JP3206810U - コーヒードリッパ - Google Patents

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茂次 中塚
茂次 中塚
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Abstract

【課題】雑味が少なく、風味の良いコーヒー飲料の提供することが容易なコーヒードリッパを提供する。【解決手段】上方に開口した開口部11aを有する逆六角錐台の筒状の本体部11と、下方に開放する本体部11の下部に接続し開口部11aよりも径の小さい筒状の円柱形状の抽出部12とを備え、本体部11の内周面には、濾過用部材との間に空間を形成するため複数の凸部14が周方向に一定間隔で列として設けられ、さらに、上方から下方に向かって凸部14が一定間隔で千鳥になるように複数の列が配置されるとともに、しかも、抽出部12の内周面は、内径が上端から下端に向かって漸次連続して縮小する逆円錐台形状である。【選択図】図1

Description

この考案は、コーヒー粉末より抽出するドリッパに関するものである。
従来、コーヒー豆を焙煎して挽いたコーヒー粉末にお湯を注いでコーヒーを飲むための道具として、コーヒードリッパが用いられている。その際に、コーヒードリッパには、紙製又は不織布製のフィルターが装着されて、このフィルター上に、所定量のコーヒー粉末が量り入れられた後、適量の湯が数回に分けて注ぎ入れられる。
そのようなコーヒー粉末に含まれる可溶性成分のうち、甘味、コク、適度な苦味や酸味といった好ましい風味をもたらす有機物の抽出によって、コーヒーの味が決まってしまう。
その時に、風味成分の抽出速度は、雑味成分の抽出速度よりも大きく、コーヒー粉末に湯が注がれたとき、風味成分は雑味成分よりも早く抽出されるので、コーヒー飲料中の風味成分と雑味成分とのバランスは、抽出時間によって変動する。そのような適切な抽出時間が選択されることによって、風味成分が十分に抽出され、かつ、雑味成分の抽出が少ないコーヒー飲料が得られる。
また、コーヒー飲料中の風味成分と雑味成分とのバランスは、コーヒー粉末への注湯方法によっても変動する。適温の湯が注がれたコーヒー粉末は、焙煎中に細胞内に発生したガスにより膨潤する。膨潤したコーヒー粉末からは、風味成分が速やかに抽出される。風味成分の抽出量を増加し、雑味成分の抽出を抑制するためには、コーヒー粉末全体の均一な膨潤状態が必要である。従来のコーヒードリッパでは、表面が十分均一にならされたコーヒー粉末上に、少量の湯を数回に分けて注湯する方法によって、コーヒー粉末の均一な膨潤状態が達成されうる。従来のコーヒードリッパでは、コーヒー粉末の量、湯の温度や量により、注湯方法が微調整される必要がある。
特開2015−047209号
このように、風味豊かで雑味を抑えたコーヒーを飲むためには、従来の形状のコーヒードリッパを使用する場合、注湯に十分な熟練を要する必要があった。
本考案の目的は、雑味が少なく、風味の良いコーヒー飲料の提供することが容易なコーヒードリッパを提供する。
前記目的に沿う第一の考案に係るコーヒードリッパは、上方に開口した開口部を有する逆六角錐台の筒状の本体部と、下方に開放する前記本体部の下部に接続し前記開口部よりも径の小さい筒状の円柱形状の抽出部とを備え、前記本体部の内周面には、濾過用部材との間に空間を形成するため複数の凸部が周方向に一定間隔で列として設けられ、さらに、上方から下方に向かって前記凸部が一定間隔で千鳥になるように複数の前記列が配置されるとともに、しかも、前記抽出部の内周面は、内径が上端から下端に向かって漸次連続して縮小する逆円錐台形状である。
前記目的に沿う第二の考案に係るコーヒードリッパは、請求項1記載のコーヒードリッパにおいて、前記凸部は紡錘形状であり、それぞれ前記本体部の下端付近から中間部付近までに配置されている。
前記目的に沿う第三の考案に係るコーヒードリッパは、請求項1又は2に記載のコーヒードリッパにおいて、複数のU字溝が、前記本体部の内周面の谷線の延長に沿って前記抽出部の内周面の上部から下端に向って設けられている。
請求項1記載のコーヒードリッパにおいては、複数の凸部が周方向に一定間隔で列として設けられ、さらに、上方から下方に向かって凸部が一定間隔で千鳥になるように複数の列が配置されるため、お湯を注いだときコーヒードリッパの内周面と濾紙(ペーパーフィルタ)の間に隙間を設けることができるので、濾紙(ペーパーフィルタ)の側面から抽出が適切に行われ風味豊かで雑味を抑えたコーヒーを提供できる。
