JP3208488U - 高圧ガスボンベ架台 - Google Patents
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Abstract
【課題】高圧ガスボンベの数量や種類の変更にフレキシブルに適応でき、耐震性の高い高圧ガスボンベ架台を提供する。【解決手段】高圧ガスボンベ架台6は、n本(ただし、nは1以上の整数)の高圧ガスボンベGが設置されるユニット架台2と、ユニット架台2に連結され、高圧ガスボンベ減圧弁が備えられる減圧弁架台4から構成され、ユニット架台2と減圧弁架台4は、地面から垂直状態で立設される長方形の枠状に形成された背面パネル211と、直方体の枠状に形成された架台部212、412からなる椅子状の形態であり、ユニット架台2の架台部212の前面外枠に高圧ガスボンベGを固定する固定手段23が設けられている。【選択図】図7
Description
本考案は、高圧ガスボンベの数量や種類の変更にフレキシブルに適応でき、耐震性の高い高圧ガスボンベ架台に関する。
従来、工場等の敷地内のガス貯蔵庫に、酸素、窒素、アセチレンガス、LPガス等の高圧ガスが充填された高圧ガスボンベが設置されて使用されている。高圧ガスボンベは、地震等で転倒しないように安定に設置する必要があり、そのために高圧ガスボンベを設置して、チェーン等で固定する耐震性を考慮したボンベ用架台が使用されている。高圧ガスボンベ架台は、設置する高圧ガスボンベの本数や種類によって、受注生産されることが多く、生産する会社によって寸法や形状が異なっている。
図11は、工場で使用される複数の高圧ガスボンベを設置する高圧ガスボンベ架台の一例である。図11(A)は、高圧ガスボンベGが設置される高圧ガスボンベ架台9を示しており、図11(B)は、高圧ガスボンベ架台9の外枠91に設置される各ボンベに接続されるガス管90と開閉弁Bと、各高圧ガスボンベGから供給されるガスの圧力が一定になるように調整する高圧ガスボンベ減圧弁Kの模式図である。このように、高圧ガスボンベの本数や種類によって、高圧ガスボンベ架台の寸法や形状が設計される。高圧ガスボンベの本数や種類が変わる度に、耐震性を考慮した設計が必要である。
特許文献1には、左右一対の支柱と底バーとを斜交いでそれぞれ連結し、この斜交い間にガスボンベを設置するガスボンベの架台が開示されている。本発明によると、設置面積を小さくし得ると共に、ガスボンベの転倒を確実に防止し得るとされている。
従来の高圧ガスボンベ架台(図11)は、高圧ガスボンベの本数や種類が変わる度に、耐震性を考慮した設計が必要であり、耐震設計の手間がかかる。また、特許文献1のガスボンベの架台は、支柱と底バーとを斜交いで連結しているため、横揺れが激しい地震に対して支柱が揺れて不安定になり得る。また、この斜交い間にガスボンベを設置するため、径のサイズが一定のガスボンベを設置するのには問題ないが、様々な種類のガスボンベを設置する際には、横のサイズが合うように設計変更が必要な場合もある。
本考案の目的は、上記課題に鑑み、高圧ガスボンベの数量や種類の変更にフレキシブルに適応でき、耐震性の高い高圧ガスボンベ架台を提供することである。
本考案の1は、n本(ただし、nは1以上の整数)の高圧ガスボンベが設置されるユニット架台と、該ユニット架台に連結され、高圧ガスボンベ減圧弁が備えられる減圧弁架台と、から構成される高圧ガスボンベ架台であって、前記ユニット架台と前記減圧弁架台は、地面から垂直状態で立設される長方形の枠状に形成された背面パネルと、直方体の枠状に形成された架台部と、からなる椅子状の形態であり、前記ユニット架台の前記架台部の前面外枠に高圧ガスボンベを固定する固定手段が設けられることを特徴とする高圧ガスボンベ架台である。
本考案の2は、本考案の1に記載の高圧ガスボンベ架台において、設置される高圧ガスボンベの本数が同一又は異なる複数の前記ユニット架台の間に前記減圧弁架台を連結して構成されることを特徴とする高圧ガスボンベ架台である。
本考案の3は、本考案の1又は2に記載の高圧ガスボンベ架台において、前記ユニット架台と前記減圧弁架台には、複数の前記ユニット架台を連結、又は前記ユニット架台と前記減圧弁架台を連結する接続穴が穿設されていることを特徴とする高圧ガスボンベ架台である。
本考案の2は、本考案の1に記載の高圧ガスボンベ架台において、設置される高圧ガスボンベの本数が同一又は異なる複数の前記ユニット架台の間に前記減圧弁架台を連結して構成されることを特徴とする高圧ガスボンベ架台である。
