JP3208751U - 車椅子用補助具 - Google Patents

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佐藤 啓介
啓介 佐藤
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有限会社須田義肢製作所
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Abstract

【課題】 車椅子を利用する利用者に対する車椅子の利便性を向上させるための補助具の提供するものである。【解決手段】 車椅子用補助具Aは、車椅子に利用者が着座した状態で前記利用者と前記車椅子を一体的に保持するべく前記利用者の胴体と前記車椅子の背もたれの外側に巻き付けられて前記利用者の腹部前方で接合・離反可能なベルト部1と、このベルト部1から垂下して前記利用者の下腹部を覆いながら前記利用者の股間から下方へ降りてベルト部1が上方へ移動することを抑制する前垂部2と、前記車椅子の走行に支障が生じない強固な個所に係止されると共に前記前垂部2に固定される連結部3とを有し、利用者が車椅子から落ちることを防止しつつ、利用者が自由に装着・脱着することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、高齢者、身体障害者などの自力走行困難者たる車椅子の利用者に対する車椅子の利便性を向上させるための補助具に関するものである。
斯かる車椅子は、特許文献1や特許文献2などで広く知られている。
また、車椅子の利便性を向上させるため、特に、車椅子の座面から利用者が前傾ずり落ち防止のため、特許文献3では、利用者の胸当て部を設けることが開示されている。
特開2016−7404号公報 特開2016−158864号公報 特開2001−46439号公報
ところで、特許文献3では、利用者を車椅子に固定させるための胸当て部を装着する際に、胸当て部の胸部抑制帯のウエストベルトと肩ベルトを利用者の背後で手が届きにくい車椅子の背もたれの後で固定する構成であるため、利用者本人が装着や取り外すことは非常に困難であった。
本考案は、車椅子に利用者が着座した状態で前記利用者と前記車椅子を一体的に保持するべく前記利用者の胴体と前記車椅子の背もたれの外側に巻き付けられて前記利用者による接合・離反可能なベルト部と、このベルト部から垂下して前記利用者の下腹部を覆いながら前記利用者の股間から下方へ降りる前垂部と、前記車椅子の走行に支障が生じない強固な個所に係止されると共に前記前垂部に固定される連結部とを有することにより、利用者が車椅子から落ちることを防止しつつ、利用者が自由に装着・脱着することができる補助具の提供することにより、車椅子を利用する利用者に対する車椅子の利便性を向上させることができる。
また、前記ベルト部は、前記利用者の腹部前方で接合・離反可能な構成であることにより、前記ベルト部の固定個所が前記利用者の腹部の略中央に位置することになり、安定した状態で装着できるもので、一層利用者の利便性に優れている。
利用者が車椅子から落ちることを防止しつつ、利用者が自由に装着・脱着することができる車椅子用補助具を提供することができる。
本考案の実施例の分解図である。
車椅子に利用者が着座した状態で前記利用者と前記車椅子を一体的に保持するべく前記利用者の胴体と前記車椅子の背もたれの外側に巻き付けられて前記利用者による接合・離反可能なベルト部と、このベルト部から垂下して前記利用者の下腹部を覆いながら前記利用者の股間から下方へ降りる前垂部と、前記車椅子の走行に支障が生じない強固な個所に係止されると共に前記前垂部に固定される連結部とを有し、特に、前記ベルト部は、前記利用者の腹部前方で接合・離反可能な構成である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
車椅子用補助具Aは、ベルト部1、前垂部2、連結部3とから構成されている。
ベルト部1は、全長が約150センチ、幅が約15センチの丈夫なデニム素材からなる帯部分1aを主体とし、この帯部分1aにより利用者を車椅子側へ押し付けるべく利用者の腹部前方の固定個所Xで重なるように「マジックテープ(登録商標)」「Velcro(登録商標)」などと称される雄型面ファスナー1bおよび雌型面ファスナー1cが対面状態で取り付けられており、固定個所Xにて帯部分1aが接合・離反可能となるように雄型面ファスナー1bおよび雌型面ファスナー1cの横方向長さは各50センチくらいの余裕を持って設けられている。
