JP3208333B2 - 親子電話装置の空チャネル検索方式 - Google Patents
親子電話装置の空チャネル検索方式Info
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Description
てられた複数の無線チャネルのうち一の空きチャネルを
選んで通話する親子電話装置における空きチャネル検索
方式に関する。
び、親機を通じて外線との間で通話が行われるコードレ
ス電話装置が普及している。そのようなコードレス電話
装置は、無線チャネルとして複数チャネル、例えば北米
では25チャネル、豪州では10チャネルが規格上与え
られており、通話中に操作者の指示等により、その複数
チャネルから空きチャネルを検索し、現通話チャネルを
検索された空きチャネルに切替えて通話を行うようにな
っている。
置の親機1は、外線に接続される端子11と、子機2と
外線との通話路を形成する通話回路12と、受信回路1
3と、送信回路14と、アンテナ15と、受信回路13
及び送信回路14をアンテナ15に接続する無線回路1
6とからなる通話経路の他に、送信及び受信周波数を設
定する送信用周波数シンセサイザ17及び受信用周波数
シンセサイザ18と、現在通話中若しくは通話予定のチ
ャネル番号を記憶するチャネルメモリ19と、それらを
制御するマイクロコンピュータからなる制御部40とを
備えている。
信用周波数シンセサイザ18は、PLL(Phase Locked
Loop)によって実現され、図示しない位相比較器、低
域通過フィルタ、電圧制御発信器、分周器とを備える。
一方、子機2は、受信回路21と、送信回路22と、ア
ンテナ23と、前記受信回路21及び送信回路22をア
ンテナ23に接続する無線回路24と、受話器25と、
送話器26とからなる通話経路の他に、受信及び送信の
周波数の設定をするPLLによって実現される受信用周
波数シンセサイザ27及び送信用周波数シンセサイザ2
8と、それらを制御するマイクロコンピュータからなる
制御部39とを備えている。
切替え動作を、図5のフローチャートを用いて説明す
る。通話中に、操作者が子機に設けられた空きチャネル
を検索するためのキー(例えばチャネルキー)(不図
示)を押すことにより、子機2は空きチャンネル検索の
指示を含む制御データを親機に送信する。子機から当該
制御データを受信したとき(ステップS10)、制御部
40は受信用周波数シンセサイザ18に信号を送り、現
在の通話チャネルの周波数とは異なる受信周波数を設定
させる(ステップS12)。受信回路13は設定された
周波数の電波をアンテナ15及び無線回路16を通じて
受信し、制御部40がそのチャネルが「話中」であるか
「空き」であるかを判定する(ステップS13)。その
結果、「空き」であることが判定されたら、そのチャネ
ル番号をチャネルメモリ19に記憶し、そのチャネルで
子機と通話するため、通話チャネル変更などの通信処理
を行う(ステップS15、ステップS16)。一方、ス
テップS13で「空き」でないと判定された場合で、全
チャネルのうち未チェックのチャネルがある場合は(ス
テップS11)、未チェックのチャネルの周波数を設定
し(ステップS12)、以下同様の処理を繰り返す。ス
テップS11にて、全チャネルの判定が行われた場合
は、現通話チャネルのまま維持すべき旨を子機2に指示
する通信処理を行う。
技術は、全チャネルについて空きチャネル検索を行って
いるため、現チャネルと空きチャネルとの周波数差が大
きい場合には、通話チャネルを空きチャネルの周波数に
設定するのに時間がかかり操作性が悪くなる場合があっ
た。周波数設定に時間がかかる場合があるのは周波数シ
ンセサイザをPLLで実現しているため、周波数差が大
きくなればなるほど周波数設定時間が長くなるからであ
る。例えば、周波数差が200kHz以上のときは、20
0ms以上の周波数設定時間を要することもある。
設定に時間がかからないように構成すること、具体的に
は、周波数シンセサイザにおいて通常用いる応答性が遅
い低域通過フィルタ以外に応答性が早い低域通過フィル
タを設け、最初、応答性の早い低域通過フィルタで大ま
かに周波数を収束させたのち通常の低域通過フィルタに
切り換えるよう構成することも可能である。ところが、
別途、応答性の早い低域通過フィルタと切り換え回路と
その制御を行うソフトウェアとを設けることによるコス
トアップが無視できないという問題がある。
なく、かつ空きチャネルの周波数設定に時間がかからな
い空きチャネル検索方式を提供することを目的とする。
め、本発明は、親子機間に割り当てられた複数の無線チ
ャネルのうち一の空きチャネルを選んで通話する親子電
話装置における空きチャネル検索方式において、全チャ
ネルのうちの一部のチャネルであって、現在、通話して
いるチャネルからの周波数差が一定周波数以内のチャネ
ルを検索対象チャネルとして選択し、この検索対象チャ
ネルから空きチャネル検索することを特徴とする。
態のコードレス電話機の構成を示す図である。当該コー
ドレス電話機は、図4に示す従来技術のコードレス電話
機の制御部40の代わりに制御部20を設け、また検索
対象チャネルメモリ30が新たに設けられている点で異
なる。同じ点は説明を説明を省略して、以下異なる点を
説明する。ここでは、図2に示すように親子間の通話チ
ャネルとして10チャネル用いる豪州の規格を例にして
説明する。例えばCH1では、親機から子機には30.
