JP3208352U - カメラ用ストラップ - Google Patents

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祥子 ▲菅▼
祥子 ▲菅▼
名児耶 秀美
秀美 名児耶
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株式会社千趣会
アッシュコンセプト株式会社
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Abstract

【課題】カメラを身体にできるだけ密着した状態と、カメラを撮影操作できる自由な状態に一挙動で切り換えることができ、かついずれの状態もカメラを安定して保持できるようにするカメラ用ストラップを提供する。【解決手段】カメラ用ストラップは、一端がカメラCに接続される一対の接続ベルト31、32と、これらの接続ベルトの他端に両端が接続された開ループ状の肩ベルト20より成り、肩ベルト20は、ベルト単独で形成された非伸縮ベルト部21と伸縮ベルト部22を備え、ベルト部21と22は連結バックル24によって接続されている。前記伸縮ベルト部22には、係止バックル40が備えられ、係止バックルの係合時には伸縮ベルト部が短縮状態を保持し、係合を解くと伸長状態となる。【選択図】図1

Description

この考案は、カメラを身体から釣り下げるために用いるストラップに関する。
比較的大型で重量も大きいカメラを取り扱う場合、手だけで長時間保持するのは難しいため、カメラにループ状の紐を接続して首廻りに掛け渡し身体からカメラを釣り下げる所謂カメラストラップが用いられている。一般に、この種のストラップには、撮影動作の際に、両手でカメラを眼前に持ち上げて操作するのに充分な余裕を持たせてあるため、通常の持ち歩きの際にはカメラが身体に密着せず、時には大きく揺動することがある。そのためカメラが他の器物に衝突してカメラを損傷することがある。また、カメラを首廻りから釣り下げたまま長時間にわたると、首廻りが重量感に耐え難くなる問題がある。
上記の問題を解消するストラップとして、図7乃至図9に示すようなものが既に市販されている。このストラップは、図7に示されるように、カメラCのボディの両側に係止される一対の細い接続ベルト1a、1bと、広幅の肩ベルト2を備え、肩ベルト2は一方の接続ベルト1aと他方の接続ベルト1bとにループ状に接続されている。
カメラCに一端が係止される接続ベルト1aには、その他端に係止バックル10の雌部材11が固着され、この雌部材11と着脱可能な雄部材12に、2個のスリット12a、12bが横方向に設けられ、これらのスリット12a、12bをまたがるように折り返して肩ベルト2が挿通され、そこから延びる肩ベルト2の一端2aは自由端となっており、この自由端に抜け止め用ストッパ3が設けられている。前記肩ベルト2の折り返し部2cに、解除バックル13が取り付けられている。このバックル13は、横方向のスリット13aを有し、肩ベルト2を雄部材12のスリット12a、12bに折り返して挿通する際に同時にスリット13aにも挿入して取り付けられる。
このようなストラップを用いる際には、図7の状態で肩ベルト2を肩にたすき掛けにし、カメラCを身体から釣り下げる。カメラCで撮影しない場合は、カメラCを身体にできるだけ密着させておいた方が、カメラCが揺れ動かず携帯時の移動も楽である。そこで、肩ベルト2の自由端となっている一端2aの部分を引張ると、肩ベルト2の身体に掛けられた部分の長さが縮小し、接続ベルト1a、1bを介してカメラCが身体に引き寄せられ、引張る動作を止めると、カメラCの重量が肩ベルト2の折り返し部2cに加わり、折り返し部2cの内外面と、雄部材12のスリット12a、12b周辺及び解除バックル13のスリット13a周辺との摩擦によって、肩ベルト2がその位置で係止され、カメラCを身体に密着させるように肩ベルト2を短縮した状態が保持される。カメラCで撮影したい場合には、解除バックル13を手で引張ると、折り返し部2cとスリット12a、12bとの係止状態が解かれるので、肩ベルト2はスリット12a、12bを通って自由にスライド可能となり、肩ベルト2の肩に掛けられた部分を延伸することができ、カメラCを手に持って操作することができるようになる。
しかしながら、上記のようなカメラCを身体にできるだけ密着させる動作や、密着した状態を解除して撮影動作にスムーズに移行するには、かなりの熟練が必要である。何故ならば、肩ベルト2の折り返し部2cの摩擦力だけを利用して、短縮状態と伸長状態の切り換えを行なっているため、その状態を常に一定位置にする操作が非常に難しいからである。さらに、短縮状態を採ったとしても、その状態が保持されず、衝撃によって解除されてしまう問題も生じている。そのほか、肩ベルト2の自由端になっている部分が身体から無拘束に垂れ下って邪魔になる問題もある。
そこで、この考案の課題は、カメラ用ストラップを用いて、カメラを身体にできるだけ密着した状態と、カメラを撮影操作できる自由な状態に一挙動で切り換えることができ、かついずれの状態も安定してカメラを保持できるようにすることである。
上記の課題を解決するために、この考案のカメラ用ストラップは、一端がカメラに接続される一対の接続ベルトと、これらの接続ベルトの他端に両端が接続された開ループ状の肩ベルトを備え、この肩ベルトを非伸縮ベルト部と伸縮ベルト部によって形成し、前記両ベルト部を略長方形または長円形リング状連結バックルによって接続し、前記伸縮ベルト部を前記連結バックルと前記接続ベルトの他端との間に閉ループを形成する伸縮ベルトとこのベルトに取り付けられた係脱自在の係止バックルによって形成し、前記係止バックルの係合により前記伸縮ベルトのループを閉じて伸縮ベルト部を短縮状態とし、前記係止バックルの係合解除によって前記伸縮ベルトのループが開放され伸縮ベルト部が伸長状態になるようにしたのである。
前記係止バックルは係脱自在の雌部材と雄部材より成り、前記伸縮ベルトによるループの開閉端に前記雌雄部材が対向するように取り付けるのがよい。
前記雌雄部材のいずれかに、略方形状フレームと、その内側空間の略中央を横切る横バーを前記フレームに遊嵌した長さ調整部材を設け、前記伸縮ベルトを前記フレームの一面から他面方向に通して前期横バーを巻回し再度一面から延び出してくるように取り付けて伸縮ベルトによるループの長さを調節可能にするのがよい。また、前記横バーの表面に多数の細かい凹凸を設けるのが好ましい。
