JP3206836U - 指輪 - Google Patents

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【課題】センターストーンと二つのリングが相互に連関して全体としての装飾性が高く、且つ、一つの指輪で指を広範囲に亘って装飾することのできる新規な指輪を提供することにある。【解決手段】センターストーン(2)が着座される石座(3)と、前記石座を間に挟んだ前後位置に配置され、間隔をあけて共通の指に嵌められる第1リング(4)及び第2リング(5)と、前記第1リングから第2リングに跨るように左右一対に配置され、前記石座を支持すると共に、その中央が指の関節の曲がる方向に回動可能なブリッジ装飾部(6)と、を備えた構成とする。【選択図】図1

Description

本考案は、センターストーンと二つのリングを相互に連関させて全体としての装飾性を高めた指輪に関する。特に、指の動きに合わせて形態が変化して、その装飾性を維持することのできる指輪に関する。
装飾品の代表例である指輪は、周知の通り、ダイヤモンド等の宝石などからなるセンターストーンと、センターストーンが着座される石座と、指に嵌められるリングの部分によって構成されている(例えば、特許文献1〜2参照)。センターストーン,石座及びリングは、宝石メーカーや宝石職人等によって多種多様なデザインが考案され、女性を中心とする使用層を魅了している。
意匠登録143538号公報 意匠登録231821号公報
このように、装飾品として高い人気を誇る指輪は、多種多様なデザインのものが存在するが、いずれもセンターストーンが着座された石座とリングとを一体的に形成することを基本形としている。そしてリングは、指の関節と関節の間(主として第二関節と第三関節の間)に嵌められるので、必然的に、指輪によって装飾される位置(範囲)も指の関節と関節の間に限られる。
より広範囲に亘って装飾するために、複数の指輪を重ね付けすることも行われているが、各指輪が連関した一体感のある装飾性は得られない。さらに、複数の指輪を重ね付けすると、指が曲げ辛くなる別の不具合が生じる場合がある。
すなわち、従来の指輪では、一つの指輪で広範囲に亘って指を装飾することは難しい。
本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、センターストーンと二つのリングが相互に連関して全体としての装飾性が高く、且つ、一つの指輪で指を広範囲に亘って装飾することのできる新規な指輪を提供することにある。
また、本考案の他の目的は、指の動きに合わせて形態が変化して、その装飾性を維持することができ、且つ、指を曲げる動作に負担がかからない指輪を提供することにある。
すなわち、本考案の要旨は以下の通りである。
(1)本考案に係る指輪は、センターストーンが着座される石座と、前記石座を間に挟んだ前後位置に配置され、間隔をあけて共通の指に嵌められる第1リング及び第2リングと、前記第1リングから第2リングに跨るように左右一対に配置され、前記石座を支持すると共に、その中央が指の関節の曲がる方向に回動可能なブリッジ装飾部と、を備えたことを特徴とする。
(2)前記ブリッジ装飾部の長さ方向に沿うように配設され、指を伸ばしたときのブリッジ装飾部の形態へ戻る復元力を備えた線状の形状記憶合金部材をさらに備えた構成である。
(3)前記第1リング及び第2リングは、サイズフリーリングである。
本考案の指輪によれば、センターストーンが着座される石座と、前記石座を間に挟んだ前後位置に配置され、間隔をあけて共通の指に嵌められる第1リング及び第2リングと、前記第1リングから第2リングに跨るように左右一対に配置され、前記石座を支持すると共に、その中央が指の関節の曲がる方向に回動可能なブリッジ装飾部を備える構成としたことにより、センターストーンと二つのリングが相互に連関して全体としての装飾性を高められた指輪を具現化できる。
上記指輪は、第1リングを第一関節と第二関節の間に嵌め、第2リングを第二関節と第三関節の間に嵌めることによって、センターストーンを指の第二関節上に位置させることが可能である。これにより、一つの指輪で指を広範囲に亘って装飾することができる。
そして、指の関節が曲がる方向に回動可能なブリッジ装飾部で石座を支持する構成としたことにより、指の動きに合わせて指輪全体の形態が変化し、その装飾性を維持することができる。特に、指を曲げてもセンターストーンが関節上でその姿勢を保ち、傾かないことの効果が大きい。さらに、指の動きに合わせて指輪の形態が変化するので、指を曲げる動作にかかる負担も小さい。
