JP3205663U - Wi−Fi街路灯 - Google Patents

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孝敏 河合
正人 泉
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Abstract

【課題】災害時に必要となる災害関連情報を携帯通信端末で入手可能とするWi−Fi街路灯を提供する。【解決手段】照明用二次電池13を有する無停電方式の街路灯に、支柱2に取り付けられて、利用者の携帯通信端末とWi−Fi通信を介して無線接続する無線基地局21と、無線基地局21に接続された携帯通信端末を、光回線Lを介して通信ネットワークと中継接続する通信制御装置24と、商用電源ACにより充電される通信用二次電池25と、通信制御装置24および無線基地局21に対して動作用電源を供給する際、商用電源ACの供給有無に応じて、商用電源ACから生成した通信用一次電源または通信用二次電池25からの通信用二次電源のいずれか一方を切り替えて供給する通信用電源装置26とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、街路灯などの支柱に取り付けられた無線基地局により、Wi−Fi通信を介して接続した携帯通信端末を通信ネットワークに中継接続するWi−Fi接続技術に関する。
従来、支柱に取り付けられた照明用ランプを有する街路灯として、商用電源により充電される照明用二次電池を支柱内部に設け、照明用電源装置から照明用ランプに対して点灯用電源を供給する際、商用電源の供給有無に応じて、商用電源からの照明用一次電源または照明用二次電池からの二次電源のいずれか一方を切り替えて供給するものが提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
特開2014−158383号公報
このような照明用二次電池を有する無停電方式の街路灯によれば、地震などの災害が発生して商用電源が停電となった場合でも、照明用二次電池の容量に応じた相当期間にわたり周囲を照明することができ、不安な夜を過ごす帰宅困難者や避難者などの被災者を支援することが可能となる。
一方、災害発生時、避難者に必要とされるものは灯りだけではなく、災害関連情報の入手も重要となる。例えば、災害の発生場所や被災状況、避難所や避難ルート、家族や友人の安否情報など、災害時に必要となる災害関連情報は、種類も多く刻々と変化する。
このような災害関連情報は、被災者が携帯するスマートホンや携帯電話などの携帯通信端末で入手することができる。しかしながら、多数の携帯通信端末が携帯通信網を介してインターネットに対して一斉にアクセスした場合、携帯通信網上で通信が集中して通信障害が発生するため、被災者にとって極めて重要となる災害関連情報を入手できないという問題点があった。
本考案はこのような課題を解決するためのものであり、災害時に必要となる災害関連情報を携帯通信端末で入手できるWi−Fi接続技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本考案にかかるWi−Fi街路灯は、支柱に取り付けられた照明用ランプと、商用電源により充電される照明用二次電池と、前記照明用ランプに対して点灯用電源を供給する際、前記商用電源の供給有無に応じて、前記商用電源から生成した照明用一次電源または前記照明用二次電池からの照明用二次電源のいずれか一方を切り替えて供給する照明用電源装置と、前記支柱に取り付けられて、利用者の携帯通信端末とWi−Fi通信を介して無線接続する無線基地局と、前記無線基地局に接続された前記携帯通信端末を、光回線を介して通信ネットワークと中継接続する通信制御装置と、前記商用電源により充電される通信用二次電池と、前記通信制御装置および前記無線基地局に対して動作用電源を供給する際、前記商用電源の供給有無に応じて、前記商用電源から生成した通信用一次電源または前記通信用二次電池からの通信用二次電源のいずれか一方を切り替えて供給する通信用電源装置とを備えている。
また、本考案にかかる上記Wi−Fi街路灯の一構成例は、前記支柱の中程に取り付けられた、防水・防塵機能を有する制御盤をさらに備え、前記制御盤は、前記通信制御装置、前記通信用二次電池、および前記通信用電源装置を内部に収容するようにしたものである。
また、本考案にかかる上記Wi−Fi街路灯の一構成例は、前記制御盤の外面に取り付けられて、管理サーバから配信されて前記通信ネットワークおよび前記通信制御装置を介して受信したコンテンツを画面表示するデジタルサイネージをさらに備えている。
