JP3206431U - カードホルダ - Google Patents

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勇輝 國井
勇輝 國井
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Abstract

【課題】カードを挿入した状態において、当該カードに極めて簡便に書き込みを行うことができるカードホルダを提供する。【解決手段】カードを収容する収容部10と、孔部22を有すると共に、一端部が収容部10に連結し、該一端部を軸に下方に回動する脚部20と、脚部20より下方の位置で一端部が収容部10に連結し、脚部20が下方に回動した状態において、該一端部を軸に下方に回動して他端部が孔部22に挿通することにより脚部20と係合し、脚部20の下方へのさらなる回動を可能に該脚部20の上方への回動を規制する規制部30と、を備え、脚部20と規制部30とが係合した状態において、収容部10の下端部と脚部20の他端部とが設置面に接して自立し、脚部20が下方へさらに回動して収容部10の背面に接すると共に、規制部30が上方へ回動して脚部20の前面に接することにより平板状をなす。【選択図】図1

Description

本考案は、カレンダー紙葉、写真、絵、切り抜き等のカードを収容するカードホルダに関する。
従来、この種のカードホルダとしては、特許文献1や特許文献2に示されるような、暦等を印刷した複数枚のカレンダー紙葉と表紙などからなるカレンダー本文を収容して保持する卓上カレンダー立や、卓上カレンダーが知られている。
これらのカードホルダは、組み立て式となっており、例えば特許文献1に示される卓上カレンダー立は、カレンダー紙葉が挿入されるケース部材中に脚板が挿入され、これを折曲組立することによりケース部材を傾斜状態に保持するようにしている。また、特許文献2に示される卓上カレンダーは、前面板と後面板とを所定角度に開いて、前底板の延長部先端を後面板に係止し、後底板から延びる支持片を、前底板の切込を介して前方へ突出させ、前面板の後側に沿わせたカードを支持片の先端で支持するようにしている。
実開平4−11672号公報 特開2004−58478号公報
しかしながら、カードホルダにカードを挿入して机等の設置面に載置した後に、そのカードに予定やメッセージ等の書き込みを行いたい場合、上述したような卓上カレンダー立や卓上カレンダー等のカードホルダでは、カードホルダからカードを抜去するか、カードホルダ自身の組み立てを解除して寝かせて書き込みを行う等しなければならず、またその際には再度組み立てる必要があるため、非常に手間がかかるという問題があった。
そこで、本考案は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、カードを挿入した状態において、当該カードに極めて簡便に書き込みを行うことができるカードホルダを提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の一態様は、カードを収容する収容部と、孔部を有すると共に、一端部が前記収容部に連結し、該一端部を軸に下方に回動する脚部と、前記脚部より下方の位置で一端部が前記収容部に連結し、前記脚部が下方に回動した状態において、該一端部を軸に下方に回動して他端部が前記孔部に挿通することにより前記脚部と係合し、前記脚部の下方へのさらなる回動を可能に該脚部の上方への回動を規制する規制部と、を備え、前記脚部と前記規制部とが係合した状態において、前記収容部の下端部と前記脚部の他端部とが設置面に接して自立し、前記脚部が下方へさらに回動して前記収容部の背面に接すると共に、前記規制部が上方へ回動して前記脚部の前面に接することにより平板状をなす。
本考案によれば、カードを挿入した状態において、当該カードに極めて簡便に書き込みを行うことができる。なお、本考案のその他の効果については、以下の考案を実施するための形態の項でも説明する。
不使用状態にある実施の形態1に係るカードホルダを模式的に示す正面図である。 側縁支持部および下端縁支持部が形成された状態にあるカードホルダを示す正面図である。 脚部の組み立て後の自立状態にあるカードホルダを示す斜視図である。 (a)は脚部および規制部を回動させた状態を示し、(b)は脚部と規制部とが係合した状態を示し、(c)は脚部と規制部とが係合し傾斜した状態を示すカードホルダの概略側面図である。 係合状態にある脚部と規制部とを示す背面図である。 (a)はカードホルダを寝かせた状態を示し、(b)は脚部が回動した状態を示し、(c)は脚部と規制部とがさらに回動した状態を示し、(d)はカードホルダが平板状をなした状態を示す概略側面図である。 カードホルダを寝かせた状態を示す概略側面図である。 側縁支持部および下端縁支持部が形成された状態にある実施の形態2に係るカードホルダを模式的に示す正面図である。 脚部の組み立て後の自立状態にあるカードホルダを示す斜視図である。 係合状態にある脚部と規制部とを示す背面図である。
