JP3206878U - 玩具 - Google Patents
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Abstract
【課題】幼児の表現力を向上させつつ手先の器用さ等をより一層向上させることができる玩具を提供する。【解決手段】互いに同一形状及び同一寸法に形成された複数の駒部材1と、駒部材1のそれぞれの外輪郭形状に合致する形状が複数並んで表示された表示面を有する表示部材2と、駒部材1を表示部材2の表示面3aに対して脱着自在な状態で接着させ得る面ファスナーとを有し、複数の駒部材1を表示面3aに表示された任意位置の形状に合致させつつ面ファスナーにて接着させることにより、当該表示面3aに所望の図柄を表示可能とされた玩具である。【選択図】図3
Description
本考案は、複数の駒部材を表示手段の表示面に接着させることにより、当該表示面に所望の図柄を表示可能とされた玩具に関するものである。
幼児の表現力等を向上させるための玩具として、近時において、種々形態のものが普及しており、例えば所定の形状及び色を有した磁石を鉄製の板状部材の表面の任意位置に吸着させるものが提案されている。かかる従来の玩具によれば、幼児が勝手自由に磁石を並べて板状部材の表面に並べて吸着させることにより、表現力の向上が期待される。なお、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、上記従来技術においては、勝手自由な位置に磁石を並べるものであるため、幼児の表現力を向上させることができると思われるものの、遊ぶ過程において表現力を向上させつつ手先の器用さ等をより一層向上させたいというニーズが高まっている。本出願人は、このようなニーズに対応することができる玩具を提供すべく、鋭意検討するに至った。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、幼児の表現力を向上させつつ手先の器用さ等をより一層向上させることができる玩具を提供することにある。
請求項1記載の考案は、互いに同一形状及び同一寸法に形成された複数の駒部材と、前記駒部材のそれぞれの外輪郭形状に合致する形状が複数並んで表示された表示面を有する表示部材と、前記駒部材を前記表示部材の表示面に対して脱着自在な状態で接着させ得る接着手段とを有し、複数の前記駒部材を前記表示面に表示された任意位置の形状に合致させつつ前記接着手段にて接着させることにより、当該表示面に所望の図柄を表示可能とされたことを特徴とする玩具。
請求項2記載の考案は、請求項1記載の玩具において、前記接着手段は、前記駒部材と表示部材の表示面にそれぞれ形成された面ファスナーから成ることを特徴とする。
請求項3記載の考案は、請求項2記載の玩具において、前記表示部材の表示面が前記面ファスナーを構成する一方のファスナーとされるとともに、前記駒部材の前記表示面に対する接着面が前記面ファスナーを構成する他方のファスナーとされたことを特徴とする。
請求項4記載の考案は、請求項3記載の玩具において、前記駒部材は、所定の色の布材から成り、その裏面に前記他方の面ファスナーが形成されたことを特徴とする。
請求項5記載の考案は、請求項1〜4の何れか1つに記載の玩具において、前記駒部材は、外輪郭形状が円形とされたことを特徴とする。
請求項1の考案によれば、複数の駒部材を表示面に表示された任意位置の形状に合致させつつ接着手段にて接着させることにより、当該表示面に所望の図柄を表示可能とされたので、幼児の表現力を向上させつつ手先の器用さ等をより一層向上させることができる。すなわち、駒部材を表示面の形状に正確に合致させつつ接着させ、それらを一つの図柄として表示させる必要があることから、表現力に加え、手先の器用さを向上させることができるのである。
請求項2の考案によれば、接着手段は、駒部材と表示部材の表示面にそれぞれ形成された面ファスナーから成るので、磁石等に比べて、玩具全体を軽量化することができ容易に搬送することができるとともに、表示面に表示された隣り合う位置の形状に駒部材を接着しても、磁力等が及ぼし合うことがなく、良好且つ確実に駒部材を表示面に接着させることができる。さらに、駒部材を磁石等にて接着させるものに比べ、幼児が扱う際の安全性を確保することができる。
請求項3の考案によれば、表示部材の表示面が面ファスナーを構成する一方のファスナーとされるとともに、駒部材の表示面に対する接着面が面ファスナーを構成する他方のファスナーとされたので、駒同士が不用意に接着してしまうのを回避でき、より円滑に遊ぶことができる。
請求項4の考案によれば、駒部材は、所定の色の布材から成り、その裏面に他方の面ファスナーが形成されたので、駒部材をより軽量化することができ、より一層円滑に遊ぶことができる。
請求項5の考案によれば、駒部材は、外輪郭形状が円形とされたので、外輪郭形状が四角等の矩形状のものに比べ、表示面全体の図柄をより細かく表現させることができる。