また、本考案にかかる上記Wi−Fi街路灯の一構成例は、前記支柱に取り付けられて、前記動作用電源で動作することにより、周囲の状況を撮影して得られたモニタ映像を、前記通信ネットワークを介して閲覧端末へ配信するモニタカメラをさらに備え、前記モニタカメラは、前記通信ネットワークに接続されたサーバであって、かつ、前記閲覧端末から通知された閲覧認証情報に基づく認証結果に応じて前記閲覧端末に対する接続情報の配信を制限する配信制御サーバに対して、予め前記モニタ映像の閲覧に要する前記接続情報を通知するようにしたものである。
また、本考案にかかる上記Wi−Fi街路灯の一構成例は、前記通信制御装置が、前記無線基地局とデータ通信を行うHUBを有し、前記通信用電源装置からの前記動作用電源を、前記HUBから前記無線基地局に供給するようにしたものである。
また、本考案にかかる上記Wi−Fi街路灯の一構成例は、前記無線基地局が、前記携帯通信端末からのアクセスに応じて前記携帯通信端末と無線接続する際、通常時には前記携帯通信端末からの接続認証情報に基づく認証結果に応じて前記無線接続を制限し、災害発生時などの非常時には前記制限を行うことなく前記携帯通信端末と無線接続するようにしたものである。
また、本考案にかかる上記Wi−Fi街路灯の一構成例は、前記商用電源の供給停止時、前記通信用二次電源から生成した端末用電源を、充電用コネクタに接続された前記携帯通信端末へ電源供給する電源供給回路をさらに備えている。
また、本考案にかかる上記Wi−Fi街路灯の一構成例は、前記支柱内に配線されているAC内部配線に、前記商用電源のAC電源ケーブルまたは前記商用電源を出力するAC電源装置のいずれか一方を接続するためのACコネクタをさらに備えている。
本考案によれば、地震などの災害が発生して商用電源が停電となった場合でも、通信用二次電池の容量に応じた相当期間にわたり、周囲に存在する被災者に対して、インターネットなどの通信ネットワークNWに対するWi−Fi接続サービスを提供することができる。
この際、多数の携帯通信端末が携帯通信網を介してインターネットに対して一斉にアクセスした場合、携帯通信網上で通信が集中して通信障害が発生するが、本考案によれば、携帯通信網を経由せず、携帯通信端末をインターネットに中継接続することができる。したがって、被災者は、携帯通信網上で発生した通信障害の影響を受けることなく、災害の発生場所や被災状況、避難所や避難ルート、家族や友人の安否情報など、災害時に必要となる災害関連情報を、容易に入手することが可能となる。これにより、多くの被災者による迅速かつ適切な避難や安全確保に大きく貢献することが可能となる。
また、Wi−Fi通信は、元々、通信エリアが限定されているため、遠くに位置する携帯通信端末30を無線接続することはできないが、本考案にかかるWi−Fi街路灯が、照明用二次電池を有する無停電方式の街路灯であることから、災害発生時には多くの被災者が集まりやすい。このため、限られた通信エリアであっても、多くの被災者に対してWi−Fi接続サービスを提供することが可能となる。
Wi−Fi街路灯を示す外観図である。 Wi−Fi街路灯の回路構成を示すブロック図である。 通信制御装置の回路構成を示すブロック図である。
次に、本考案の一実施の形態について図面を参照して説明する。
[Wi−Fi街路灯]
まず、図1および図2を参照して、本実施の形態にかかるWi−Fi街路灯1について説明する。図1は、Wi−Fi街路灯を示す外観図である。図2は、Wi−Fi街路灯の回路構成を示すブロック図である。
本考案にかかるWi−Fi街路灯1は、一般的な街路灯と同様に、歩道や公園などのスペースに立設された支柱2に取り付けられて、商用電源ACを用いて周囲を照明する街路灯である。本考案は、商用電源ACが停電となった場合に、照明用二次電池13からの照明用二次電源PBを用いて照明用ランプ11を点灯するようにしたものである。
これに加えて、本考案にかかるWi−Fi街路灯1は、無線基地局21によりWi−Fi接続した利用者の携帯通信端末30を、通信制御装置24により光回線Lを介して、インターネットなどの通信ネットワークNWと中継接続し、商用電源ACが停電となった場合に、通信用二次電池25の通信用二次電源PEを用いて通信制御装置24および無線基地局21を動作させるようにしたものである。
次に、図1および図2を参照して、Wi−Fi街路灯1の構成について詳細に説明する。
Wi−Fi街路灯1は、全体として、支柱上部2Aと支柱下部2Bとから構成される支柱2に取り付けられた街路灯であり、照明用ランプ11を点灯するための照明部10と、インターネットなどの通信ネットワークNWに対するWi−Fi接続サービスを利用者の携帯通信端末30に提供するための通信部20とに大別される。なお、支柱2の形状については、図1の例のように、段付き支柱に限定されるものではなく、上部に向けて細くなる支柱など、他の形状の支柱であってもよい。