以下に図面を参照しながら、本考案の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<実施の形態1>
先ず、本考案の実施の形態1に係るカードホルダの構成を、図1および図2を用いて説明する。
(構成)
図1に示されるように、カードホルダ1は、主として、カードを収容する収容部10と、収容部10を傾斜状態に保持するために収容部10から起立自在となった脚部20と、脚部20と係合して脚部20の上方への回動を規制するために収容部10から起立自在となった規制部30と、を備えて構成された板状部材である。本実施の形態においては、これら収容部10、脚部20、および規制部30は一体的に形成されている。
このカードホルダ1を成形する際には、例えば収容部10は、一枚の平板から型抜きし、脚部20および規制部30はその収容部10に型抜きや切り込みを入れることにより成形することができる。また、カードホルダ1は、後述する脚部20と規制部30との係合状態においてカードホルダ1を寝かせて押圧したとしても脚部20と規制部30とが定位置に戻る程度の弾性を有するものよりなることが好ましい。このような弾性を有するものとしては、例えばポリエチレンテレフタレートやポリカーボネート、ポリプロピレン、塩化ビニル等の合成樹脂が挙げられ、適度な弾性力と強度とを有するために、厚さは0.3mm〜0.5mm程度が好ましい。
(収容部10)
収容部10は、その前面がカレンダー紙葉等のカードの背面に当接してこれを支持すると共に脚部20および規制部30と連結される矩形の支持本体12を有し、支持本体12の長手方向(以後、左右方向と称する)両端部に第1側端部14aと第2側端部14bとが形成され、支持本体12の短手方向(以後、上下方向と称する)下端部に第1下端部16aと第2下端部16bとが形成されている。この第1〜第2側端部14a,14bと第1〜第2下端部16a,16bとが図1の破線で示される折り目40aに沿って前方に略直角に折り曲げられることにより、図2に示されるような収容したカードの側縁を支持する側縁支持部14およびカードの下端縁を支持する下端縁支持部16が形成される。
なお、収容部10、脚部20、および規制部30は上述したように一体的に形成されているため、脚部20および規制部30が下方に回動することにより、支持本体12には脚部20および規制部30の外形と同形の孔が形成されることとなる。
(脚部20)
脚部20は、収容部10の上下方向略中央に一端部が回動可能に連結され、上方に延在すると共に上方に向かうにつれて左右方向長さが漸次広がる台形状をなしており、図1および図2の破線で示される折り目40b(収容部10と連結した一端部)に沿って後方へ折り曲げることにより、一端部を軸に他端部が下方に回動することができる。脚部20の略中央には左右方向に間隔をあけて連設された2つの孔部22が形成されており、これらの孔部22の互いに対向する上端部に切り込み24が形成されて2つの孔部22が連通している。この切り込み24が形成されることにより、規制部30に当接するための当接片26が2つの孔部20の間、換言すればそれぞれの周縁部に形成されている。
脚部20は、上述したように収容部10と一体的に形成されているため、所定の位置まで下方に回動するよう折り曲げ、その状態で折り目40b近傍を押圧等することにより、当該位置に位置付けることができる。また、上述したように弾性を有しているため、その状態から下方にさらに回動させたとしても、ある程度所定の位置に戻ることができる。
(規制部30)
規制部30は、脚部20の下方に位置しており、左右方向に延在して脚部20の上方への回動を規制するための矩形の規制本体32と規制本体32の左右方向両端部から下方に延在する2つの脚体34とを有して略コの字型をなしている。これら2つの脚体34は、それぞれ一端部が収容部10に連結されており、図1および図2の破線で示される折り目40c(収容部10と連結した一端部)に沿って後方へ折り曲げることにより、2つの脚体34それぞれの一端部を軸に規制部30は下方に回動することができる。
規制部30の上下方向の長さは、脚部20の上下方向の長さより短く形成されており、したがって、脚部20のみを下方に回動させると完全に覆われることとなる。また、規制体30の左右方向長さは、脚部20の孔部22および切り込み24に挿通するために脚部20の2つの孔部22を合わせた左右方向長さより短く形成されている。また、2つの脚体34間の左右方向長さは、脚部20の孔部22および切り込み24に挿通した際に脚体34が対応する孔部22内にそれぞれ位置できるよう、脚部20における当接片26の左右方向長さより長く形成されている。
