JP3205095B2 - 透過電子顕微鏡用試料の作成方法 - Google Patents

透過電子顕微鏡用試料の作成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の特定箇
所の透過電子顕微鏡用試料の作成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置は、微細化、高集積化
が進み、デバイス構造も複雑化している。このような微
細化・高集積化の技術動向は必然的に半導体装置の透過
電子顕微鏡用試料の作成を困難にしている。しかしそれ
と反して半導体装置の詳細な観察や組成分析は故障原因
究明のために必要不可欠となっている。
【0003】以下、従来の透過電子顕微鏡用試料の作成
方法を図面を参照しながら説明する。図5は従来の透過
電子顕微鏡用試料の作成方法を示す工程断面図である。
まず、図5(a)に示すように、半導体基板51を1m
m四方に切断したものを2枚デバイス表面52が向かい
合うように接着剤53を用いて接着する。次に図5
(b)に示すように、接着した試料を厚さ300μmに
ダイヤモンドソーで切断する。次に図5(c)に示すよ
うに、試料片54を治具55に固定した後、回転ラップ
盤56上で研磨剤を用いて、厚さ100μmになるまで
機械研磨する。次に図5(d)に示すように、直径3m
mφの電子顕微鏡用メッシュ57に試料片54を固定す
る。最後に図5(e)に示すように、Arイオンビーム
58を試料片54に照射して厚さ50nmになるまでイ
オンミリングする。また、イオンミリングにおいて、一
様に研磨できるように試料の両側から任意の角度で、試
料を回転させながらArイオンビームを照射している。
なお、イオン照射条件は照射角10〜15度、加速電圧
4〜5KVで、照射時間は数10時間である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の透過電子顕微鏡用試料の作成方法では、半導体装置
の特定箇所の透過電子顕微鏡用試料の作成は困難であっ
た。さらに、試料作成の為に多大な時間と労力とを要す
るという問題点を有していた。この発明は、上記従来の
問題点を解決するもので、半導体装置の特定箇所の透過
電子顕微鏡用試料を簡単に作成できる透過電子顕微鏡用
試料の作成方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の透過電子
顕微鏡用試料の作成方法は、半導体装置に導電性レジス
トを塗布し、半導体装置の特定箇所に電子ビームを照射
し、半導体装置上の導電性レジストを現像して特定箇所
に細線パターンを形成し、半導体装置を細線パターンを
マスクにして異方性エッチングによりエッチングするよ
うにしている。
【0006】請求項2記載の透過電子顕微鏡用試料の作
成方法は、有機金属化合物ガス中で半導体装置の特定箇
所に集束イオンビームを照射して導電性膜を形成し、導
電性膜を途中までドライエッチングして特定箇所に細線
パターンを形成し、半導体装置を細線パターンをマスク
にして異方性エッチングによりエッチングするようにし
ている。
【0007】請求項3記載の透過電子顕微鏡用試料の作
成方法は、半導体装置上に絶縁膜を形成し、半導体装置
の特定箇所の近傍に集束イオンビームを照射し、集束イ
オンビームを照射した領域の半導体装置上の絶縁膜を選
択的に除去して特定箇所に細線パターンを形成し、半導
体装置を細線パターンをマスクにして異方性エッチング
によりエッチングするようにしている。
【0008】請求項4記載の透過電子顕微鏡用試料の作
成方法は、ハロゲンガス中で半導体装置の特定箇所の近
傍に集束イオンビームを照射し、半導体装置を集束イオ
ンビーム支援エッチングによりエッチングするようにし
ている。
【0009】
【作用】請求項1記載の透過電子顕微鏡用試料の作成方
法によれば、半導体装置に導電性レジストを塗布し、半
導体装置の特定箇所に電子ビームを照射し、半導体装置
