JP3206469B2 - 乗員保護装置の起動制御装置 - Google Patents

乗員保護装置の起動制御装置

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JP3206469B2
JP3206469B2 JP35200496A JP35200496A JP3206469B2 JP 3206469 B2 JP3206469 B2 JP 3206469B2 JP 35200496 A JP35200496 A JP 35200496A JP 35200496 A JP35200496 A JP 35200496A JP 3206469 B2 JP3206469 B2 JP 3206469B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗員保護装置の起
動を制御するための起動制御装置及び車両の状態に応じ
た処理を行なうための処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗員保護装置の起動を制御する装置とし
ては、例えば、エアバッグ装置におけるスクイブの点火
を制御する装置などがある。エアバッグ装置では、イン
フレータ内においてスクイブによりガス発生剤に点火し
て、インフレータよりガスを発生させ、そのガスによっ
てバッグを膨らませて、乗員を保護している。
【0003】このようなエアバッグ装置の起動制御装置
では、例えば、車両の前部や側部に配設されたサテライ
トセンサによって、車両に加わる衝撃を検出すると共
に、例えば、フロアトンネル上に配設された電子制御装
置(以下、ECUという)によって、サテライトセンサ
による検出結果に基づいてエアバッグ装置の起動制御を
行なっている。
【0004】図9は従来におけるエアバッグ装置の起動
制御を行なう起動制御装置の一例を示すブロック図であ
る。図9に示す起動制御装置は、サテライトセンサ12
0と、ECU130と、エアバッグ装置140を備えて
いる。このうち、サテライトセンサ120は加速度セン
サ(以下、Gセンサという)122と入出力回路(以
下、I/O回路という)124を備えており、ECU1
30は中央処理装置(以下、CPUという)132とI
/O回路134を備えている。
【0005】図10は図9に示すサテライトセンサ12
0及びECU130の車両内における配設箇所の一例を
示す説明図である。図10に示す例では、車両100の
最前部の中央に前突用サテライトセンサ120Fが、車
両100の左右両側の側部に側突用サテライトセンサ1
20R,120Lが、それぞれ設けられており、車両1
00の中央部にはECU130が取り付けられている。
なお、各サテライトセンサ120F,120R,120
LとECU130との間は図示せざる信号線(ワイヤハ
ーネス)でそれぞれ接続されている。
【0006】図9に示すサテライトセンサ120におい
て、Gセンサ122は車両100に加わる衝撃を加速度
として測定し、その測定値を示す信号を出力する。I/
O回路124は、Gセンサ122から出力された測定値
を示す信号を信号線110を介してECU130に伝達
する。なお、Gセンサ122は車両100に加わる衝撃
を随時測定しているため、I/O回路124はGセンサ
122からの測定値を示す信号を信号線110を介して
ECU130に常時伝達している。
【0007】ところで、Gセンサ122から出力される
測定値がディジタルデータである場合は、そのままI/
O回路124に入力して伝達するが、アナログデータで
ある場合には、予めGセンサ122とI/O回路124
との間にアナログ/ディジタル変換回路を設けて、アナ
ログデータをディジタルデータに変換した後に、I/O
回路124に入力して伝達するようにする。
【0008】一方、ECU130において、I/O回路
134は、信号線110を介して伝達された測定値を示
す信号をCPU132に入力する。CPU132は、入
力された測定値(即ち、加速度)を基にして演算値を求
め、その演算値を予め設定された閾値と大小比較して、
その比較結果に基づいて、エアバッグ装置140の起動
制御を行なう。
【0009】以上のようにして、従来の起動制御装置で
は、サテライトセンサにより車両に加わる衝撃を検出
し、ECUによりその検出結果に基づいてエアバッグ装