また、規制部30は、上述したように収容部10と一体的に形成されているため、所定の位置まで下方に回動するよう折り曲げ、その状態で折り目40c近傍を押圧等することにより、当該位置に位置付けることができる。また、上述したように弾性を有しているため、その状態から下方にさらに回動または上方に回動させたとしても、ある程度所定の位置に戻ることができる。
以上のように構成されるカードホルダ1においては、不使用時には脚部20および規制部30が横臥するように非起立状態にあり、その状態でカレンダー紙葉等のカードを収容部10に収めることができるため、全体にコンパクトにまとまっており、その収容、運搬等に好都合となっている。
(組み立て方法)
次に、本考案の実施の形態1に係るカードホルダ1の組み立て方法を説明する。カードホルダ1は、脚部20および規制部30を下方に回動させて起立状態とし、孔部22を介して脚部20と規制部30とを係合させることにより、図3に示されるように、収容部10の下端部と脚部20の他端部とが設置面に接して自立した自立状態とすることができる。
具体的には、先ず、図4(a)に示されるように、脚部20と規制部30とを下方に回動させる。この時、脚部20および規制部30をある程度の角度(例えば脚部20は135°、規制部は45°)で位置付けることにより、脚部20の背面に規制部30が接触する状態となる。次に、脚部20の孔部22および切り込み24に規制部30を挿通することにより、図4(b)に示されるように、側方から見て脚部20を規制部30が貫通して脚部20と規制部30とが十字状に交わり係合させることができる。この状態(以後、係合状態と称する)でカードホルダ1を後方へ傾斜させると、図4(c)に示されるように、収容部10の下端部と脚部20の他端部とが設置面に接して自立することができる。なお、ここでは、脚部20が下方に回動することにより、脚部20の背面が支持本体12の背面に対向し、前面が後方に向く状態となっている。
上述した係合状態をより具体的に説明する。規制本体32を脚部20の背面側から孔部22および切り込み24に挿通し、規制本体32が脚部20の前面側から抜け出ることにより、図5に示されるように、規制本体32が脚部20の後方(前面側)に位置し、規制部30の2つの脚体34のそれぞれが対応する2つの孔部22のそれぞれを個別に貫通した状態となる。このとき、下方に折り曲げられた脚部20が元の位置へ戻ろうと上方へ回動する復元力や、脚部20を後方へ広げる(上方へ回動させる)付勢力が働いたとしても、規制本体32が脚部20の前面側に位置した状態でその下端部が当接片26の前面に当接することにより、脚部20の上方への回動が規制されることとなる。以上のことから、係合状態において脚部20は上方への回動が不能にされている。
したがって、例えばカードホルダ1が自立状態にある時に、カードホルダ1を下方に押圧または自重が加わったとしても、脚部20の後方への広がり(上方への回動)が当接片26の規制本体32下端部への当接により規制されるため、カードホルダ1の自立状態を維持することができる。
また、上述した本実施の形態に係るカードホルダ1によれば、係合状態において脚部20の前面側で規制本体32と当接し、背面側では当接せずに孔部22内に棒状の脚体34が貫通した状態であるため、脚部20はさらなる下方への回動が可能となっている。したがって、係合状態を維持したままカードホルダ1を平板状とすることができる。以下、図面を用いてその作用を具体的に説明する。
図6(a)に示されるように、先ずカードホルダ1を寝かせた状態で設置面方向に付勢すると、図6(b)に示されるように脚部20の他端部が設置面に接触すると共に、脚部20のさらなる下方(図6の寝かせた状態においては上方)への回動がなされる。この時、脚部20の回動により当接片26と規制本体32との当接が解消されて、これらの間に隙間が生じるため、図6(c)に示されるように、規制部30の他端部も設置面により、一端部を軸に上方へ回動する。そしてさらに設置面方向に付勢されることにより、脚部20の背面が支持本体12の背面に当接すると共に規制部30の前面が脚部20の前面に当接し、図6(d)に示されるように、カードホルダ1を平板状とすることができる。
さらに、上述したように脚部20および規制部30は弾性を有しており、ここでは単に他端部が付勢されて回動しているのみであるため、手を放す等、付勢力を解除するのみでその弾性力により元の位置、即ち係合状態の位置に戻ることができる。したがって、カードホルダ1を起こすのみで簡単に元の自立状態とすることができる。
