JP3205595B2 - 電気油圧サーボ弁 - Google Patents

電気油圧サーボ弁

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JP3205595B2 JP16758292A JP16758292A JP3205595B2 JP 3205595 B2 JP3205595 B2 JP 3205595B2 JP 16758292 A JP16758292 A JP 16758292A JP 16758292 A JP16758292 A JP 16758292A JP 3205595 B2 JP3205595 B2 JP 3205595B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スプールによって油圧
回路を制御する電気油圧サーボ弁の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電気油圧サーボ弁ではその駆動手段とし
てソレノイドなどが使用され、この電気油圧サーボ弁を
小型、軽量に構成するものとして特開昭54−4422
2号公報に開示されるように、直線往復動するスプール
をハウジングの片側に一体に設けた2個のソレノイドに
より往路、復路をそれぞれ駆動するものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、組み立て後又は経年変化などでソレノイ
ドの駆動軸とスプールの軸心がずれた場合には弁に無理
な力が加わってヒステリシス特性が悪化することがあ
り、さらにこれらの軸線を一致させる調芯作業には多大
な労力を必要とし、製造コストや点検作業の増大を招く
原因となることがあった。 そこで本発明は、ソレノイ
ドの軸とスプールの軸を容易に調芯できる小型軽量な電
気油圧サーボ弁を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジングの
片側に一対に設けた2個のソレノイドにより直線往復動
するスプールの往路、復路をそれぞれ駆動する電気油圧
サーボ弁において、前記ソレノイドの駆動軸をスプール
から独立させて形成するとともに、駆動軸の端部が前記
スプールの端部に当接するよう配設し、ソレノイドの駆
動軸の端部に係合してこの駆動軸を前記スプールに向け
て付勢する第1の弾性部材を設ける一方、スプールの端
部に係合してこのスプールを前記ソレノイドに向けて付
勢する第2の弾性部材を設けたことを特徴とする。
【0005】また、前記スプールの中立位置において、
前記第1及び第2の弾性部材にそれぞれ所定の初期荷重
を加える。
【0006】また、前記ソレノイドの軸の端部がスプー
ルの端部と当接可能かつ、スプールの軸線と平行な位置
にソレノイドの軸を配設する。
【0007】
【作用】したがって、スプールとソレノイドの駆動軸が
それぞれ端部で当接しているため、スプールを牽引する
側のソレノイドに通電するとソレノイドの駆動軸が第1
の弾性部材に抗して変位し、スプールがハウジング内の
油圧回路を切り換える一方、スプールを押圧する側のソ
レノイドに通電するとソレノイドの軸が第2の弾性部材
に抗してスプールを押圧してソレノイドの反対側へ変位
させ、ハウジング内の油圧回路を前記とは逆方向に切り
換える。
【0008】また、第1及び第2の弾性部材に初期荷重
を与えたため、ソレノイドの非通電時にはスプール及び
ソレノイドの駆動軸を中立位置に保持するとともに、ソ
レノイドの駆動軸及びスプールの端部を互いに押圧した
当接状態を維持して軸方向のがたを排除する。
【0009】また、ソレノイドの駆動軸がスプールの端
部と当接可能な範囲内でスプールと平行な位置にも配設
できるため、駆動軸とスプールの端部が互いに当接して
いればソレノイドの駆動軸とスプールの軸線がずれてい
てもスプールを作動することが可能となり、軸線がずれ
てもスプール及びソレノイドに過負荷をかけることがな
い。
【0010】
【実施例】図1〜図4に本発明の実施例を示す。
【0011】図1〜図4に示すように、1は5ポートの
スプール3で構成される電気油圧サーボ弁を収装するハ
ウジングで、内側にはスリーブ2を固設するとともにこ
のスリーブ2の内部には同軸的にスプール3を摺動自由
に収装し、ハウジング1の開口端をカバー5及び8で密
封している。
【0012】ハウジング1の側面には図示しないタンク
又は油圧ポンプの吸い込み側に接続されるタンクポート
10、14と、図示しないアクチュエータに接続される
作動ポート11、13と、図示しない油圧ポンプの吐出
側に接続されるポンプポート12が開口しており、それ
ぞれハウジング1の内周に設けられた環状溝10a、1
1a、12a、13a、14aと連通している。
【0013】これらハウジング1の環状溝10a〜14