置の起動制御を行なっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示した従来例においては、Gセンサ122により得られ
た測定値を示す信号が、信号線110を介してECU1
30へ常時伝達されているため、その分、装置全体とし
て消費電力がかかると共に、その伝達される信号が電気
ノイズの発生源になるという問題があった。
【0011】従って、本発明の目的は、上記した従来技
術の問題点を解決し、装置全体としての消費電力を抑え
ると共に、電気ノイズの発生を減少させ得る乗員保護装
置の起動制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記した目的の少なくとも一部を達成するために、第1の
発明は、車両が衝突した際に該車両に搭載された乗員保
護装置の起動を制御するための起動制御装置であって、
前記車両に加わる衝撃を測定し、その測定値を示す信号
を出力する衝撃測定手段を備えて、前記車両内における
所定の位置に配設されるサテライトセンサ部と、前記衝
撃測定手段による測定結果に基づいて前記乗員保護装置
の起動を制御する起動制御手段を備えて、前記サテライ
トセンサ部とは異なる位置に配設される起動制御部と、
前記サテライトセンサ部から前記起動制御部へ信号を伝
達する伝達手段と、を備えると共に、前記サテライトセ
ンサ部は、前記測定値または該測定値を基にして得られ
る演算値が所定の基準値を超えていない間、前記伝達手
段を介して伝達されるべき信号のうち、前記衝撃測定手
段から出力される信号または前記演算値がどの閾値を超
えたかを示す信号について、前記伝達手段による伝達を
禁止する伝達禁止手段をさらに備えることを要旨とす
る。
【0013】このように、第1の発明では、サテライト
センサ部は、車両に加わる衝撃を測定する衝撃測定手段
を備えて、車両内における所定の位置に配設される。起
動制御部は、衝撃測定手段による測定結果に基づいて乗
員保護装置の起動を制御する起動制御手段を備えて、サ
テライトセンサ部とは異なる位置に配設される。伝達手
段は、サテライトセンサ部から起動制御部へ信号を伝達
する。また、サテライトセンサ部は、さらに、測定値ま
たはその測定値を基にして得られる演算値が所定の基準
値を超えていない間、伝達手段を介して伝達されるべき
信号のうち、衝撃測定手段から出力される信号または
算値がどの閾値を超えたかを示す信号について、伝達
段による伝達を禁止する伝達禁止手段をさらに備えるこ
とを要旨とする。
【0014】従って、第1の発明によれば、伝達禁止手
段を設けることによって、測定値またはその測定値を基
にして得られる演算値が所定の基準値を超えていない間
は、衝撃測定手段から出力される信号または演算値がど
の閾値を超えたかを示す信号が、サテライトセンサ部か
ら起動制御部へ伝達されないので、上記信号が伝達手段
を介して起動制御部へ常時伝達されるということがな
く、よって、その分、装置全体として消費電力を抑える
ことができ、また、電気ノイズの発生を減少させること
ができる。
【0015】
【0016】
【0017】また、第2の発明は、車両が衝突した際に
該車両に搭載された乗員保護装置の起動を制御するため
の起動制御装置であって、前記車両に加わる衝撃を測定
する衝撃測定手段と、該衝撃測定手段の異常診断を行な
う異常診断手段と、を備えて、前記車両内における所定
の位置に配設されるサテライトセンサ部と、前記衝撃測
定手段による測定結果に基づいて前記乗員保護装置の起
動を制御する起動制御手段と、前記異常診断手段による
診断結果に基づいて所定の対応処理を行なう処理手段
と、を備えて、前記サテライトセンサ部とは異なる位置
に配設される起動制御部と、前記サテライトセンサ部か
ら前記起動制御部へ信号を伝達する伝達手段と、を備え
ると共に、前記サテライトセンサ部は、前記伝達手段を
介して伝達されるべき信号のうち、前記異常診断手段に
よる診断結果を示す信号について、所定の条件を満たし
ていない場合に、前記伝達手段による伝達を禁止する伝
達禁止手段をさらに備えることを要旨とする。また、第
2の発明における乗員保護装置の起動制御装置におい
て、前記所定の条件は、前記異常診断手段が前記衝撃測
定手段に異常があると診断したという条件であることが
好ましい。
【0018】この場合、伝達禁止手段は、異常診断手段
が衝撃測定手段に異常がないと診断している間、異常診
