JP3205771U - 草削り具 - Google Patents

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隆夫 田中
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Abstract

【課題】地表の雑草を削り取る草削り具において、異なる種類の刃板を迅速に使い分けることができるようにする。【解決手段】一定間隔を隔てて左右に位置する側板1の基端部2をハンドル3の先端部に装着する。側板1はその前後方向の中間位置において先方部分を上方に折曲形成し、先端に第一刃板4を、折曲位置に第二刃板5をそれぞれ左右の側板間に配置する。ハンドル3に対して側板1が上下方向に回動可能とし、適宜回動位置において側板1をハンドル3にロックできるようにする。側板1を回動させ、適宜回動位置に固定することによって、ハンドル3を持って第一刃板4と第二刃板5を使い分ける。【選択図】 図1

Description

この考案は、平刃もしくはギザ刃などの刃板で、地表の雑草を削り取る草削り具の構造に関する考案である。
除草具の一手段として、一定間隔を隔てて左右に配置する側板の先端部に、幅方向に平刃もしくはギザ刃といった刃板を固定し、側板の基端部に固定したハンドルをもって、地表に生えている草を削り取る草削り具が知られている。
特許文献1には、一枚の鋼板を折曲することによって、側面板と正面刃板を形成する草削り具の発明が記載されている。
特許文献2には、把手部の先方に二股状の刃体装着部を設け、刃体装着部の先端の幅方向に矩形の刃体を装着する思想が開示されている。そして、刃体の両端を刃体装着部に軸支し、かつ回り止め部を形成して刃体を反転可能とするとともに、刃体の上縁と下縁に切断刃とレーキ歯を形成し、刃体を反転させることによって二種類の刃を使い分けることができる除草具の思想が開示されている。
特許文献3には、長寸法の木製柄の先端に、二股状の削り刃基部を固定し、この削り刃基部にU字状の草削り刃を、水平方向の軸によって脱着可能に装着し、かつ、削り刃基部と草削り刃は角度を変更して取り付けを可能とし、草削り刃が摩耗した場合に変更可能とし、使用者の体格に応じて草刈り刃の角度を変更することができるようにする思想が開示されている。
特許第4646820号公報 実用新案登録第3195219号公報 特開平9−121601号公報
特許文献1に開示される草削り具は、側面板と一体に形成される正面刃板によってのみ草削り作業を行うことができるものであって、異なる種類の刃を使い分けることはできない。
特許文献2に記載された除草具では、矩形刃体を反転させる事によって、切断刃とレーキ歯を使い分けることができるが、一つの刃から別の刃に変更するには、刃体を反転させて固定しなければならないため、使用する刃体の変更を迅速に行い、草削り作業を能率的に進めることができない欠点があった。
特許文献3に記載された考案は、二股状の削り刃基部に対して草削り刃を着脱可能に構成するため、作業に即した草削り刃の角度に変更することができるとともに、草削り刃を反転させることによって草削り刃の摩耗に対応することができる。しかしながら、作業中に作業に応じて複数種類の刃を使い分けることはできないものであった。
上記、従来技術の欠点に鑑み、本考案は一つの草削り具に二つの刃板を具備し、作業中に必要に応じて容易に使用する刃板の変更を行うことができる草削り具を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する請求項1記載の考案は、一定間隔を隔てて左右に位置する側板1、1の基端部2をハンドル3の先端部に装着するとともに、前記側板1、1はその前後方向の中間位置において先方部分を上方に折曲形成し、先端に第一刃板4を、折曲位置に第二刃板5をそれぞれ左右の側板1、1間に配置したことを特徴とする草削り具である。
請求項2記載の考案は、第一刃板4及び第二刃板5を固定した側板1、1の基端部を、水平方向の支持軸によってハンドル3に軸支して、ハンドル3に対して側板1、1が上下方向に回動可能とし、適宜回動位置において側板1、1をハンドル3にロックできる、ロック手段を設けたことである。
請求項3記載の考案は、側板1、1の先端に配置する第一刃板4を平刃、側板1、1の折曲位置に配置する第二刃板5を山形が連続するギザ刃とし、第一刃板4の先方に底面を簀の子14としたバスケット6を装着し、第一刃板4で削り取った草が土と一緒に第一刃板4の上からバスケット6上に排出されるようにしたことである。