これら照明部10および通信部20には、支柱下部2Bの底部から光回線Lとともに引き込まれたAC電源ケーブル3Aと、支柱下部2B内に配線されたAC内部配線3Bとを介して、商用電源ACが供給されている。AC電源ケーブル3AとAC内部配線3Bとの接続点には、ACコネクタ3Cが配置されており、このACコネクタ3CによりAC電源ケーブル3Aに代えて、発電機や蓄電池などの商用電源を出力するAC電源装置(図示せず)を接続することができる。これにより、照明用二次電池13や通信用二次電池25の蓄電容量を超えて、商用電源ACが長期にわたり停電状態となった場合でも、AC電源装置をACコネクタ3Cに接続することにより、Wi−Fi街路灯1を動作させることができる。なお、図1では、AC電源ケーブル3Aや光回線Lが支柱下部2Bの底部から引き込まれている例が示されているが、空中配線など、底部以外から引き込んでもよい。
[照明部]
照明部10には、主な回路部として、照明用ランプ11、停電ランプ12A、光センサ12B、照明用二次電池13、および照明用電源装置14が設けられている。これらのうち、停電ランプ12Aおよび光センサ12Bは、例えば取付ボックス12に収容されて、管状の支柱2を構成する支柱上部2Aの上部にUボルトなどにより取り付けられている。
照明用電源装置14は、防水効果のある筐体を有し、支柱2を構成する、支柱上部2Aより内口径が太い支柱下部2Bの内壁に設けられたフック2Cに、ワイヤ2Dを介して吊り下げられた形で、支柱下部2Bの内側空間に取り付けられている。また、照明用二次電池13は、防水効果を有する防水ケース2Eに収容された後、S字フック2Fを介して照明用電源装置14の下端に吊り下げられている。なお、照明用電源装置14については、照明用二次電池13とともに防水ケース2Eに収容して、フック2Cに吊り下げてもよい。なお、照明用二次電池13や照明用電源装置14の取り付け方法については、フック2C、ワイヤ2D、S字フック2Fを用いた上記取り付け例に限定されるものではなく、ねじで固定するなど他の取付け方法であってもよい。
照明用ランプ11は、例えばLEDなどの光源を有する街路灯用のランプからなり、支柱上部2Aの上端に取り付けられて、照明用電源装置14から供給された点灯用電源P1により点灯して周囲を照明する機能を有している。
停電ランプ12Aは、LEDなどの表示ランプからなり、照明用電源装置14により商用電源ACの停電が検出された場合に、照明用二次電池13からの照明用二次電源PBにより点灯することにより、商用電源ACが停電状態であって、かつ、照明用二次電池13からの照明用二次電源PBにより照明していることを周囲に報知する機能を有している。
光センサ12Bは、Wi−Fi街路灯1の周囲の明るさに基づいて昼間/夜間を検出するセンサである。
照明用二次電池13は、リチウムイオン電池などの二次電池からなり、商用電源ACが通電中の場合には、照明用電源装置14から供給された照明用充電電源PCを蓄電する機能と、商用電源ACが停電した場合には、それまでに蓄電されている照明用二次電源PBを照明用電源装置14へ供給する機能とを有している。なお、照明用二次電池13に、充電装置(図示せず)を接続するコネクタを設け、コネクタを介して接続した充電装置から照明用二次電池13を別途充電するようにしてもよい。これにより、商用電源ACの停電状態が長期化するような場合にも対応することができる。
照明用電源装置14は、商用電源ACから生成した照明用充電電源PCを照明用二次電池13に供給する機能と、照明用ランプ11に対して商用電源ACから生成した照明用一次電源PAを点灯用電源P1として供給する機能と、商用電源ACの供給有無に応じて、商用電源ACから生成した照明用一次電源PAまたは照明用二次電池13からの照明用二次電源PBのいずれか一方を切り替えて点灯用電源P1として供給する機能とを有している。
[通信部]
通信部20には、主な回路部として、無線基地局21、モニタカメラ22、デジタルサイネージ23、通信制御装置24、通信用二次電池25、通信用電源装置26、電源供給回路27、および動作ランプ28が設けられている。これらのうち、通信制御装置24、通信用二次電池25、通信用電源装置26、電源供給回路27、および動作ランプ28は、支柱上部2Aの下部にUボルトなどにより取り付けられた、防水・防塵機能を有する制御盤2Gの内側空間に収容されている。また、デジタルサイネージ23は、制御盤2Gの外面に取り付けられている。
無線基地局21は、一般的なWi−Fi用アクセスポイントからなり、支柱上部2Aの上部に取り付けられて、利用者の携帯通信端末30とWi−Fi通信を介して無線接続する機能と、通常時には携帯通信端末30からの接続認証情報に基づく認証結果に応じて無線接続を制限し、災害発生時などの非常時には制限を行うことなく携帯通信端末30と無線接続する機能とを有している。
モニタカメラ22は、一般的なワイヤレス回線接続方式のWebカメラからなり、支柱上部2Aの上部に取り付けられて、周囲の状況を撮影して得られたモニタ映像を、ワイヤレス回線(図示せず)および通信ネットワークNWを介して閲覧端末33へ配信する機能と、モニタ映像の閲覧に要する接続情報を、通信ネットワークNWに接続された配信制御サーバ32へ予め通知する機能とを有している。