断手段による診断結果を示す信号について、伝達手段に
よる伝達を禁止する。よって、診断結果を示す信号は、
異常診断手段が衝撃検測定手段に異常があると診断しな
い限り、伝達手段を介して起動制御手段へ伝達されない
ので、その分、装置全体として消費電力を抑えることが
でき、また、電気ノイズの発生を減少させることができ
る。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。図1はエアバッグ装置の起動制
御を行なう本発明の第1の実施例としての起動制御装置
を示すブロック図である。図1に示す起動制御装置は、
サテライトセンサ20と、ECU30と、エアバッグ装
置40を備えている。このうち、サテライトセンサ20
はGセンサ22とI/O回路24と伝達禁止回路26を
備えており、ECU30はCPU32とI/O回路34
を備えている。なお、サテライトセンサ20及びECU
30は、車両内において、例えば、前述した図10に示
す配設箇所にそれぞれ取り付けられている。
【0023】図1に示すサテライトセンサ20におい
て、Gセンサ22は車両に加わる衝撃を加速度として測
定し、その測定値Gを示す信号を出力する。伝達禁止回
路26は、Gセンサ22から出力された測定値Gを示す
信号を入力し、その測定値Gが所定の基準値Gsを超え
たか否かを検出する。そして、伝達禁止回路26は、I
/O回路24に対して伝達制御信号Pを出力し、その伝
達制御信号Pによって、測定値Gが基準値Gsを超えて
いない間は、信号線10を介しての測定値Gを示す信号
の伝達を禁止する。
【0024】図2は図1におけるGセンサ22からの測
定値G及び伝達禁止回路26からの伝達制御信号Pの時
間的変化の一例を示す特性図である。図2において、
(a)は測定値Gの時間的変化を示しており、(b)は
伝達制御信号Pの時間的変化を示している。
【0025】伝達禁止回路26において、基準値Gsが
例えば図2(a)に示すような値に設定されていたとす
ると、伝達禁止回路26は、測定値Gが基準値Gsを超
えていない間は、図2(b)に示すように伝達制御信号
Pとして、伝達禁止を表すゼロレベルの信号をI/O回
路24に出力し、測定値Gが基準値Gsを超えた場合に
は、その時点t1から伝達禁止解除を表す所定レベルの
信号を出力する。
【0026】I/O回路24は、Gセンサ22から出力
された測定値Gを示す信号を入力するが、伝達禁止回路
26から入力される伝達制御信号Pがゼロレベルであっ
て、伝達禁止を表している間は、測定値Gを示す信号を
信号線10を介してECU30に伝達しない。しかし、
前述したように、測定値Gが基準値Gsを超えて、伝達
禁止回路26から入力される伝達制御信号Pが所定レベ
ルとなって、伝達禁止解除を表すようになった場合に
は、入力された測定値Gを表す信号を信号線10を介し
てECU30に伝達する。従って、サテライトセンサ2
0からECU30へは図2(a)に示す基準値Gs以上
の測定値Gが伝達されることになる。
【0027】なお、Gセンサ22から出力される測定値
がディジタルデータである場合は、そのままI/O回路
24に入力するが、アナログデータである場合には、予
めGセンサ22とI/O回路24との間にアナログ/デ
ィジタル変換回路を設けて、アナログデータをディジタ
ルデータに変換した後に、I/O回路24に入力するよ
うにする。
【0028】一方、ECU30において、I/O回路3
4は、サテライトセンサ20から信号線10を介して測
定値を示す信号が伝達されてきた場合に、その測定値を
示す信号をCPU32に入力する。CPU32は、入力
された測定値(即ち、加速度)を基にして演算値を求
め、その演算値を予め設定された閾値と大小比較して、
演算値が閾値を超えた場合にエアバッグ装置40を起動
すべきであるとして、起動信号Mをエアバッグ装置40
に出力する。これにより、エアバッグ装置40は、イン
フレータ(図示せず)内においてスクイブ(図示せず)
でガス発生剤に点火して、インフレータよりガスを発生
させ、そのガスによってバッグ(図示せず)を膨らませ
て、車両内の乗員を保護する。
【0029】図3は図1に示すECU30内のCPU3
2における起動判定割込処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。CPU32の一連の処理の中で、上記し