請求項1記載の考案によれば、側板を下方に回動させ、側板1、1の先端にある第一刃板4が接地し、側板1、1の折曲位置にある第二刃板5が地面から浮き上がった状態でハンドル3を持って草削り作業を行うと、第一刃板4による草削り作業を行うことができる。
ハンドル3の前方にある側板を上方に回動させ、側板1、1の先端にある第一刃板4が地面から浮き上がり、側板1、1の折曲位置にある第二刃板5が接地する状態で、ハンドル3を持って草削り作業を行うと、第二刃板5による草削り作業を行うことができる。このとき、第一刃板4は地面から浮き上がった状態になる。また、第一刃板4と第二刃板5がともに接地している状態では、第二刃板5と第一刃板の両方によって草削り作業を行うことができる。
このように、請求項1記載の考案によれば、側板1、1の接地角度を変えてハンドル3を持つことによって、接地する刃板を第一刃板4と第二刃板5に使い分けることができる。すなわち、異なる種類の刃板を適宜使い分けることができる。
請求項2記載の考案によれば、第一刃板4を接地させるのに好適なハンドル3と側板1の角度、及び第二刃板5を接地させるのに好適なハンドル3と側板1の角度に適宜変更し、変更状態に固定することができるため、草削り作業を能率的に行うことができる。また、側板1とハンドル3の角度変更は、側板1とハンドル3を回動させ、適宜回動位置においてロック手段によってロックすることによって極めて容易に、かつ迅速に行うことができる。
請求項3記載の考案によれば、平刃である第一刃板4で一緒に掬い取った草と土を、バスケット6に誘導し、簀の子14によって土と草とに分離させることができる。また、ギザ刃である第二刃板5によって土を掘り起こし、草と土を分離し易い状態にして除草作業を行うことができる機能があり、両者を適宜使い分けることができる。すなわち、作業時の土の状態などに応じて、平刃とギザ刃を使い分けることができる。その他、平刃である第一刃板4とギザ刃である第二刃板5を同時に接地させ、第二刃板によって土を掘り起こしながら第一刃板によって土と草をバスケット6に投入するような使用状態とすることもできる。
図1は、本考案に係る草削り具の実施形態を示す斜視図、 図2は、草削り具全体の正面図 図3は、ハンドル部分を縦断して示す部分拡大図、 図4は、バスケットを装着した草削り具全体の斜視図、 図5は、バスケットを装着した草刈り具全体の正面図、 図6は、図5に示す草削り具において、ハンドルを回動させて第一刃板を使用する状態とした正面図、 図7は、図5に示す草削り具において、ハンドルを回動させて第二刃板を使用する状態とした正面図である。
以下、本考案に係る草削り具の好ましい実施形態を、添付の図面に基づいて説明する。
図1に示すように左右の側板1、1の基端部2を中心方向に折曲して重ね合わせ、側板1、1全体を略U字状(二股状)に形成している。側板1の基端部2は、側板1をハンドル3に装着するための支持板として機能する。
側板1、1は前後方向の中間位置において先方部分を上方に折曲して、先端に第一刃板4を、折曲位置に第二刃板5をそれぞれ左右の側板間に、例えばビス7によって一体的に固定している。図示実施形態においては、側板1、1の折曲角度を略40度とし、第一刃板4を側板1の前半部の延長方向に対して略60度の立ち上がり角度、第二刃板5は側板1の後半部の延長方向に対して略60度の立ち上がり角度に固定している。草削り作業において、刃板の立ち上がり角度は、60度以外の角度に設定するものであってもよい。
第一刃板4及び第二刃板5は草削りとして好ましい、任意の形状、構造の刃板を採用することができる。図示実施形態においては、第一刃板4として平板状の平刃、第二刃板5としてやや大きな鋸歯状であるギザ刃としている。
第一刃板4及び第二刃板5を固定した側板1は、基端部2を支持軸8によってハンドル3に軸支してハンドル3に対して上下方向に回動可能とし、適宜回動位置において側板1をハンドル3にロックできるようにしている。具体的には、支持軸8を中心とする円弧状に形成した基端部2において、一定角度ごとに複数の切り込み9、9を形成するとともに、ハンドル3に前記切り込み9、9に係合する爪10を配置する。
爪10は、図3から理解されるように、ハンドル3の上辺部分に水平方向のピン11で軸支し、バネ12によって前記切り込み9に向けて付勢されるもので、爪に固定された指掛け部13を操作することによって爪10を切り込み9に対して係脱することができるようにしている。
図4、図5に示す実施形態では、第一刃板4の先方に底面を簀の子14としたバスケット6を装着し、第一刃板4で削り取った草が、土と一緒に第一刃板4の上からバスケット6の簀の子14上に排出されるようにしている。
