JP3208801B2 - 位相差検出装置 - Google Patents

位相差検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハードディスク等の磁気
ディスク装置に用いて好適な位相差検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、磁気ディスク等でセクタサー
ボを行う場合には、ディスクに予め記録された例えばバ
ースト信号等をトラックセンタに対し千鳥模様に配置し
たセクタサーボパターンを再生し、このセクタサーボパ
ターンの再生信号に基づくファイン位置情報を検出し、
このファイン位置情報に応じてセクタサーボが行われて
いる。
【0003】この様なセクタサーボではサーボパターン
の再生信号に基づくファイン位置情報のリニアリティが
悪くなり、セクタサーボ時のヘッドのズレ量がわかりに
くく、更にセクタサーボパターンを磁気ディスクに記録
する場合にトラックを高密度化(高TPI化)するだけ
記録に長い時間を要する問題があった。この為、サーボ
パターンライトが容易で、高TPI化しても正確なファ
イン位置情報が得られ、記録に時間を要さない様な磁気
ディスク装置を本出願人は先に特願平2−262180
号として提案している。
【0004】この様な磁気ディスク装置に用いる位相差
検出装置の大要を図6乃至図8について説明する。図6
でディスク2は、スピンドルモータ等によりスピンドル
軸C S を回転中心として図中矢印β方向に定常回転され
る。この定常回転に入った後、ディスク2には、固定ヘ
ッド20によって基準信号(例えば単一周波数の信号)
であるクロック信号SC が記録される。この時、クロッ
ク信号SC は、ディスク2の記録領域の最外周又は最内
周に一周分記録される。このクロック信号SC の記録さ
れたトラックがクロックトラックTCとなる。なお、ク
ロックトラックTCは、一旦、クロック信号SC が記録
された後は、再生専用のトラックとされる。また、固定
ヘッド20は支持部材24により支持されている。
【0005】その後、クロック信号SC が記録されたク
ロックトラックTCからは、固定ヘッド20によって、
クロック信号SC が再生され、この再生クロック信号S
C は増幅用のヘッドアンプ25、再生クロック信号SC
のピーク検出用のピーク検出回路26、及び必要に応じ
てピーク検出回路26のピークの位相を揃えるPLL
(フェーズ・ロック・ループ)回路27を通じて後述す
る位相比較回路37並にトラッキング信号ST を発生す
るトラッキング信号発生回路18に導かれる。
【0006】この様に再生されたクロック信号SC は、
ディスク2上のクロックトラックTCから得られている
ので、ディスク2の回転に完全に同期した信号となる。
【0007】固定ヘッド20から再生されたトラッキン
グ信号発生回路18に供給されたクロック信号SC は所
定の周波数(周波数f0 )のトラッキング信号ST を発
生し、このトラッキング信号ST は、ライトアンプ17
で増幅された後、トラッキング信号記録用ヘッド10に
送られる。このトラッキング信号記録用ヘッド10は、
支持部材14を介して直動ステージ付アクチュエータ1
6の可動アーム15に固定されている。この直動ステー
ジ付アクチュエータ16は、ディスク2の半径方向に直
線的にトラッキング信号記録用ヘッド10を移動させる
ためのアクチュエータである。
【0008】このトラッキング信号記録用ヘッド10
を、アクチュエータ16によって直線移動させることに
より、ディスク2の記録領域全面を塗りつぶすように
(クロックトラックTCは除く)、トラッキング信号S
T が記録される。即ち、トラッキング信号ST を、ディ
スク2上で半径方向に放射状に揃った磁化反転を有する
ように記録することで、図7に示すように、磁化反転領
域が全トラックにわたって連続し、ラジアルに並んだ
(各磁化反転を含む直線Mがスピンドル軸CS を通る)
パターンが得られるようになる。
【0009】図7のように、クロックトラックTCにク
ロック信号SC が記録され他の記録領域に半径方向に放
射状に揃った磁化反転を有するトラッキング信号ST
記録されたディスク2を用い、磁気ディスク装置による
セクタサーボのファイン位置情報の検出が行われる。す
なわち、ディスク2上に記録されたトラッキング信号S
T は、記録再生ヘッド30によって読み取られる。ただ
し、記録再生ヘッド30は、トラッキング信号ST の再