上の導電性レジストを現像して細線パターンを形成し、
細線パターンをマスクにした異方性エッチングにより半
導体装置の特定箇所を精度よく加工することができ、半
導体装置の特定箇所の透過電子顕微鏡用試料を簡単に短
時間で作成できる。
【0010】請求項2記載の透過電子顕微鏡用試料の作
成方法によれば、有機金属化合物ガス中で半導体装置の
特定箇所に集束イオンビームを照射して導電性膜を形成
し、導電性膜を途中までドライエッチングして細線パタ
ーンを形成し、細線パターンをマスクにして半導体装置
の保護膜との選択比が大きい異方性エッチングにより半
導体装置の特定箇所を精度よく加工することができ、半
導体装置の特定箇所の透過電子顕微鏡用試料を簡単に短
時間で作成できる。
【0011】請求項3記載の透過電子顕微鏡用試料の作
成方法によれば、半導体装置上に絶縁膜を形成し、半導
体装置に集束イオンビームを照射し、集束イオンビーム
を照射した領域の半導体装置上の絶縁膜を選択的に除去
し、絶縁物の細線パターンを形成するため、保護膜を除
去した半導体装置であっても、細線パターンをマスクに
して半導体装置の導電膜との選択比が大きい異方性エッ
チングにより半導体装置の特定箇所を精度よく加工する
ことができ、半導体装置の特定箇所の透過電子顕微鏡用
試料を簡単に短時間で作成できる。
【0012】請求項4記載の透過電子顕微鏡用試料の作
成方法によれば、ハロゲンガス中で半導体装置の特定箇
所の近傍に集束イオンビームを照射し、半導体装置を集
束イオンビーム支援エッチングによりエッチングするた
め、エッチング速度を増加することができ、パターニン
グすることなく、半導体装置の特定箇所を短時間に精度
よく加工することができ、半導体装置の特定箇所の透過
電子顕微鏡用試料を簡単に短時間で作成できる。
【0013】
【実施例】以下この発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1はこの発明の第1の実施例の透過
電子顕微鏡用試料の作成方法を示す工程断面図である。
図1(a)はこの実施例で用いた半導体装置の要部断面
図である。なお、簡単のため、トランジスタ部は省略し
ている。図1において、1はシリコン基板、2は絶縁
膜、3は導電膜、4は保護膜、10は半導体装置であ
る。
【0014】まず、図1(b)に示すように例えば膜厚
0.5μmのネガ型導電性レジスト5を保護膜4上に回
転塗布する。次に図1(c)に示すように、例えばビー
ム径0.01μm,加速電圧20KV,吸収電流102
nAの電子ビーム6を半導体装置の特定箇所7に照射す
る。たとえば照射領域は幅50nm、長さ100μmで
ある。次に図1(d)に示すように、ネガ型導電性レジ
スト5をアルカリ性水溶液を用いて現像する。以上のこ
とより、電子ビーム6を照射した領域はアルカリ性水溶
液に不溶となり、半導体装置上に線幅50nmの細線パ
ターン8が形成される。次に図1(e)に示すように、
半導体装置を例えば流量50sccmのCF4 ガス、圧
力50mTorrRFパワー50W、周波数13.56
MHzの条件で細線パターン8をマスクとして30分間
反応性イオンエッチングして透過電子顕微鏡用試料Aを
作成する。
【0015】以上のようにこの実施例によれば、半導体
装置10に導電性レジスト5を塗布し、半導体装置の特
定箇所7に電子ビーム6を照射し、半導体装置上の導電
性レジスト5を現像して細線パターン8を形成し、細線
パターン8をマスクにした異方性エッチングにより半導
体装置の特定箇所7を精度よく加工することができ、半
導体装置の特定箇所7の透過電子顕微鏡用試料Aを簡単
に短時間で作成できる。なお、この実施例ではパターン
を形成した半導体装置10について説明したが、積層膜
から構成される半導体基板の透過電子顕微鏡用試料の作
成についても同様の効果が得られる。
【0016】次にこの発明の第2の実施例について図面
を参照しながら説明する。図2はこの発明の第2の実施