た起動判定処理は図3に示すような割込処理として、一
定時間毎に実行される。この起動判定割込処理が開始さ
れると、まず、CPU32はI/O回路34からの測定
値を示す信号を入力する(ステップS20)。このと
き、まだ、測定値Gが基準値Gsを超えていなければ、
ECU30にはサテライトセンサ20から測定値が伝達
されていないので、CPU32は測定値を示す信号とし
てゼロレベルの信号を入力することになるが、測定値G
が基準値Gsを超えていれば、ECU30に測定値を示
す信号が伝達されているので、CPU32はその伝達さ
れた測定値を示す信号を入力することになる。
【0030】次に、CPU32は、入力した測定値(即
ち、加速度)に所定の演算を施して演算値を算出する
(ステップS22)。ここで、演算値としては、速度
(即ち、測定値を時間について1回積分して得られる
値)や、移動距離(即ち、測定値を時間について2回積
分して得られる値)や、移動平均(即ち、測定値を一定
時間積分して得られる値)や、測定値の特定周波数の強
度や、車両の前後方向,左右方向の加速度等を表すベク
トルの合成成分などのうち、何れかを用いる。また、演
算値としては測定値そのもの(即ち、加速度そのもの)
を用いても良い。この場合、測定値に係数として「1」
を乗算する演算を行なうものと考えることができる。
【0031】次に、CPU32は、算出した演算値を予
め設定された閾値と大小比較し(ステップS24)、演
算値が閾値を超えていなければ、エアバッグ装置40を
起動するに及ばないとして、起動判定割込処理を終了し
割込を解除する。しかし、演算値が閾値を超えていれ
ば、エアバッグ装置40を起動すべきであるとして、起
動信号Mをエアバッグ装置40に出力する(ステップS
26)。
【0032】以上説明したように、本実施例によれば、
サテライトセンサ20内に伝達禁止回路26を設けるこ
とによって、Gセンサ22によって得られた測定値Gを
示す信号は、測定値Gが基準値Gsを超えない限り、信
号線10を介してECU30へ伝達されないので、信号
線10を介してサテライトセンサ20からECU30へ
常時、信号が伝達されるということはなくなり、よっ
て、その分、装置全体として消費電力を抑えることがで
き、また、電気ノイズの発生を減少させることができ
る。
【0033】図4はエアバッグ装置の起動制御を行なう
本発明の第2の実施例としての起動制御装置を示すブロ
ック図である。図4に示す起動制御装置は、サテライト
センサ50と、ECU30と、エアバッグ装置40と、
を備えている。このうち、サテライトセンサ50は、G
センサ52とI/O回路54の他、CPU58を備えて
いる。そして、CPU58はレベル判別部58aとして
機能する。
【0034】図4に示すサテライトセンサ50におい
て、Gセンサ52は図1に示したGセンサ22と同様
に、車両に加わる衝撃を加速度として測定し、その測定
値を示す信号をCPU58に入力する。このとき、Gセ
ンサ52から出力される測定値がディジタルデータであ
る場合は、そのままCPU58に入力するが、アナログ
データである場合には、予めGセンサ52とCPU58
との間にアナログ/ディジタル変換回路を設けて、アナ
ログデータをディジタルデータに変換した後に、CPU
58に入力するようにする。
【0035】CPU58のレベル判別部58aは、入力
された測定値(即ち、加速度)を基にして演算値を求
め、その演算値を予め設定された複数の閾値(レベル)
とそれぞれ大小比較して、その演算値がどのレベルを超
えたかを判別し、その判別結果をレベル判別信号として
出力する。この場合、レベル判別部58aは、演算値が
設定レベルを超えた時のみ、レベル判別信号をI/O回
路54に対して出力するようにし、演算値が設定レベル
を超えていない間は、信号線10を介しての信号の伝達
を禁止すべく、I/O回路54に対して何ら信号を出力
しないようにしている。
【0036】従って、I/O回路54は、レベル判別部
58aからレベル判別信号が出力された時のみ、そのレ
ベル判別信号を信号線10を介してECU30に伝達す
る。
【0037】一方、ECU30において、I/O回路3
4は、信号線10を介して伝達されたレベル判別信号を
CPU32に入力する。CPU32は、入力されたレベ
ル判別信号に基づいて、エアバッグ装置40の起動制御
を行なう。
【0038】以上説明したように、本実施例によれば、