生のみならず、他のデータの記録再生も行うことのでき
るものである。
【0010】この記録再生ヘッド30は、スライダと、
ギャップGを有する磁気ヘッドとからなり、このスライ
ダが図6に示す支持部材34に支持され、この支持部材
34がロータリーアクチュエータ36のアームの先端に
取り付けられている。
【0011】このロータリーアクチュエータ36は、そ
のアームがアーム回動中心CR を中心として回転するも
のであり、この回転に伴い、記録再生ヘッド30がディ
スク2の記録面上を移動するようになり、トラッキング
信号ST の磁化反転パターンの再生出力の位置情報信号
(以下パルス信号SP と記す)が図8G1 2 3 の様
に得られる。
【0012】この様なパルス列から成るパルス信号と固
定ヘッド20から得られたPLL回路27からのクロッ
ク信号SC との位相を位相比較回路37で比較し、その
比較出力を位置検出回路38でファイン位置情報として
検出し、例えば駆動制御回路39を介してアクチュエー
タ36を駆動制御する様に成されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成で説明
した磁気ディスク装置に用いる位相比較回路37及び位
置検出回路38部分を構成する位相差検出部に於いて、
記録再生ヘッドから得られるパルス信号がノイズやジッ
タの影響を受けて振られると、クロック信号SC の基準
エッジ40に近い図8のG3 で得られる様な基準位相か
らt3 の位相差を有するパルス信号は図8G4 に示す様
に矢印A方向に揺動し、基準エッジ40を越えたり、越
えなかったりする可能性が生ずる。
【0014】この結果、位置検出回路38で得られる位
相差は実際の位相差より360度大きすぎたり、小さす
ぎたりした値となり、この値を用いて位相差を検出して
しまうと正しいファイン位置情報が得られなくなる問題
があった。
【0015】本発明は叙上の問題点を解決するために成
されたもので、その目的とするところは0度或は360
度近傍の位相差を有するサーボパルス信号SP (位置情
報信号)があって、ジッタやノイズで位相差がシフトし
ても正しい演算結果が得られる様にした位相差検出装置
を提供するにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はその例が図1に
示されている様に磁気ディスク装置の磁気ディスク2に
記録された基準信号SC 及び位置情報信号SP をヘッド
20及び30から読み出して位相比較手段37で比較信
号を出力する様に成した位相差検出装置であって、位相
比較手段37からの比較出力を基準信号SC の1パルス
毎に積分する積分手段41と、積分手段41からの積分
出力をサンプルホールドし、積分終了と同時にリセット
させる保持手段42と、この保持手段42からの積分リ
セット値をデジタル変換した位相データを取り込み記憶
する情報処理手段44とを具備し、この情報処理手段4
4は位相データが基準信号SC の1パルス区間毎の検出
結果が360°を挟んで両側にまたがって存在する際
に、0度乃至識別を行なう角度範囲ΔTまで、或は36
0度乃至360度から識別を行なう範囲−ΔTの範囲の
どちらかであることを判断する判断手段S3 ,S5 ,S
3 ,ST5 及び0度乃至識別を行なう角度範囲ΔT内
に存在するデータに対して360度を加算し、360度
乃至360度から識別を行なう角度範囲ΔTに存在する
データに対し360度減算する演算手段S8 ,ST8
有することを特徴とする位相差検出装置としたものであ
る。
【0017】
【作用】本発明の位相差検出装置は位相比較回路37か
ら取り出されたパルス信号のノイズやジッタによるシフ
トが例えば360度或は0度の位相を挟んで±ΔTとし
た時0度乃至ΔTに存在するデータに対し360度を加
算し、360度乃至360度−ΔTに入ったデータは3
60度減算する様な演算を行なうことで正しいファイン
位置情報が得られる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の位相差検出装置の一実施例を
図1乃至図5について詳記する。
【0019】図1は図6で説明した位相比較回路37と
位置検出回路38で構成される位相差検出装置の系統図
を示すもので、図2に図1の各部の出力波形を示す。
【0020】図1において、端子T2 には、記録再生ヘ
ッド30からのディスク2上の磁化反転を読み取ったサ