デジタルサイネージ23は、通信機能を有する画面表示装置からなり、通信用電源装置26から供給された動作用電源P2で動作することにより、管理サーバ31から配信されて通信ネットワークNWおよび通信制御装置24を介して受信したコンテンツを、LEDなどの画面表示部で画面表示する機能を有している。なお、デジタルサイネージ23については、上記のような通信機能を持たず、通信制御装置24や管理サーバ31からの指示に応じて、予め設定されている複数のコンテンツから選択して画面表示するものであってもよい。
通信制御装置24は、通信用電源装置26から供給された動作用電源P2で動作することにより、無線基地局21にWi−Fi通信を介して無線接続された携帯通信端末30を、光回線Lを介して通信ネットワークNWと中継接続する機能を有している。
通信用二次電池25は、リチウムイオン電池などの二次電池からなり、商用電源ACが通電中の場合には、通信用電源装置26から供給された通信用充電電源PFを蓄電する機能と、商用電源ACが停電した場合には、それまでに蓄電されている通信用二次電源PEを通信用電源装置26へ供給する機能とを有している。なお、通信用二次電池25に、充電装置(図示せず)を接続するコネクタを設け、コネクタを介して接続した充電装置から通信用二次電池25を別途充電するようにしてもよい。これにより、商用電源ACの停電状態が長期化するような場合にも対応することができる。
通信用電源装置26は、商用電源ACから生成した通信用充電電源PFを通信用二次電池25に供給する機能と、通信制御装置24およびデジタルサイネージ23に対して商用電源ACから生成した通信用一次電源PDを動作用電源P2として供給する機能と、商用電源ACの供給有無に応じて、商用電源ACから生成した通信用一次電源PDまたは通信用二次電池25からの通信用二次電源PEのいずれか一方を切り替えて動作用電源P2として供給する機能とを有している。
電源供給回路27は、通信用電源装置26の一部回路として構成されて、商用電源ACの供給停止時、通信用二次電池25の通信用二次電源PEから生成した端末用電源PGを、USBなどの充電コネクタ27Aを介して外部接続された携帯通信端末30へ電源供給する機能を有している。
動作ランプ28は、LEDなどの表示ランプからなり、通信用電源装置26から供給された動作用電源P2により点灯することにより、携帯通信端末30から通信ネットワークNWへの接続が可能であることを周囲に報知する機能を有している。
[通信制御装置]
次に、図3を参照して、通信制御装置24の構成について詳細に説明する。図3は、通信制御装置の回路構成を示すブロック図である。
通信制御装置24には、主な回路部として、光回線終端装置24A、ルータ24B、およびHUB24Cが設けられている。
光回線終端装置24Aは、一般的なONU(Optical Network Unit)からなり、光回線Lを介してやり取りする光信号とルータ24Bとの間でやり取りする電気信号とを相互に変換することにより、光回線Lを介して通信ネットワークNWと光データ通信する機能を有している。
ルータ24Bは、光回線終端装置24Aおよび通信ネットワークNWを介して、サービスプロバイダ、さらには管理サーバ31や配信制御サーバ32とデータ通信を行う機能を有している。
HUB24Cは、通信回線を介して給電するPoE機能を有する一般的なスイッチングハブであり、無線基地局21、モニタカメラ22、デジタルサイネージ23と、ルータ24Bとを中継接続する機能と、PoE機能により無線基地局21に対して通信用電源装置26からの通信用電源P2を供給する機能とを有している。
[関連機器]
次に、図2を参照して、Wi−Fi街路灯1と接続される関連機器について説明する。
携帯通信端末30は、スマートホン、携帯電話、ノートパソコンやタブレットPCなど、利用者が利用する携帯型の一般的な通信端末であり、Wi−Fi通信を介して無線基地局21と無線接続する機能を有している。
管理サーバ31は、通信ネットワークNWに接続された一般的なサーバ装置からなり、管理者の操作に応じて通常時/非常時をWi−Fi街路灯1の通信制御装置24へ通知する機能と、デジタルサイネージ23で画面表示するコンテンツをデジタルサイネージ23へ通知する機能とを有している。なお、通信制御装置24において、携帯通信端末30の認証を行う場合、管理サーバ31が、通信制御装置24から通知された携帯通信端末30の接続認証情報に基づいて認証処理を実行し、得られた認証結果を通信制御装置24へ返送するようにしてもよい。
配信制御サーバ32は、通信ネットワークNWに接続された一般的なサーバ装置からなり、Wi−Fi街路灯1のモニタカメラ22から通知された、モニタ映像の閲覧に要する接続情報を蓄積する機能と、閲覧端末33から通知された閲覧認証情報に基づいて認証処理を実行し、認証成功に応じてモニタカメラ22のモニタ映像の閲覧に要する接続情報を閲覧端末33へ通知する機能とを有している。