本考案の3は、本考案の1又は2に記載の高圧ガスボンベ架台において、前記ユニット架台と前記減圧弁架台には、複数の前記ユニット架台を連結、又は前記ユニット架台と前記減圧弁架台を連結する接続穴が穿設されていることを特徴とする高圧ガスボンベ架台である。
本考案によると、高圧ガスボンベの数量や種類の変更にフレキシブルに適応でき、耐震性の高い高圧ガスボンベ架台を提供することができる。
以下、本考案の実施の形態(以下実施例と記す)を、図面に基づいて説明する。本考案の高圧ガスボンベ架台は、n本(ただし、nは1以上の整数)の高圧ガスボンベが設置されるユニット架台と、該ユニット架台に連結され、高圧ガスボンベ減圧弁が備えられる減圧弁架台から構成される。なお、以下に説明する実施例では、高圧ガスボンベの設置本数が1〜10本の場合を例に挙げて説明するが、本考案はこれに限らず、あらゆる本数の高圧ガスボンベに適用できるものである。まず、1〜3本の高圧ガスボンベが設置されるユニット架台について説明する。
[ユニット架台]
図1(A)は、1本の高圧ガスボンベGが設置されるユニット架台1を示しており、図1(B)は、ユニット架台1の外枠11に設置されるガス管10と開閉弁Bの模式図である。ユニット架台1は、地面から垂直状態で立設される長方形の枠状に形成された背面パネル111と、直方体の枠状に形成された架台部112から構成されている。
図1(A)は、1本の高圧ガスボンベGが設置されるユニット架台1を示しており、図1(B)は、ユニット架台1の外枠11に設置されるガス管10と開閉弁Bの模式図である。ユニット架台1は、地面から垂直状態で立設される長方形の枠状に形成された背面パネル111と、直方体の枠状に形成された架台部112から構成されている。
図1(A)に示すように、架台部112は、直方体の枠状に形成されており、背面パネル111と一体化して形成されている。ユニット架台1がこのように椅子状の形態であることから、重量のあるガスボンベGが設置されていても高い耐震性が保たれる。このユニット架台1の架台部112の前面外枠に高圧ガスボンベGを固定する固定手段13が設けられる。前面外枠には、サイズの小さい高圧ガスボンベGも安定して設置できるように、水平方向に1本以上の補助バー12を配設してもよい。本実施例では、1本の補助バー12を配設している。
本実施例では、ユニット架台1に設置する高圧ガスボンベGは、ガス充填量が7000L(14.7MPa)の47リットル型(バルブを除く高さが約1400mm、長径が約230mm)の高圧ガスボンベGを想定しているが、高圧ガスボンベGの寸法は、これに限定されず、いかなる寸法のものを設置してもよい。例えば、ガス充填量が6000L(14.7MPa)の40リットル型(バルブを除く高さが約1200mm、長径が約230mm)やガス充填量が1500L(14.7MPa)の10リットル型(バルブを除く高さが約850mm、長径が約140mm)等を設置することができる。
ユニット架台1の材質は特に限定しないが、例えばステンレス鋼や鉄、アルミなどの強度のある金属の材質を用いることが好ましい。また、固定手段13は、例えば金属製のチェーンとフックが使用される。他の固定手段(ベルト等)を使用してもよい。本実施例では、前面の外枠の上部の一端にチェーン13が固定され、他端にチェーン13を係止するフックが固定されている。チェーン13の長さは高圧ガスボンベGを囲むのに充分な長さを要し、チェーン13をフックに係止する際に、チェーンが弛まないように長さを調整できることが好ましい。
また、図1(A)に示すように、固定手段(チェーン)13は、前面外枠の上部だけではなく、補助バー12の両端やその付近の外枠にも設置することができる。それにより、高圧ガスボンベGの寸法が小さい場合においても、この固定手段(チェーン)13を使用して固定することができる。
更に、背面パネル111の左右の支柱には、他のユニット架台又は後述する減圧弁架台4に連結するための接続穴14を穿設してもよい。本実施例では、左右それぞれの支柱に3カ所穿設されている。この接続穴14と他のユニット架台又は減圧弁架台4の接続穴42にボルトを貫通させ、ナットで締付けることにより、ユニット架台1と他のユニット架台又は減圧弁架台4を連結することができる。ユニット架台1と他のユニット架台又は減圧弁架台4の連結手段はこれ限定されず、いかなる連結手段を使用してもよい。例えば、紐やベルトでユニット架台1と減圧弁架台4を繋いで固定してもよい。同様に、ユニット架台1の背面パネル111の外枠の上部にはガス管10を固定するための接続穴(図示せず)を穿設してもよい。