特に、請求項2記載のコーヒードリッパにおいては、凸部は紡錘形状であり、それぞれ本体部の下端付近から中間部付近までに配置されているため、特に注いだお湯が溜まって実際にコーヒーを抽出する下端から中間部において、コーヒードリッパの内周面と濾紙(ペーパーフィルタ)の間に隙間を設けるため濾紙(ペーパーフィルタ)の側面から抽出が適切に行われ風味豊かで雑味を抑えたコーヒーを提供できる。
特に、請求項3記載のコーヒードリッパにおいては、複数のU字溝が、本体部の内周面の谷線の延長に沿って抽出部の内周面の上部から下端に向って設けられているために、抽出部において濾紙(ペーパーフィルタ)の側面との空間を確保することができるから抽出が適切に行われ風味豊かで雑味を抑えたコーヒーを提供できる。
本考案の一実施の形態であるコーヒードリッパの斜視図である。 (A)は同コーヒードリッパの正面図、(B)は左側面図である。 (A)は同コーヒードリッパの平面図、(B)は底面図である。 同コーヒードリッパの断面図である。 (A)は同コーヒードリッパに使用するドリッパースタンドの斜視図、(B)は底面図である。 同コーヒードリッパをドリッパースタンドに挿嵌した使用状態の説明図である。
本考案の実施例を図1〜図6に示す図に基づいて説明する。
図1は本考案の一実施の形態にかかるコーヒードリッパ10の斜視図であり、本考案のコーヒードリッパを実現するための最良の形態を図面に従って説明する。本発明のコーヒードリッパ10は、底部分に濾過された液を流下する底孔12aが設けられた濾紙(濾過用部材)を収納する逆六角錐台状の本体部11と、本体部11の下部に連結して一体に設けられた筒状の抽出部12とからなっている。なお、本体部11は、六角形状の開口部11aが形成されている。また、本体部11の内周面には、複数の紡錘形状の凸部14が上方から下方に向かって一定間隔で千鳥に配置されている。なお、このコーヒードリッパ10の材質は耐熱性を有するプラスチックで構成される。
図2(A)は、本考案の一実施の形態にかかるコーヒードリッパの正面図である。逆六角錐台状の本体部11の下部に抽出部12が設けられている。本体部11は、高さは約136mmで上端部の幅は102mmであり、下端部の幅は43mm程度である。また、抽出部12は、高さ28mm、外径φ43mmの円筒形状であり、本体部11の下部で接続されている。なお、抽出部12の内周面(内側)は、逆円錐台形状で、上部から下部にかけて連続して内径が、縮小している。又、このように、コーヒードリッパの高さを高くすることで、同じコーヒー粉の量でも、通過する速度を上げることができ迅速な抽出ができて雑味なく美味しさを引き出すことができる。
図2(B)は、本考案の一実施の形態にかかるコーヒードリッパ10の左側面図である。なお、右側面も同様なので省略する。逆六角錐台状の本体部11の中央に縦に稜線が表れている。
図3(A)は、本考案の一実施の形態にかかるコーヒードリッパ10の平面図である。本体部11において、お湯を注ぐ開口部11aは、対角R=54mmの六角形であり、本体部11の内周面には、複数の紡錘形状の凸部14が、周方向に環状に一定間隔で列として設けられ、上方から下方に向かって上下の凸部14が一定間隔で千鳥になるように複数の列が配置されている。さらに、周方向に環状の列は、内周面の中間部から下部に向かって7列が設けられている。ちなみに、凸部14は、周方向に一列に12個設けられている。あと、紡錘形状の凸部14は、上下方向に向かって両端がしだいに細くなっている。また、凸部14は、紡錘形状のほか、涙滴形状、半球形状など、適当な空間を作ることができればよい。さらに、本体部11の厚さは、2.5mmである。また、抽出部12の内周面には、本体部11の内周面の谷線の延長に沿って上部から下端にかけて6本のU字溝が設けられ逆六角錘の谷線の延長に沿って配置されている。なお、底孔12aは円形状である。
図3(B)は、本考案の一実施の形態にかかるコーヒードリッパ10の底面図である。底孔12aは円形状であるが、抽出部12の内周面には6本のU字溝15が設けられ逆六角錘の谷線の延長に沿って配置されている。
図4は本考案の一実施の形態にかかるコーヒードリッパ10のA―A断面図である。本発明のコーヒードリッパ10は、逆六角錐台状の本体部11の内周面には、4mm半円球体突起で高さ2mmの凸部15が10mmピッチで、本体部11の上端部から40mmの位置から下部に向かって一定間隔で千鳥に配置されている。このように、濾紙(ペーパーフィルタ)を凸部14の複数の点で支えて、濾紙と本体部11の内周面の間に空間を形成して、空気を逃がすことで、迅速な抽出ができる。さらに、本体部11を逆六角錐台状にすることで、濾紙と逆六角錐台状の各角との間にも、空間を形成することによっても迅速な抽出ができる。