閲覧端末33は、PC通信ネットワークNWに接続されたPCや携帯通信端末などの一般的な情報処理端末からなり、配信制御サーバ32にアクセスし、認証成功に応じて所望のWi−Fi街路灯1のモニタカメラ22の監視画像を閲覧する機能を有している。
[照明部の動作]
次に、図2を参照して、Wi−Fi街路灯1における照明部10の動作について説明する。
光センサ12Bが夜間であることを検出した場合、商用電源ACと照明用電源装置14との間に設けられたスイッチSW1、および照明用二次電池13の出力段に設けられたスイッチSW2が、光センサ12Bの出力によりオン状態となる。
したがって、商用電源ACが供給されている通電時の場合、照明用電源装置14は、照明用ランプ11に対して商用電源ACから生成した照明用一次電源PAを点灯用電源P1として供給する。これにより、照明用ランプ11が点灯して周囲が照明される。また、照明用電源装置14は、商用電源ACから生成した照明用充電電源PCを照明用二次電池13に供給する。これにより、照明用二次電池13で照明用二次電源PBとして蓄電されることになる。
一方、商用電源ACが供給されていない停電時の場合、照明用電源装置14は、照明用二次電池13からの照明用二次電源PBを点灯用電源P1として供給する。これにより、照明用ランプ11が点灯して周囲が照明される。照明用二次電源PBを点灯用電源P1として供給する際、照明用電源装置14は、照明用一次電源PAを用いる場合と比較して点灯用電源P1の電流値または電圧値を制限してもよい。これにより、照明用ランプ11の明るさが低減するが、点灯時間を延長することができる。
また、光センサ12Bが昼間であることを検出した場合、スイッチSW1およびスイッチSW2が、ともにオフ状態となるため、商用電源ACが照明用電源装置14へ供給されないとともに、照明用二次電池13からの照明用二次電源PBも照明用電源装置14へ供給されないため、照明用電源装置14から点灯用電源P1は供給されない。
このため、商用電源ACの通電/停電にかかわらず、昼間には照明用ランプ11が消灯されることになる。
また、スイッチSW2と停電ランプ12Aの間に設けられたスイッチSW3は、照明用電源装置14により切り替えられ、具体的には、商用電源ACが供給されていない停電時の場合にスイッチSW3がオン状態となり、通電時にはオフ状態となる。したがって、スイッチSW2およびスイッチSW3がともにオン状態となる場合、すなわち夜間に停電している場合、停電ランプ12Aが点灯することになる。これにより、商用電源ACが停電状態であって、かつ、照明用二次電池13からの照明用二次電源PBにより照明していることが、停電ランプ12Aの点灯により周囲に報知される。
[通信部の動作]
次に、図2を参照して、Wi−Fi街路灯1における通信部20の動作について説明する。
商用電源ACが供給されている通電時の場合、通信用電源装置26は、通信制御装置24、モニタカメラ22、およびデジタルサイネージ23に対して、商用電源ACから生成した通信用一次電源PDを動作用電源P2として供給する。これに応じて、通信制御装置24から無線基地局21に対して動作用電源P2が供給される。これにより、無線基地局21にWi−Fi接続された携帯通信端末30が通信ネットワークNWに中継接続される。
一方、商用電源ACが供給されていない停電時の場合、通信用電源装置26は、通信制御装置24、モニタカメラ22、およびデジタルサイネージ23に対して、通信用二次電池25からの通信用二次電源PEを動作用電源P2として供給する。これに応じて、通信制御装置24から無線基地局21に対して動作用電源P2が供給される。これにより、通電時と同様に、無線基地局21にWi−Fi接続された携帯通信端末30が通信ネットワークNWに中継接続される。
この際、商用電源ACの通電/停電にかかわらず、管理サーバ31から無線基地局21に対して通常時が通知されている場合、無線基地局21は、携帯通信端末30のアクセス時、携帯通信端末30からの接続認証情報に基づく認証結果に応じて無線接続を制限する。これにより、予め利用登録されていない利用者の携帯通信端末30の接続が拒否されるため、通常時におけるWi−Fi接続の利用を抑制でき、消費電力および通信コストを低減できる。
一方、商用電源ACの通電/停電にかかわらず、管理サーバ31から無線基地局21に対して災害発生時などの非常時が通知されている場合、無線基地局21は、携帯通信端末30のアクセス時、上記制限を開放する。これにより、不特定多数の利用者、すなわち帰宅困難者や避難者などの被災者がWi−Fi接続を利用でき、被災者が必要となる災害関連情報を容易に入手することが可能となる。
[モニタカメラの動作]
次に、図2を参照して、Wi−Fi街路灯1におけるモニタカメラ22の動作について説明する。