また、係合状態において規制部30のみを上方へ回動させるように収容部方向(上方)に付勢すると、孔部22の上端縁と規制部30の脚体34前面とが当接する。ここでさらに付勢すると、孔部22の上端縁が脚体34の一端部(収容部10との連結部分)に向かってその前面を上るように滑り、これにより脚部20が収容部方向(下方)に向かって回動することができる。したがって、図7に示されるような収容部10の上端部と規制部30の他端部とが設置面に接した状態であっても、収容部10の下端部を設置面方向に押圧することにより、簡単に図6(d)に示されるような平板状とすることができる。
本実施の形態によれば、自立状態にあるカードホルダ1をそのまま寝かせて押さえつけることにより、カードホルダ1を平板状とすることができる。よって、カードに書き込みを行う場合であっても、カードホルダ1を平板状にすればカードを抜去することなくカードが収容部10に挿入された状態で書き込みでき、その作業は極めて簡単である。また、書き込み後は、手を離すのみで元の係合状態に戻ることができるため、簡単にカードホルダ1を自立状態にすることができる。さらに、カードホルダ1が自立状態にある時に、支持本体12に対し下方への負荷が加わったとしても、脚部20と規制部30とが係合し脚部20の上方への回動が不能にされているため、脚部20がこれ以上開くことはなく、適度な強度を有して自立状態を維持することができる。
<実施の形態2>
上述した実施の形態1では、脚部20に2つの孔部22と切り込み24とを形成し、規制部30がコの字型をなしていると説明を行ったが、この形状に限定されるものではなく、脚部20と規制部30とが、脚部20の下方へのさらなる回動を可能に且つ上方への回動を不能に係合できればどのような形状であってもよい。本実施の形態においては、実施の形態1とは異なる形状の脚部と規制部とを有するカードホルダについて、図を参照して説明する。
(構成)
先ず、本実施の形態に係るカードホルダの構成について説明する。図8に示されるように、カードホルダ1’は、実施の形態1のカードホルダ1と比較して、脚部20の代わりに脚部20’、規制部30の代わりに規制部30’がそれぞれ収容部10の支持本体12に形成されている点で異なる。
(脚部20’)
脚部20’は、実施の形態1における脚部20と比較すると、孔部22の代わりに矩形の孔部22’が形成されている。この孔部22’は、その上端両角隅にそれぞれ左右方向に延在する2つの切り込み26’が形成されている。この孔部22’の左右方向両周縁部は、規制部30’の後述する2つの規制突起36とそれぞれ当接する当接片26’となっている。なお、収容部10と連結された一端部の中央には、回動の初動時に規制部30’と接触しないように円弧状の切り込みが形成されており、したがって脚部20’が下方に回動した状態において当該円弧状の部分が支持本体12に残ることとなる。
(規制部30’)
規制部30’は、一端部が収容部10に連結しており、他端部の左右方向両端部に互いに離間する方向へ突出する、脚部20’の上方への回動を規制するための2つの規制突起36が形成され、当該規制突起36から上方に延在すると共に上方に向かうにつれて左右方向長さが漸次狭まる、所謂矢印状をなしている。この規制部30’の最大左右方向長さ、即ち2つの規制突起36の先端間の長さは、規制部30’が脚部20’に形成された孔部22’および切り込み24’に挿通するために、孔部22’および2つの切り込み24’を合わせた左右方向長さより短くされている。同様に、規制突起36を含まない規制部30’の左右方向長さは、孔部22’の左右方向長さより短くされている。
(組み立て方法)
本考案の実施の形態2に係るカードホルダ1’は、カードホルダ1と同様に脚部20’と規制部30’とを係合させることにより自立状態とすることができる。即ち、脚部20’および規制部30’を下方に回動させて孔部22’と規制部30’とを係合させることにより係合状態とすることができ、図9に示されるように、収容部10の下端部と脚部20’の他端部とが設置面に接して自立することができる。
本実施の形態におけるカードホルダ1’の係合状態を具体的に説明する。規制突起36と共に規制部30’の他端部を脚部20’の背面側から孔部22’および切り込み24’に挿通し、2つの規制突起36それぞれが脚部20’の前面側から抜け出ることにより、図10に示されるように、規制部30’の他端部および規制突起36が脚部20’の後方(前面側)に位置し、規制部30’が孔部22’を貫通した状態となる。このとき、下方に折り曲げられた脚部20’が元の位置へ戻ろうと上方へ回動する復元力や、脚部20’を後方へ広げる(上方へ回動させる)付勢力が働いたとしても、2つの規制突起36脚部20’の前面側に位置した状態で、それぞれの下端部が対応する当接片26’の前面に当接することにより、脚部20’の上方への回動が規制されることとなる。以上のことから、係合状態において脚部20’は上方への回動が不能にされている。一方、規制部30’は規制突起36より下方が棒状をなしているため、脚部20’はさらなる下方への回動が可能となっている。