075MHzの周波数を用い、子機から親機の送信には3
9.775MHzの周波数を用いている。各チャネル間の
周波数差は25kHzであり、CH1からCH10の方向
に周波数が高くなっている。当該チャネルの送受信周波
数を周波数シンセサイザに設定させるための分周比デー
タは、チャネル番号と対応付けられて制御部20内及び
制御部29内のメモリ(不図示)に記憶されている。
なり、空きチャンネルの検索指示があったら、空きチャ
ネルの検索対象のチャネルを決定する。具体的には、チ
ャネルメモリ19に記憶されてる現通話チャネルから5
0kHz以内の周波数のチャネル、つまり、現通話チャネ
ルの上下2チャネルを検索対象のチャネルとして決定す
る。例えば、現通話チャネルがCH4であれば、CH
2、CH3、CH5、CH6の計4つのチャネルを検索
対象チャネルとして決定する。ここで、検索対象チャネ
ルを現通話チャネルからの周波数差が50kHz以内のチ
ャネルとしているのは、周波数差が50kHz以内であれ
ば、PLLを用いた周波数シンセサイザであっても、3
0ms以内の短い時間で周波数設定できるからである。
特に、豪州においては規格にて周波数設定時間を30m
s以内に収めるよう規定されている。
うに決定された検索対象チャネルのチャネル番号を記憶
するメモリである。次に、このコードレス電話装置の親
機1のチャネル切替え動作を、図3のフローチャートを
用いて説明する。現通話チャネルの通話状態が悪いとき
などに、操作者が子機2に設けられた空きチャネルを検
索するためのキー(例えばチャネルキー)(不図示)を
押すと、子機2は音声系にミュートをかけるとともに、
親機1に対して空きチャネル検索の指示を含む制御情報
を通話チャネルを通じて送信する。親機1は、当該制御
情報を受信し(ステップS1)、空きチャネルの検索対
象のチャネルを決定し(ステップS2)、決定したチャ
ネルを検索対象チャネルメモリ30に記憶させる。
モリ30に記憶されたチャネル番号から、一つチャネル
番号を選び、そのチャネル番号に対応する分周比データ
を受信用周波数シンセサイザ18に送る。受信用周波数
シンセサイザ18はその分周比データに基づいて受信周
波数を設定する(ステップS4)。受信回路13はその
設定された受信周波数で電波を受信し、そのチャネルが
「話中」であるか「空き」であるかを判定する(ステッ
プS5)。ここで「話中」とは、電界強度が所定のレベ
ル以上の場合で、通話チャネルとして用いることができ
ない状態をいう。同様に、「空き」とは、電界強度が所
定レベル未満の場合で、通話チャネルとして用いること
ができる状態をいう。判定したチャネルが「空き」でな
ければ、制御部20は、検索対象チャネルメモリ30に
記憶されている全チャネルが判定されているか否かを判
断する(ステップS3)。まだ、判定されていないチャ
ネルがあれば、前述の処理と同様に、制御部20は、そ
のチャネル番号に対応する分周比データを用いて受信周
波数を設定し(ステップS4)、「話中」か「空き」か
を判定する(ステップS5)。「空き」と判定されれ
ば、当該チャネル番号をチャネルメモリ19に設定し、
そのチャネルで子機2と送受信できるように、当該チャ
ネル番号を子機2に通知する等の通信処理を行う(ステ
ップS7、ステップS8)。
モリ30に記憶されている検索対象のチャネルをすべて
判定した場合は、現通話チャネルをそのまま維持すべき
旨を子機2に指示する通信処理を行う。以上のように、
本発明に係る空きチャネル検索方式では、周波数設定に
時間がかからない範囲のチャネル、具体的には現通話チ
ャネルから50kHz以内のチャネルからのみ空きチャネ
ルを検索するので、従来のPLLで実現される周波数シ
ンセサイザを用いた場合であってもコストアップを招く
ことなく、周波数設定に時間がかからないといる効果が
ある。
当てられた複数の無線チャネルのうち一の空きチャネル
を選んで通話する親子電話装置における空きチャネル検
索方式において、全チャネルのうちの一部のチャネルで
あって、現在、通話しているチャネルからの周波数差が
一定周波数以内のチャネルを検索対象チャネルとして選
択し、この検索対象チャネルから空きチャネル検索する
ことを特徴としており、現通話チャネルからの周波数差
が小さい範囲から空きチャンネルを検索することとなる
ので、コストアップを招くことなく、周波数設定に時間
がかからないという効果がある。