以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る玩具は、幼児の表現力を向上させるためのもので、図1〜3に示すように、互いに同一形状及び同一寸法に形成された複数の駒部材1と、駒部材1のそれぞれの外輪郭形状に合致する形状Cが複数並んで表示された表示部材2と、駒部材1を表示部材2の表示面3aに脱着自在な状態で接着させ得る接着手段としての面ファスナー(一方のファスナー3及び他方のファスナー4)とを有して構成されている。
本実施形態に係る玩具は、幼児の表現力を向上させるためのもので、図1〜3に示すように、互いに同一形状及び同一寸法に形成された複数の駒部材1と、駒部材1のそれぞれの外輪郭形状に合致する形状Cが複数並んで表示された表示部材2と、駒部材1を表示部材2の表示面3aに脱着自在な状態で接着させ得る接着手段としての面ファスナー(一方のファスナー3及び他方のファスナー4)とを有して構成されている。
駒部材1は、図2に示すように、外輪郭形状が円形の部材から成り、それぞれが同一寸法(同一径)に設定されている。かかる駒部材1は、所定の色の布材(例えば不織布等)から成り、裏面(表示面3aに対する接着面)に面ファスナーを構成する他方のファスナー4が接着剤等にて接着固定されている。なお、駒部材1は、布材から成るものに限定されず、例えば表示面3aに対する接着面に面ファスナー4が粘着された厚紙等としてもよい。
表示部材2は、図1に示すように、矩形状の木材等の表面に面ファスナーを構成する一方のファスナー3が接着剤等にて接着固定されたもので、当該一方のファスナー3の表面は、駒部材1のそれぞれの外輪郭形状に合致する形状C(駒部材1と同一径の円形)が複数並んで表示された表示面3aとされている。本実施形態に係る形状Cは、例えば一方のファスナー3の表面に印刷等にて描かれた複数の形状(円形状)から成り、表示面3aの全域に亘って多数表示されている。
接着手段としての面ファスナーは、一方のファスナー3を他方のファスナー4に接着可能なものから成り、例えば図4に示すように、フック状の機能面Aを有する他方のファスナー4をループ状に密集した機能面Bを有する一方のファスナー3に接触させ、フック状の機能面Aがループ状の機能面Bに絡んで接着されるとともに、他方のファスナー4を一方のファスナー3から剥がす方向に力を加えると、ループ状の機能面Bに対するフック状の機能面Aの絡まりが容易に解かれて接着が解かれるようになっている。
このように、面ファスナーを用いることによって、駒部材1を表示面3aに対して脱着自在な状態で接着させることができ、繰り返し遊ぶことができるのである。なお、接着手段としての面ファスナーは、フック状の機能面A及びループ状の機能面Bにて接着させるものに限らず、他の形態(例えばマッシュルーム状の機能面や鋸歯状の機能面を有するもの等)としてもよい。
そして、図3に示すように、複数の駒部材1を表示面3aに表示された任意位置の形状Cに合致させつつ接着手段(一方のファスナー3及び他方のファスナー4)にて接着させることにより、当該表示面3aに所望の図柄を表示させることができるのである。例えば、同図に示すように、表示面3aの中央にウサギ等の動物の図柄を表示させるとともに、その両側に草や花等の植物の図柄を表示させることができる。
また、本実施形態に係る駒部材1は、互いに異なる複数の色に着色されており、表示部材2の表示面3aに接着されると、駒部材1の表面の色が外部に臨むようになっている。これにより、任意に色分けした図柄を表示させることができ、色彩感覚を含んだ表現力をより向上させることができるとともに、本玩具にて遊ぶ際、幼児に興味を持たせることができる。
上記実施形態によれば、複数の駒部材1を表示面3aに表示された任意位置の形状Cに合致させつつ接着手段(面ファスナー)にて接着させることにより、当該表示面3aに所望の図柄を表示可能とされたので、幼児の表現力を向上させつつ手先の器用さ等をより一層向上させることができる。すなわち、駒部材1を表示面3aの形状に正確に合致させつつ接着させ、それらを一つの図柄として表示させる必要があることから、表現力に加え、手先の器用さを向上させることができるのである。
また、本実施形態に係る接着手段は、駒部材1と表示部材2の表示面3aにそれぞれ形成された面ファスナーから成るので、磁石等に比べて、玩具全体を軽量化することができて容易に搬送することができるとともに、表示面3aに表示された隣り合う位置の形状Cに駒部材1を接着しても、磁力等が及ぼし合うことがなく、良好且つ確実に駒部材1を表示面3aに接着させることができる。さらに、駒部材1を磁石等にて接着させるものに比べ、幼児が扱う際の安全性を確保することができる。
またさらに、表示部材2の表示面3aが面ファスナーを構成する一方のファスナー3とされるとともに、駒部材1の表示面3aに対する接着面が面ファスナーを構成する他方のファスナー4とされたので、駒同士が不用意に接着してしまうのを回避でき、より円滑に遊ぶことができる。また、本実施形態に係る駒部材1は、所定の色の布材から成り、その裏面に他方の面ファスナー4が形成されたので、駒部材1をより軽量化することができ、より一層円滑に遊ぶことができる。