モニタカメラ22は、通信用電源装置26から供給された動作用電源P2により動作して、モニタ映像の閲覧に要する接続情報を、携帯電話網や無線LANなどのワイヤレス回線(図示せず)を介して、通信ネットワークNWに接続された配信制御サーバ32へ予め通知する。接続情報には、モニタカメラ22のネットワークアドレスである接続先情報のほか、モニタカメラ22での認証処理に必要となる認証情報が含まれている。
配信制御サーバ32は、各Wi−Fi街路灯1のモニタカメラ22から通知された接続情報を蓄積しておき、予め利用登録されている閲覧端末33から閲覧要求があった場合、閲覧端末33から通知された認証情報に基づき認証処理し、認証成功に応じて閲覧要求で指定されたWi−Fi街路灯1のモニタカメラ22に関する接続情報を閲覧端末33に通知する。これにより、災害発生時などの非常時であっても、認証が得られた閲覧端末33からは任意のモニタ映像を閲覧できることになる。
このため、モニタ映像を閲覧するためのモニタ設備を利用することなく、管理者の携帯通信端末でモニタ映像を直ちに閲覧できる。したがって、モニタ設備のある場所まで出向く必要がないため、災害発生により移動が困難な場合でも、発生した災害に対して迅速に行動することが可能となるとともに、モニタ設備に不具合が発生した場合にも、柔軟に対応することが可能となる。
[デジタルサイネージの動作]
次に、図2を参照して、Wi−Fi街路灯1におけるデジタルサイネージ23の動作について説明する。
管理サーバ31は、予め設定された配信スケジュールや管理者の操作に応じて、指定されたコンテンツを指定されたWi−Fi街路灯1のデジタルサイネージ23へ配信する。例えば、通常時には、地域のお知らせや観光に関するコンテンツを配信し、災害発生時には、災害の発生場所や被災状況、避難所や避難ルートなどの災害関連情報を配信する。
デジタルサイネージ23は、通信用電源装置26から供給された動作用電源P2で動作して、管理サーバ31から配信されたコンテンツを、通信ネットワークNWおよび通信制御装置24を介して受信し、LEDなどの画面表示部で画面表示する。
これにより、通常時には、住民に対して、地域のお知らせなど地方公共団体からの情報をリアルタイムで提供することができ、住民と地域との密接な関係を築くことにより、住民の豊かな暮らしを支援することが可能となる。また、来訪者に対しては、観光に関する情報を提供することができ、外国人受け入れ環境の整備や地域の活性化を実現することができる。
一方、災害発生時には、被災者に対して、災害の発生場所や被災状況、避難所や避難ルートなどの災害関連情報を提供することができ、特に、携帯通信端末などの情報収集ツールを所持していない被災者や、地域に不慣れな被災者に対しても、必要となる災害関連情報を逐次提供することができる。したがって、多くの被災者による迅速かつ適切な避難や安全確保に大きく貢献することが可能となる。
[本実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、照明用二次電池13を有する無停電方式の街路灯に、支柱2に取り付けられて、利用者の携帯通信端末30とWi−Fi通信を介して無線接続する無線基地局21と、無線基地局21に接続された携帯通信端末30を、光回線Lを介して通信ネットワークNWと中継接続する通信制御装置24と、商用電源ACにより充電される通信用二次電池25と、通信制御装置24および無線基地局21に対して動作用電源P2を供給する際、商用電源ACの供給有無に応じて、商用電源ACから生成した通信用一次電源PDまたは通信用二次電池25からの通信用二次電源PEのいずれか一方を切り替えて供給する通信用電源装置26とを備えたものである。
これにより、地震などの災害が発生して商用電源ACが停電となった場合でも、通信用二次電池25の容量に応じた相当期間にわたり、周囲に存在する被災者に対して、インターネットなどの通信ネットワークNWに対するWi−Fi接続サービスを提供することができる。
この際、多数の携帯通信端末30が携帯通信網を介してインターネットに対して一斉にアクセスした場合、携帯通信網上で通信が集中して通信障害が発生するが、本考案によれば、携帯通信網を経由せず、携帯通信端末30をインターネットに中継接続することができる。したがって、被災者は、携帯通信網上で発生した通信障害の影響を受けることなく、災害の発生場所や被災状況、避難所や避難ルート、家族や友人の安否情報など、災害時に必要となる災害関連情報を、容易に入手することが可能となる。これにより、多くの被災者による迅速かつ適切な避難や安全確保に大きく貢献することが可能となる。
また、Wi−Fi通信は、元々、通信エリアが限定されているため、遠くに位置する携帯通信端末30を無線接続することはできないが、本考案にかかるWi−Fi街路灯が、照明用二次電池13を有する無停電方式の街路灯であることから、災害発生時には多くの被災者が集まりやすい。このため、限られた通信エリアであっても、多くの被災者に対して効率よくWi−Fi接続サービスを提供することが可能となる。