サテライトセンサ50内に、レベル判別部58aとして
機能するCPU58を設けて、上記演算値が設定レベル
を超えていない間は、I/O回路54に対して何ら信号
を出力せず、信号線10を介しての信号の伝達を禁止す
ることによって、信号線10を介してサテライトセンサ
20からECU30へ常時、信号が伝達されることがな
くなり、装置全体として消費電力を抑えることができる
と共に、電気ノイズの発生を減少させることができる。
【0039】なお、本実施例では、サテライトセンサ5
0において、CPU58を、測定値に基づいてレベル判
別を行なうレベル判別部58aとして機能させていた
が、これに代えて、起動判別を行なう起動判別部として
機能させるようにしても良い。
【0040】即ち、起動判別部では、入力された測定値
を基にして演算値を求め、その演算値を所定の閾値と大
小比較し、その演算値がその閾値を超えた時に、エアバ
ッグ装置を起動すべきであるとして、I/O回路54に
対し起動信号を出力する。なお、演算値が閾値を超えて
いない間は、信号線10を介しての信号の伝達を禁止す
べく、I/O回路54に対し何ら信号を出力しない。I
/O回路54は、起動判別部から起動信号が出力された
ら、その起動信号をサテライトセンサ50から信号線1
0を介してECU30に伝達し、ECU30のCPU3
2に入力する。CPU32では、入力された起動信号に
基づいてエアバッグ装置40を起動するようにする。
【0041】さて、図4に示した実施例においては、C
PU58をレベル判定部58aとしてのみ機能させてい
たが、このCPU58に、Gセンサ等の異常診断を行な
う異常診断部としての機能を持たせることも可能であ
る。しかし、そのような場合に、異常診断部によって得
られた診断結果をECUに知らせるために、その診断結
果を示す信号を、信号線を介してECUに常時伝達して
いたのでは、前述の従来技術における問題と同様の問題
が生じることになる。そこで、次に、そのような問題を
解決し得る実施例について説明する。
【0042】図5はエアバッグ装置の起動制御を行なう
本発明の第3の実施例としての起動制御装置を示すブロ
ック図である。図5に示す起動制御装置は、サテライト
センサ50’と、ECU60と、エアバッグ装置40
と、ウォーニングランプ70を備えている。
【0043】このうち、サテライトセンサ50’は、G
センサ52とI/O回路54の他、CPU58’及び伝
達禁止回路56を備えており、ECU30はCPU62
とI/O回路64の他、メモリ66を備えている。
【0044】また、サテライトセンサ50’内のCPU
58’は、レベル判別部58a及び異常診断部58bと
して機能し、ECU60内のCPU62は、起動制御処
理部62a及び診断処理部62bとして機能する。
【0045】図5に示すサテライトセンサ50におい
て、Gセンサ52は、図4で述べた通り、車両に加わる
衝撃を加速度として測定し、その測定値を示す信号をC
PU58’に入力する。
【0046】CPU58’のレベル判別部58aは、図
4の実施例において説明したのと同様に、入力された測
定値から演算値を求め、その演算値を閾値と比較して、
演算値がどのレベルを超えたかを判別し、その判別結果
をレベル判別信号として出力する。そして、レベル判別
部58aは、演算値が設定レベルを超えた時のみ、レベ
ル判別信号をI/O回路54に出力するようにし、演算
値が設定レベルを超えていない間は何ら信号を出力しな
いようにする。I/O回路54は、レベル判別部58a
からレベル判別信号が出力された時のみ、そのレベル判
別信号を信号線10を介してECU60に伝達する。
【0047】一方、ECU60において、I/O回路6
4は、サテライトセンサ50’から信号線10を介して
レベル判別信号が伝達されてきた場合、そのレベル判別
信号をCPU62に入力する。CPU62の起動制御処
理部62aは、入力されたレベル判別信号に基づいて、
エアバッグ装置40の起動制御を行なう。
【0048】また、サテライトセンサ50’において、
CPU58’の異常診断部58bは、Gセンサ52等に
異常がないかどうか常時診断し、その診断結果を診断信
号Dとして出力する。伝達禁止回路56は、異常診断部
58bから出力された診断信号Dを入力し、その診断信
号Dから、Gセンサ52等に異常があると診断されたか
どうかを検出する。そして、伝達禁止回路56は、I/