この考案によれば、以上のように、カメラ用ストラップの肩ベルトを非伸縮ベルト部と伸縮ベルト部によって形成し、伸縮ベルト部に係止バックルを設けて、この係止バックルの係脱によって、伸縮ベルト部を短縮または伸長できるようにしたので、一挙動によって簡単・確実に短縮・伸長状態の切り換えを行なうことができると同時に、短縮・伸長状態をそのまま保持することができる。
さらに、肩ベルトを身体に合わせて調整することができ、その長さを常に一定に維持することができる。
この考案のカメラ用ストラップを示す平面図、 カメラ用ストラップの伸縮機構を示す拡大縦断面図、 同上の係止バックルを外した状態を示す平面図、 係止バックルの長さ調整部材を示す(A)は平面図、(B)は側面図、 長さ調整部材と伸縮ベルトとの係合状態を示す側面図、 カメラ用ストラップの伸長状態を示す側面図、 従来のカメラ用ストラップを示す平面図、 従来のカメラ用ストラップの伸縮機構を示す拡大縦断面図、 同上の平面図である。
以下、この考案の実施形態を図1乃至図6に基づいて説明する。図1に示すように、この考案のカメラ用ストラップは、開ループ状になった広幅の肩ベルト20と、この肩ベルト20の両端にそれぞれ固着された細い接続ベルト31、32より成り、前記接続ベルト31、32の先端部には、カメラCのボディの両側に設けられたリング等の係止部と連結できるようにした係止具31a、32aがそれぞれ取り付けられている。この係止具31a、32aは、接続ベルト31、32をカメラと確実に連結することができるものであればよく、バネフックやバックルなど構造は問わない。
前記肩ベルト20は、伸縮機構を持たないベルトだけで形成された非伸縮ベルト部21と、伸縮機構を設けた伸縮ベルト部22から成り、非伸縮ベルト部21と伸縮ベルト部22は、略長方形または長円形リング状の連結バックル24によって接続されている。
前記伸縮ベルト部22は、図2及び図3に示すように、伸縮ベルト22aと係止バックル40より成り、伸縮ベルト22aは、一端が接続ベルト31に固着されて前記連結バックル24の方向に延び、このバックル24をスライド可能に通過して折り返され、さらに係止バックル40に至って閉ループを形成し、ここで再度折り返された伸縮ベルト22aの他端は自由端になっており、この他端に抜け止め用ストッパ23が固着されている。
前記係止バックル40は、係脱自在の雌部材41及び雄部材42と、この雄部材42と一体に形成された長さ調整部材43より成り、図3に示す雄部材42の係止用突起42aを雌部材41に差し込むことによって図2のように雌部材41に係止され、その状態で突起42aを内側に押圧すると係止を解くことができるようになっている。この雄部材42に一体形成された長さ調整部材43は、図4に示すように、略方形状のフレーム43aの枠内空間に断面長円形の横バー43bを取り付けたものであって、前記フレーム43aの両側壁にはほぼ長円形状の貫通孔43cが設けられ、これらの貫通孔43cに横バー43bの両端部が弛く嵌り込み、横バー43bが所定の範囲で移動可能に(所謂遊嵌)なっている。また、この横バー43bの表面には、多数の細かい凹凸が設けられ、伸縮ベルト22aに対する摩擦力を高めている。そして図5のように伸縮ベルト22aは、長さ調整部材43の下面から横バー43bの外面を巻回するように通され再び下面から延び出してくるように取り付けられる。
このようなカメラ用ストラップを使用するには、図1のようにカメラCを接続ベルト31、32の先端部に取り付け、肩ベルト20をたすき掛けした場合に、カメラCができるだけ身体に密着するように予め調整しておく。そのために、図2に示す伸縮ベルト部22の長さLを調整する。前述したように、伸縮ベルト22aには長さ調整部材43が取り付けられており(図1、図2、図5)、図5(B)に示すように、伸縮ベルト22aと横バー43bの接触を弛めると、伸縮ベルト22aを長さ調整部材43に対して容易に移動させることができるので、図2に示すように、伸縮ベルト22aによって形成される閉ループ状部分の長さLを伸縮することができる。適当な長さに調整した後、図5(A)に示すように、横バー43bに伸縮ベルト22aを当接させると、長さ調整部材43はその位置に確実に保持される。横バー43bには多数の細かい凹凸が形成され、伸縮ベルト22aとの摩擦力を非常に大きくしてあるからである。
このようにして伸縮ベルト部22の長さLを調整することにより、肩ベルト20全体の長さを調節することができる。このときは云うまでもなく、係止バックル40の雌部材41と雄部材42は係合された状態である。いま、カメラCで撮影しようとする場合、カメラCが身体に密着した状態では操作することができないので、雄部材42の突起42aを係止バックル40の両側から親指と人さし指で挟んで押圧すると、係合が外れて雌部材41と雄部材42が分離し図6に示す状態となる。即ち図2のようにループ状になっていた伸縮ベルト22aが図6のようにほぼ直線状に伸長するため、肩ベルト20全体の長さが延び、カメラCを自由に操作することができるようになる。操作完了後は、再び雄部材42を雌部材41に挿し込んで係止すると伸縮ベルト部22が短縮し、カメラCが身体近くまで引き寄せられることになる。
上記のように、係止バックル40の解除及び係合は一挙動で行なうことができ、しかも肩ベルト20の短縮状態は、係止バックル40の係合によって保持され、伸長状態は、図6のように連結バックル24に対して長さ調整部材43が抜け止めとして働くため、短縮・伸長状態が確実に保持される。
なお、係止バックル40の雌部材41と雄部材42は逆に設けられていてもよい。また、連結バックル24を接続ベルト31の端部に取り付け、係止バックル40を非伸縮ベルト部21の端部に取り付けることもできる。さらに、接続ベルト及び肩ベルトの材料には、フレキシブルで伸縮性が小さく強靭な不織布、編織布、皮革などが用いられる。
1a、1b 接続ベルト
2 肩ベルト
2a 肩ベルトの一端
2b 肩ベルトの他端
2c 折り返し部
3 ストッパ
10 係止バックル
11 雌部材
12 雄部材
12a、12b スリット
13 解除バックル
13a スリット
20 肩ベルト
21 非伸縮ベルト部
22 伸縮ベルト部
22a 伸縮ベルト
23 ストッパ
24 連結バックル
31、32 接続ベルト
31a、32a 係止具
40 係止バックル
41 雌部材
42 雄部材
42a 係止用突起
43 長さ調整部材
43a フレーム
43b 横バー
43c 貫通孔
C カメラ
L ループ状部分の長さ