ーボパルス信号(位置情報信号図2B)SP が供給され
る。また、端子T1 には、固定ヘッド20からの基準の
クロック信号(図2A)が供給される。パルス信号SP
及びクロック信号Scは位相比較回路37に供給され
る。
【0021】この位相比較回路37は例えばRSフリッ
プフロップ回路(以下RS−FFと記す)で構成させる
ことが出来るので、このRS−FF37の出力はクロッ
ク信号SC の立ち上りからサーボパルス信号SP の立ち
上がりまでの期間ハイ(H)となる比較出力信号S
0 (図2C)となる。
【0022】このRS−FF37の比較出力信号S0
次段の積分回路41に供給される。この積分回路41で
は比較出力信号を積分することで図2Dに示す様な積分
出力信号SI が得られる。このサーボパルス信号SP
パルス数は記録再生ヘッド30の移動量をデジタル的に
示すことになり、クロックパルス信号SC の1パルス区
間毎の積分値は記録再生ヘッド30の移動量に対応して
いる。
【0023】上述の積分回路41の積分はクロック信号
C の1パルス区間毎に行う様に入力端子T3 から積分
時間を規定する信号が供給されている。
【0024】積分回路41の積分出力信号SI はサンプ
ルホールド回路42に供給され、積分終了と同時にサン
プルホールド状態が次のクロック信号SC の立ち上がり
でリセットされる。
【0025】サンプルホールド回路42からのサンプル
ホールド値である積分終了値をアナログ−デジタル変換
回路43に供給してデジタルデータに変換して、コンピ
ュータ(CPU)44のデータを取り込み、図示しない
メモリ回路に記憶されている。
【0026】CPU44の中で各種演算が演算手段46
で行なわれ、この演算結果はデジタル−アナログ変換回
路45でアナログ変換した信号を駆動制御回路39等に
出力端子T4 より送出してファイン位置制御等が行なわ
れる。
【0027】本例では上述のハードウェア構成におい
て、CPU44では以下に説明する演算や判断が成され
る。
【0028】上述の様にサーボパルス信号SP がノイズ
やジッタの為に図3に示す様に位相360度近傍でシフ
トした場合の最大のシフト範囲を±ΔTとする。
【0029】今、360度近傍を考えて360度±ΔT
の範囲に必ずシフトしたサーボパルス信号SP があると
すると、本例ではサーボゾーン内で平均値をとるときク
ロックパルス信号SC の1パルス区間毎の検出結果が3
60度を挟んで両側にまたがって存在している時には図
3の0度乃至ΔTに存在するデータに対しては360度
をCPU44が加算する。この値を用いて、サーボゾー
ン全体に亘っての平均を行なえばよい。平均をとった結
果が360度を越えていれば、結果から360度を引く
ことによって正しい答えが得られる。
【0030】同様に図3で360〜360−ΔTに入っ
たデータは360度減算して負の数として処理を行なう
場合もあり、処理の結果が負の数になれば360度を加
算すれば、正しい答えになる。
【0031】上述のサーボパルス信号SP が0度乃至Δ
Tの範囲にシフトしたと考える場合のCPU44のフロ
ーチャートを図4で説明する。
【0032】図4で第1のステップS1 では初期化が成
される。この初期化ではループカウンタ(トータルNま
で)kの値を0にし、フラグ1(Flag1)及びフラ
グ2(Flag2)を共に0とし、検出位相差の合計
(sum)及びnも0とする。ここで、Flag1は0
度<データ<ΔTとなる様なデータがあったかどうかの
フラグであり、Flag1=1がある状態を示す。同様
にFlag2は360度−ΔT<データ<360度とな
る様なデータがあったかどうかのフラグであり、Fla
g2=1がある状態であり、ΔTは上述の様に識別を行
う範囲であり、nはFlag1の条件を満たすデータ
で、然も360度の加算処理を済ませていない数であ
る。
【0033】第1ステップS1 で上述の各初期化を行な
った後に、第2ステップS2 でアナログ−デジタル変換
回路43からサンプルホールド値SH を取り込む。
【0034】第3ステップS3 では取り込んだデータが
0度乃至ΔTの範囲内か否か、即ち0度<データ<ΔT
の判断が行なわれ、YESであれば第4ステップS4
進んでFlag1=1とする。
【0035】第3ステップS3 が0度<データ<ΔTで
なければ第5ステップS5 に進んでデータが360度−
ΔT乃至360度の範囲、即ち360度−ΔT<データ
<360度か否かを判断し、YESであれば第6ステッ