また、本実施の形態において、防水・防塵機能を有する制御盤2Gを支柱2の中程に取り付けて、通信制御装置24、通信用二次電池25、および通信用電源装置26を内部に収容するようにしてもよい。これにより、地面に設置した制御盤に、通信部20を構成する主な回路部を収容する場合と比較して、設置工事にかかる作業やコストを大幅に削減できるとともに、狭い場所にも設置することが可能となり、設置場所にかかる自由度を高めることが可能となる。
また、本実施の形態において、制御盤2Gの外面にデジタルサイネージ23を取り付けて、管理サーバ31から配信されて通信ネットワークNWおよび通信制御装置24を介して受信したコンテンツを画面表示するようにしてもよい。これにより、予め設定された配信スケジュールや管理者の操作に応じて、指定されたコンテンツを指定されたWi−Fi街路灯1のデジタルサイネージ23で画面表示することが可能となる。
したがって、通常時には、住民に対して、地域のお知らせなど地方公共団体からの情報をリアルタイムで提供することができ、住民と地域との密接な関係を築くことにより、住民の豊かな暮らしを支援することが可能となる。また、来訪者に対しては、観光に関する情報を提供することができ、外国人受け入れ環境の整備や地域の活性化を実現することができる。
一方、災害発生時には、被災者に対して、災害の発生場所や被災状況、避難所や避難ルートなどの災害関連情報を提供することができ、特に、携帯通信端末などの情報収集ツールを所持していない被災者や、地域に不慣れな被災者に対しても、必要となる災害関連情報を逐次提供することができる。したがって、多くの被災者による迅速かつ適切な避難や安全確保に大きく貢献することが可能となる。
また、本実施の形態において、支柱2にモニタカメラ22を取り付けて、周囲の状況を撮影して得られたモニタ映像を、通信制御装置24および通信ネットワークNWを介して閲覧端末33へ配信し、モニタ映像を配信する際、通信ネットワークNWに接続されたサーバであって、かつ、閲覧端末33から通知された閲覧認証情報に基づく認証結果に応じて閲覧端末33に対するモニタ映像の配信を制限する配信制御サーバ32を経由させるようにしてもよい。
これにより、災害発生時などの非常時であっても、認証が得られた閲覧端末33からは任意のモニタ映像を閲覧できることになる。このため、モニタ映像を閲覧するためのモニタ設備を利用することなく、管理者の携帯通信端末でモニタ映像を直ちに閲覧できる。したがって、モニタ設備のある場所まで出向く必要がないため、災害発生により移動が困難な場合でも、発生した災害に対して迅速に行動することが可能となるとともに、モニタ設備に不具合が発生した場合にも、柔軟に対応することが可能となる。
また、本実施の形態において、通信制御装置24に、無線基地局21およびモニタカメラ22とデータ通信を行うHUB24Cを設け、通信用電源装置26からの動作用電源P2を、HUB24Cから無線基地局21に供給するようにしてもよい。これにより、支柱2の上部に取り付けられる無線基地局21に対して、データ通信用のケーブルとは別個に電源用のケーブルを配線する必要がなくなり、配線工事にかかる作業やコストを大幅に削減することができる。
また、本実施の形態において、無線基地局21が、携帯通信端末30からのアクセスに応じて携帯通信端末30と無線接続する際、通常時には携帯通信端末30からの接続認証情報に基づく認証結果に応じて無線接続を制限し、災害発生時などの非常時には制限を行うことなく携帯通信端末30と無線接続するようにしてもよい。これにより、通常時には、予め利用登録されていない利用者の携帯通信端末30の接続が拒否されるため、Wi−Fi接続の利用を抑制でき、消費電力および通信コストを低減できる。一方、災害発生時などの非常時には、不特定多数の利用者、すなわち帰宅困難者や避難者などの被災者がWi−Fi接続を利用でき、被災者が必要となる災害関連情報を容易に入手することが可能となる。
また、本実施の形態において、商用電源ACの供給停止時、通信用二次電源PEから生成した端末用電源PGを、外部接続された携帯通信端末30へ電源供給する電源供給回路27をさらに備えてもよい。これにより、停電時でも利用者は携帯通信端末30を充電することができ、災害関連情報を入手することが可能となる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本考案を説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではない。本考案の構成や詳細には、本考案のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