aに対応してスリーブ2には外周と内周を連通するポー
ト20、21、22、23、24が設けられ、ポート2
0は環状溝10aと、ポート21は環状溝11aと、ポ
ート22は環状溝12aと、ポート23は環状溝13a
と、ポート24は環状溝14aとそれぞれ連通してい
る。
【0014】スリーブ2に収装されたスプール3の一端
はハウジング1のカバー8を貫通して突出する。このス
プール3の外周にはスリーブ2の内周に摺接するランド
30、31、32、33が形成され、これらランド30
〜33の端面の両側には作動油の通路となる環状溝80
〜84が形成される。ランド30のカバー8側の端面か
ら環状溝80が、ランド30及び31の間に環状溝81
が、ランド31及び32の間に環状溝82が、ランド3
2及び33の間に環状溝83が、ランド33のカバー5
側の端面から環状溝84がそれぞれ形成されている。
【0015】スプール3の中立位置において環状溝80
はスリーブ2のポート20を介してタンクポート10
と、環状溝81は同じくポート21を介して作動ポート
11と、環状溝82はポート22を介してポンプポート
12と、環状溝83がポート23を介して作動ポート1
3と、環状溝84はポート24を介してタンクポート1
4とそれぞれ連通し、これらポート10〜14のそれぞ
れの間をランド30〜33で画成している。
【0016】スプール3の端部においてハウジング1に
締結されたカバー5には、スプール3の中立位置を調整
する調整ネジ55がスプール3と同軸上の位置でカバー
5を貫通すると共に螺合し、このカバー5の外側では調
整ネジ55が外周に螺合するナット56で固定される。
【0017】カバー5の内部にはスプリングシート52
がスプール3の軸方向に摺動自由に収装されており、こ
のスプリングシート52は有底の円筒部材で形成され
て、底部をカバー5の内側に突出した調整ネジ55に当
接させている。スプリングシート52の円筒端部にはス
リーブ2を所定の位置に保持するスプリング53が当接
する一方、このスプリングシート52の内周にはスプー
ル3の中立位置を調整するスプリング51を収装してお
り、スプリング51の他端はスプール3の端部外周に嵌
合したスプリングシート54と当接し、スプール3をカ
バー8方向に付勢する。
【0018】一方、スプール3が突出するカバー8の外
側にはコイル41、42で構成されたソレノイド4を収
装したケース9が締結される。ケース9の内周には磁石
45を挟持するようにコイル41、42が配設され、さ
らに内側には軸受44で軸方向に摺動自由に支持した駆
動軸40とこの駆動軸40が貫通したプランジャ43が
収装される。なお、プランジャ43は駆動軸40に固着
し、さらに駆動軸40はスプール3と同軸上に配設され
る。このプランジャ43はコイル41を励磁するとスプ
ール3方向に変位し、また、コイル42を励磁すること
により逆のコイル41方向に変位する。
【0019】駆動軸40の一端はカバー8から突出した
スプール3の一端とナット15及び46を介して当接し
ており、図2に示すように駆動軸40の一端に設けたネ
ジ部40aに皿バネ7に設けた貫通孔7bを挿通した後
にナット46を螺着して皿バネ7の中央部を駆動軸40
に固定し、同じくスプール3の一端に設けたネジ部3a
に皿バネ6の貫通孔6bを挿通した後にナット15を螺
着して皿バネ6の中央部をスプール3に固定し、ネジ部
3a及び40aから突出したナット15及び46の端面
が当接している。
【0020】このネジ部3a及び40aの外径はそれぞ
れスプール3及び駆動軸40より小さい所定の外径に形
成されるとともに、長さはナット15及び46の厚さよ
りも小さい値に設定される。したがって、ナット15及
び46からスプール3及び駆動軸40の端部が突出する
ことがなくナット15及び46の端部が互いに当接し、
またナット15はネジ部3aを挿通した皿バネ6をスプ
ール3の端面に押圧して固定し、同じく、ナット46は
ネジ部40aを挿通した皿バネ7を駆動軸40の端面に
押圧して固定する。
【0021】第2の弾性部材としてのダイヤフラム型の
皿バネ6は図3に示すように、中央部にネジ部3aをそ
れぞれ挿通する貫通孔6bを備えるとともに、同心円状
に貫通した環状孔6aが設けられた円板状の弾性部材で
構成される。環状孔6aは皿バネ6が変位する際にケー
ス9内に満たされた流体を通過させて圧縮することを防
いでいる。図示はしないが第1の弾性部材としての皿バ
ネ7も皿バネ6と同様なネジ部40aを挿通する貫通孔
7bと、同心円状の環状孔7aを備える弾性部材で形成
される。
【0022】皿バネ6の外周端部はカバー8から突出し
てケース9の内周と係合する突出部8aで支持されてハ
ウジング1方向への動きを規制され、さらに突出部8a
が皿バネ6の外周端部に当接する位置は貫通孔6bが係