また、上述した係合状態となる本実施の形態に係るカードホルダ1’によれば、カードホルダ1と同様に、脚部20’と規制部30’とが交差するように係合し、脚部20’の前面側で規制部30’と当接するため、係合状態を維持したまま平板状とすることができる。したがって、カードホルダ1’はカードホルダ1と同様の作用効果を奏することができる。
なお、実施の形態1および2においては、切り込み26,26’を孔部22,22’の上端に形成したが、これに限定されるものではなく、下端部または中央等に形成するようにしてもよい。また、実施の形態1および2においては、収容部10、脚部20,20‘、および規制部30,30’が一体的に形成されていると説明したが、それぞれ別体として形成するようにしてもよい。また、実施の形態2においては、規制突起36を2つ設けているがこれに限定されるものではなく、少なくとも1つ形成されていればよい。
本考案は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、実用新案登録請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本考案の範囲内のものである。
1,1’ カードホルダ
10 収容部
20 脚部
22,22’ 孔部(孔)
24,24’ 切り込み
26,26’ 当接片(孔部の周縁部)
30 規制部
32 規制本体
34 脚体
36 規制突起。

Claims (5)

  1. カードを収容する収容部と、
    孔部を有すると共に、一端部が前記収容部に連結し、該一端部を軸に下方に回動する脚部と、
    前記脚部より下方の位置で一端部が前記収容部に連結し、前記脚部が下方に回動した状態において、該一端部を軸に下方に回動して他端部が前記孔部に挿通することにより前記脚部と係合し、前記脚部の下方へのさらなる回動を可能に該脚部の上方への回動を規制する規制部と、
    を備え、
    前記脚部と前記規制部とが係合した状態において、前記収容部の下端部と前記脚部の他端部とが設置面に接して自立し、前記脚部が下方へさらに回動して前記収容部の背面に接すると共に、前記規制部が上方へ回動して前記脚部の前面に接することにより平板状をなすことを特徴とするカードホルダ。
  2. 前記脚部には、前記孔部に達する切れ込みが形成されており、
    前記規制部は、前記脚部の背面側から前記孔部および前記切れ込みに挿通し、前記孔部の周縁部の前面に当接することにより前記脚部と係合し、前記脚部の上方への回動を規制する
    ことを特徴とする請求項1記載のカードホルダ。
  3. 前記規制部は、矩形の規制本体と該規制本体の両端部から下方に延在する2つの脚体とを有するコの字型をなしており、
    前記孔部は離間された2つの孔からなり、
    前記切り込みが該2つの孔を連通するように形成されることにより、該2つの孔間に前記規制本体と当接するための当接片が形成され、
    前記規制本体が前記脚部の背面側から前記2つの孔および前記切り込みに挿通されることにより、前記2つの脚体のそれぞれが前記2つの孔のそれぞれに個別に貫通し、前記規制本体が前記脚部の前面側に位置した状態で前記当接片の前面に当接することにより、前記脚部の上方への回動が規制される
    ことを特徴とする請求項2記載のカードホルダ。
  4. 前記規制部は、左右方向両端部の少なくとも何れか一端部に、他端部と離間する方向に突出した規制突起を有し、
    前記切り込みは、前記孔部より左右方向に長く形成されており、
    前記規制部が前記規制突起と共に前記脚部の背面側から前記孔部および前記切り込みに挿通され、前記規制突起が前記脚部の前面側に位置した状態で前記孔部の周縁部の前面に当接することにより、前記脚部の上方への回動が規制される
    ことを特徴とする請求項2記載のカードホルダ。
  5. 前記脚部および前記規制部は、下方に回動して所定の位置に位置付けられた状態で係合し、前記脚部の下方へのさらなる回動および前記規制部の上方への回動がなされた場合に、それぞれの前記所定の位置に戻るよう弾性を有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のカードホルダ。
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