1…Wi−Fi街路灯、2…支柱、2A…支柱上部、2B…支柱下部、2C…フック、2D…ワイヤ、2E…防水ケース、2F…S字フック、2G…制御盤、3A…電源ケーブル、3B…AC内部配線、3C…ACコネクタ、10…照明部、11…照明用ランプ、12…取付ボックス、12A…停電ランプ、12B…光センサ、13…照明用二次電池、14…照明用電源装置、20…通信部、21…無線基地局、22…モニタカメラ、23…デジタルサイネージ、24…通信制御装置、24A…光回線終端装置、24B…ルータ、24C…HUB、25…通信用二次電池、26…通信用電源装置、27…電源供給回路、27A…充電コネクタ、28…動作ランプ、30…携帯通信端末、31…管理サーバ、32…配信制御サーバ、33…閲覧端末、NW…通信ネットワーク、L…光回線、AC…商用電源、P1…点灯用電源、P2…動作用電源、PA…照明用一次電源、PB…照明用二次電源、PC…照明用充電電源、PD…通信用一次電源、PE…通信用二次電源、PF…通信用充電電源、PG…端末用電源。

Claims (8)

  1. 支柱に取り付けられた照明用ランプと、
    商用電源により充電される照明用二次電池と、
    前記照明用ランプに対して点灯用電源を供給する際、前記商用電源の供給有無に応じて、前記商用電源から生成した照明用一次電源または前記照明用二次電池からの照明用二次電源のいずれか一方を切り替えて供給する照明用電源装置と、
    前記支柱に取り付けられて、利用者の携帯通信端末とWi−Fi通信を介して無線接続する無線基地局と、
    前記無線基地局に接続された前記携帯通信端末を、光回線を介して通信ネットワークと中継接続する通信制御装置と、
    前記商用電源により充電される通信用二次電池と、
    前記通信制御装置および前記無線基地局に対して動作用電源を供給する際、前記商用電源の供給有無に応じて、前記商用電源から生成した通信用一次電源または前記通信用二次電池からの通信用二次電源のいずれか一方を切り替えて供給する通信用電源装置と
    を備えることを特徴とするWi−Fi街路灯。
  2. 請求項1に記載のWi−Fi街路灯において、
    前記支柱の中程に取り付けられた、防水・防塵機能を有する制御盤をさらに備え、
    前記制御盤は、前記通信制御装置、前記通信用二次電池、および前記通信用電源装置を内部に収容することを特徴とするWi−Fi街路灯。
  3. 請求項2に記載のWi−Fi街路灯において、
    前記制御盤の外面に取り付けられて、管理サーバから配信されて前記通信ネットワークおよび前記通信制御装置を介して受信したコンテンツを画面表示するデジタルサイネージをさらに備えることを特徴とするWi−Fi街路灯。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のWi−Fi街路灯において、
    前記支柱に取り付けられて、前記動作用電源で動作することにより、周囲の状況を撮影して得られたモニタ映像を、前記通信ネットワークを介して閲覧端末へ配信するモニタカメラをさらに備え、
    前記モニタカメラは、前記通信ネットワークに接続されたサーバであって、かつ、前記閲覧端末から通知された閲覧認証情報に基づく認証結果に応じて前記閲覧端末に対する接続情報の配信を制限する配信制御サーバに対して、予め前記モニタ映像の閲覧に要する前記接続情報を通知する
    ことを特徴とするWi−Fi街路灯。
  5. 請求項4に記載のWi−Fi街路灯において、
    前記通信制御装置は、前記無線基地局とデータ通信を行うHUBを有し、前記通信用電源装置からの前記動作用電源を、前記HUBから前記無線基地局に供給することを特徴とするWi−Fi街路灯。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のWi−Fi街路灯において、
    前記無線基地局は、前記携帯通信端末からのアクセスに応じて前記携帯通信端末と無線接続する際、通常時には前記携帯通信端末からの接続認証情報に基づく認証結果に応じて前記無線接続を制限し、災害発生時などの非常時には前記制限を行うことなく前記携帯通信端末と無線接続することを特徴とするWi−Fi街路灯。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のWi−Fi街路灯において、
    前記商用電源の供給停止時、前記通信用二次電源から生成した端末用電源を、充電用コネクタに接続された前記携帯通信端末へ電源供給する電源供給回路をさらに備えることを特徴とするWi−Fi街路灯。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載のWi−Fi街路灯において、
    前記支柱内に配線されているAC内部配線に、前記商用電源のAC電源ケーブルまたは前記商用電源を出力するAC電源装置のいずれか一方を接続するためのACコネクタをさらに備えることを特徴とするWi−Fi街路灯。
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