JP3206592U - 省力カッター - Google Patents

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建宏 陳
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Abstract

【課題】軽い操作力でテープをきれいに切ることができる省力カッターを提供する。【解決手段】本考案に係る省力カッター1は、側縁部11と、側縁部11から突き出された凸部12Aと側縁部に窪んだ凹部12Bとが交互に並ぶように凹凸状に形成された刃部12とを有し、凸部12Aは、テープと最先に当接する先端の周縁を含む刃先縁121と、刃先縁121の両側にあってそれぞれ刃先縁121と連結されて側縁部11側に延びる刃根縁122とを含む。隣接した二つの刃先縁121、121間の隣接した二つの刃根縁122は連結され、隣接した二つの刃先縁121、121間の凹部12Bに至るように延伸されて形成されている。凸部12Aの先端から凹部12Bの最も窪んだところに至る高さh1は、0.1mm〜0.4mm、隣接した二つの凸部12Aの先端間の間隔p1は、0.4mm〜0.8mmである。【選択図】図3

Description

本考案は、テープホルダーに保持されているテープを繰出して所要の長さに切断するための省力カッターに関する。
従来から、接着テープを所要長さに切断した後その切り端がテープ本体にくっついて貼り付くと、見つけ出すのに手間がかかるため、接着テープの切り端を貼着保持し随時テープを引き出して切断刃で所要の長さに切断するためのテープホルダーがよく使われている。切断刃は、そのテープの切り端を貼着保持するブラケットよりも更にテープ引き出し側に設けられ、その上部にテープを切断する刃先を備えている。そして、テープをスムーズに引き裂いて切るために、所定の形状をなした刃先が種々提案されている。例えば、特許文献1又は2に記載された切断刃3、4の刃先としては、図4又は図5に示されたように、ぎざぎざの凹凸状に形成されている。それぞれの刃先は、一番先にテープと当接する凸部としては、その周縁に、正面視で最も突出している尖端縁31、41と、この尖端縁31、41の両側であってこの尖端縁31、41に向かって傾斜方向に延びる傾斜縁32、32、42、42とを含むように尖って形成されている。傾斜縁32、42は、図示の直線L1、L2のように尖端縁31、41(又は、隣接する尖端縁31、31或いは41、41間の基端縁)に対して所定の角度だけ傾くようになっている。このように、尖端縁31又は41に繰り出されたテープを押し付けて挿入させながらテープを引っ張る操作によってテープが引き裂かれて切断される。
上記従来の切断刃では、尖端縁31の両側の傾斜縁32、32(又は尖端縁41の両側の傾斜縁42、42)は所定の勾配で傾斜しているのでそれらの間の幅がその傾斜につれて所定の比率で幅広になっている。そのために、テープは粘着面が尖端縁31から傾斜縁32と擦れ続けながら切断されていく。このために、切る時に重く感じてより大きい操作力で引き裂く必要があり、テープの切断のスムーズさを阻害する一つの要因となる。また、テープが大きい力で引き裂かれるためにその切り口がより一層ぎざぎざに粗くなる問題点もある。それほど力をかけなくてもテープを切断できるようにするために、傾斜縁32、42をより長くすることも考えられるが、そのようにするとテープの切断に時間が掛かる問題が起きる。
本考案は、軽い操作力でテープをきれいに切ることができる省力カッターを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る省力カッターは、切断対象側の側縁部と、前記側縁部から突き出された凸部と前記側縁部に窪んだ凹部とが交互に並ぶように凹凸状に形成された刃部と、を有し、
前記凸部は、前記凸部の前記切断対象と最先に当接する先端の周縁を含む刃先縁と、
前記刃先縁の両側にあってそれぞれ前記刃先縁と連結されて前記側縁部側に延びる刃根縁と、を含み、
隣接した二つの前記刃先縁間の隣接した二つの前記刃根縁は連結され、隣接した二つの前記刃先縁間の前記凹部に至るように延伸されて形成され、
前記凸部の前記先端から前記凹部の最も窪んだところに至る高さは、0.1mm〜0.4mm、隣接した二つの前記凸部の前記先端間の間隔は、0.4mm〜0.8mmである、
ことを特徴とする。
刃根縁が、従来の傾斜縁が一定の勾配で傾斜し、刃先縁を挟む両側の刃根縁間がその傾斜につれて幅広になるのではなく、刃先縁の側縁部側の基部側に窪んで曲がるように形成されているので、刃先縁とこれと繋がった刃根縁との間の幅が大きく変化しない。これによって、刃先縁によって刺されて形成されたテープの切り開口が刃根縁に阻害されずスムーズに素早く凹部側に進む。従って、テープを切るときに重く感じることがなく、小さい操作力でスムーズにテープを切断することができる。隣接した二つの刃先縁間の隣接した二つの刃根縁は連結され、隣接した二つの刃先縁間の凹部に至るように延伸されて形成されているので、大きな力で引き裂かれても切り口はそれほど荒くならない。従って、テープをきれいに切ることができる。
本考案に係る省力カッターの一例を備えたテープホルダーを概略的に示す斜視図である。 図1に示された省力カッターを示す図である。 図2の一部を拡大して示す図である。 従来の切断刃の一例の刃先の一部を示す図である。 従来の切断刃の他例の刃先の一部を示す図である。
以下、添付図面に従って本考案の一つの好ましい実施の形態について説明する。
図1は、本考案に係る省力カッターの一例を備えたテープホルダーを概略的に示す斜視図である。図1において、符号2はテープホルダーを、1は省力カッター、21は切断対象としてのテープをそれぞれ示している。テープホルダー2はその一端側にロール状に巻回したテープ21を着脱可能に装着保持するリール22を取り付けるための取付穴20cが設けられたホルダー本体20を有する。リール22はホルダー本体20の一端側20aに着脱可能且つ回転自在に設けられている。ホルダー本体20の他端側20bにはブラケット23を設けている。ブラケット23は、繰り出されたテープ21の一端21aを貼着保持するテープ保持部23aを有する。省力カッター1は、テープ21を切断するために、テープ保持部23aの更にテープ引き出し側に取り付けられている。
