JP3209263U - 高所引き上げ用補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロープの先端を保持する補助具を用いることにより、一人で荷材を高所に引き上げる作業を可能にする高所引き上げ用補助具を提供する。【解決手段】荷材の上に載置するとともにロープ固定具の基盤となるロープ固定ベース部1とロープ固定ベース部に立脚する2本の柱21、22及び2本の柱の上端を繋ぐロープ把持部23を有するロープ固定具2とを備え、荷材を縛ったロープの先端をロープ固定具で保持することを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、高所作業現場において、ロープで縛った荷材を高所に引っ張り上げる高所引き上げ用補助具に関する。
従来、高所作業現場で作業をするにあたり、部品等を梱包した荷材を高所に引っ張り上げるには、荷材を縛ったロープの先端に引き上げ用フックを引っ掛けて引き上げていた。
高所作業現場にて一人で作業する場合、荷材を縛ったロープの先端に引き上げ用フックを引っ掛けようとしても、普通のロープは張りがないので、ロープの先端がたるんでしまい、作業がはかどらないという難点があった。本考案は、ロープの先端を保持する補助具を用いることにより、一人で荷材を高所に引き上げる作業を可能としたことを目的とするものである。
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案は、荷材の上に載置するとともにロープ固定具の基盤となるロープ固定ベース部とロープ固定ベース部に立脚する2本の柱及び2本の柱の上端を繋ぐロープ把持部を有するロープ固定具とを備え、荷材を縛ったロープの先端をロープ固定具で保持することを特徴とするものである。
また、請求項2記載の考案は、請求項1記載の高所引き上げ用補助具であって、ロープ把持部は、中央に切れ目を設け、ロープの先端を切れ目に挟んで把持することを特徴とするものである。
本考案による高所引き上げ用補助具によれば、荷材の上に載置するとともにロープ固定具の基盤となるロープ固定ベース部とロープ固定ベース部に立脚する2本の柱及び2本の柱の上端を繋ぐロープ把持部を有するロープ固定具とを備えたので、ロープの先端に引き上げ用フックを容易に引っ掛けることができ、一人で荷材を高所に引き上げる作業が可能となる。
本考案の高所引き上げ用補助具の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。図1乃至図3において、1は、高所に引っ張り上げる荷材Aの上に載置する2本のベース部11、12と2本のベース部11、12の間に固定される基盤部13とで構成されるロープ固定ベース部、2は、ロープ固定ベース部1の基盤部13の両端に立脚する2本の柱21、22と2本の柱21、22の上端を繋ぐロープ把持部23とで構成されるロープ固定具であり、荷材Aを縛ったロープBの先端B1をロープ固定具2で保持する。ロープ把持部23は、ゴムのような素材で形成され、中央に切れ目24を設け、その切れ目24にロープBの先端B1を挟んで保持する。
このように構成された高所引き上げ用補助具を使用して、高所作業現場において、部品等を梱包した荷材Aを高所に引っ張り上げる使用状態を、図4に従って説明する。高所作業現場にて一人で作業する場合、部品等を梱包した荷材Aが必要になった場合、その都度、脚立等から下へ降りて運んでいては時間の無駄である。そのため、図4に示す高所引き上げ具3を用いて荷材Aを引き上げる。高所引き上げ具3は、挿入ガイド板4の下面に螺着されたフック固定具5に固定されたアンカーリング6を介して摺動自在に連結された複数個の引き上げ用フック7の先端を互いに向き合う位置に近接して設けたもので、挿入ガイド板4の上面に一定長の引き上げロープ8が通された吊り輪9を固定する。
荷材Aの上に高所引き上げ用補助具のロープ固定ベース部1を載置し、荷材Aを縛ったロープBの先端B1を高所引き上げ用補助具のロープ把持部23の切れ目24に挟んでロープBの先端B1を保持する。
高所で作業する際に、引き上げロープ8の上端を持って高所に上がり、高所引き上げ具3に設けた複数個の引き上げ用フック7を持ち上げ、挿入ガイド板4を目安にして高所引き上げ用補助具に保持されたロープBの先端B1の近辺に引き降ろす。引き上げ用フック7の先端は互いに向き合う位置に近接しているので、何れかの引き上げ用フックによりロープBの先端B1を捉えることができ、ロープ固定具2と一緒に荷材Aを引っ張り上げることができる。ロープBの先端B1はロープ把持部23の切れ目24に挟んで保持されているので、ロープBの先端B1がたるんでしまうことなく、容易に引き上げ用フック7を引っ掛けることができる。
以上説明したように、本考案によれば、荷材の上に載置するとともにロープ固定具の基盤となるロープ固定ベース部とロープ固定ベース部に立脚する2本の柱及び2本の柱の上端を繋ぐロープ把持部を有するロープ固定具とを備え、荷材を縛ったロープの先端をロープ固定具で保持したので、ロープの先端に引き上げ用フックを容易に引っ掛けることができ、一人で荷材を高所に引き上げる作業が可能となる。
1 ロープ固定ベース部
11、12 ベース部
13 基盤部
2 ロープ固定具
21、22 柱
23 ロープ把持部
24 切れ目
3 高所引き上げ具
4 挿入ガイド板
5 フック固定具
6 アンカーリング
7 引き上げ用フック
8 引き上げロープ
9 吊り輪
A 荷材
B 荷材Aを縛ったロープ
B1 ロープBの先端
11、12 ベース部
13 基盤部
2 ロープ固定具
21、22 柱
23 ロープ把持部
24 切れ目
3 高所引き上げ具
4 挿入ガイド板
5 フック固定具
6 アンカーリング
7 引き上げ用フック
8 引き上げロープ
9 吊り輪
A 荷材
B 荷材Aを縛ったロープ
B1 ロープBの先端
Claims (2)
- 荷材の上に載置するとともにロープ固定具の基盤となるロープ固定ベース部と前記ロープ固定ベース部に立脚する2本の柱及び前記2本の柱の上端を繋ぐロープ把持部を有するロープ固定具とを備え、荷材を縛ったロープの先端をロープ固定具で保持することを特徴とする高所引き上げ用補助具。
- 前記ロープ把持部は、中央に切れ目を設け、ロープの先端を前記切れ目に挟んで保持することを特徴とする請求項1記載の高所引き上げ用補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016006080U JP3209263U (ja) | 2016-12-20 | 2016-12-20 | 高所引き上げ用補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016006080U JP3209263U (ja) | 2016-12-20 | 2016-12-20 | 高所引き上げ用補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3209263U true JP3209263U (ja) | 2017-03-09 |
Family
ID=58232496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016006080U Expired - Fee Related JP3209263U (ja) | 2016-12-20 | 2016-12-20 | 高所引き上げ用補助具 |
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JP (1) | JP3209263U (ja) |
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2016
- 2016-12-20 JP JP2016006080U patent/JP3209263U/ja not_active Expired - Fee Related
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