JP3131141U - 大型内傾式テントの支柱 - Google Patents

Abstract

【課題】大型内傾式テントの支柱を提供する。
【解決手段】主に４本の柱棒及び頂部サポート棒を含む。該各相互に隣り合った２本の柱棒間には交差サポート棒組を設置し、該交差サポート棒組は交差し接続し１本となる２本の斜サポート棒により組成する。別に柱棒上には可動滑台を可動、設置し、該可動滑台と相互に隣り合った交差サポート棒組の内の１本の斜サポート棒は接続し１本となる。その内、該可動滑台と相互に接続する交差サポート棒組の斜サポート棒は、交差点から該可動滑台と接続点までの長さは該交差サポート棒組のその残りの交差点から端部接続点までの長さより長い。このため、支柱を展開後、その柱棒は内傾し、サポートは堅固となり、折畳み後はその柱棒は垂直を呈し、収納空間を取らない。
【選択図】 図４

Description

本考案は、テントの支柱に関する。特に、大型内傾式テントの支柱に係る。

公知の大型テントの支柱と小型テントの支柱は類似している。通常は、４本の柱棒及び頂部サポート棒を含み、該各相互に隣り合った２本の柱棒間には、交差サポート棒組を設置し、折畳みの便を図る（図1及び図3参照）。小型テントとの相違は、以下の通りである。大型テントの支柱においては、該各相互に隣り合った２本の柱棒間には、少なくとも２組の交差サポート棒組を設置し、支柱を張った後、該４本の柱棒と地面は垂直となり、しかも、該相互に隣り合った２本の柱棒間は２〜３組の交差サポート棒組により接続し、これにテント布を被せ、テントを完成する。大型テントにおいて、その支柱の４本の柱棒が受ける重量は、小型テントより遥かに大きいことは当然であるが、そのより大きな重量が柱棒にかかる時、しばしば該柱棒は左右に揺れ、支柱は不安定となり、特に柱棒と地面が垂直である時、この種の現象はよりいっそう明確となる。上記欠点を解決するため、業者は、一種の柱棒内傾式の支柱を開発した。図3に示すように、この種の大型内傾式テントの支柱は、展開後、その４本の柱棒が内側に向かい傾斜するため、テント頂部の重量が下向きにかかっても、該４本の柱棒は垂直に圧力を受けるわけではない。すなわち、底部が外側に広がるため、そのサポートの堅固性は非常に高く、柱棒は左右に揺れることはなく、柱棒内傾の目的を達成することができる。該支柱採用の構造は、図4に示すように、該柱棒1´上に設置する可動滑台4´の連接凸耳41´が公知の構造より長く（図2参照）、該交差サポート棒組3´の内の１本の斜サポート棒31´は、該連接凸耳41´の外側端に接続する。そのため、支柱全体を展開後、４本の柱棒1´は、該可動滑台4´に押され、該柱棒1´の底部は外側に広がり、こうして柱棒内傾の形式を形成する。しかし、該構造にも欠点が存在する。すなわち、該連接凸耳41´は、公知構造に比べ長いため、支柱全体を折畳んだ時も、その４本の柱棒1´は、依然として内傾の形式を呈し、折畳み後の支柱は、下が大きく上が小さい台形状を呈する。そのため、折畳み後の体積は、大きくなり収納に不便である。

本考案は、上記構造の問題点を解決した大型内傾式テントの支柱を提供するものである。

上記課題を解決するため、本考案は、下記の大型内傾式テントの支柱を提供する。それは、主に大型内傾式テントの支柱を提供し、展開後の柱棒は内傾し、折畳み後の柱棒は垂直を呈し、すなわち本考案の大型内傾式テントの支柱は、４本の柱棒及び頂部サポート棒を含み、該各相互に隣り合った２本の柱棒間には交差サポート棒組を設置し、該交差サポート棒組は交差し接続し１本となる２本の斜サポート棒により組成し、別に柱棒上には可動滑台を可動、設置し、該可動滑台と相互に隣り合った交差サポート棒組の内の１本の斜サポート棒は接続し１本となり、該可動滑台と相互に接続する交差サポート棒組の斜サポート棒は、交差点から該可動滑台と接続点までの長さが該交差サポート棒組のその残りの交差点から端部接続点までの長さより長く、該大型内傾式テントの支柱の各２本の柱棒間には少なくとも２組の交差サポート棒組を設置し、該可動滑台と相互に接続する交差サポート棒組の斜サポート棒は、交差点から該可動滑台と接続点までの長さが該交差サポート棒組のその残りの交差点から端部接続点までの長さより2−8ミリ長いことを特徴とする大型内傾式テントの支柱である。