例の透過電子顕微鏡用試料の作成方法を示す工程断面図
である。図2(a)はこの実施例で用いた半導体装置の
要部断面図である。なお、簡単のため、トランジスタ部
は省略している。図2において、20は半導体装置、2
1はシリコン基板、22は絶縁膜、23は導電膜、24
は保護膜である。
【0017】まず、図2(b)に示すように有機金属化
合物ガス、たとえば圧力10-5ToorのW(CO)6
ガス雰囲気中で例えば集束イオンビーム26としてビー
ム径0.05μm,加速電圧30KV,イオンビーム電
流103 pAの正のGaイオンを半導体装置の特定箇所
27に照射する。照射領域は幅50nm、長さ100μ
mである。集束イオンビーム26と有機金属化合物ガス
が反応する集束イオンビーム誘起CVD法により半導体
装置の特定箇所27上に金属膜(導電性膜)25(ここ
ではW膜)が形成される。
【0018】しかし、図2(b)に示すように集束イオ
ンビーム誘起CVD法では矩形状のパターニングができ
ないため、次に図2(c)に示すように、特定箇所27
近傍の金属膜25をドライエッチングにより例えばSF
6 ガスを用いて例えば金属膜25の膜厚の40%をエッ
チング除去する。以上のことより、集束イオンビーム2
6を照射した領域では、半導体装置上に線幅50nmの
細線パターン28が形成される。
【0019】次に図2(d)に示すように、半導体装置
を例えば流量50sccmのCF4ガス、圧力50mT
orrRFパワー50W、周波数13.56MHzの条
件で細線パターン28をマスクとして30分間反応性イ
オンエッチングして透過電子顕微鏡用試料Bを作成す
る。以上のようにこの実施例によれば、有機金属化合物
ガス中で半導体装置の特定箇所27に集束イオンビーム
26を照射して金属膜25を形成し、金属膜25を途中
までドライエッチングして細線パターン28を形成し、
細線パターン28をマスクにして半導体装置20の保護
膜24との選択比が大きい異方性エッチングにより半導
体装置の特定箇所27を精度よく加工することができ、
半導体装置の特定箇所27の透過電子顕微鏡用試料Bを
簡単に短時間で作成できる。なお、この実施例ではパタ
ーンを形成した半導体装置20について説明したが、積
層膜から構成される半導体基板の透過電子顕微鏡用試料
の作成についても同様の効果が得られる。
【0020】次にこの発明の第3の実施例について図面
を参照しながら説明する。図3はこの発明の第3の実施
例の透過電子顕微鏡用試料の作成方法を示す工程断面図
である。図3(a)はこの実施例で用いた半導体装置の
要部断面図である。なお、簡単のため、トランジスタ部
は省略している。図3において、30は半導体装置、3
1はシリコン基板、32は絶縁膜、33は導電膜、34
は保護膜である。
【0021】まず、図3(b)に示すように、例えば膜
厚0.5μmのAl23 をRFスパッタリングにより
絶縁膜35を保護膜34上に蒸着する。次に図3(c)
に示すように集束イオンビーム36として例えばビーム
径0.05μm,加速電圧30KV,イオンビーム電流
103 pAの正のGaイオンを半導体装置の特定箇所3
7を挟むように両側から照射する。照射領域は幅100
μm、長さ100μmである。両者の間隔は50nmで
ある。
【0022】次に図3(d)に示すように、絶縁膜35
例えばAl23 を燐酸を用いて除去する。この場合、
集束イオンビーム36の未照射領域は燐酸に不溶とな
り、半導体装置上に線幅50nmの細線パターン38が
形成される。次に図3(e)に示すように、半導体装置
を例えば流量50sccmのCF4 ガス、圧力50mT
orrRFパワー50W、周波数13.56MHzの条
件で細線パターン38をマスクとして30分間反応性イ
オンエッチングして透過電子顕微鏡用試料Cを作成す
る。
【0023】以上のようにこの実施例によれば、半導体
装置上に絶縁膜35を形成し、半導体装置30に集束イ
オンビームを照射し、集束イオンビームを照射した領域