プS6 に進んでFlag2=1とし、NOであれば第1
0ステップS10に進める。
【0036】第4ステップS4 でFlag1=1が立て
られたら第7ステップS7 ではFlag2=1か否かを
判断する。ここで、Flag1もFlag2も共に1で
あれば第8ステップS8 に進んで取り込みデータに36
0度を加算して第10ステップS10に進める。又、第7
ステップS7 がNOであればn=n+1と1を加算し、
同じく第10ステップS10に進める。
【0037】第6ステップS6 でFlag2=1が立て
られたら第11ステップS11に進めてFlag1=1か
否かを判断し、YESであれば第12ステップS12に進
め検出位相差の合計sumをsum+360度×n+デ
ータとしNOであれば第10ステップS10に進めてこの
第10ステップST10でsum+データと成す。
【0038】第10ステップS10及び第12ステップS
12は共に第13ステップS13に進められて、ループカウ
ンタkをk+1とし、第14ステップS14に進める。
【0039】第14ステップS14ではkがトータルNか
否かを判断しNOであれば第2ステップS2 に戻し、Y
ESであれば第15ステップS15に進む。
【0040】第15ステップS15では平均位相差の結果
aはsum/トータルNとして求める。
【0041】第16ステップS16では結果aが360度
より大か否かをみてNOであれば第18ステップS18
より結果aを出力し、YESであれば第17ステップS
17でaから360度を差し引いて第18ステップS18
進める様になす。
【0042】即ち、図4の例ではあるサーボゾーン内に
Flag1及びFlag2が共に1として立っていれば
360度を挟んでデータが存在していることが分かり、
この様な時には0〜ΔTのデータに対し360度加算の
補正を行ない、この値を用いて計算を続け、もし、最初
は0〜ΔTのデータが続いていたとしても、その数をカ
ウンタでnとしてカウントしてあるので始めて360乃
至360−ΔTのデータが出現した時にまとめてn×3
60度の補正を行なえばよい。
【0043】図5についてもほとんど同じことで、図4
との違いは360〜360−ΔTに入ったデータを36
0度減算して負の数として処理を行なう点である。処理
の結果が負の数になれば360度を加算すれば、正しい
答えになる。得られる結果は同じである。
【0044】図5のフローチャートについて概要を以下
説明する。図 で第1のステップST1 では初期化が成
される。この初期化ではループカウンタ(トータルNま
で)kの値を0にし、フラグ1(Flag1)及びフラ
グ2(Flag2)を共に0とし、検出位相差の合計
(sum)及びnも0とする。ここで、Flag1は0
度<データ<ΔTとなる様なデータがあったかどうかの
フラグであり、Flag1=1がある状態を示す。同様
にFlag2は360度−ΔT<データ<360度とな
る様なデータがあったかどうかのフラグであり、Fla
g2=1がある状態であり、ΔTは上述の様に識別を行
う範囲であり、nはFlag2の条件を満たすデータ
で、然も360度の減算処理を済ませていない数であ
る。
【0045】第1ステップST1 で上述の各初期化を行
なった後に、第2ステップST2 でアナログ−デジタル
変換回路43からサンプルホールド値SH を取り込む。
【0046】第3ステップST3 では取り込んだデータ
が360度−ΔT乃至360度の範囲内か否か、即ち3
60度−ΔT<データ<360度の判断が行なわれ、Y
ESであれば第4ステップST4 に進んでFlag2=
1とする。
【0047】第3ステップST3 が360度乃至ΔT<
データ<360度でなければ第5ステップST5 に進ん
でデータが0度乃至ΔTの範囲、即ち0度<データ<Δ
Tか否かを判断し、YESであれば第6ステップST6
に進んでFlag1=1としNOであれば第10ステッ
プST10に進める。
【0048】第4ステップST4 でFlag2=1が立
てられたら第7ステップST7 ではFlag1=1か否
かを判断する。ここで、Flag1もFlag2も共に
1であれば第8ステップST8 に進んで取り込みデータ
から360度を減算して第10ステップST10に進め
る。又、第7ステップST7 がNOであればn=n+1
と1を加算し、同じく第10ステップST10に進める。
【0049】第6ステップST6 でFlag1=1が立
てられたら第11ステップST11に進めてFlag2=