加えて、本実施形態に係る駒部材1は、外輪郭形状が円形とされたので、外輪郭形状が四角等の矩形状のものに比べ、表示面全体の図柄をより細かく表現させることができる。なお、駒部材1は、外輪郭形状が矩形状や楕円形状のものであってもよく、表面側に盛り上がった立体的形状であってもよい。また、表現可能な図柄の見本(配色等も含む)を用意して、幼児による表示を容易に行わせるようにしてもよい。
表示部材2は、木材から成るものに限らず、例えば樹脂や発泡スチロール等の表面に表示面3aを有する接着手段を形成するものとしてもよい。また、図5に示すように、表示部材2を差し込み可能な切欠き5aを有した脚部材5を具備し、その脚部材5にて表示部材2を立設して支持させるようにしてもよい。このように、表示部材2を立設して支持させることにより、表示面3aを周囲から見やすくすることができ、装飾品として活用することができる。
さらに、表示部材2の表示面3aに表示された形状Cに代え、図6に示すように、駒部材1の外輪郭形状に合致(対応)する格子状の形状Dとしてもよい。すなわち、駒部材1のそれぞれの外輪郭形状に合致する形状は、当該駒部材1の外輪郭と略同一形状のものに限らず、格子状(形状)Dの如く駒部材1と対応して合致可能な他の形状であってもよいのである。この場合であっても、複数の駒部材1を表示面3aに表示された任意位置の形状Dに合致(対応)させつつ接着手段(面ファスナー)にて接着させることにより、図6に示すように、当該表示面3aに所望の図柄を表示可能とされたので、幼児の表現力を向上させつつ手先の器用さ等をより一層向上させることができる。
すなわち、駒部材1と表示面3aに表示された任意位置の形状Dとが異なるものであっても、駒部材1を当該形状D内に正確に対応させて合致させつつ接着させ、それらを一つの図柄として表示させる必要があることから、表現力に加え、手先の器用さを向上させることができるのである。なお、表示面3aに表示された形状は、円形又は矩形に限らず、駒部材1と対応させて合致させることが可能な他の種々形状とすることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本考案はこれに限定されず、例えば駒部材1と表示部材2の表示面3aとの接着手段は、面ファスナーに限定されるものではなく、例えば磁石等を接着手段としてもよい。この場合であっても、駒部材1を表示面3aの形状に正確に合致させつつ接着させ、それらを一つの図柄として表示させる必要があることから、表現力に加え、手先の器用さを向上させることができるのである。
複数の駒部材を表示面に表示された任意位置の形状に合致させつつ接着手段にて接着させることにより、当該表示面に所望の図柄を表示可能とされた玩具であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 駒部材
2 表示部材
3 一方のファスナー(面ファスナー)
3a 表示面
4 他方のファスナー(面ファスナー)
5 脚部材
C 駒部材の外輪郭形状に合致する形状の表示
D 駒部材の外輪郭形状に合致する形状の表示
2 表示部材
3 一方のファスナー(面ファスナー)
3a 表示面
4 他方のファスナー(面ファスナー)
5 脚部材
C 駒部材の外輪郭形状に合致する形状の表示
D 駒部材の外輪郭形状に合致する形状の表示
Claims (5)
- 互いに同一形状及び同一寸法に形成された複数の駒部材と、
前記駒部材のそれぞれの外輪郭形状に合致する形状が複数並んで表示された表示面を有する表示部材と、
前記駒部材を前記表示部材の表示面に対して脱着自在な状態で接着させ得る接着手段と、
を有し、複数の前記駒部材を前記表示面に表示された任意位置の形状に合致させつつ前記接着手段にて接着させることにより、当該表示面に所望の図柄を表示可能とされたことを特徴とする玩具。 - 前記接着手段は、前記駒部材と表示部材の表示面にそれぞれ形成された面ファスナーから成ることを特徴とする請求項1記載の玩具。
- 前記表示部材の表示面が前記面ファスナーを構成する一方のファスナーとされるとともに、前記駒部材の前記表示面に対する接着面が前記面ファスナーを構成する他方のファスナーとされたことを特徴とする請求項2記載の玩具。
- 前記駒部材は、所定の色の布材から成り、その裏面に前記他方の面ファスナーが形成されたことを特徴とする請求項3記載の玩具。
- 前記駒部材は、外輪郭形状が円形とされたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の玩具。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016003668U JP3206878U (ja) | 2016-07-28 | 2016-07-28 | 玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
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