の半導体装置上の絶縁膜35を選択的に除去し、絶縁物
の細線パターン38を形成するため、細線パターン8を
マスクにした異方性エッチングにより半導体装置の特定
箇所37を精度よく加工することができ、半導体装置の
特定箇所7の透過電子顕微鏡用試料Cを簡単に短時間で
作成できる。さらに保護膜34を除去した半導体装置で
あっても、細線パターン38をマスクにして半導体装置
の導電膜33との選択比が大きい異方性エッチングによ
り半導体装置の特定箇所を精度よく加工することがで
き、半導体装置の特定箇所の透過電子顕微鏡用試料を簡
単に短時間で作成できる。なお、この実施例ではパター
ンを形成した半導体装置30について説明したが、積層
膜から構成される半導体基板の透過電子顕微鏡用試料の
作成についても同様の効果が得られる。
【0024】次にこの発明の第4の実施例について図面
を参照しながら説明する。図4はこの発明の第4の実施
例の透過電子顕微鏡用試料の作成方法を示す工程断面図
である。図4(a)はこの実施例で用いた半導体装置の
要部断面図である。なお、簡単のため、トランジスタ部
は省略している。図4において、40は半導体装置、4
1はシリコン基板、42は絶縁膜、43は導電膜、44
は保護膜である。
【0025】まず、図4(b)に示すように、ハロゲン
ガス中、たとえば圧力20mToorのCl2 ガス雰囲
気中で、例えば集束イオンビーム46としてビーム径
0.05μm,加速電圧30KV,イオンビーム電流1
3 pAの正のGaイオンを半導体装置の特定箇所47
を挟むように両側から照射する。照射領域は幅100μ
m、長さ100μmである。両者の間隔は50nmであ
る。
【0026】ハロゲンガス雰囲気により集束イオンビー
ム46のスパッタエッチング速度100倍以上あげるこ
とができ、またスパッタ粒子の再付着効果を防ぐことが
できる。このことより、図4(c)に示すように、集束
イオンビーム46を照射することにより、すなわち集束
イオンビーム支援エッチッグにより、幅50nmの透過
電子顕微鏡用試料Dを作成する。
【0027】以上のようにこの実施例によれば、ハロゲ
ンガス中で半導体装置の特定箇所47の近傍に集束イオ
ンビーム46を照射し、半導体装置40を集束イオンビ
ーム支援エッチングによりエッチングするため、エッチ
ング速度を増加することができ、パターニングすること
なく、半導体装置の特定箇所47を短時間に精度よく加
工することができ、半導体装置の特定箇所47の透過電
子顕微鏡用試料Dを簡単に短時間で作成できる。なお、
この実施例ではパターンを形成した半導体装置40につ
いて説明したが、積層膜から構成される半導体基板の透
過電子顕微鏡用試料の作成についても同様の効果が得ら
れる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の透過電子顕微鏡用試料の
作成方法は、半導体装置に導電性レジストを塗布し、半
導体装置の特定箇所に電子ビームを照射し、半導体装置
上の導電性レジストを現像して細線パターンを形成し、
細線パターンをマスクにした異方性エッチングにより半
導体装置の特定箇所を精度よく加工することができ、半
導体装置の特定箇所の透過電子顕微鏡用試料を簡単に短
時間で作成できる。
【0029】請求項2記載の透過電子顕微鏡用試料の作
成方法は、有機金属化合物ガス中で半導体装置の特定箇
所に集束イオンビームを照射して導電性膜を形成し、導
電性膜を途中までドライエッチングして細線パターンを
形成し、細線パターンをマスクにして半導体装置の保護
膜との選択比が大きい異方性エッチングにより半導体装
置の特定箇所を精度よく加工することができ、半導体装
置の特定箇所の透過電子顕微鏡用試料を簡単に短時間で
作成できる。
【0030】請求項3記載の透過電子顕微鏡用試料の作
成方法は、半導体装置上に絶縁膜を形成し、半導体装置
に集束イオンビームを照射し、集束イオンビームを照射
