JP3205060U - ヘルメット装着用帽子 - Google Patents
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Abstract
【課題】断熱効果及び防雨効果が高く、かつ、持ち運びに便利なヘルメット装着用帽子を提供する。【解決手段】ヘルメット装着用帽子10は、ヘルメット20の上に被せて装着するものであり、キャップ部11と、このキャップ部11の周りに設けられた鍔部12とを備え、発泡ポリエチレンにより構成されている。これにより、高い外断熱効果を得ることができると共に、重さを軽くすることができ、かつ、折り畳んで持ち運ぶことができる。【選択図】図2
Description
本考案は、ヘルメットの上に重ねて装着するヘルメット装着用帽子に関する。
ヘルメットは、外部衝撃に対して頭部を保護するために、工事現場用および防災用などに広く使用されている。しかしながら、ヘルメット自体は、通常は、金属製または合成樹脂製もしくは繊維強化合成樹脂製であるために断熱性に乏しく、炎天の屋外作業においては直射日光をまともに受けるため、ヘルメット内の温度が極めて高くなってしまう。そのため、作業能率が低下し、場合によっては熱中症、日射病等の健康障害を起こす危険性があるという問題があった。
また、従来のヘルメットは、前側に小さな庇が付く程度であるので、降雨降雪時の雨や雪から顔面や後頭部及び首筋を保護する機能はほとんどなく、降雨降雪時には顔面や首筋が濡れてしまい、場合によっては、襟元から雨具の中に雨が入り込んで服が濡れてしまうという問題があった。
そこで、従来より、このような問題点を解決するための提案がされている。例えば、特許文献1には、麦わら帽子をヘルメットの上に重ねて被せた防暑用ヘルメットが記載されている。しかしながら、この防暑用ヘルメットでは、断熱効果及び防雨効果が十分ではなく、また、麦わら帽子の部分がかさばるので持ち運びが不便であるという問題があった。
本考案は、このような問題に基づきなされたものであり、断熱効果及び防雨効果が高く、かつ、持ち運びに便利なヘルメット装着用帽子を提供することを目的とする。
本考案のヘルメット装着用帽子は、ヘルメットの上に被せて装着するものであって、キャップ部と、このキャップ部の周りに設けられた鍔部とを備え、発泡ポリエチレンよりなるものである。
本考案によれば、キャップ部と鍔部を設け、ヘルメットの上に被せて装着するようにしたので、既存のヘルメットに被せるだけで簡単に利用することができる。
また、発泡ポリエチレンにより構成するようにしたので、高い外断熱効果を有し、頭部の温度上昇を例えば7℃以上も低くすることができると共に、重さが140g程度と軽いので、首に負担がかからず、長時間使用することができる。更に、ソフトタッチで復元性にも優れるので、しわにならず、折り畳んで持ち歩くことができる。
加えて、鍔部により、例えば、晴天時には肩まで日陰にすることができ、高い日よけ効果を得ることができると共に、雨天時には、雨しずくが襟元に落ちないようにすることができ、襟元から雨具の中に雨が入り込んで服が濡れてしまうことを防止することができる。しかも、鍔部を鋏などで簡単に切ることができるので、使用場所に合わせて大きさを調整することもできる。
更にまた、着色もできるので、作業職種などに応じて色分けするという使い方もできる。
また、キャップ部に、鍔部の側から頭頂部に向かい、筋状に、外側又は内側に突出するように湾曲させたキャップ湾曲部を設けるようにすれば、ヘルメットの形状や大きさが異なっても、キャップ湾曲部が広がることにより対応することができる。
更に、鍔部に、キャップ部の側から周縁部に向かい、筋状に、上側又は下側に突出するように湾曲させた鍔湾曲部を設けるようにすれば、強度を向上させることができ、鍔部の大きさを大きくすることができる。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案の一の実施の形態に係るヘルメット装着用帽子10を上から見た構成を表すものである。図2は、図1に示したII−II線に沿った断面構成を表すものである。図3は、ヘルメット装着用帽子10を横から見た構成を表すものである。
このヘルメット装着用帽子10は、ヘルメット20の上に被せて装着するものであり、キャップ部11と、このキャップ部11の周りに設けられた鍔部12とを備え、発泡ポリエチレンにより構成されている。発泡ポリエチレンにより構成することにより、高い外断熱効果が得られ、頭部の温度上昇を例えば5℃以上も低くすることができると共に、重さを例えば100g程度と軽くすることができ、かつ、折り畳んで持ち運ぶことができるようになっている。キャップ部11及び鍔部12の厚みは、例えば、4mm以上9mm以下であることが好ましい。
キャップ部11は、ヘルメットの上に被せることができればどのような形状でもよいが、ヘルメットの外形に対応した形状、例えば、半球形状又は半楕円体状とされることが好ましい。また、キャップ部11には、鍔部12の側から頭頂部に向かい、筋状に、外側又は内側に突出するように湾曲させたキャップ湾曲部11Aが少なくとも1つ設けられていることが好ましい。ヘルメットの形状や大きさが異なっても、キャップ湾曲部11Aが広がることにより対応することができるからである。
なお、キャップ湾曲部11Aが外側に突出するように湾曲しているというのは、外表面及び内表面が共に外側に湾曲している場合であり、キャップ湾曲部11Aが内側に突出するように湾曲しているというのは、外表面及び内表面が共に内側に湾曲している場合である。図1及び図2では、外側に突出するように湾曲された4本のキャップ湾曲部11Aが設けられた場合について示している。
鍔部12は、キャップ部11の全周に設けられていることが好ましい。日よけ効果及び雨よけ効果を高めることができるからである。鍔部12の幅は、例えば、15cm以上30cm以下とすることが好ましい。なお、鍔部12は、発泡ポリエチレンにより構成されているので、鋏などで簡単に切ることができ、使用場所に合わせて大きさを調整することも可能である。
