JP3208706U - 床盤吸水具 - Google Patents

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昭夫 浦矢
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Abstract

【課題】建設現場で建設中の床に、水溜りが出来、乾燥状態にしなければ、次工程に進めないという不都合を解消でき、持ち運びに便利で、小さい構造で、大量の水溜りの水を吸水できる床盤吸水具を提供する。【解決手段】吸水具は上部本体2を有し、上部本体は、ホース取出し部3とドーム状本体とにより一体に形成され、上部本体には下部本体5が嵌込まれ、螺子等の結合具により固定され、下部本体の上面にはリード状逆止弁が設けられ、下部本体底部に浸漬された水は、底部周辺に3〜8カ所設けられた円筒状の吸水孔を通じて吸引され、リード状逆止弁、ドーム状本体、ホース取出し部の中央開口を経由し吸引ホースHを介して吸水手段Vにより吸水され、吸水手段Vが停止すると、リード状逆止弁により水は止められ、ドーム状本体の内部に留めることが出来、逆流、落水を防止する。【選択図】図1

Description

本考案は、建築土木等の床盤吸水具に関する。
従来、運動場、浄水場、下水処理場、工場、建築土木等の建設現場等のコンクリート打設面に溜まった雨水等を吸水して除去する方法としては、雑巾で水溜まりの水を吸水したり、或いは吸水材をまいて吸水しそれを散乱させたりする方法が採られていたが、準備と後片付けが大変であった。
特に、建築土木等の建設現場では、建築中のS造、RC造、SRC造、又は木造の床は、屋根となる上層階が設置されてなかったり、又横壁部の隙間、開口部から雨水が入り込み、建設中の床に、水溜りが出来、その水を排除し、湿潤状態にしなければ、次工程に進めないという不都合が、存在している。
特に柱、壁等の鉄筋組みの間に水が貯まった時に、排除できる小型サイズのものが望まれていた。
しかしそれを、前述の掃除方法等で排除するには、手間と時間が大幅に掛かり、自然乾燥されるまで時間がかかり、建設上の大きな不都合となっていた。
特許第4260056号公報
本考案は、これらの問題を解消しようとする建築土木等の建設場の床盤吸水具を提供するものである。
吸水具は、水溜りWの中に配置され、又、ホース取出し部の上端には、吸引ホースHを介して吸水手段Vにより吸水される全体構成であって、
吸水具の構成は、上部には上部本体が設けてあり、該上部本体は、ホース取出し部とドーム状本体とにより、一体に形成されており、前記上部本体には、下部本体が嵌込まれ、螺子等の結合具により、固定されており、
下部本体の上面には、リード状逆止弁が設けられて、下部本体底部に浸漬された水は、底部周辺に3〜8カ所設けられた円筒状の吸水孔を通じて吸引され、リード状逆止弁を通過し、ドーム状本体に吸引され、更にホース取出し部の中央開口を経由し吸引ホースHを介して吸水手段Vにより吸水され、
吸水手段Vが、停止すると、リード状逆止弁の作動により水は、止められ落水することなくドーム状本体の内部に、留めることが出来、逆流(落水)を防止することを特徴とする吸水具を提供する。
リード状弁体が個々の吸水孔に対して夫々個別に設けられ、リード状弁体が吸水孔上面に密着して、水の逆流(落水)を防止する、吸水手段Vにより吸水されると、リード状弁体は、上部に吸引されると該リード状弁体は、上方に移動し、水は上方に通過し、吸水手段Vが停止すると、弁体は、自重や、吸引圧で、リード状弁体は、密着され、水を止めることが出来るように構成されていることを特徴とする請求項1記載の吸水具を提供する。
下部本体の底部は、円輪状の重錘部となっており、重心の位置を下げ、倒れにくく構成しており、底部、及び周辺には、吸水孔に応じた数の通水スリット9を設けており、吸水孔に対しては、渦流となる位置に構成されていることを特徴とする請求項1、または請求項2記載の吸水具を提供する。
(1)吸引ホースHを介して吸水機能Vにより吸水される。吸水手段Vが、停止すると、リード状逆止弁7の作動により、水は止められドーム状本体4の内部に、留めることが出来、逆流(落水)が、防止できる。
(2)持ち運びが便利で、小さい構造で、大量の水溜りWの水を湿潤状態まで、吸水できる、極めて実用的な機能を有するものである。
実施例の使用状態を示す全体概要図である。 実施例の断面A−Aの垂直断面図である。 下方より見た平面図である。 リード状弁体の1実施例の参考平面図である。
なお、本考案の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本考案の技術的範囲を限定するものではない。
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案の実施例の使用状態を示す全体概要図である。
図2は、実施例のA−A断面の垂直断面図である。
図3は、下面よりみた底面図である。
図4は、リード状弁体の1実施例の参考平面図である。
吸水具1は、図1のごとく水溜りWの中に配置され、又、ホース取出し部3の上端には、吸引ホースHを介して吸水手段Vにより吸水される。
水溜りW床等のわずかな凹み部に溜り、その深さは、通常深くとも15mm程度である。
吸水手段Vは、口による吸引、真空掃除機、又は真空ポンプとの吸引機器により構成される。
図1、2、3に示すように、吸水具1の構成は、上部には上部本体2が設けてあり、該上部本体2は、ホース取出し部3とドーム状本体4とにより、一体に形成されている。
又、前記上部本体2には、下部本体5が嵌め込まれ、図2に示す如く螺子等の結合具6により、固定されている。
下部本体5の上面には、リード状逆止弁7が設けられている。
下部本体5の底部は、円輪状の重錘部8となっており、重心の位置を下げ、倒れにくく構成しており、全体重量を、略1.5kg前後とする。
底部及び夫々の周辺部には、吸水孔10と同数の通水スリット9が、吸水孔10に対し、図3で、破線矢印で示す如く渦流を発生するように位置的に、配置されていることが、更なる特徴となっている。
又、図3のごとく、下部本体5には、吸水孔10が、少なくとも3個所以上設けられている。図2、図3には、8カ所設けた例を示している。
吸水具1の機能について述べると、
下部本体5の底部に浸漬された水は、吸水孔10を通じて吸引され、リード状逆止弁7のリード状弁体20が、図2に破線で示す如く、上方に開くことにより通過し、ドーム状本体4に吸引され、更にホース取出し部3の中央開口を経由し吸引ホースHを介して吸水機能Vにより吸水される。
吸水手段Vが、停止すると、リード状逆止弁7のリード状弁体20が、下部本体5の上面に密着し、水は止められドーム状本体4の内部に留めることが出来る。
上部本体2に吸引され、貯留した水は、上部本体2を外して排水することが出来る。又は、別途に排水孔を設けてもよい。
材質に関しては、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニール、ポリスチレン、ABS等の合成樹脂製、ゴム製、エラストマー樹脂、又は、アルミ、鉄、銅等の金属製など、最も安価で機能を発揮するものが選択できる。重錘部8は、比重の重い材質が適している。
硬度に関しても、軟質、硬質のいずれでも良く、最も機能を発揮できるものが選択される。
寸法について述べると、
吸水具1の外径は、60mmφ以上から150mmφ、全体高さは、100mm以上から200mm以下の寸法となっている。
吸水孔10の直径は、通常4〜5mmφ前後の大きさである。
但しこれらの寸法は、例示であって、範囲を規制したものではない。
リード状逆止弁7の構造は各種考えられる。
[リード状逆止弁の1実施例]
図3、図4に示す如く、リード状逆止弁7が吸水具1の中央部に少なくとも1個以上設けられている。
その詳細構造に関して述べると、リード状逆止弁7は、リード状弁体20、座金部21、固定具22により構成されており、前記リード状逆止弁7のリード状弁体20が、下部本体5の上面に密着して水を遮断する。リード状弁体20の上部には、座金部21が設けられ、固定具22で固定されている。
吸水手段Vにより吸水されると、リード状弁体20が、上部に吸引されると図2に破線で示す如く、上方に移動し、水は上方に通過する。
又、吸水手段Vが停止すると、自重や、吸引圧で、リード状弁体20は、下部本体5に密着され、水を止めることが出来る。
そのような機能により、逆止効果を発揮できる。
リード状弁体20の材質に関しても、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニール、ポリスチレン、ABS等の合成樹脂製、ゴム製、エラストマー樹脂や、樹脂含侵の繊維、樹脂含侵の紙、又は、アルミ、鉄、銅等の金属製など、最も安価で機能を発揮するものが選択できる。
硬度に関しても、軟質、硬質のいずれでも良く、最も機能を発揮できるものが選択される。
特に、柱、壁等の鉄筋組みの間に水が貯まった時に、排除できる小型サイズのものが望まれており、それを提供することが出来た。
以上、持ち運びが便利で、小さい構造で、大量の水溜りWの水を吸水できる、極めて実用的な機能を有するものである。
本考案の活用例としては、以上説明したように、建設現場等において、持ち運びが便利で、小さい構造で、大量の水溜りWの水を吸水できる、極めて実用的な機能を有する構成を提供することにより利便性を大幅に高め、新商品による産業の発展に貢献できる新規かつ実用的な考案である。
1 吸水具1
2 上部本体
3 ホース取出し部
4 ドーム状本体
5 下部本体
6 結合具
7 リード状逆止弁
8 重錘部
9 通水スリット
10 吸水孔
20 リード状弁体
21 座金部
22 固定具