また、ユニット架台1の底面を構成する外枠には、コンクリート上に固定するための複数個の穴が穿設されている(図示せず)。コンクリート上にアンカーボルトのアンカー部を下にして埋設し、ユニット架台1の底面の穴に貫通させて上からナットで締付けることにより固定することができる。本実施例で使用するアンカーボルトは、高圧ガスボンベGを設置したユニット架台1が地震による転倒や横滑りを起こさないように、充分な強度を有するアンカーボルトが使用される。アンカーボルトの寸法やその埋込み長さと、埋め込む箇所は、高圧ガスボンベGを設置したユニット架台1の寸法や重さから耐震設計施工の計算に基づいて決定される。このような耐震設計施工の計算によりユニット架台1をコンクリート上に固定するため、ユニット架台1の耐震性を高めることができる。
図1(B)に示すガス管10と開閉弁Bは、ユニット架台1の外枠11に設置される。開閉弁Bは、高圧ガスボンベGのガスを供給するときに開き、供給しないときに閉じる。開閉弁Bの開閉は自動であっても手動であってもよい。ガス管10は、減圧弁架台4上の高圧ガスボンベ減圧弁Kが設置されているガス管40に接続される。
次に2本の高圧ガスボンベGが設置されるユニット架台2と、3本の高圧ガスボンベGが設置されるユニット架台3について図2と図3を参照して説明する。図2(A)は、2本の高圧ガスボンベGが設置されるユニット架台2を示しており、図2(B)は、ユニット架台2の外枠21に設置されるガス管20と開閉弁Bの模式図である。図3(A)は、3本の高圧ガスボンベGが設置されるユニット架台3を示しており、図3(B)は、ユニット架台3の外枠31に設置されるガス管30と開閉弁Bの模式図である。
2本又は3本の高圧ガスボンベGが設置されるユニット架台2、3の構成は、図1で説明したユニット架台1の構成と同様であり、地面から垂直状態で立設される長方形の枠状に形成された背面パネル211、311に、直方体の枠状に形成された架台部212、312が一体化されて椅子状に構成されている。ユニット架台2、3の寸法は、高圧ガスボンベGの本数に応じて設計されている。寸法以外においては、ユニット架台2、3の構成は、ユニット架台1の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
ユニット架台1と同様に、高圧ガスボンベGを設置したユニット架台2、3についても、それらの寸法や重さから耐震設計施工の計算に基づき、ボルトの寸法やその埋込み長さと、埋め込む箇所が決定され、コンクリート上に固定されている。それにより、ユニット架台2、3においても高い耐震性が満たされている。
ユニット架台2、3の固定手段23、33についてもユニット架台1と同様にチェーンとフックが使用される。図2、3においては、1本の高圧ガスボンベGを囲むようにチェーン23、33で固定されているが、2本又は3本の高圧ガスボンベGを同時に囲むようにチェーン23、33で固定してもよい。
図2(B)、図3(B)に示すガス管20、30はそれぞれユニット架台2、3の外枠に設置されるため、ユニット架台2、3の寸法に合うように設計されている。また、各高圧ガスボンベGに対して開閉弁Bが設置される。ガス管20、30は、それぞれ減圧弁架台4上の高圧ガスボンベ減圧弁Kが設置されているガス管40に接続される。
[減圧弁架台]
図4(A)は、本実施例の減圧弁架台4を示しており、図4(B)は、減圧弁架台4に設置されるガス管40と高圧ガスボンベ減圧弁Kの模式図である。図4(A)に示すように、減圧弁架台4は、図1で説明したユニット架台1の構成と同様であり、地面から垂直状態で立設される長方形の枠状に形成された背面パネル411に、直方体の枠状に形成された架台部412が一体化してなる椅子状の形態である。図1で説明したユニット架台1とは異なり、減圧弁架台4は、減圧弁Kを設置するための架台であるため、架台部412には高圧ガスボンベを固定する固定手段は設けられていない。
図4(A)は、本実施例の減圧弁架台4を示しており、図4(B)は、減圧弁架台4に設置されるガス管40と高圧ガスボンベ減圧弁Kの模式図である。図4(A)に示すように、減圧弁架台4は、図1で説明したユニット架台1の構成と同様であり、地面から垂直状態で立設される長方形の枠状に形成された背面パネル411に、直方体の枠状に形成された架台部412が一体化してなる椅子状の形態である。図1で説明したユニット架台1とは異なり、減圧弁架台4は、減圧弁Kを設置するための架台であるため、架台部412には高圧ガスボンベを固定する固定手段は設けられていない。