この実施形態では、第一刃板4で削られた土と草の混合物がバスケットの簀の子14上に排出されると、簀の子14によって篩われて土が下に落ち、草のみが簀の子14上に残る。したがって、除草した草の廃棄が容易になる。
バスケット6は、三方の側壁15と底面の簀の子14で構成され、側壁を省略した解放部分の上に第一刃板4の上端が覆い被さり、側板に固定されるようにしている。これにより、削り取った草や土が確実にバスケット上に排出される。
具体的には、図5、図6から理解することができるように、バスケット6の解放部分にいどむ側壁15の先端を、草削り具の側板1にネジ16で着脱自在とし、簀の子14を第一刃板4の前面に当接させる。
図1、図2はバスケット6を取り付けていない状態である。図4ないし図7はバスケット6を取り付けた状態である。
本考案の草削り具は、バスケット6を取り付けていない状態、バスケット6を取り付けた状態のいずれの状態で使用してもよい。以下便宜上、バスケットを取り付けた図に基づいて使用方法を説明する。
図5は、ハンドル3を握ったときに第一刃板4と、第二刃板5の両方を接地させるのに適した角度となるように側板1を固定した状態である。この状態で地表面を削ると、例えば第二刃板5であるギザ刃で土を起こしたところを、平刃である一刃板4で土と草を掬い上げる。掬い上げた土と草は、バスケット6内に導入され、簀の子14によって篩われ、簀の子上に草のみが残る。
図6に示す状態は、ハンドル3に対して側板1を押し下げる方向に回動させ、ハンドル3を握ったときに、側板1の先端に配置された第一刃板4のみが接地する状態を示している。この使用形態は、例えば地面が比較的柔らかい場合に平刃で全体に掬い取るような使用形態に適する。
図5に示す状態から図6に示す状態に変更するには、図3に示すように爪10の指掛け部13を押圧して、バネ12の弾発力に抗して爪10を押し上げ、爪10と切り込み9の係合を解き、側板1を下方に回動させて図6の角度となったときに指掛け部13の押圧を離し、爪10を当該位置の切り込み9に係合させ、バネ12の弾発力によって係合状態を維持させることによって完了する。
図7は、図6の場合とは逆に、側板1基端部の切り込み9と爪10の係合を外した状態で側板1を上方に回動させ、係止させた状態である。
図7に示す状態では、ハンドル3を持って側板の中間位置に配置されている第二刃板5のみを接地させて地表面の草を削るように使用する。第二刃板をギザ刃とする場合、例えば地面が比較的硬い場合や雑草が密生している場合に掘り起こすように使用するのに便利である。
図7に示す使用形態では、草や土がバスケットの中に投入されることがない。したがって、図7の使用形態ではバスケット6を取り除いて使用するのが好ましい。しかしながら、図示実施形態ではバスケットが上方に持ち上げられた状態で固定されているため、バスケットを付けた状態で使用しても支障がない。
すなわち、バスケット6は側板1の先端部分に、片持ち式に支持されるように取り付けてある。このバスケット6は、ネジ16によって取り外し自在としておくのが好ましい。
本考案において、第一刃板4と第二刃板5は任意の組み合わせを選択することができる。刃板として、平刃、ギザ刃のほか、例えば多数の爪を突出させたレーキ刃とすることもできる。
1…側板、 2…基端部、 3…ハンドル、 4…第一刃板、 5…第二刃板、 6…バスケット、 7…ビス、 8…支持軸、 9…切り込み、 10…爪、 11…ピン、 12…ばね、 13…指掛け部、 14…簀の子、 15…側壁、 16…ネジ。

Claims (3)

  1. 一定間隔を隔てて左右に位置する側板の基端部をハンドルの先端部に装着するとともに、前記側板はその前後方向の中間位置において先方部分を上方に折曲形成し、先端に第一刃板を、折曲位置に第二刃板をそれぞれ左右の側板間に配置したことを特徴とする草削り具。
  2. 第一刃板及び第二刃板を固定した側板は、基端部を水平方向の支持軸によってハンドルに軸支して、ハンドルに対して側板が上下方向に回動可能とし、適宜回動位置において側板をハンドルにロックできる、ロック手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の草削り具。
  3. 側板の先端に配置する第一刃板を平刃、側板の折曲位置に配置する第二刃板を山形が連続するギザ刃とし、第一刃板の先方に底面を簀の子としたバスケットを装着し、第一刃板で削り取った草が土と一緒に第一刃板の上からバスケット上に排出されることを特徴とする請求項1または2記載の草削り具。
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