鍔部12には、キャップ11部の側から周縁部に向かい、筋状に、上側又は下側に突出するように湾曲させた鍔湾曲部12Aが少なくとも1つ設けられていることが好ましい。強度を向上させることができるからである。なお、鍔湾曲部12Aが上側に突出するように湾曲しているというのは、外表面及び内表面が共に上側に湾曲している場合であり、鍔湾曲部12Aが下側に突出するように湾曲しているというのは、外表面及び内表面が共に下側に湾曲している場合である。また、鍔湾曲部12Aは、例えば、鍔部12の中心位置から周縁部に向かい放射状に形成されることが好ましい。図1及び図2では、上側に突出するように湾曲された12本の鍔湾曲部12Aが放射状に設けられた場合について示している。
このヘルメット装着用帽子10は、例えば、ヘルメット20の外側に上からキャップ部11を被せて用いる。また、使用場所に応じて、鍔部12の大きさが大きすぎる時には、鍔部12を切って大きさを調整する。更に、作業職種などに応じて異なる色のヘルメット装着用帽子10用いるようにすることもできる。持ち運ぶ際には、折り畳んで小さくすることができる。
このように本実施の形態によれば、キャップ部11と鍔部12を設け、ヘルメット20の上に被せて装着するようにしたので、既存のヘルメット20に被せるだけで簡単に利用することができる。
また、発泡ポリエチレンにより構成するようにしたので、高い外断熱効果を有し、頭部の温度上昇を例えば5℃以上も低くすることができると共に、重さが100g程度と軽いので、首に負担がかからず、長時間使用することができる。更に、ソフトタッチで復元性にも優れるので、しわにならず、折り畳んで持ち歩くことができる。
加えて、鍔部12により、例えば、晴天時には肩まで日陰にすることができ、高い日よけ効果を得ることができると共に、雨天時には、雨しずくが襟元に落ちないようにすることができ、襟元から雨具の中に雨が入り込んで服が濡れてしまうことを防止することができる。しかも、鍔部12を鋏などで簡単に切ることができるので、使用場所に合わせて大きさを調整することもできる。
更にまた、着色もできるので、作業職種などに応じて色分けするという使い方もできる。
また、キャップ部11に、鍔部12の側から頭頂部に向かい、筋状に、外側又は内側に突出するように湾曲させたキャップ湾曲部11Aを設けるようにすれば、ヘルメット20の形状や大きさが異なっても、キャップ湾曲部11Aが広がることにより対応することができる。
更に、鍔部12に、キャップ部11の側から周縁部に向かい、筋状に、上側又は下側に突出するように湾曲させた鍔湾曲部12Aを設けるようにすれば、強度を向上させることができ、鍔部12の大きさを大きくすることができる。
以上、実施の形態を挙げて本考案を説明したが、本考案は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、各構成要素について具体的に説明したが、全ての構成要素を備えていなくてもよく、また、他の構成要素を備えていてもよい。
10…ヘルメット装着用帽子、11…キャップ部、11A…キャップ湾曲部、12…鍔部、12A…鍔部湾曲部、20…ヘルメット
Claims (4)
- ヘルメットの上に被せて装着するヘルメット装着用帽子であって、
キャップ部と、このキャップ部の周りに設けられた鍔部とを備え、
発泡ポリエチレンよりなる
ことを特徴とするヘルメット装着用帽子。 - 前記キャップ部には、前記鍔部の側から頭頂部に向かい、筋状に、外側又は内側に突出するように湾曲させたキャップ湾曲部が少なくとも1つ設けられた
ことを特徴とする請求項1記載のヘルメット装着用帽子。 - 前記鍔部には、前記キャップ部の側から周縁部に向かい、筋状に、上側又は下側に突出するように湾曲させた鍔湾曲部が少なくとも1つ設けられた
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のヘルメット装着用帽子。 - 前記鍔部の幅は、15cm以上30cm以下であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1に記載のヘルメット装着用帽子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001848U JP3205060U (ja) | 2016-04-21 | 2016-04-21 | ヘルメット装着用帽子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016001848U JP3205060U (ja) | 2016-04-21 | 2016-04-21 | ヘルメット装着用帽子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3205060U true JP3205060U (ja) | 2016-06-30 |
Family
ID=56236257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016001848U Expired - Fee Related JP3205060U (ja) | 2016-04-21 | 2016-04-21 | ヘルメット装着用帽子 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3205060U (ja) |
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2016
- 2016-04-21 JP JP2016001848U patent/JP3205060U/ja not_active Expired - Fee Related
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