上記のように、本考案は、展開後、可動滑台と相互に接続する斜サポート棒の端部接続点から交差点までの長さがその残りより長いため、可動滑台は、斜サポート棒により外側へと押され、柱棒の底部を連動し外側へと広げ、こうして柱棒展開後には、内側に向かう傾斜の形式を形成し、サポートを堅固とする目的を達成する。さらに、本考案の折畳み時には、各交差サポート棒組の収納作用により４本の柱棒の内側に向けた収納を連動し、この時、可動滑台と相互に接続する斜サポート棒の長さは、別種の斜サポート棒の長さより長いが、収納過程において、その長さは可動滑台の柱棒に沿った下向きの運動を継続して連動するため、柱棒は垂直状態を呈し、支柱全体は折畳み後に矩形構造を呈し、その折畳み後の体積は小さくなり、場所を取らずに収納することができる。

図5に示すように、本考案は、４本の柱棒1及び頂部サポート棒2を含む。該各相互に隣り合った２本の柱棒1間には、少なくとも２組（図中では３組を例とする）の交差サポート棒組3を設置し、折畳みの便を図る。該４本の柱棒1は、上下に伸縮可能で、支柱全体の折畳み体積を縮小することができる。また、該４本の柱棒1上には、可動滑台4を可動設置し、該可動滑台4上には、連接凸耳41を設置し、該連接凸耳41と相互に隣り合った交差サポート棒組3の内の１本の斜サポート棒31は、接続し１本となる。該４本の柱棒1の頂端には、さらに固定座5を設置し、該固定座5は、それぞれ相互に隣り合った頂部サポート棒2、交差サポート棒3の別種の斜サポート棒32と１本に接続する。該交差サポート棒組3は、一体に交差接続する２本の斜サポート棒31、32により組成し、該２本の斜サポート棒31、32の両端は、それぞれ相互に隣り合った別種の交差サポート棒組3或いは柱棒1の可動滑台4と固定座5は接続する。

該可動滑台4と相互に接続する交差サポート棒組3の斜サポート棒31は、交差点から該可動滑台4の接続点までの長さL1が該交差サポート棒組3のその残りの交差点から端部接続点までの長さLより長い。一般的には、2−8ミリ長い形式を最適とする。このため、支柱全体は、展開後、L1の長さはLの長さより長いため、該可動滑台4は、該斜サポート棒31に外側へと押され、柱棒1の底部は外側へと広がり、該柱棒1は展開後に内傾の形式を形成する。こうしてサポートを堅固とする目的を達成する。

次に、図4に示すように、本考案は、折畳み時、該各交差サポート棒組3の収納作用により４本の柱棒1の内側へと向かった収納を連動する。この時、該斜サポート棒31の長さは別種の斜サポート棒32の長より長いが、収納過程において、該長さは該可動滑台4の該柱棒1に沿った下向きの運動を継続して連動するため、該柱棒1は垂直状を呈する。こうして、支柱全体は、折畳み後に矩形構造を呈し、こうしてその折畳み後の体積は小さくなり、収納に場所を取らない。本考案の交差サポート棒組3の数は、テントの大小に応じて設置し、図7に示すように、相互に隣り合った２本の柱棒1間には、２組の交差サポート棒組3を設置することができ、またその他の形式を採用することもできる。その内の１つの対角辺は、３組の交差サポート棒組で、別種の対角辺は、２組の交差サポート棒組で、こうして矩形構造のテントを形成する。

公知の大型テントの支柱の指示図である。 図1の局部拡大図である。 別種の公知の大型テントの支柱の指示図である。 図2の局部拡大図である。 本考案の立体指示図である。 本考案の折畳み指示図である。 本考案の別種の実施例の立体指示図である。

符号の説明

1´ 柱棒
3´ 交差サポート棒組
31´ 斜サポート棒
4´ 可動滑台
41´ 連接凸耳
１ 柱棒
２ 頂部サポート棒
３ 交差サポート棒組
３１ 斜サポート棒
３２ 斜サポート棒
4 可動滑台
４１ 連接凸耳
5 固定座

Claims (3)

1. 主に４本の柱棒及び頂部サポート棒を含み、
   該各相互に隣り合った２本の柱棒間には交差サポート棒組を設置し、
   該交差サポート棒組は、交差し接続し１本となる２本の斜サポート棒により組成し、
   別に柱棒上には可動滑台を可動、設置し、該可動滑台と相互に隣り合った交差サポート棒組の内の１本の斜サポート棒は接続し１本となり、
   該可動滑台と相互に接続する交差サポート棒組の斜サポート棒は、交差点から該可動滑台と接続点までの長さが該交差サポート棒組のその残りの交差点から端部接続点までの長さより長いことを特徴とする大型内傾式テントの支柱。
2. 前記各２本の柱棒間には、少なくとも２組の交差サポート棒組を設置することを特徴とする請求項１記載の大型内傾式テントの支柱。
3. 前記可動滑台と相互に接続する交差サポート棒組の斜サポート棒は、交差点から前記可動滑台と接続点までの長さが前記交差サポート棒組のその残りの交差点から端部接続点までの長さより2−8ミリ長いことを特徴とする請求項１記載の大型内傾式テントの支柱。

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