省力カッター1は、従来のように一体に成形された板体をテープ21の引き出された一端21aの一面に対して直立して当接するように例えばねじ止めでブラケット23に固定されている。省力カッター1は、この例では、切断対象物としてのテープ側にテープ21の引き出された一端21aの一面に対して直立して当接する側縁部11と、テープ21の一端21aが所定の長さに切断されるよう該側縁部11のテープ21と当接する端に一体状に連結されるように凹凸状に形成された刃部12とを有する。
刃部12は、側縁部11から突き出されて形成された凸部12Aと側縁部11に窪んで形成された凹部12Bとが交互に並ぶように凹凸状に形成されている。凸部12Aは、側縁部11から突き出され、テープ21と一番先に当接する先端とその周縁を含む、円弧形状に湾曲して形成された刃先縁121と、刃先縁121の両側であってこの刃先縁121から側縁部11に向かって延びると共に刃先縁121の側縁部11側の基部121aに向かって円弧形状に窪んで形成された刃根縁122とを含んでいる。凹部12Bは、隣接した二つの刃先縁121、121間の隣接した二つの刃根縁122、122が側縁部11側に延伸されて側縁部11に向かって円弧形状に窪むように連結されている。
また、この例では、刃部12における刃先縁121は、尖った形状ではなく円弧形状に形成され、刃根縁122は、刃先縁121から連続して延伸されるように刃先縁121の基部121a側に窪んで形成されている。このようにすると、刃部12は、刃先縁121の先端、即ち凸部12Aの最も突出しているところから、隣接した刃根縁122、122の繋がったところ、即ち窪んでなる凹部12Bに至ってS字形状のプロファイルとなっている。具体的には、図3に示されているように、刃部12の凸部12Aの最も突き出されたところから凹部12Bの最も窪んでいるところに至る高さh1は、0.1mm〜0.4mmであるとよく、より好ましくは0.15mm〜0.35である。また、隣接した刃先縁121の先端間の間隔p1は、0.4mm〜0.8mmであるとよく、より好ましくは0.45mm〜0.6mmである。
以上のように構成された本考案に係る省力カッター1の、テープホルダー2に装着されて用いられる際の動作及び作用について説明する。
テープホルダー2に装着されたテープ21がその一端21aを所要の長さだけテープ保持部23a及び省力カッター1を超えるようにホルダー本体20から引き出され、テープ保持部23aに貼着されながら省力カッター1の刃部12に押し付けられる。引き出されたテープ21は上から刃先縁121に押し当てられながら凸部12Aにより突き刺される。
ここで、刃根縁122は、従来の傾斜縁が一定の勾配で傾斜し、刃先縁121を挟む両側の刃根縁122間がその傾斜につれて幅広になるのではなく、刃先縁121の基部121a側に窪んで曲がるように形成されているので、刃先縁121とこれと繋がった刃根縁122との間の幅は大きく変化しない。
これによって、刃先縁121によって刺されて形成されたテープ21の切り開口が刃根縁122に阻害されずスムーズに素早く凹部12B側に進む。そのため、テープ21を切るときに重く感じることがなく、小さい操作力でスムーズにテープ21を切断することができる。
また、凹部12Bは、隣接した凸部12A間の隣接した刃根縁122、122が繋がって側縁部11に向かって円弧状に窪んで形成されているので、テープ21に対して鋭角で接することなく、テープ21が大きく引き裂かれずにほぼ平らな切り口を得るように切断することができる。従って、本考案に係る省力カッター1によって軽い操作力でテープ21をきれいに切ることができる。
以上から、本考案に係る省力カッター1については以下の利点が帰納される。
1.刃根縁122は、刃先縁121の基部121aに向かって円弧形状に窪んで形成されていることによって、従来の切断刃の一定の勾配で傾いて延びた傾斜縁と比べて、刃先縁121から刃根縁122までの凸部12Aは所定勾配に応じた所定の比率で幅広くならないため、テープ21を切断するのに阻害されずに済み、小さい操作力で切断することができる。
2.刃根縁122は刃先縁121の基部121a側に窪んで緩やかに曲がるように形成されているので、刃先縁121とこれと繋がった刃根縁122との間の幅が大きく変化しない。これによって、テープ21が刃先縁121によって刺されてから刃根縁122に阻害されずスムーズに素早く凹部12Bに進むことができる。これによって、テープ21を切るときに重く感じることがなく、小さい操作力でテープ21の切断を行うことができる。
3.凹部12Bは、隣接した凸部12A間の隣接した刃根縁122、122が繋がって側縁部11に向かって円弧状に窪んで形成されており、刃部12が円弧形状になった凸部12Aと円弧形状になった凹部12BとによりS字形状が連続して緩やかな波形状になっているので、テープ21が大きな力で引き裂かれても切り口がそれほど荒くならない。従って、テープ21をきれいに切ることができる。
本考案は、最も現実的で好ましい実施形態を考慮したものに関連して記載されているが、本考案が、開示された実施形態に限定されるものではなく、全ての修正及び等価な構成を包含するような、最も広い解釈の精神及び範囲内に含まれる種々の構成を含むものであると理解されるだろう。
本考案に係る省力カッターは、素早くテープを切断するテープホルダーに用いられる切断刃として有用である。
1 省力カッター
11 側縁部
12 刃部
121 刃先縁
121a 基部
122 刃根縁
12A 凸部
12B 凹部
2 テープホルダー
20 ホルダー本体
20a 一端側
20b 他端側
20c 取付穴
21 テープ
22 リール
23 ブラケット
23a テープ保持部
h1 高さ
p1 間隔

