JP3208937B2 - Cvd装置 - Google Patents

Cvd装置

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JP3208937B2
JP3208937B2 JP17980793A JP17980793A JP3208937B2 JP 3208937 B2 JP3208937 B2 JP 3208937B2 JP 17980793 A JP17980793 A JP 17980793A JP 17980793 A JP17980793 A JP 17980793A JP 3208937 B2 JP3208937 B2 JP 3208937B2
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cvd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CVD装置、特にプロ
セスガスを多数のノズルが配設されたガス供給部から下
方のウェハに向けて噴出させ、反応室の上部中央から排
気して該ウェハ表面にCVD膜を形成するようにしたC
VD装置に関する。
【0002】
【従来の技術】常圧CVD装置としてプロセスガスを多
数のノズルが配設されたガス供給部から下方のウェハに
向けて噴出させ、反応室の上部中央から排気して該ウェ
ハ表面にCVD膜を形成するようにしたCVD装置が知
られており、図4(A)、(B)はそのような常圧CV
D装置の従来例の一つを示すものであり、(A)は縦断
面図、(B)はB−B線視平面図である。図面におい
て、1は反応室、2は該反応室1の底面上を移動して半
導体ウェハ3、3を搬送する搬送ベルトで、例えば40
0℃に加熱されている。4は排気用フードで、その天井
中央部が開口され、その開口に排気管5が連通されてい
る。
【0003】6はガス供給部で、複数のガス供給管7
a、7b、7cから供給された異なるガス(例えばO2
ガス、N2 ガス、SiH4 ガス等)を底面に配設された
ノズル8、8、…から下方に、具体的には半導体ウェハ
3、3上に噴出する。該ノズル8、8、…の配設密度
は、従来においてはガス供給部6の全長に渡って均一で
あった。該ガス供給部6はガス供給管7a、7b、7c
から供給された異なるガスを内部において混合すること
なく、即ちセパレートしたまま噴出するようになってい
る。というのは、各ガスの混合を半導体ウェハ3、3、
上において行わせしめて出来るだけ半導体ウェハ3、3
上のみにCVD膜が形成されるようにし、ガス供給部6
内部において気相成長反応が生じないようにするためで
ある。
【0004】そして、半導体ウェハ3、3(3aはオリ
エンテーションフラット)に向けて下方に噴射されたガ
スは半導体ウェハ3、3上で反応を起し、CVD膜を形
成すると共に、半導体ウェハ3、3上からガス供給部6
の両側[図4(B)における上側及び下側、図4(A)
における紙面側及び紙背側]を経て排気用フード4に入
り、排気管5からCVD装置外部に排気される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4に示し
た従来のCVD装置によれば、CVD膜の膜厚の均一性
が図5のように低かった。具体的には、反応室1の両側
部においてCVD膜の膜厚が厚くなるという問題が生じ
た。図5から明らかなように、反応室1の中央部付近で
は膜厚が580〜590nmなのに反応室1の両側部で
は625〜635nmにもなってしまうのである。
【0006】この原因を追究したところ、排気が反応室
1の中央部において行われる結果、反応室1の両側部に
おける排気が中央部における程は円滑に行われ得ず、そ
のため、図4における9で示すような滞流が反応室1の
両側部で発生し、かかる滞流による成膜によってCVD
膜の膜厚が反応室1の側部で厚くなるという現象が生じ
ることが判明した。ところで、かかる膜厚の不均一性は
看過できず、そこで、反応室1のウェハ搬送方向と直交
する方向における温度勾配をつけることにより膜厚の均
一性を高めることが試みられた。具体的には搬送ベルト
2の両端部の温度を中央部の温度よりも低くすることが
試みられた。しかし、この方法はCVD膜の特性(不純
物濃度の均一性等)に悪い影響を及ぼす虞れがあるので
採り得ない。
【0007】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、プロセスガスを多数のノズルが配設
されたガス供給部から下方のウェハに向けて噴出させ、
反応室の上部中央から排気して上記ウェハ表面にCVD
膜を形成するようにしたCVD装置において、温度分布
等、成膜の特性に重大な影響を及ぼす条件の変更を伴う
ことなく膜厚の均一性を高めることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のCVD装置
は、ガス供給部のノズルの配設密度を中央部においてよ
りも両端部において疎にしたことを特徴とする。請求項
2のCVD装置は、反応室の上部両側部と、排気をする
上部中央から上に延びる部分との間にも排気経路を設け
たことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1のCVD装置によれば、膜厚の均一性
のノズルの配設密度を中央部においてよりも両端部にお
いて疎にしたので、両端部における単位面積当りのガス
供給量を少なくすることができる。従って、これにより
図2に示すように排ガスの滞溜によるCVD膜の膜厚の
不均一性を是正することができる。
【0010】請求項2のCVD装置によれば、反応室の
上部両側部にも排気経路を設けたので、排気経路により
滞溜を軽減しないしは皆無にできる。従って、排気ガス
の滞溜により生じていたCVD膜の膜厚の不均一性を軽
減しないしはなくすことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明CVD装置を図示実施例に従っ
て詳細に説明する。図1は本発明CVD装置の一つの実
施例を示す断面図である。本実施例は、図4に示した従
来のCVD装置とは、ガス供給部6のノズル8、8、…
の配設密度において相違するが、それ以外の点では共通
し、共通する部分については既に説明済みなので説明を
省略し、相違する点についてのみ説明する。
【0012】本CVD装置のガス供給部6は、従来その
全長に渡って均一であったノズル8、8、…の配設密度
を、中央部においてよりも両端部においての方を疎にし
てなる。従って、本CVD装置によれば、両端部におけ
る単位面積当りのガス供給量を少なくすることができ、
これにより図2に示すように排ガスの滞溜によるCVD
膜の膜厚の不均一性を是正することができる。
【0013】図3は本発明CVD装置の他の実施例を示
す断面図である。本実施例は、図4に示した従来のCV
D装置とは、反応室の上部両側部と、排気をする上部中
央から上に延びる部分との間にも排気経路を設けたこと
を特徴とする点で相違するが、それ以外の点では共通
し、共通する部分については既に説明済みなので説明を
省略し、相違する点についてのみ説明する。
【0014】本CVD装置の排気用フード4は、従来、
上部の中央部においてのみ設けられていた排気管5を上
部の両側部にも設けてなる。5a、5aはその両側部に
設けたところの排気管である。従って、本CVD装置に
よれば、反応室1の中央部においてのみ排気することか
ら反応室1両側部において生じていた滞溜を、その排気
管5a、5aによってなくすことができ、延いては排気
ガスの滞溜により生じていたCVD膜の膜厚の不均一性
を軽減しないしはなくすことができる。
【0015】
【発明の効果】請求項1のCVD装置は、膜厚の均一性
のノズルの配設密度を中央部においてよりも両端部にお
いて疎にしたことを特徴とするものである。従って、請
求項1のCVD装置によれば、両端部における単位面積
当りのガス供給量を少なくすることができる。依って、
排ガスの滞溜によるCVD膜の膜厚の不均一性を是正す
ることができる。
【0016】請求項2のCVD装置は、反応室の上部両
側部と、排気をする上部中央から上に延びる部分との間
にも排気経路を設けたことを特徴とする。従って、請求
項2のCVD装置によれば、反応室の上部両側部と、排
気をする上部中央との間にも生じていた滞溜をその排気
経路により小さくしないしは皆無にできる。依って、排
気ガスの滞溜により生じていたCVD膜の膜厚の不均一
性を軽減しないしはなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明CVD装置の一つの実施例を示す断面図
である。
【図2】上記実施例のCVD膜の膜厚分布図である。
【図3】本発明CVD装置の他の実施例を示す断面図で
ある。
【図4】(A)、(B)はCVD装置の従来例を示すも
ので、(A)は断面図、(B)は(A)のB−B線視平
面図である。
【図5】図4に示した従来のCVD装置の問題点を示す
ところのCVD膜の膜厚分布図である。
【符号の説明】
1 反応室 3 ウェハ 5 排気管 5a 排気管(排気経路) 6 ガス供給部 8 ノズル 10 CVD膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205 C23C 16/52

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスガスを多数のノズルが配設され
    たガス供給部から下方のウェハに向けて噴出させ、反応
    室の上部中央から排気して該ウェハ表面にCVD膜を形
    成するようにしたCVD装置において、 上記ガス供給部のノズルの配設密度を中央部においてよ
    りも両端部において疎にしたことを特徴とするCVD装
  2. 【請求項2】 プロセスガスを多数のノズルが配設され
    たガス供給部から下方のウェハに向けて噴出させ、反応
    室の上部中央から上に延びる部分を経由して排気して該
    ウェハ表面にCVD膜を形成するようにしたCVD装置
    において、 反応室の上部両側部と、排気をする上記上部中央から上
    に延びる部分との間にも排気経路を設けたことを特徴と
    するCVD装置
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