JP3205744U - 透湿防水靴下 - Google Patents

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崇棠 張
崇棠 張
合濱 林
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Abstract

【課題】透湿防水性を有しながらも、着脱時の利便性にも配慮が施された透湿防水靴下を提供する。【解決手段】伸縮性を有する繊維生地で袋状に構成された靴下本体1と、透湿性及び防水性を有すると共に靴下本体1の外表面12に設けられている透湿防水膜2とを備える。靴下本体1の外表面12は、透湿防水膜2に覆われている被覆部121と、透湿防水膜2に覆われていない非被覆部122とを有し、非被覆部122は靴下本体1の踝部から履き口100までの少なくとも一部に設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は靴下に関し、特には透湿防水靴下に関する。
一般に靴下は、繊維を編み込んだ編地により構成されている。このため例えば雨水が靴の内部に入ると靴下に染み込んでしまい、着用快適性が大幅に損なわれる。そこで、防水性及び透湿性(通気性)を有する材料で構成した透湿防水靴下が市販されている。
しかしながら、一般に靴下に防水性を備えさせるために用いられる部材は、例えば樹脂膜等の伸縮性に欠けるものであり、このような防水靴下は、これを履く際に又は脱ぐ際に例えば履き口が伸びないので、着脱の利便性が大きく劣る。
そこで、本考案は、透湿防水性を有しながらも、着脱時の優れた利便性を有する透湿防水靴下の提供を目的とする。
上記目的を達成するための手段として、本考案は、以下の手段を提供する。即ち、伸縮性を有する繊維生地で袋状に構成された靴下本体と、透湿性及び防水性を有すると共に前記靴下本体の外表面に設けられている透湿防水膜とを備える透湿防水靴下であって、前記靴下本体の前記外表面は、前記透湿防水膜に覆われている被覆部と、前記透湿防水膜に覆われていない非被覆部とを有し、前記非被覆部は前記靴下本体の踝部から履き口までの少なくとも一部に設けられていることを特徴とする透湿防水靴下を提供する。
上記手段によれば、透湿防水膜に覆われていない非被覆部が靴下本体の踝部から履き口までの少なくとも一部に設けられているので、靴下本体が非被覆部において伸縮可能となる。よって、透湿防水性を有しながらも、着脱時の高い利便性が確保される。
本考案に係る透湿防水靴下の第1の実施形態を示す斜視図である。 上記第1の実施形態を示す断面図である。 上記第1の実施形態の他の例を示す斜視図である。 上記第1の実施形態の他の例を示す斜視図である。 本考案に係る透湿防水靴下の第2の実施形態を示す斜視図である。 上記第2の実施形態を示す断面図である。 本考案に係る透湿防水靴下の第3の実施形態を示す断面図である。 上記第3の実施形態の他の例を示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本考案に係る透湿防水靴下の具体的な実施形態を説明する。
図1及び図2には、本考案に係る透湿防水靴下の第1の実施形態が示されている。当該透湿防水靴下は、伸縮性及び吸水性を有する繊維生地、例えば編地や不織布で袋状に構成された靴下本体1と、透湿性及び防水性を有すると共に靴下本体1の外表面12に設けられている透湿防水膜2とを備える。なお、図1では、当該透湿防水靴下が靴型4に嵌められた状態で示されている。
靴下本体1は、外表面12の反対面である内表面11により着用者の足を入れる装着空間10が画成されており、装着空間10の開口が履き口100(口ゴム部)として形成されている。
靴下本体1の外表面12は、透湿防水膜2に覆われている被覆部121と、透湿防水膜2に覆われていない非被覆部122とを有する。非被覆部122は、靴下本体1の踝部(フット部とレッグ部の間の部位)から履き口100までの少なくとも一部に設けられる。本実施形態では、図示のように、非被覆部122が履き口100に設けられており、外表面12における非被覆部122以外の部位は全て透湿防水膜2に覆われた被覆部121となっている。
靴下本体1の外表面12において踝部から履き口100までの少なくとも一部に、透湿防水膜2に覆われず繊維生地そのままである非被覆部122が設けられることにより、非被覆部122の面積分、靴下本体1の伸縮性が維持され、当該透湿防水靴下の着脱時の利便性が確保される。具体的には本実施形態のように、非被覆部122が履き口100を含んでいれば、着脱の際に履き口100が伸びて広がるので、着用者の足に対して極めて着脱し易い。
透湿防水膜2を構成する材料としてはポリウレタン(PU)を用いることができるが、これに限らず、例えば熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリエチレン(PE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、アクリル(PMMA)を用いることもできる。本考案における透湿防水膜2としては、JIS L1092B法により測定した耐水圧が2000mm以上であって、JIS L1099B1法により測定した透湿性が2000g/m2/24hr以上のものを用いるのが好ましい。
なお、図1は、透湿防水膜2が透明であって、その外表面が光沢面であり、靴下本体1の外表面12の色彩及び模様がそのまま当該透湿防水靴下のおおよその外観を形成している例を示している。また、図3は、透湿防水膜2が透明であって、その外表面がつや消し面である例を示している。更に図4は、透湿防水膜2が着色されていて、その色彩及び模様がそのまま当該透湿防水靴下のおおよその外観を形成している例を示している。
また、透湿防水膜2は着色料の他に、例えば紫外線吸収剤、抗菌剤等の機能性添加剤を含んでもよい。
図5及び図6は、本考案に係る透湿防水靴下の第2の実施形態を示しており、本実施形態では上述の第1の実施形態に加えて、靴下本体1の足裏部において、靴下本体1と透湿防水膜2の間に、靴下本体1の外表面12から起伏するように突出する複数の突出体3(図5を参照。)が設けられている。また、透湿防水膜2は、靴下本体1の外表面12の他にこれら突出体3も覆って突出体3の起伏に対応して起伏している起伏部21を有する。これら起伏部21により、本実施形態では足裏の滑り止め効果が得られる。
なお、図示では起伏部21(突出体3)はドット状に起伏しているが、これに限らず、滑り止め効果が得られるように起伏する部分が透湿防水膜2に形成されれば他の形状でもかまわない。
図7及び図8は、本考案に係る透湿防水靴下の第3の実施形態を示しており、上述の第1の実施形態との差異は、第1の実施形態が図1〜図4に示すように丈が足首までのいわゆるアンクレットソックスであるのに対して、第3の実施形態では図7及び図8に示すように、丈がふくらはぎにかかる程度の比較的長いものとして構成されている。このうち図7では、踝部から上端部の履き口100までのレッグ部全体に非被覆部122が設けられている例を、また図8では、上端部の履き口100にのみ非被覆部122が設けられている例をそれぞれ示している。
次に、本考案に係る透湿防水靴下を製造する方法の一例を説明する。
先ず、繊維生地で袋状に構成した靴下本体1を足型に被せてから、靴下本体1を樹脂浸漬槽に入れて、履き口100付近を残してそれ以外の外表面12を樹脂に浸漬する。続いて靴下本体1を浸漬槽から引き上げた後、靴下本体1が被せられている足型を、外表面12に付着した余分な樹脂が振り払われるように回転させて靴下本体1に付着した樹脂の厚みを均一にする。次に、靴下本体1を足型ごとオーブンに入れて加熱して靴下本体1に付着した樹脂を乾燥させる。これにより、樹脂からなる透湿防水膜2が設けられた被覆部121と、樹脂が付着していない非被覆部122とが外表面12に設けられた透湿防水靴下が得られる。
上述のように樹脂に浸漬する際に、靴下本体1は足型に被せられて伸張した状態、即ち着用時と同様の状態となっているので、本考案に係る透湿防水靴下は、着用の際に透湿防水膜2が靴下本体1と共に伸展して厚みが均一となった平坦状態になるので、着用がし易い上に、良好な透湿性を保持することができる。一方、靴下本体1が伸張していない状態で樹脂に浸漬すると、これにより製造された透湿防水靴下を着用する際には透湿防水膜2がほとんど伸展せず、着用性が悪い上に、無理に伸張されると厚さが薄くなり、防水効果が発揮できず、ひいては断裂してしまう。
以上のように本考案に係る透湿防水靴下によれば、靴下本体1が吸水性を有することで着用者の汗(蒸気)を吸収できると共に、吸収された汗を、透湿性を有する透湿防水膜2を介して外部に発散させることができる。また、雨水等の外部からの水に対しては、防水性を有する透湿防水膜2により靴下内部への浸入が防がれる。加えて、透湿防水膜2に覆われていない非被覆部122が靴下本体1の踝部から履き口100までの少なくとも一部に設けられているので、靴下本体1が非被覆部122において伸縮可能となり、着脱時の高い利便性も確保される。
また、非被覆部122が履き口100を含むように設計すれば、当該透湿防水靴下の製造に当たって、靴下本体1を樹脂に浸漬する際に、履き口100付近を浸す必要がないため、履き口100の内部に樹脂が入り込んでしまうことがなく、製造の利便性にも寄与する。
以上、本考案の好ましい実施形態を説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本考案に係る透湿防水靴下は、例えばトレッキング用及びフィッシング用等をはじめとするアウトドアスポーツ用靴下として利用できる。
1 靴下本体
10 装着空間
100 履き口
11 内表面
12 外表面
121 被覆部
122 非被覆部
2 透湿防水膜
21 起伏部
3 突出体