止されるスプール3の端面よりケース9側に位置するた
め、皿バネ6がたわんで所定の初期荷重を与えられてス
プール3及びナット15を駆動軸40に向けて付勢す
る。同じく皿バネ7の外周端部はケース9がカバー8と
係合する開口端に設けた段部9aで支持されてプランジ
ャ43方向への動きを規制され、さらに段部9aと皿バ
ネ7の外周端部が当接する位置は貫通孔7bが係止され
る駆動軸40の端面よりカバー8側に位置するため、皿
バネ7がたわんで所定の初期荷重を与えられて駆動軸4
0及びナット46をスプール3に向けて付勢する。
【0023】したがって、スプール3のナット15と駆
動軸40のナット46は皿バネ6及び7の所定の初期荷
重で互いに常時押圧し、スプール3の中立位置において
は皿バネ6及び7の初期荷重によって中立位置が保持さ
れる。
【0024】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0025】ソレノイド4に電力を供給しないスプール
3の中立位置では、互いに押圧するスプール3とプラン
ジャ43の駆動軸40は皿バネ6及び7の力の平衡点に
あり、ハウジング1の側面に開口したポート10〜14
はスプール3のランド30〜33でそれぞれ仕切られて
独立した状態を保持している。なお、この中立位置の調
整はナット56を緩めた状態で調整ネジ55を締め込む
又は緩めることによって、スプリング51のスプール3
を駆動軸40方向に付勢する初期荷重を調整し、スプー
ル3を移動させて中立位置を調整する。
【0026】スプール3を駆動するためソレノイド4の
コイル41に通電すると、プランジャ43が電流に応じ
てスプール3方向に変位する。駆動軸40はプランジャ
43及び皿バネ7に押され、スプール3を駆動軸40に
向けて付勢する皿バネ6に抗して変位し、ナット46及
び15を介してスプール3をカバー5に向けて変位させ
る。すなわち、ランド30がカバー5方向に移動するた
め作動ポート11とタンクポート10が連通し、同じく
ランド32も変位してポンプポート12と作動ポート1
3とを連通状態にする。
【0027】一方、ソレノイド4のコイル42に通電す
ると、プランジャ43が電流に応じてコイル41方向に
変位する。駆動軸40はスプール3方向に駆動軸40を
付勢する皿バネ7に抗してプランジャ43に引かれて変
位し、これに伴ってスプール3は駆動軸40に向けて皿
バネ6で付勢されているため、ナット46が変位した位
置までナット15及びスプール3が駆動軸40に向けて
変位する。すなわち、ランド31がカバー8方向に変位
するため作動ポート11とポンプポート12が連通し、
同じくランド33も変位して作動ポート13とタンクポ
ート14とを連通状態にする。
【0028】したがって、スプール3のカバー5方向へ
の変位は皿バネ6に抗してスプール3を押圧するプラン
ジャ43及び駆動軸40によって行われ、一方、スプー
ル3のカバー8方向への変位は、皿バネ7に抗して駆動
軸40が引き込まれるのに伴ってスプール3を駆動軸4
0に付勢する皿バネ6によって行われ、皿バネ6及び7
がナット15及び46を互いに押圧して軸方向のがたを
排除している。
【0029】また、スプール3と駆動軸40はナット1
5及び46を介して当接しているだけなので、組み立て
や経年変化によってスプール3と駆動軸40の軸線がず
れた場合でも、ナット15とナット46が当接していれ
ばソレノイド4及びスプール3に無理な力を加えること
なく作動させることができ、ヒステリシス特性を向上さ
せることが可能となる。このことはすなわち、スプール
3と駆動軸40の軸線が一致していなくともナット15
及び46が当接かつ、スプール3と駆動軸40が平行で
あれば所定のソレノイド4のストロークでスプール3を
駆動することができるため、ソレノイド4の駆動軸40
とスプール3の軸線の調整を大幅に簡易化することが可
能となり、製造及び保守コストの低減を推進できる。
【0030】また、スプール3を往復動させるコイル4
1、42をハウジング1の片側にまとめ、さらに弾性部
材として皿バネ6及び7を使用したためコイルスプリン
グなどと比較してスペースを必要とせず、電気油圧サー
ボ弁を小型軽量な構成にすることが可能となる。
【0031】図4は他の実施例を示し、前記第1の実施
例におけるナット15及び46をそれぞれ袋ナット16
及び47としたもので、その他の構成は前記第1の実施
例と同様である。袋ナット16及び47の平滑な頭部1
6a及び47aが当接するため、スプール3と駆動軸4
0の軸線がずれた場合でも引っ掛かることなく摺接する
ことが可能となってスプール3及びソレノイド4の作動
不良を防ぐ。
【0032】図5はさらに他の実施例を示し、前記第1
の実施例におけるナット15及び46に代わって、スプ
ール3と駆動軸40が当接する端部をそれぞれ一体に形