1か否かを判断し、YESであれば第12ステップST
12に進め検出位相差の合計sumをsum−360度×
n+データとしNOであれば第10ステップST10に進
めてこの第10ステップST10でsum+データと成
す。
【0050】第10ステップST10及び第12ステップ
ST12は共に第13ステップST13に進められて、ルー
プカウンタkをk+1とし、第14ステップST14に進
める。
【0051】第14ステップST14ではkがトータルN
か否かを判断し、NOであれば第2ステップST2 に戻
し、YESであれば第15ステップST15に進む。
【0052】第15ステップST15では平均位相差の結
果aは、sum/トータルNとして求める。
【0053】第16ステップST16では結果aが0度よ
り小さいか否かをみてNOであれば第18ステップST
18により結果aを出力し、YESであれば第17ステッ
プST17で結果aに360度を加えて第18ステップS
18に進める様になされている。
【0054】本発明の位相差検出装置によれば位置情報
信号(サーボパルス信号)を位置検出手段で検出した値
の位相が0度或は360度近傍にあって、ノイズやジッ
タで振られて、シフトした場合でも、位置検出信号の位
相差の値の誤りを防ぐことが出来るので磁気ディスク装
置において、正しいフフイン位置情報の検出を行うこと
の出来るものが得られる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば位相検出値がジッタやノ
イズでシフトしても正しい検出結果の得られる位相差検
出装置が提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位相差検出装置の一実施例を示す系統
図である。
【図2】本発明の位相差検出装置の波形説明図である。
【図3】本発明の位相差検出装置の360度又は0度近
傍の挙動波形説明図である。
【図4】本発明の位相差検出装置の一実施例を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の位相差検出装置の他の実施例を示すフ
ローチャートである。
【図6】従来の位相差検出装置を用いた磁気ディスクの
構成図である。
【図7】従来の磁気ディスクのトラッキング信号パター
ン図である。
【図8】従来の位相差検出装置の波形説明図である。
【符号の説明】
2 磁気ディスク 37 位相比較回路 41 積分回路 42 サンプルホールド回路 44 CPU 46 演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−264673(JP,A) 特開 平1−138664(JP,A) 特開 昭62−185218(JP,A) 特開 昭60−10472(JP,A) 特開 平4−268269(JP,A) 特開 平4−139670(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/10 H03D 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスク装置の磁気ディスクに記録
    された基準信号及び位置情報信号をヘッドから読み出し
    て位相比較手段で比較信号を出力する様に成した位相差
    検出装置であって、 上記位相比較手段からの比較出力を上記基準信号の1パ
    ルス毎に積分する積分手段と、 上記積分手段からの積分出力をサンプルホールドし、積
    分終了と同時にリセットさせる保持手段と、 上記保持手段からの積分リセット値をデジタル変換した
    位相データを取り込み記憶する情報処理手段とを具備
    し、 上記情報処理手段は上記位相データが上記基準信号の1
    パルス区間毎の検出結果が360°を挟んで両側にまた
    がって存在する際に0度乃至識別を行なう角度範囲ΔT
    まで、或は360度乃至360度から識別を行なう範囲
    −ΔTの範囲のどちらかであることを判断する判断手段
    及び0度乃至識別を行なう角度範囲ΔT内に存在するデ
    ータに対して360度を加算し、360度乃至360度
    から識別を行なう角度範囲−ΔTに存在するデータに対
    し360度減算する演算手段を有することを特徴とする
    位相差検出装置。
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