した領域の半導体装置上の絶縁膜を選択的に除去し、絶
縁物の細線パターンを形成するため、保護膜を除去した
半導体装置であっても、細線パターンをマスクにして半
導体装置の導電膜との選択比が大きい異方性エッチング
により半導体装置の特定箇所を精度よく加工することが
でき、半導体装置の特定箇所の透過電子顕微鏡用試料を
簡単に短時間で作成できる。
【0031】請求項4記載の透過電子顕微鏡用試料の作
成方法は、ハロゲンガス中で半導体装置の特定箇所の近
傍に集束イオンビームを照射し、半導体装置を集束イオ
ンビーム支援エッチングによりエッチングするため、エ
ッチング速度を増加することができ、パターニングする
ことなく、半導体装置の特定箇所を短時間に精度よく加
工することができ、半導体装置の特定箇所の透過電子顕
微鏡用試料を簡単に短時間で作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の透過電子顕微鏡用試
料の作成方法を示す工程断面図である。
【図2】この発明の第2の実施例の透過電子顕微鏡用試
料の作成方法を示す工程断面図である。
【図3】この発明の第3の実施例の透過電子顕微鏡用試
料の作成方法を示す工程断面図である。
【図4】この発明の第4の実施例の透過電子顕微鏡用試
料の作成方法を示す工程断面図である。
【図5】従来の透過電子顕微鏡用試料の作成方法を示す
工程断面図である。
【符号の説明】
5 導電性レジスト 6 電子ビーム 7 半導体装置の特定箇所 8 細線パターン 10 半導体装置 20 半導体装置 25 金属膜(導電性膜) 26 集束イオンビーム 27 半導体装置の特定箇所 28 細線パターン 30 半導体装置 35 絶縁膜 36 集束イオンビーム 37 半導体装置の特定箇所 38 細線パターン 40 半導体装置 46 集束イオンビーム 47 半導体装置の特定箇所 A〜D 透過電子顕微鏡用試料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 1/00 - 1/36 H01L 21/66 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置に導電性レジストを塗布する
    工程と、前記半導体装置の特定箇所に電子ビームを照射
    する工程と、前記半導体装置上の導電性レジストを現像
    して前記特定箇所に細線パターンを形成する工程と、前
    記半導体装置を前記細線パターンをマスクにして異方性
    エッチングによりエッチングする工程とを含む透過電子
    顕微鏡用試料の作成方法。
  2. 【請求項2】 有機金属化合物ガス中で半導体装置の特
    定箇所に集束イオンビームを照射して導電性膜を形成す
    る工程と、前記導電性膜を途中までドライエッチングし
    て前記特定箇所に細線パターンを形成する工程と、前記
    半導体装置を前記細線パターンをマスクにして異方性エ
    ッチングによりエッチングする工程とを含む透過電子顕
    微鏡用試料の作成方法。
  3. 【請求項3】 半導体装置上に絶縁膜を形成する工程
    と、前記半導体装置の特定箇所の近傍に集束イオンビー
    ムを照射する工程と、集束イオンビームを照射した領域
    の前記半導体装置上の絶縁膜を選択的に除去して前記特
    定箇所に細線パターンを形成する工程と、前記半導体装
    置を前記細線パターンをマスクにして異方性エッチング
    によりエッチングする工程とを含む透過電子顕微鏡用試
    料の作成方法。
  4. 【請求項4】 ハロゲンガス中で半導体装置の特定箇所
    の近傍に集束イオンビームを照射する工程と、前記半導
    体装置を集束イオンビーム支援エッチングによりエッチ
    ングする工程とを含む透過電子顕微鏡用試料の作成方
    法。
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