Claims (6)

  1. 伸縮性を有する繊維生地で袋状に構成された靴下本体と、透湿性及び防水性を有すると共に前記靴下本体の外表面に設けられている透湿防水膜とを備える透湿防水靴下であって、
    前記靴下本体の前記外表面は、前記透湿防水膜に覆われている被覆部と、前記透湿防水膜に覆われていない非被覆部とを有し、前記非被覆部は前記靴下本体の踝部から履き口までの少なくとも一部に設けられていることを特徴とする透湿防水靴下。
  2. 前記非被覆部が前記靴下本体の履き口を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の透湿防水靴下。
  3. 前記靴下本体の足裏部において、前記靴下本体と前記透湿防水膜の間には前記靴下本体の前記外表面から起伏するように突出する突出体が設けられ、
    前記透湿防水膜は、前記靴下本体の前記外表面の他に前記突出体も覆って、前記突出体の起伏に対応して起伏している起伏部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の透湿防水靴下。
  4. 前記透湿防水膜が着色されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の透湿防水靴下。
  5. 前記透湿防水膜の外表面が光沢面であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の透湿防水靴下。
  6. 前記透湿防水膜の外表面がつや消し面であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の透湿防水靴下。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018068680A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 株式会社フットテクノ 靴の内装体、それを備える靴、および、靴の内装体の製造方法
CN111838780A (zh) * 2020-08-24 2020-10-30 王正勤 侧排湿自动除臭恒温健康袜

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