JP3204310U - サンキャップ型帽子 - Google Patents
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Abstract
【課題】着用バンドとつばからなるサンキャップ型帽子の形状を変化させるようにし、美観を向上させた、新たな形式のサンキャップ型帽子を提供する。【解決手段】丸く撓んで形成される弾性材質の着用バンド20と、太陽光から顔面を保護可能に、着用バンド20の前方に平たく延長形成されるつば10と、を備え、つば10の幅方向の両側に、上側に畳まれる折畳部15が設けられるとともに、折畳部15がつば10の一側に固定されるように、折畳部15とつば10にそれぞれ固定手段であるスナップボタン16が設けられる。この構成においては、涼しい風が感じられるように、上部が開放され、つばの両側を折って上げ、固定することにより、美観を向上させることができる。【選択図】図1
Description
本考案は、涼しい風が感じられるように、上部が開放されたサンキャップ型帽子に関し、特に、つばの両側を折って上げ、固定することにより、美観を向上させるようにしたサンキャップ型帽子に関する。
一般に、帽子は、頭を保護し、または頭の保温及び直射光線による被害を防ぐために、頭に着用するものであって、用途により、保護用帽子とファッション用帽子に分けられる。
また、帽子の構造により、光を遮るつばのある通常型帽子と、つばなしの、頭に密着したビーニー帽に分けられることもある。
つばのある通常型帽子では、帽子のつばが直射光線から顔を保護するようになるが、夏季に頭の熱を発散し、風が感じられるように、帽子の上端部に孔を形成し、または、そもそも頭につけるための着用バンドにつばが設けられた構造で形成されることもある。
このように着用バンドにつばのみが設けられた構造の帽子をサンキャップ型帽子というが、このようなサンキャップ型帽子は、つばが比較的に硬質材料で形成され、その形状が固定され、美観を向上させるのに制限があるという問題点があった。
一方、本考案と関連した先行技術を調べた結果、多数の特許文献が検索され、ここでその一部を紹介する。
特許文献1には、つば芯と、つば芯の上下面に固定された原反とを備え、着用したとき、着用者の前額部に位置するつばを有する帽子において、つば芯は、多数個に分割され、分割されたつば芯の上下面のいずれか一面には、分割されたそれぞれのつば芯の大きさの原反が固定され、他面には、多数個の分割されたつば芯の分割面を近づけた状態での分割されたつば芯の全体の大きさの原反が固定され、つばは、つば芯の分割面を中心として畳んだり広げたりすることができ、保管及び携帯しやすいように折り畳むことができ、袋を形成して、小さい物品を保管可能な、折り畳まれるつばを備える帽子について記載されている。
特許文献2には、キャップ部と、前記キャップ部から突出するつば部と、前記つば部に設けられる光源部と、前記光源部を制御するスイッチ部と、前記キャップ部に設けられ、前記光源部に電源を供給するメインバッテリーと、を備え、前記つば部は、複数個の折畳部に分割される折畳式からなる、照明付き帽子について記載されている。
特許文献1:KR10‐2001‐0069243 A
特許文献2:KR20‐0465811 Y1
特許文献2:KR20‐0465811 Y1
本考案は、上記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、着用バンドとつばからなるサンキャップ型帽子の形状を変化させるようにし、美観を向上させた、新たな形式のサンキャップ型帽子を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本考案は、丸く撓んで形成される弾性材質の着用バンドと、太陽光から顔面を保護可能に、前記着用バンドの前方に平たく延長形成されるつばと、を備え、前記つばの幅方向の両側に、上側に畳まれる折畳部が設けられ、前記折畳部がつばの一側に固定されるように、前記折畳部とつばにそれぞれ固定手段が設けられることを特徴とする。
また、前記固定手段は、スナップボタンまたは面ファスナーからなることを特徴とする。
また、前記つばは、フレキシブル材質の内皮と外皮との間に、一定の幅を有する前後方向の弾性部材が、幅方向に沿って連続して配列された構造からなり、前記弾性部材の両端は、つばのフレーム部または着用バンドによりそれぞれ固定されることを特徴とする。
また、前記折畳部は、前記弾性部材間の隙間を基準として折り畳まれることを特徴とする。
本考案によれば、着用バンドとつばからなるサンキャップ型帽子の基本的な機能を維持しながら、つばの幅方向の両側に設けられた折畳部を折って上げ、つばの一側に固定することにより、全体の美観を向上させることができる。
また、つばを構成する内皮と外皮との間に一定の幅の弾性部材が幅方向に沿って連続して配列されているので、弾性部材間の隙間を基準としてつばを変形させることができ、これにより、収納時の体積を減らすことができる。
また、折畳部が弾性部材間の隙間を基準として折り畳まれるので、折畳部を畳んだり広げたりしやすくなるとともに、初期形状への復元が自由となる。
以下、添付した図面を参照して、本考案について詳述する。
本考案によるサンキャップ型帽子は、図1乃至図4に示すように、弾性材質の着用バンド20と、太陽光から顔面を保護可能に、前記着用バンド20の前方に平たく延長形成されるつば10と、前記つば10の幅方向の両側に設けられる、上側に畳まれる折畳部15と、前記折畳部15がつば10の一側に固定されるように、前記折畳部15とつば10にそれぞれ固定手段と、を備える。