Claims (5)

  1. 切断対象側の側縁部と、
    前記側縁部から突き出された凸部と前記側縁部に窪んだ凹部とが交互に並ぶように凹凸状に形成された刃部と、
    を有し、
    前記凸部は、前記凸部の前記切断対象と最先に当接する先端の周縁を含む刃先縁と、前記刃先縁の両側にあってそれぞれ前記刃先縁と連結されて前記側縁部側に延びる刃根縁と、を含み、
    隣接した二つの前記刃先縁間の隣接した二つの前記刃根縁は連結され、隣接した二つの前記刃先縁間の前記凹部に至るように延伸されて形成され、
    前記凸部の前記先端から前記凹部の最も窪んだところに至る高さは、0.1mm〜0.4mm、隣接した二つの前記凸部の前記先端間の間隔は、0.4mm〜0.8mmであることを特徴とする省力カッター。
  2. 前記凹部は、隣接した二つの前記刃先縁間の隣接した二つの前記刃根縁が前記側縁部側に延伸されて円弧形状に連結されている、ことを特徴とする請求項1に記載の省力カッター。
  3. 前記刃先縁は円弧形状に突き出されて形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の省力カッター。
  4. 前記高さは、0.15mm〜0.35mmである、ことを特徴とする請求項3に記載の省力カッター。
  5. 前記間隔は、0.45mm〜0.6mmであることを特徴とする請求項4に記載の省力カッター。
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