けられ、
    前記庇フレームは、互いに反対方向に延出するよう、少なくとも一対設けられており、
    各庇フレームの前記庇フレーム本体は、互いに独立して回動可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の庇付き折り畳み式テント。
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