前垂部2は、ベルト部1が上方へ移動することを抑制するために、ベルト部1と同素材でベルト部1の固定個所Xの下端から垂下する略逆三角形状の前抑え部2aと、前抑え部2aの下端から延びる帯状の接続部分2bとから構成された全長が約60センチであり、接続部分2bの末端近くには装着用穴2cが設けられている。
連結部3は、車椅子用補助具Aを固定するために、接続部分2bと同様な全長が約30センチの係止部分3aと、この両端に装着した樹脂製のサイドワンタッチプッシュ式のバックル(例えば、特開2014−8312号公報参照)の雄型バックル3bおよび雌型バックル3cと、係止部分3aを挿通して保持する金属製のカラビナ(例えば、特開2011−50689号公報参照)3dとが設けられている。
以下、車椅子用補助具Aの使用例を説明する。
車椅子に利用者が着座した状態で利用者と車椅子を一体的に保持する、すなわち、車椅子の座面から利用者が前方へ容易に滑り落ちないようにするために利用者の胴体と車椅子の背もたれの外側にベルト部1の帯部分1aを巻き付ける。
次に、ベルト部1の帯部分1aの固定個所Xが利用者の腹部前方の略中央(例えば、臍前位置あたり)に位置するように合わせて輪状態になるように雄型面ファスナー1bと雌型面ファスナー1cを接合させる。
次に、前垂部2の前抑え部2aが利用者の下腹部を覆いながら接続部分2bを利用者の股間から下方へ降ろす。
次に、連結部3の雄型バックル3bと雌型バックル3cの一方を車椅子の走行に支障が生じない強固な個所(例えば、特許文献1のクロスメンバー34、36、あるいは、特許文献2のX字型の構造75)に係止部分3aを巻き付け配置して雄型バックル3bと雌型バックル3cを係合させる。
最後に、係止部分3aを保持するカラビナ3dを前垂部2の接続部分2bの装着用穴2cに挿通することで、車椅子用補助具Aの装着が完了する。
車椅子用補助具Aは、ベルト部1の帯部分1aにより、利用者は車椅子の背もたれ方向へ押されるため、車椅子の走行などの振動により車椅子の座面から利用者が前方へ容易に滑り落ちないように作用する。
車椅子用補助具Aの使用を止める場合には、雄型バックル3bおよび雌型バックル3cの解除、カラビナ3dの解放にて可能であるが、雄型面ファスナー1bと雌型面ファスナー1cとを離反させることで簡単に利用者は車椅子から解放される。
特に、帯部分1aの固定個所Xが利用者の腹部前方で手の届く位置にあることから、利用者の意図で利用者が固定個所Xの雄型面ファスナー1bと雌型面ファスナー1cとを操作するだけで、利用者は車椅子から自由になり、車椅子用補助具Aと同種作用を有する特許文献3の胸部抑制帯がウエストベルトと肩ベルトとを利用者の背後で固定している構成に比べて利用者の利便性に優れている。
また、ベルト部1は、利用者の腹部前方の略中央で接合・離反可能な構成であるため、固定個所Xが利用者の腹部の略中央に位置することになり、安定した状態で車椅子用補助具Aを装着できるもので、一層利用者の利便性に優れている。
なお、ベルト部1は、利用者の腹部前方の略中央で接合・離反可能な構成であることが利便性の発揮に最も寄与するものであるが、利用者の腹部前方の略中央から多少左右にずれて位置したとしても、利用者による接合・離反可能な位置であれば同等の利便性を得られるものであり、この場合には、前垂部2がベルト部1の固定個所Xではなく、ベルト部1の利用者の腹部前方の略中央に位置する個所に設ける。
また、上記で説明した素材や寸法や形状などは、任意に適宜選定できることは言うまでもない。
A 車椅子用補助具
1 ベルト部
1a 帯部分
1b 雄型面ファスナー
1c 雌型面ファスナー
2 前垂部
2a 前抑え部
2b 接続部分
2c 装着用穴
3 連結部
3a 係止部分
3b 雄型バックル
3c 雌型バックル
3d カラビナ
X 固定個所

Claims (2)

  1. 車椅子に利用者が着座した状態で前記利用者と前記車椅子を一体的に保持するべく前記利用者の胴体と前記車椅子の背もたれの外側に巻き付けられて前記利用者による接合・離反可能なベルト部と、このベルト部から垂下して前記利用者の下腹部を覆いながら前記利用者の股間から下方へ降りる前垂部と、前記車椅子の走行に支障が生じない強固な個所に係止されると共に前記前垂部に固定される連結部とを有することを特徴とする車椅子用補助具。
  2. 前記ベルト部は、前記利用者の腹部前方で接合・離反可能な構成であることを特徴とする請求項1に記載した車椅子用補助具。
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