図5(A)は本考案の一実施の形態にかかるコーヒードリッパ10に使用するドリッパースタンド13の斜視図であり、このドリッパースタンド13は一例である。ここでは、コーヒードリッパ10の抽出部12が嵌め込まれるように上下方向に、六角錘台状のドリッパースタンド13に上部がテーパ13bである円筒形状の貫通孔13aが形成されている。さらに、外周壁13fの下部に、内周壁13gを貫いて、反対側の外周壁13fまで到達する貫通孔13eが設けられている。なお、ドリッパースタンド13の材質は耐熱性を有するプラスチックで構成される。
図5(B)は本考案の一実施の形態にかかるコーヒードリッパ10に使用するドリッパースタンド13の底面図である。外形が六角錘台の底面に、ドリッパースタンド13の貫通孔13aを形成する内周壁13gとドリッパースタンド13の外周壁13fと間には、コーヒーカップ(図示せず)の上面に載置可能のように径方向にかけて6本のドリッパースタンドリブ13dが60度の等間隔で配置されている。また、内周壁13gの内周面の一部には、一対の半円弧状の突出部13cが設けられている。
図6は本考案の一実施の形態にかかるコーヒードリッパ10をドリッパースタンド13に挿嵌した使用状態の説明図であり、本考案のコーヒードリッパ10は、コーヒーカップ16の上面に載置するために、六角錐台状のドリッパースタンド13を使用している(コーヒースタンド13の断面を斜線で表示)。上部がテーパ13bである円筒形状の貫通孔13aが形成された六角錘台状のドリッパースタンド13に、コーヒードリッパ10の抽出部12が嵌め込まれた状態で使用されている。また、貫通孔13eの正面から、コーヒードリッパ10の抽出部12の下方が目視できるように、外周壁13fと内周壁13gとを貫く貫通孔13eが設けられている。そのため、コーヒーの抽出が完了したかどうか状況を容易に確認することができる。さらに、内周壁13gの内周の下部に設けられた突出部13cでコーヒードリッパ10を受け止めて位置決めをするようになっている。
以上、本考案について、実施の形態を参照して説明してきたが、上記の実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、例えば、本体部の形状を変化させて逆多角錘形状にする場合や、実用新案請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組合せて本考案のコーヒードリッパを構成する場合も本考案の権利範囲に含まれる。
本考案は主として、挽いたコーヒー豆原料からコーヒーを入れる場合に使用するコーヒードリッパに関するものである。
10:コーヒードリッパ、11:本体部、11a:開口部、12:抽出部、12a:底孔、13:ドリッパースタンド、13a:貫通孔、13b:テーパ、13c:突出部、13d:ドリッパースタンドリブ、13e:貫通孔、13f:外周壁、13g:内周壁、14:凸部、15:U字溝、16:コーヒーカップ

Claims (3)

  1. 上方に開口した開口部を有する逆六角錐台の筒状の本体部と、下方に開放する前記本体部の下部に接続し前記開口部よりも径の小さい筒状の円柱形状の抽出部とを備え、前記本体部の内周面には、濾過用部材との間に空間を形成するため複数の凸部が周方向に一定間隔で列として設けられ、さらに、上方から下方に向かって前記凸部が一定間隔で千鳥になるように複数の前記列が配置されるとともに、しかも、前記抽出部の内周面は、内径が上端から下端に向かって漸次連続して縮小する逆円錐台形状であることを特徴とするコーヒードリッパ。
  2. 請求項1記載のコーヒードリッパにおいて、前記凸部は紡錘形状であり、それぞれ前記本体部の下端付近から中間部付近までに配置されていることを特徴とするコーヒードリッパ。
  3. 請求項1又は2に記載のコーヒードリッパにおいて、複数のU字溝が、前記本体部の内周面の谷線の延長に沿って前記抽出部の内周面の上部から下端に向って設けられていることを特徴とするコーヒードリッパ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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