O回路54に対して、伝達制御信号Pを出力し、その伝
達制御信号Pによって、Gセンサ52等に異常がないと
診断されている間は、信号10を介しての診断信号Dの
伝達を禁止する。
【0049】図6は図5における異常診断部58bから
の診断信号D及び伝達禁止回路56からの伝達制御信号
Pの時間的変化の一例を示す特性図である。図6におい
て、(a)は診断信号Dの時間的変化を示しており、
(b)は伝達制御信号Pの時間的変化を示している。
【0050】異常診断部58bは、Gセンサ52等に異
常がないと診断した場合には、診断信号Dとしてゼロレ
ベルの信号を出力するが、Gセンサ52等に異常がある
と診断した場合には、診断信号Dとして所定の一定レベ
ルDh(>0)の信号を出力する。従って、例えば、或
る時点t2において、Gセンサ52に異常が発生して、
異常診断部58bが異常有りと診断した場合には、図6
(a)に示すように、診断信号Dはその時点t2でゼロ
レベルから一定レベルDhに変化する。
【0051】そこで、伝達禁止回路56は、診断信号D
がゼロレベルで、異常無しを示している間は、図6
(b)に示すように伝達制御信号Pとして、伝達禁止を
表すゼロレベルの信号をI/O回路54に出力し、診断
信号Dが一定レベルDhとなって異常有りを示した場合
には、その時点t2から伝達禁止解除を表す所定レベル
の信号を出力する。
【0052】一方、I/O回路54は、前述のレベル判
別部58aから出力されたレベル判別信号だけでなく、
異常診断部58bから出力された診断信号Dも入力す
る。そして、レベル判別信号については、前述したとお
り、レベル判別部58aから出力された時のみ、信号線
10を介してECU60に伝達するが、診断信号Dにつ
いては、伝達禁止回路56からの伝達制御信号Pに基づ
いて、次のようにECU60に伝達する。即ち、伝達禁
止回路56からの伝達制御信号Pがゼロレベルであっ
て、伝達禁止を表している間は、診断信号Dを信号線1
0を介してECU60に伝達しない。しかし、前述した
ように、異常診断部58bが異常有りと診断したことに
より、伝達禁止回路56からの伝達禁止信号Pが所定レ
ベルとなって、伝達禁止解除を表すようになった場合に
は、入力された診断信号Dを信号線10を介してECU
60に伝達する。従って、サテライトセンサ50’から
ECU60へは、診断信号Dとして、異常有りを示す一
定レベルDhの信号が伝達されることになる。
【0053】また、ECU60において、I/O回路6
4は、サテライトセンサ50’から信号線10を介して
診断信号が伝達されてきた場合に、その診断信号をCP
U62に入力する。一方、メモリ66は、Gセンサ52
等の状態(即ち、異常の有無など)を記憶しており、C
PU62の診断処理部62bは入力された診断信号に基
づいて、Gセンサ52等に異常があると判断すると、メ
モリ66に記憶されているGセンサ52等の状態を変更
する(即ち、異常無しから異常有りに変更する)と共
に、Gセンサ52等に異常があることを示すウォーニン
グランプ70を点灯させる。
【0054】ここで、CPU62の診断処理部62bが
実行する総合的な診断処理の手順について説明する。図
7は図5に示すCPU62における診断処理部62bの
診断処理の処理手順を示すフローチャートである。図7
に示すように、車両におけるイグニッションスイッチ
(図示せず)がオンして、車両内の電源回路(図示せ
ず)が起動すると、診断処理部62bは、まず、プライ
マリチェックを行なう(ステップS30)。このプライ
マリチェックでは、電源オン時に確認される診断項目
(即ち、電源オン時にのみ見なければならない診断項
目)がチェックされる。
【0055】次に、診断処理部62bは、I/O回路3
4からの診断信号を入力し(ステップS32)、Gセン
サ52等に異常がないかどうかをチェックする。このと
き、Gセンサ52等に異常がなければ、ECU60には
サテライトセンサ50から診断信号が伝達されていない
ので、診断処理部62bにとって診断信号として入力す
べき信号はないが、そのことによって、診断処理部62
bはGセンサ52等に異常がないことを認識することが
できる。逆に、Gセンサ52等に異常があれば、ECU
60に診断信号が伝達されているので、診断処理部62
bはその伝達された診断信号を入力し、その診断信号か
らGセンサ52等に異常があることを認識することがで
きる。
