JP3209165U - 連結部材付蓄光線 - Google Patents
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Abstract
【課題】所定の長さの屈曲可能な蓄光線を連結部材によって連結することによって、適切な場所に自由に設置することが可能な連結部材付蓄光線を提供する。【解決手段】連結部材付蓄光線は、所定の長さの屈曲可能な金属線に蓄光塗料を被覆した蓄光線1と、蓄光線1の端部には、一端が差し込まれ他端を開放した柔軟性を有する中空の連結部材4を備え、連結部材4の他端同士を差し込むことにより蓄光線1を連結する。【選択図】図1
Description
本考案は、停電などの非常時に、夜間や暗所において、しばらくの間、視認性を与える連結部材付蓄光線に関する。
従来、夜間の停電による非常時、あるいは暗所において、しばらくの間、視認性を与える手段として、壁、床、階段のステップなどに連続蓄光ラインを張り巡らして、非常時の暗所でも人々を非常口に導くようにしている。
通常、建築物に備えられた誘導ラインは、床面や階段の縁・幅木などに設置されることが一般的である。例えば、特許文献1では、蓄光性蛍光体材料によって作製したペレットを幅木に成形する技術が開示されている。また、特許文献2では、一体成形される幅木の下端部に蓄光性蛍光物質を配合した蓄光性幅木が開示されている。
しかしながら、上記の従来技術は、いずれも幅木自体を蓄光性材料によって成形するものであったため、設置及び撤去が容易ではないという難点があった。また、一般的な幅木は、長尺に形成されていることから、構造が複雑な床面や階段の縁・幅木などに設置する場合には、寸法の異なる幅木に加工するため、工期が長くなる問題があり、しかも、設置場所が限定されることから、適切な場所に設置できない問題があった。
本考案の課題は、所定の長さの屈曲可能な蓄光線を連結部材によって連結することによって、適切な場所に自由に設置することが可能な連結部材付蓄光線を提供することにある。
本考案による連結部材付蓄光線は、所定の長さの屈曲可能な金属線に蓄光塗料を被覆した蓄光線と、前記蓄光線の端部には、一端が差し込まれ他端を開放した柔軟性を有する中空の連結部材を備え、前記連結部材の他端同士を差し込むことにより前記蓄光線を連結するように構成することを要旨としている。
また、連結部材の他端を斜めにカットすることが望ましい。
さらに、連結部材の開放した他端に壁面などに固定するための固定部を形成することが望ましい。
本考案による連結部材付蓄光線によれば、所定の長さの屈曲可能な蓄光線を連結部材によって連結するので、壁、床、階段のステップなどの適切な場所に自由に設置することができる。特に、構造が複雑な床面や階段の縁・幅木などに設置する場合、各所の寸法に応じて、長尺の場合は連結部材によって蓄光線を連結することにより所定の長さの蓄光線に設定することが可能となる。また、蓄光線が屈曲可能に形成されているので、複雑な構造の場所であっても、適宜に屈曲することにより適合させることができる。これにより、設置のための工期を大幅に短縮することが可能となる。この結果、壁、床、階段のステップなどに蓄光線を張り巡らして視認性を与えることができるので、非常時の暗所でも人々を非常口に導くことができる。
また、連結部材の他端を斜めにカットすることにより、中空の連結部材を連結する際に、相手の連結部材への差し込みが容易になることから、短時間に設置することが可能となる。
さらに、連結部材の開放した他端には、壁面などに固定するための固定部が形成されているので、この固定部を使用し、壁、床、階段のステップなどに鋲や釘で刺すことによって容易に固定することができる。このため、蓄光線の設置時間を一段と短縮することができ、しかも、蓄光線の設置場所を変更する場合であっても、短時間に行うことが可能となる。
本考案による連結部材付蓄光線は、所定の長さの屈曲可能な金属線に蓄光塗料を被覆した蓄光線と、前記蓄光線の端部には、一端が差し込まれ他端を開放した柔軟性を有する中空の連結部材を備え、前記連結部材の他端同士を差し込むことにより前記蓄光線を連結するように構成している。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。蓄光線1は、所定の長さの屈曲可能な金属線2の表面に蓄光塗料3が被覆されている。さらに、蓄光線1の両端部には、各々柔軟性を有する中空の連結部材4の一端が差し込まれ、連結部材4の他端は開放状態となっている。
金属線2は、例えば、鉄、アルミニウム、銅などの屈曲可能な線状の直径が3mm〜8mm程度の金属線からなり、長さは30cm〜60cm程度に設定されている。この金属線2の表面に被覆される蓄光塗料3は、一般に使用される蓄光塗料が塗布されている。
連結部材4は、例えば塩化ビニール、ウレタン、スチロール、ナイロン、シリコン等の柔軟性を有する樹脂からなり、中空に形成されている。さらに、連結部材4は、開放状態となっている他端が斜めにカットされている。この連結部材4は、全長の半分位まで金属線2の端部に差し込まれている。さらに、連結部材4の他端で斜めにカットされた個所は、図1に示すように、固定部5が形成されている。
このように構成された連結部材付蓄光線を壁、床、階段のステップなどの所定の個所に固定するには、蓄光線1を誘導ラインとして設置する場所の長さに合わせて、複数の蓄光線1を連結する。このとき、連結部材4の他端が斜めにカットされているので、互いに相手の連結部材4に容易に差し込むことができる。
また、複数の蓄光線1を連結したときの長さと、設置する個所の長さが一致しない場合には、蓄光線1が屈曲可能な金属線を素材としているので、措定の位置で屈曲することにより、設置個所に長さを調節することが可能である。
このような蓄光線1を壁、床、階段のステップなどに固定する場合には、連結部材4に形成された固定部5に鋲や釘を刺すことにより、固定することができる。前述したように、連結部材4が柔軟性を有する樹脂によって形成されているので、鋲や釘を容易に刺すことができ、固定作業或いは撤去作業が容易になる。
以上、本考案を実施例に基づき具体的に説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。例えば、蓄光線1を屈曲して、図形や文字によるピクトサインを形成して、暗い場所での標記や注意を与えるようにしても良い。
1 蓄光線
2 金属線
3 蓄光塗料
4 連結部材
5 固定部
2 金属線
3 蓄光塗料
4 連結部材
5 固定部
Claims (3)
- 所定の長さの屈曲可能な金属線に蓄光塗料を被覆した蓄光線と、
前記蓄光線の端部には、一端が差し込まれ他端を開放した柔軟性を有する中空の連結部材を備え、
前記連結部材の他端同士を差し込むことにより前記蓄光線を連結するように構成した連結部材付蓄光線。 - 連結部材の他端が斜めにカットされた請求項1に記載の連結部材付蓄光線。
- 連結部材の開放した他端に壁面などに固定するための固定部を形成した請求項1及び2に記載の連結部材付蓄光線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016005906U JP3209165U (ja) | 2016-11-24 | 2016-11-24 | 連結部材付蓄光線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016005906U JP3209165U (ja) | 2016-11-24 | 2016-11-24 | 連結部材付蓄光線 |
Publications (1)
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JP3209165U true JP3209165U (ja) | 2017-03-09 |
Family
ID=58232407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016005906U Expired - Fee Related JP3209165U (ja) | 2016-11-24 | 2016-11-24 | 連結部材付蓄光線 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3209165U (ja) |
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2016
- 2016-11-24 JP JP2016005906U patent/JP3209165U/ja not_active Expired - Fee Related
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