JP3206817U - 電源スイッチの誤操作予防構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源スイッチの誤操作予防構造、特に、押圧部材に誤って触れると電源が開閉されてしまうことを避けるための誤操作予防構造を提供する。【解決手段】本考案に係る電源スイッチの誤操作予防構造は、本体10と、本体10の内部に設けられた電源スイッチと、本体10の外部に設けられ、本体10の内部に延在し電源スイッチに対応する当接部を有し、かつ凹溝が設けられた押圧部材12と、本体10の外部に設けられ、両端がそれぞれ係合部及び回し部であり、係合部が回し部の回しにより押圧部材12の凹溝に係合される回転部材13とを含む。【選択図】図1

Description

本考案は、電源スイッチの誤操作予防(ポカヨケ)構造に関し、特に、押圧部材に誤って触れると電源が開閉されてしまうことを避けるための誤操作予防構造に関する。
科学技術の進歩に伴い、人々は飲用水に対し、清潔さを求める他、例えば、水素水、電解水などの、機能水を開発している。そのため、たくさんの水素水生成装置が開発され、さらに、いつでも水素水を飲用可能にするため、携帯型の水素水生成装置まで開発されている。
人々がこの水素水生成装置を持ち出して外出する際には、リュックサック内に入れれば活動を行いやすくなるが、リュックサック内に入れた他の物品にぶつかりやすく、押しボタンに誤って触れて電源を点けてしまうと、水素水生成装置の電気量を容易に消費し切ってしまう。
そこで、本考案の創作者は、長年に亘って研究に専念し、従来技術の欠点について改善し、産業上の実施利用を向上させることを図って、電源スイッチの誤操作予防構造の設計に至った。
本考案の主な目的は、回転部材の係合部が押圧部材に設けられている凹溝に係止されることで、押圧部材に誤って触れて電源が開閉されてしまうことを避けることが可能な電源スイッチの誤操作予防構造を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本考案に係る電源スイッチの誤操作予防構造は、本体と、前記本体の内部に設けられた電源スイッチと、前記本体の外部に設けられ、前記本体の内部に延在し前記電源スイッチに対応する当接部を有し、かつ凹溝が設けられた押圧部材と、前記本体の外部に設けられ、両端がそれぞれ係合部及び回し部であり、前記係合部が前記回し部の回しにより前記押圧部材の凹溝に係合される回転部材とを含む。
上記のような電源スイッチの誤操作予防構造において、前記本体には、前記回転部材が設けられるための凹部がさらに設けられている。
上記のような電源スイッチの誤操作予防構造において、前記回転部材は、く字状になっている。
上記のような電源スイッチの誤操作予防構造において、前記回転部材が前記押圧部材の下方に設けられる場合に、前記凹溝は、前記押圧部材の底部に設けられている。
上記のような電源スイッチの誤操作予防構造において、前記回転部材が前記押圧部材の上方に設けられる場合に、前記凹溝は、前記押圧部材の上部に設けられている。
本考案に係る電源スイッチの誤操作予防構造を模式的に示す斜視図である。 本考案に係る電源スイッチの誤操作予防構造のロック状態を模式的に示す図である。 本考案に係る電源スイッチの誤操作予防構造のロック状態を模式的に示す斜視図である。 本考案に係る電源スイッチの誤操作予防構造のロック状態を模式的に示す断面図である。 本考案に係る電源スイッチの誤操作予防構造のアンロック状態を模式的に示す図である。 本考案に係る電源スイッチの誤操作予防構造のアンロック状態を模式的に示す斜視図である。 本考案に係る電源スイッチの誤操作予防構造のアンロック状態を模式的に示す断面図である。
まず、図1ないし図4を併せて参照する。本考案に係る電源スイッチの誤操作予防構造は、本体20と、本体10の内部に設けられた電源スイッチ11と、本体10の外部に設けられ、本体10の内部に延在し電源スイッチ11に対応する当接部121を有し、かつ凹溝122が設けられた押圧部材12と、本体10の外部に設けられ、両端がそれぞれ係合部131及び回し部132であり、係合部131が回し部132の回しにより押圧部材12の凹溝122に係合されるく字状の回転部材13とを含む。
回転部材13が押圧部材12の下方に設けられる場合に、凹溝122は、押圧部材12の底部に設けられ、回転部材13が押圧部材12の上方に設けられる場合に、凹溝122は、押圧部材12の上部に設けられるが、いずれの場合も、本体10には、回転部材13が設けられるための凹部14がさらに設けられる。
最後に、図2ないし図4をさらに参照する。ユーザは、押圧部材12に誤って触れて電源スイッチ11が開閉されてしまうことを避けるため、回し部132を反時計方向に回して、係合部131を押圧部材12の凹溝122に係合させれば、係合部131と回し部132との係合作用によって、押圧部材12が押さえられて当接部121を電源スイッチ11に当接させてしまうことを避けることができる。
図5ないし図7をさらに参照する。ユーザは、電源スイッチ11を開閉しようとすると、回転部材13の回し部132を時計方向に回して、係合部131を凹溝122から離間させて係合を解除すれば、押圧部材12を押して当接部121を電源スイッチ11に当接させてオンすることができる。
本考案は、回転部材の係合部が押圧部材に設けられている凹溝に係止されることで、押圧部材に誤って触れて電源が開閉されてしまうことを避けることが可能な電源スイッチの誤操作予防構造を確実に提供することができる。
本考案は、携帯型の水素水生成装置に適用するだけでなく、近年技術が急速に発展する中、プッシュ・ボタンを押すことで電源の開閉を行う必要がある電気製品であれば、いずれも本考案と結合して適用することができ、押圧部材に誤って触れて電源が開閉されてしまうことを避けることができる。
以上は本考案の好ましい実施例にすぎず、本考案の請求範囲を限定するものではなく、いずれの本考案の明細書及び図面内容を運用して実施した等価な構造や変形も、本考案の範囲内に含まれる。
10 本体
11 電源スイッチ
12 押圧部材
121 当接部
122 凹溝
13 回転部材
131 係合部
132 回し部
14 凹部

Claims (5)

  1. 本体と、
    前記本体の内部に設けられた電源スイッチと、
    前記本体の外部に設けられ、前記本体の内部に延在し前記電源スイッチに対応する当接部を有し、かつ凹溝が設けられた押圧部材と、
    前記本体の外部に設けられ、両端がそれぞれ係合部及び回し部であり、前記係合部が前記回し部の回しにより前記押圧部材の凹溝に係合される回転部材と、を含む、
    電源スイッチの誤操作予防構造。
  2. 前記本体には、前記回転部材が設けられるための凹部がさらに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電源スイッチの誤操作予防構造。
  3. 前記回転部材は、く字状になっていることを特徴とする請求項1に記載の電源スイッチの誤操作予防構造。
  4. 前記回転部材が前記押圧部材の下方に設けられる場合に、前記凹溝は、前記押圧部材の底部に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電源スイッチの誤操作予防構造。
  5. 前記回転部材が前記押圧部材の上方に設けられる場合に、前記凹溝は、前記押圧部材の上部に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電源スイッチの誤操作予防構造。
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