【0056】次に、診断処理部62bは、常時チェック
を行なう(ステップS34)。この常時チェックでは、
プライマリチェック終了後に確認される診断項目(即
ち、常時見なければいけない診断項目)がチェックされ
る。
【0057】こうして、プライマリチェックが終了した
後は、ステップS32,S34の処理が繰り返し実行さ
れる。
【0058】以上説明したように、本実施例によれば、
サテライトセンサ50’内に伝達禁止回路56を設ける
ことによって、異常診断部58bによって得られた診断
信号Dは、異常診断部58bがGセンサ52等に異常が
あると診断しない限り、信号線10を介してECU60
へ伝達されない。また、レベル判別信号も、レベル判別
部58aから出力された時だけしか、ECU60へ伝達
されない。従って、信号線10を介してサテライトセン
サ50’からECU60へ常時何らかの信号が伝達され
るということはないため、装置全体として消費電力を抑
えることができ、また、電気ノイズの発生を減少させる
ことができる。
【0059】ところで、図5に示した実施例において
は、ECU60内のCPU62による起動判定処理と診
断処理を別々に述べたが、例えば、CPU62がインプ
ットキャプチャやUARTと称する専用のポートを備え
ている場合には、次のような処理を行なうことができ
る。即ち、サテライトセンサ50’からECU60に伝
達された信号を、上記した専用のポートを用いて入力す
ると、その信号の入力によってCPU62にハード割込
をかけることができるので、それにより、図8に示すよ
うな割込処理を行なうことができる。
【0060】図8はサテライトセンサ50’からの信号
を専用のボートを用いて入力した場合の割込処理の処理
手順を示すフローチャートである。図8に示すように、
割込処理が開始されると、まず、CPU62は、入力さ
れた信号を取り込む(ステップS40)。次に、CPU
62は、取り込んだ信号が診断信号かレベル判別信号か
を判断する(ステップS42)。そして、レベル判別信
号であれば、その信号に基づいて前述したような起動判
定処理を行なう(ステップS44)。また、診断信号で
あれば、その信号に基づいて前述したような異常有りと
判断した場合の一連の処理を行なう(ステップS4
6)。その後、両者いずれの場合も、割込処理を終了し
てハード割込を解除する。
【0061】なお、本発明は上記した実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様にて実施することが可能である。
【0062】上記した実施例においては、乗員保護装置
として、エアバッグ装置40を用いていたが、エアバッ
グ装置の他にも、例えば、プリテンショナ付きシートベ
ルト装置や、インフレータプルカーテン装置や、衝突時
にエンジンへの燃料供給をストップする装置や、衝突時
にドアロックを解除する装置などを用いることができ
る。
【0063】また、上記した実施例は、エアバッグ装置
等の乗員保護装置の起動を制御するための装置であった
が、本発明は、これら装置に限定されるものではなく、
車両に搭載される各種処理装置にも適応することができ
る。即ち、サテライトセンサのような車両の所定の状態
を検出する状態検出手段と、ECUのような検出結果に
基づいて所定の処理を行なう処理手段と、サテライトセ
ンサとECUをつなぐ信号線のような、検出結果を伝達
する伝達手段と、を少なくとも備える処理装置であれ
ば、本発明を適用することは可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアバッグ装置の起動制御を行なう本発明の第
1の実施例としての起動制御装置を示すブロック図であ
る。
【図2】図1におけるGセンサ22からの測定値G及び
伝達禁止回路26からの伝達禁止信号Pの時間的変化の
一例を示す特性図である。
【図3】図1に示すECU30内のCPU32における
起動判定割込処理の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】エアバッグ装置の起動制御を行なう本発明の第
2の実施例としての起動制御装置を示すブロック図であ
る。
【図5】エアバッグ装置の起動制御を行なう本発明の第
3の実施例としての起動制御装置を示すブロック図であ
る。
【図6】図5における異常診断部58bからの診断信号
D及び伝達禁止回路56からの伝達禁止信号Pの時間的