成した端部18及び48として皿バネ6、7をそれぞれ
円錐コイルバネ60、70に変更したものである。
【0033】スプール3の一端には段部18bを備えて
スプール3より大きい外径の球面18aを備えた頭部1
8を形成する一方、駆動軸40の一端には段部48bを
備えて駆動軸40より大きい外径の球面48aを備えた
頭部48を形成し、頭部18の球面18aと頭部48の
球面48aを当接させる。さらに頭部18の段部18b
に係合した円錐コイルバネ60でスプール3を駆動軸4
0に付勢する一方、頭部48の段部48bに係合した円
錐コイルバネ70で駆動軸40をスプール3に付勢する
ようにしたもので、その他の構成は前記第1の実施例と
同様である。
【0034】スプール3と駆動軸40が当接する位置に
頭部18及び48をそれぞれの端部で一体に形成したた
め、組み立て及び調整に必要な工程を削減してコストの
低減を推進することが可能となり、また、スプール3と
駆動軸40の当接を球面18a及び48aの点接触で行
うため、スプール3と駆動軸40の軸線がずれても互い
に無理な力を加えることがなくなって作動不良を防止す
ることができる。なお、円錐コイルバネ60及び70は
前記第1の実施例の皿バネ6、7と同様に作用する。
【0035】
【発明の効果】 以上のように本発明によれば、電気油
圧弁のソレノイドの軸とスプールを端部で当接させ、ソ
レノイドの軸の端部に係合してこの軸をスプール方向に
付勢する第1の弾性部材と、スプールの端部に係合して
このスプールをソレノイド方向に付勢する第2の弾性部
材を設けたため、スプールとソレノイドの軸は端部で当
接しているだけなので、組み立てや経年変化によってス
プールとソレノイドの軸線がずれた場合でも、ソレノイ
ド及びスプールに無理な力を加えることなく作動させる
ことができ、ヒステリシス特性を向上させることが可能
となり、ソレノイドとスプールの軸線の調整を大幅に簡
易化して製造及び保守コストの低減を推進することが可
能となりまたスプールとソレノイドの軸を互いに押圧
して常時当接させたため、繰り返し作動時にもスプール
又はソレノイドに衝撃荷重の発生を抑制して耐久性を向
上することができる また、第1及び第2の弾性部材に
それぞれ所定の初期荷重を加えるため、ソレノイドの非
通電時にはスプール及びソレノイドの駆動軸を中立位置
に保持するとともに、ソレノイドの駆動軸及びスプール
の端部を互いに押圧した当接状態を維持して軸方向のが
たを排除する。 また、ソレノイドの軸の端部がスプール
の端部と当接可能かつ、スプールの軸線と平行な位置に
ソレノイドの軸を配設するため、駆動軸とスプールの端
部が互いに当接していればソレノイドの駆動軸とスプー
ルの軸線がずれていてもスプールを作動することが可能
となり、軸線がずれてもスプール及びソレノイドに過負
荷をかけることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】プランジャの軸とスプールの当接部を示す断面
図である。
【図3】皿バネの正面図である。
【図4】他の実施例を示す要部断面図である。
【図5】他の実施例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 スプール 3a ネジ部 4 ソレノイド 5 カバー 6、7 皿バネ 8 カバー 9 ケース 15 ナット 40 駆動軸 40a ネジ部 41、42 コイル 46 ナット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの片側に一対に設けた2個の
    ソレノイドにより直線往復動するスプールの往路、復路
    をそれぞれ駆動する電気油圧サーボ弁において、前記 ソレノイドの駆動軸をスプールから独立させて形成
    するとともに、駆動軸の端部が前記スプールの端部に当
    接するよう配設し、 ソレノイドの駆動軸の端部に係合してこの駆動軸を前記
    スプールに向けて付勢する第1の弾性部材を設ける一
    方、 スプールの端部に係合してこのスプールを前記ソレノイ
    ドに向けて付勢する第2の弾性部材を設けたことを特徴
    とする電気油圧サーボ弁。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の弾性部材にそれぞれ
    所定の初期荷重を加えたことを特徴とする請求項1記載
    の電気油圧サーボ弁。
  3. 【請求項3】 前記ソレノイドの駆動軸の端部がスプー
    ルの端部と当接可能かつ、スプールの軸線と平行な位置
    にソレノイドの軸を配設したことを特徴とする請求項1
    又は2記載の電気油圧サーボ弁。
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