あって、現在、通話しているチャネルからの周波数差が
一定周波数以内のチャネルを検索対象チャネルとして選
択する検索チャネル選択手段と、前記検索チャネル選択
手段で選択されたチャネルからのみ空きチャネルを検索
する空きチャネル検索手段とを備え、選択された一定周
波数以内のチャネルのみ空きチャネルを検索するので、
周波数設定に時間がかからないという効果がある。
ンセサイザは、PLL回路(フェーズドロックドルー
プ)を主とする構成であって、前記検索チャネル選択手
段が用いる一定周波数は、その周波数の発信周波数を変
更する場合における発信周波数調整時間が所定時間以下
となる周波数であるので、確実に周波数設定時間を所定
時間にすることができる。
機の構成を示す図である。
波数を示す図である。
ートである。
を示す図である。
ーチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 親子機間に割り当てられた複数の無線チ
ャネルのうち一の空きチャネルを選んで通話する親子電
話装置における空きチャネル検索方式において、 全チャネルのうちの一部のチャネルであって、現在、通
話しているチャネルからの周波数差が一定周波数以内の
チャネルを検索対象チャネルとして選択し、この検索対
象チャネルから空きチャネル検索することを特徴とする
空きチャネル検索方式。 - 【請求項2】 親子機間に割り当てられた複数の無線チ
ャネルのうち一の空きチャネルを選んで通話する親子電
話装置における空きチャネル検索方式において、 全チャネルのうち一部のチャネルであって、現在、通話
しているチャネルからの周波数差が一定周波数以内のチ
ャネルを検索対象チャネルとして選択する検索チャネル
選択手段と、 前記検索チャネル選択手段で選択されたチャネルからの
み空きチャネルを検索する空きチャネル検索手段とを備
えたことを特徴とする空きチャネル検索方式。 - 【請求項3】 前記親子電話装置が用いる周波数シンセ
サイザは、PLL回路(フェーズドロックドループ)を
主とする構成であって、 前記検索チャネル選択手段が用いる一定周波数は、その
周波数の発信周波数を変更する場合における発信周波数
調整時間が所定時間以下となる周波数であることを特徴
とする請求項2記載の空きチャネル検索方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24767196A JP3208333B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 親子電話装置の空チャネル検索方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24767196A JP3208333B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 親子電話装置の空チャネル検索方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1094056A JPH1094056A (ja) | 1998-04-10 |
JP3208333B2 true JP3208333B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=17166935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24767196A Expired - Fee Related JP3208333B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 親子電話装置の空チャネル検索方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3208333B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-19 JP JP24767196A patent/JP3208333B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1094056A (ja) | 1998-04-10 |
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