Claims (4)

  1. 一端がカメラに接続される一対の接続ベルトと、これらの接続ベルトの他端に両端が接続された開ループ状の肩ベルトを備え、この肩ベルトは非伸縮ベルト部と伸縮ベルト部より成り、前記両ベルト部は略長方形または長円形リング状連結バックルによって接続され、前記伸縮ベルト部は前記連結バックルと前記接続ベルトの他端との間に閉ループを形成する伸縮ベルトと、このベルトに取り付けられた係脱自在の係止バックルより成り、前記係止バックルの係合により前記伸縮ベルトのループを閉じて伸縮ベルト部を短縮状態とし、前記係止バックルの係合解除によって前記伸縮ベルトのループが開放され伸縮ベルト部が伸長状態になるようにしたカメラ用ストラップ。
  2. 前記係止バックルは係脱自在の雌部材と雄部材より成り、前記伸縮ベルトによりループの開閉端に前記雌雄部材が対向するように取り付けられた請求項1に記載のカメラ用ストラップ。
  3. 前記雌雄部材のいずれかに、略方形状フレームと、その内側空間の略中央を横切る横バーを前記フレームに遊嵌した長さ調整部材を設け、前記伸縮ベルトを前記フレームの一面から他面方向に通して前記横バーを巻回し再度一面から延び出してくるように取り付けて伸縮ベルトによるループの長さを調節可能とした請求項2に記載のカメラ用ストラップ。
  4. 前記横バーの表面に多数の細かい凹凸を設けた請求項3に記載のカメラ用ストラップ。
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