前述のように減圧弁架台4は、ユニット架台1〜3の背面パネル111〜311に連結するため、連結し易いように背面パネル111〜311の厚さと同程度の厚さの背面パネル411であることが好ましい。また、減圧弁架台4の材質は、特に限定しないが、ユニット架台1〜3と同様に、ステンレス鋼や鉄、アルミなどの強度のある金属の材質を用いることが好ましい。
本実施例では、減圧弁架台4の外枠41にユニット架台1〜3に連結するための接続穴42を左右の支柱にそれぞれ3カ所穿設する。この接続穴42とユニット架台1〜3の接続穴14、24、34にボルトを貫通させ、ナットで締付けることにより、ユニット架台1〜3と減圧弁架台4を連結することができる。左右それぞれの支柱に接続穴42が穿設されていることにより、2台のユニット架台1〜3の間に減圧弁架台4を連結することができる。前述のようにユニット架台1〜3と減圧弁架台4の連結手段は特に限定されず、いかなる連結手段を使用してもよい。
また、背面パネル411の外枠41の上部には板状のパネルが設けられている。そのパネルに接続穴43を穿設して、ボルトとナットを使用して高圧ガスボンベ減圧弁K又はガス管40を減圧弁架台4に固定することができる。他の方法で高圧ガスボンベ減圧弁K又はガス管40を減圧弁架台4に固定してもよい。図4(B)のガス管40は、ユニット架台1〜3の高圧ガスボンベGのガス管10、20、30に接続されており、高圧ガスボンベ減圧弁Kは、ユニット架台1〜3の高圧ガスボンベGから供給されるガスの圧力(流量)が一定になるように開度を調整する。
ユニット架台1〜3と同様に、減圧弁架台4についても、寸法や重さから耐震設計施工の計算に基づき、ボルトの寸法やその埋込み長さと埋め込む箇所が決定され、コンクリート上に固定されている。それにより、減圧弁架台4においても耐震性が満たされ、ユニット架台1〜3のいずれかと連結した状態においても高い耐震性が満たされる。
[高圧ガスボンベ架台]
次にユニット架台1〜3と、減圧弁架台4から構成される高圧ガスボンベ架台について説明する。設置する高圧ガスボンベGが1〜3本の場合には、それぞれユニット架台1〜3に減圧弁架台4を連結して組み立てるだけで、高圧ガスボンベ架台を構成することができる。例えば、図5は、高圧ガスボンベ3本用のユニット架台3(図3)と減圧弁架台4を組み合わせた高圧ガスボンベ架台15である。
次にユニット架台1〜3と、減圧弁架台4から構成される高圧ガスボンベ架台について説明する。設置する高圧ガスボンベGが1〜3本の場合には、それぞれユニット架台1〜3に減圧弁架台4を連結して組み立てるだけで、高圧ガスボンベ架台を構成することができる。例えば、図5は、高圧ガスボンベ3本用のユニット架台3(図3)と減圧弁架台4を組み合わせた高圧ガスボンベ架台15である。
ユニット架台3と減圧弁架台4は、それぞれ高い耐震性が満たされるように耐震設計施工の計算に基づいて設計されているため、それらを連結して構成された高圧ガスボンベ架台においても耐震性が満たされている。また、高圧ガスボンベGは、ユニット架台3と減圧弁架台4を組み立てて構成されるため、輸送時には分解してコンパクトに運ぶことができる。
図6〜10は、設置される高圧ガスボンベの本数が同一又は異なる複数のユニット架台1〜3の間に減圧弁架台4を連結して構成された高圧ガスボンベ架台の例である。図6に示す高圧ガスボンベ架台5は、2本の高圧ガスボンベGを設置することができ、1本の高圧ガスボンベGのユニット架台1(図1(A))2台の間に、減圧弁架台4(図4)を連結して構成されている。2本の高圧ガスボンベGを設置する場合、図2(A)と、減圧弁架台4を連結して高圧ガスボンベ架台を構成してもよいが、図6のように、ユニット架台間に減圧弁架台4を挟む構造とすることで、左右のバランスがよく、より安定性が保たれる。
図7に示す高圧ガスボンベ架台6は、4本の高圧ガスボンベGを設置することができ、2本の高圧ガスボンベGのユニット架台2(図2(A))2台の間に、減圧弁架台4を連結して構成されている。4本の高圧ガスボンベGを設置する組み合わせは、他にもあり、1本の高圧ガスボンベGのユニット架台1を4台使用して連結してもよいし、3本の高圧ガスボンベGのユニット架台3と1本の高圧ガスボンベGのユニット架台1を組み合わせてもよい。より安定性を保つためには、ユニット架台間に減圧弁架台を挟む構造とすることが好ましい。