また、ブリッジ装飾部の長さ方向に沿うように配設され、指を伸ばしたときのブリッジ装飾部の形態へ戻る復元力を備えた線状の形状記憶合金部材をさらに備えた構成としたことにより、指を曲げたときの変形状態から元の形態への復帰が確実に安定して行われる。また、指から外したときにおいても、その形態を維持することができる。
さらにまた、前記第1リング及び第2リングとして、サイズフリーリングを採用したことにより、センターストーンが第二関節上に丁度位置するように第1リングと第2リングを嵌めることができる。すなわち、本考案の指輪は、ブリッジ装飾部の長さによって第1リングと第2リングの位置関係が決まっているので、サイズフリーリングを採用することでセンターストーンを第二関節上に位置させたときに第1リングと第2リングの両方が指にフィットできるようになっている。
本考案の一実施形態に従う指輪の側面図である。 上記指輪の正面図である。 上記指輪の平面図である。 上記指輪の部分拡大断面図である。 上記指輪の可動部分を説明するための図である。 上記指輪を指に嵌めたときの状態を示す図である。 上記指輪を嵌めた指を曲げたときの状態を示す図である。
本考案の好ましい実施形態に従う指輪について、添付図面を参照しながら詳しく説明する。但し、以下に説明する実施形態によって本考案の技術的範囲は何ら限定されることはない。
図1〜図3は、本考案の好ましい実施形態に従う指輪の側面図、正面図及び平面図を夫々示している。図1〜図3に示されるように、指輪1は、例えば宝石などからなるセンターストーン2、センターストーン2が着座される石座3、共通の指に間隔をおいて嵌められる第1リング4と第2リング5、石座3を支持すると共に第1リング4と第2リング5を連結する一対のブリッジ装飾部6を備えている。
センターストーン2には、一例としてダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイアなどの宝石を用いることができる。その周囲に同種又は異種の宝石によるサイドストーンを配置するようにしてもよい。また、宝石以外の装飾体を用いてもよい。すなわち、宝石以外の装飾体の場合も、センターストーンとみなして権利範囲に含まれる。
石座3は、センターストーン2を固定支持する。本実施形態の石座3は、全体として逆円錐台の形状を呈し、爪31と称される部分によって格子状に形成されている。センターストーン2は、石座3の上面側開口部に嵌め込まれ、石座3の顎32と称される部分によって外れないように固定されている。石座3の材質としては、一例として金、銀、プラチナなどの貴金属を用いることができる。
第1リング4は、正面図に表れるように、リング下部側が開いたサイズフリーリングである。第1リング4の材質としては、一例として金、銀、プラチナなどの貴金属を用いることができる。さらに、第1リング4の上部側の部分41には、リング長さ方向に沿って溝を形成し、その溝内に宝石等を配置するなどの装飾が施されている。第2リング5も、第1リング4と同様の構成である。但し、第1リング4が指の第一関節と第二関節の間に嵌められるのに対し、第2リング5は第二関節と第三関節の間に嵌められるので、第1リング4よりも第2リング5の方のサイズを若干大きくした相似形になっている。
ブリッジ機構としての機能を発揮するブリッジ装飾部6は、第1リング4から第2リング5に跨るようにして配置されている。ブリッジ装飾部6は、特に平面図に表れるように、指の側面位置に左右一対に設けられている。本実施形態においてブリッジ機構を「装飾部」と称するのは、これ自体にも装飾が施され、指輪全体の装飾性を高めているからである。ブリッジ装飾部6の材質としては、一例として金、銀、プラチナなどの貴金属を用いることができる。
ブリッジ装飾部6は、側面視において概ね「くの字状」を呈する2つの部材6A,6Bを対称に配置し、端部同士を水平方向に延びるピン部材(例えば、リベット)でピン接合61することによって、互いに回動可能なように構成している。ピン部材の基端側は石座3に固定接続することができる。すなわち、石座3はブリッジ装飾部6によって支持されている。ピン以外の部分で石座3とブリッジ装飾部6を接続するようにしてもよい。さらに、「くの字状」を呈する2つの部材6A,6Bは、その折り返しの部分が上方に延び、その上端部に、水平姿勢に配置された筒状部材62A,62Bが互いに対向するように設けられている。