ここで、前記固定手段は、スナップボタン16、17または面ファスナーで構成されてもよい。すなわち、前記折畳部15またはつば10の一側に雌のスナップボタン16が設けられ、前記つば10または折畳部15にこれに対応する雄のスナップボタン17が設けられることにより、スナップボタン16、17の雌雄結合により、前記折畳部15がつば10の一側に固定されるようになる。もちろん、スナップボタン16、17の代わりに雌雄の面ファスナーが設けられてもよい。
また、前記つば10は、図3と図4に示すように、フレキシブル材質の内皮13と外皮12との間に、一定の幅を有する前後方向の弾性部材14が、幅方向に沿って連続して配列された構造からなることが好ましい。このとき、前記弾性部材14の両端は、つば10のフレーム部11または前記着用バンド20によりそれぞれ固定されることにより、動かないように配列される。これにより、前記弾性部材14のうち、つば10の幅方向の両側の周縁部に位置した弾性部材14は、つば10のフレーム部11により、両端がそれぞれ固定された構造を有し、つば10の中央部分に位置した弾性部材14は、つば10のフレーム部11により一端が固定され、他端は、着用バンド20により固定された構造を有する。また、前記折畳部15は、前記弾性部材14間の隙間を基準として畳まれるようになる。
このように構成された本考案のサンキャップ型帽子は、使用者の選択により、折畳部を畳んだり広げたりすることができ、美観を向上させ、ファッションの効果を増大させる。
使用者が帽子を着用しようとする場合は、着用バンド20を頭に結合させ、つば10を用いて太陽光が顔面を照らさないようにする。これにより、使用者は、太陽光から顔面を保護するとともに、外部に露出した頭から涼しい風を楽しむことができる。
もし、ファッションのために、つば10の周縁部を折り畳もうとする場合は、つば10の周縁部に位置した折畳部15を上方に折った後、スナップボタン16、17等の固定手段を用いて、折畳部15をつば10の一側に固定すればよい。これにより、使用者は、服に似合う形態の帽子に形状を変えることにより、ファッションセンスを誇ることになる。
以上、本考案の技術的思想を例示するためのいくつかの実施例と関連して説明し図示したが、本考案は、このように説明されたそのままの構成及び作用に限られるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の技術的思想の範疇を逸脱しない範囲内で、本考案について多数の変更及び修正が可能であることは、通常の技術者にとってよく理解されるものである。したがって、そのような全ての好適な変更及び修正と均等物も、本考案の範囲に属するものと見なさなければならない。
10 つば
11 フレーム部
12 外皮
13 内皮
14 弾性部材
15 折畳部
16、17 スナップボタン
20 着用バンド
11 フレーム部
12 外皮
13 内皮
14 弾性部材
15 折畳部
16、17 スナップボタン
20 着用バンド
Claims (4)
- 丸く撓んで形成される弾性材質の着用バンド(20)と、
太陽光から顔面を保護可能に、前記着用バンド(20)の前方に平たく延長形成されるつば(10)と、を備え、
前記つば(10)の幅方向の両側に、上側に畳まれる折畳部(15)が設けられるとともに、
前記折畳部(15)がつば(10)の一側に固定されるように、前記折畳部(15)とつば(10)にそれぞれ固定手段が設けられることを特徴とするサンキャップ型帽子。 - 前記固定手段は、スナップボタン(16)、(17)または面ファスナーからなることを特徴とする請求項1に記載のサンキャップ型帽子。
- 前記つば(10)が、フレキシブル材質の内皮(13)と外皮(12)との間に、一定の幅を有する前後方向の弾性部材(14)が、幅方向に沿って連続して配列された構造からなり、前記弾性部材(14)の両端は、つば(10)のフレーム部(11)または前記着用バンド(20)によりそれぞれ固定されることを特徴とする請求項1または2に記載のサンキャップ型帽子。
- 前記折畳部(15)が、前記弾性部材(14)間の隙間を基準として折り畳まれることを特徴とする請求項3に記載のサンキャップ型帽子。
Applications Claiming Priority (2)
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KR20160000656 | 2016-02-04 | ||
KR20-2016-0000656 | 2016-02-04 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3204310U true JP3204310U (ja) | 2016-05-26 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016001080U Expired - Fee Related JP3204310U (ja) | 2016-02-04 | 2016-03-09 | サンキャップ型帽子 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3204310U (ja) |
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2016
- 2016-03-09 JP JP2016001080U patent/JP3204310U/ja not_active Expired - Fee Related
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