変化の一例を示す特性図である。
【図7】図5に示すCPU62における診断処理部62
bの診断処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】サテライトセンサ50’からの信号を専用のボ
ートを用いて入力した場合の割込処理の処理手順を示す
フローチャートである。
【図9】従来におけるエアバッグ装置の起動制御を行な
う起動制御装置の一例を示すブロック図である。
【図10】図9に示すサテライトセンサ120及びEC
U130の車両内における配設箇所の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
10…信号線 20…サテライトセンサ 22…Gセンサ 24…I/O回路 26…伝達禁止回路 30…ECU 32…CPU 34…I/O回路 40…エアバッグ装置 50,50’…サテライトセンサ 52…Gセンサ 54…I/O回路 56…伝達禁止回路 58,58’…CPU 58a…レベル判別部 58b…異常診断部 60…ECU 62…CPU 62a…起動制御処理部 62b…診断処理部 64…I/O回路 66…メモリ 70…ウォーニングランプ 100…車両 110…信号線 120…サテライトセンサ 120F…前突用サテライトセンサ 120R,120L…側突用サテライトセンサ 122…Gセンサ 124…I/O回路 130…ECU 132…CPU 134…I/O回路 140…エアバッグ装置 G…測定値 D…診断信号 Dh…一定レベル M…起動信号 P…伝達禁止信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両が衝突した際に該車両に搭載された
    乗員保護装置の起動を制御するための起動制御装置であ
    って、 前記車両に加わる衝撃を測定し、その測定値を示す信号
    を出力する衝撃測定手段を備えて、前記車両内における
    所定の位置に配設されるサテライトセンサ部と、 前記衝撃測定手段による測定結果に基づいて前記乗員保
    護装置の起動を制御する起動制御手段を備えて、前記サ
    テライトセンサ部とは異なる位置に配設される起動制御
    部と、 前記サテライトセンサ部から前記起動制御部へ信号を伝
    達する伝達手段と、 を備えると共に、 前記サテライトセンサ部は、前記測定値または該測定値を基にして得られる演算値が
    所定の基準値を超えていない間、 前記伝達手段を介して
    伝達されるべき信号のうち、前記衝撃測定手段から出力
    される信号または前記演算値がどの閾値を超えたかを示
    信号について、前記伝達手段による伝達を禁止する伝
    達禁止手段をさらに備える乗員保護装置の起動制御装
    置。
  2. 【請求項2】 車両が衝突した際に該車両に搭載された
    乗員保護装置の起動を制御するための起動制御装置であ
    って、 前記車両に加わる衝撃を測定する衝撃測定手段と、該衝
    撃測定手段の異常診断を行なう異常診断手段と、を備え
    て、前記車両内における所定の位置に配設されるサテラ
    イトセンサ部と、 前記衝撃測定手段による測定結果に基づいて前記乗員保
    護装置の起動を制御する起動制御手段と、前記異常診断
    手段による診断結果に基づいて所定の対応処理を行なう
    処理手段と、を備えて、前記サテライトセンサ部とは異
    なる位置に配設される起動制御部と、 前記サテライトセンサ部から前記起動制御部へ信号を伝
    達する伝達手段と、 を備えると共に、 前記サテライトセンサ部は、 前記伝達手段を介して伝達されるべき信号のうち、前記
    異常診断手段による診断結果を示す信号について、所定
    の条件を満たしていない場合に、前記伝達手段による伝
    達を禁止する伝達禁止手段をさらに備える乗員保護装置
    の起動制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項に記載の乗員保護装置の起動制
    御装置において、 前記所定の条件は、前記異常診断手段が前記衝撃測定手
    段に異常があると診断したという条件であることを特徴
    とする乗員保護装置の起動制御装置。
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