Claims (3)

  1. 吸水具は、水溜りWの中に配置され、又、ホース取出し部の上端には、吸引ホースHを介して吸水手段Vにより吸水される全体構成であって、
    吸水具の構成は、上部には上部本体が設けてあり、該上部本体は、ホース取出し部とドーム状本体とにより、一体に形成されており、前記上部本体には、下部本体が嵌込まれ、螺子等の結合具により、固定されており、
    下部本体の上面には、リード状逆止弁が設けられて、下部本体底部に浸漬された水は、底部周辺に3〜8カ所設けられた円筒状の吸水孔を通じて吸引され、リード状逆止弁を通過し、ドーム状本体に吸引され、更にホース取出し部の中央開口を経由し吸引ホースHを介して吸水手段Vにより吸水され、
    吸水手段Vが、停止すると、リード状逆止弁の作動により水は、止められ落水することなくドーム状本体の内部に、留めることが出来、逆流、落水を防止することを特徴とする吸水具。
  2. リード状弁体が個々の吸水孔に対して夫々個別に設けられ、リード状弁体が吸水孔上面に密着して、水の逆流、落水を防止する、吸水手段Vにより吸水されると、リード状弁体は、上部に吸引されると該リード状弁体は、上方に移動し、水は上方に通過し、吸水手段Vが停止すると、弁体は、自重や、吸引圧で、リード状弁体は、密着され、水を止めることが出来るように構成されていることを特徴とする請求項1記載の吸水具。
  3. 下部本体の底部は、円輪状の重錘部となっており、重心の位置を下げ、倒れにくく構成しており、底部、及び周辺には、吸水孔に応じた数の通水スリット9を設けており、吸水孔に対しては、渦流となる位置に構成されていることを特徴とする請求項1、または請求項2記載の吸水具。
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