図8に示す高圧ガスボンベ架台7は、6本の高圧ガスボンベGを設置することができ、3本の高圧ガスボンベGのユニット架台3(図3(A))2台の間に、減圧弁架台4を連結して構成されている。4本の高圧ガスボンベGの場合と同様に、6本の高圧ガスボンベGを設置する組み合わせは他にも幾つかあり、例えば、2本の高圧ガスボンベGのユニット架台2を3台使用して連結してもよいし、3本の高圧ガスボンベGのユニット架台3と、2本の高圧ガスボンベGのユニット架台2と、1本の高圧ガスボンベGのユニット架台1を連結させてもよい。
図9は、3本の高圧ガスボンベGのユニット架台3と、2本の高圧ガスボンベGのユニット架台2と減圧弁架台4を組み合わせた高圧ガスボンベ架台8の斜視図である。左右に5本ずつ、合計10本の高圧ガスボンベGを設置することができる。このように、高圧ガスボンベGの本数が多くなった場合においても、複数のユニット架台を連結することにより、必要な本数の高圧ガスボンベ架台を構成することができる。
図10は、高圧ガスボンベGの本数が異なる2台のユニット架台と減圧弁架台4を組み合わせて構成した高圧ガスボンベ架台16の例である。図10に示す高圧ガスボンベ架台16は、4本の高圧ガスボンベGを設置することができ、3本の高圧ガスボンベGのユニット架台3と、1本の高圧ガスボンベGのユニット架台2の間に、減圧弁架台4を連結して構成されている。例えば、3本の高圧ガスボンベGを主に使用し、1本の高圧ガスボンベGを予備として使用したい場合に、このような高圧ガスボンベ架台とすることが考えられる。
以上、説明してきた様に、ユニット架台を組み合わせることで、必要な本数の高圧ガスボンベGを設置する高圧ガスボンベ架台を提供することができる。また、高圧ガスボンベ架台は、それぞれ耐震性を考慮したユニット架台と減圧弁架台を組み合わせて構成しているため、高圧ガスボンベGの本数や種類が変更しても高い耐震性が確保される。さらに、高圧ガスボンベGは、ユニット架台と減圧弁架台を組み立てて構成されるため、輸送時には分解してコンパクトに運ぶことができる。
なお、上述した高圧ガスボンベ架台は、高圧ガスボンベが1〜10本の場合について説明したが、本考案はこれに限らず、あらゆる本数の高圧ガスボンベに適用できるものである。また、本考案の構成は、考案の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
1、2、3…ユニット架台、4…減圧弁架台、5、6、7、8、9、15、16…高圧ガスボンベ架台、10、20、30、40、90…ガス管、11、21、31、41、91…外枠、12、22、32、44…補助バー、13、23、33、93…固定手段(チェーン)、14、24、34、42、43…接続穴、111、211、311、411…背面パネル、112、212、312、412…架台部、G…高圧ガスボンベ、B…開閉弁、K…高圧ガスボンベ減圧弁。
Claims (3)
- n本(ただし、nは1以上の整数)の高圧ガスボンベが設置されるユニット架台と、該ユニット架台に連結され、高圧ガスボンベ減圧弁が備えられる減圧弁架台と、から構成される高圧ガスボンベ架台であって、
前記ユニット架台と前記減圧弁架台は、地面から垂直状態で立設される長方形の枠状に形成された背面パネルと、直方体の枠状に形成された架台部と、からなる椅子状の形態であり、
前記ユニット架台の前記架台部の前面外枠に高圧ガスボンベを固定する固定手段が設けられることを特徴とする高圧ガスボンベ架台。 - 設置される高圧ガスボンベの本数が同一又は異なる複数の前記ユニット架台の間に前記減圧弁架台を連結して構成されることを特徴とする請求項1に記載の高圧ガスボンベ架台。
- 前記ユニット架台と前記減圧弁架台には、複数の前記ユニット架台を連結、又は前記ユニット架台と前記減圧弁架台を連結する接続穴が穿設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の高圧ガスボンベ架台。
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CN113513697A (zh) * | 2021-08-16 | 2021-10-19 | 成都初肆柒叁科技有限公司 | 一种基于氢储存氨中便于灌装的高压氢气储罐 |
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