詳しくは図4の部分拡大断面図に示されるように、対向する筒状部材62A,62Bの他端側の端面は閉塞されており、その閉塞部分に線状の形状記憶合金部材63の端部が固定接続されている。この線状の形状記憶合金部材63は、力を加えない状態において直線形状を維持し、湾曲させる力を加えると曲がるが、力を開放すると元の直線形状に戻る特性を有する部材が用いられている。形状記憶合金部材63の材質は、特に制限されず、公知のものを採用することができる。形状記憶合金部材63の長さは、図1に示す指輪1の形態が保持される長さ、すなわち筒状部材62A,62Bが互いに水平姿勢で対向しているときの長さに設定されている。両筒状部材間には3つのビーズ部材64A,64B,64Cが配置されており、各ビーズ部材64A,64B,64Cの中央の開口穴を、線状の形状記憶部材部材63が貫通している。3つのビーズ部64A,64B,64Cのうち、中央のビーズ部材64Aは石座3の爪31と固定接続されているが、左右のビーズ部材64B,64Cは、石座3には固定されておらずフリーな状態になっている。
さらに、ブリッジ装飾部6の両端は、夫々、第1リング4及び第2リング5の肩の部位に回動可能なように連結されている。詳しくは図2の正面図と図3の平面図に表れるように、各リング4,5の肩の部位に設けられた水平方向に延びるピン部材(例えば、リベット)によって、ブリッジ装飾部6の端部がピン接合65A,65Bされている。
上述のごとく、センターストーン2が着座された石座3、第1リング4及び第2リング5を、ブリッジ装飾部6を通じて連結した本実施形態の指輪は、図5に例示されるように可動することができる。そして使用時には、図6に模式的に示すように指に嵌めることができる。すなわち、第1リング4を第一関節と第二関節の間に嵌め、第2リング5を第二関節と第三関節の間に嵌めることによって、センターストーン2を指の第二関節上に位置させることができる。
そして、指を曲げると、図7に模式的に示すように、指の曲げ角度に応じてブリッジ装飾部6の中央の連結部分(61)が回転すると共に形状記憶合金部材63が湾曲変形する。また、ブリッジ装飾部6と第1リング4及び第2リング5の各連結部分(65A,65B)も指の曲げ角度に応じて回転する。このように、指の動きに合わせて指輪1の形態が変化する一方で、ブリッジ装飾部6に支持されている石座3については関節上でその姿勢を維持することができるので、センターストーン2が傾くことが抑えられる。
また、曲げた指を伸ばすと、前述とは反対の方向に各連結部分(61,65A,65B)が回転する。そして、形状記憶合金部材63の復元作用が相まって図4に示した指輪1の形態に確実に安定して戻ることができる。
上述の実施形態によれば、センターストーン2が着座される石座3、第1リング4及び第2リング5を、ブリッジ装飾部6で連結した構成としたことにより、センターストーン2と二つのリング4,5が相互に連関して全体としての装飾性が高められ、且つ、一つの指輪で指を広範囲に亘って装飾することのできる指輪1を具現化できたのである。
なお、上記実施形態において説明及び図示した指輪1のデザイン及び材質は、好ましい一例であり、デザイン及び材質を特に限定するものではない。例えば使用層のニーズや流行などを考慮して、多種多様なデザイン及び材質を採用することができる。
以上、本考案の具体的な実施形態に関して説明したが、本考案の範囲を逸脱しない限り様々な変形が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を有する者にとって自明なことである。従って、本考案の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
1 指輪
2 センターストーン
3 石座
4 第1リング
5 第2リング
6 ブリッジ装飾部
63 形状記憶合金部材

Claims (3)

  1. センターストーンが着座される石座と、
    前記石座を間に挟んだ前後位置に配置され、間隔をあけて共通の指に嵌められる第1リング及び第2リングと、
    前記第1リングから第2リングに跨るように左右一対に配置され、前記石座を支持すると共に、その中央が指の関節の曲がる方向に回動可能なブリッジ装飾部と、を備えたことを特徴とする指輪。
  2. 前記ブリッジ装飾部の長さ方向に沿うように配設され、指を伸ばしたときのブリッジ装飾部の形態へ戻る復元力を備えた線状の形状記憶合金部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の指輪。
  3. 前記第1リング及び第2リングは、サイズフリーリングであることを特徴とする請求項1又は2に記載の指輪。

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