JP3205054U - フィルター構造体 - Google Patents

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茂 藤原
茂 藤原
貴之 廣瀬
貴之 廣瀬
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ヤマトヨ産業株式会社
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Abstract

【課題】交換時に枠体を捨てることなく不織布のみを交換可能であり、空調用機器に簡便に取り付けることが可能なフィルターを提供する。【解決手段】略四角の形状で弾性を持つ二つ以上の枠体2と、開口部11に留め具12が付いて開閉可能となっている袋状に形成された濾過部1からなり、枠体2を濾過部1に着脱自在な状態で複数個収納したことを特徴とするフィルター構造体とした。このフィルター構造体は枠体2が収納されている数だけ複数のダクトもしくは空調機器に同時に設置することができる。【選択図】図1

Description

本考案は空調機器に設置するフィルターに関する。
従来、空調用の熱交換器等のダクトには図2のような機構でフィルターが設置される。多くのフィルターは、金属製もしくは樹脂製の枠体に不織布製の濾過部を接着することで製造されている。ダクトのフィルター設置個所にはレールがあり、フィルターはレール上をスライドさせることで設置される。フィルターによってはダクトの開口数個分の大きさがあり、並列で設置されている複数のダクトに同時に設置されることもある。そしてフィルターが汚れて廃棄する際には、枠体ごと古いフィルターを廃棄している。
一方、家庭向けのフィルターとしては、枠体と濾過部を、全て金属もしくは樹脂で構成したものがある。これらは汚れても廃棄せず、洗浄して再使用する。しかし、これらのフィルターは洗浄に手間がかかることや捕集効率が低いことから、不織布を袋状にして、金属製もしくは樹脂製のフィルターの上からカバーすることがある。例えば、PET繊維を丸編みすることで袋状に形成された本体を有しており、開放部の全周にはポリウレタンゴムが取り付けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。これは浴室換気乾燥機等に取り付けられる事が想定されており、汚れた場合カバーのみを捨てることが出来る。しかし決まった枠を持たず、異なるサイズのフィルターをカバーする必要があるために伸縮自在の素材に材質が限定される。また、取り付けるフィルターが小さすぎる場合には布地が余らない様に袋をねじる等して工夫して取り付ける必要があり手間である。
特開2015−9172号 公報
枠体に不織布製の濾過部が接着されたフィルターでは、濾過部が汚れた場合には枠体ごと再利用せず廃棄するため、枠体の分だけフィルターの価格が上がり、また枠体の分だけ廃棄量が増えるという問題があった。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであり、枠体を廃棄せず再利用可能なフィルターを提供することを目的とする。
複数個の枠体(2)と、袋状に形成された濾過部(1)からなり、前記枠体(2)が前記濾過部(1)に着脱可能な状態で内部に複数個収納したことを特徴とするフィルター構造体。
前記濾過部(1)に収納された前記枠体(2)は、風が通る方向に対し枠体(2)同士が重ならない様に並列に並べられていることを特徴とするフィルター構造体。
前記枠体(2)は略四角状で弾性を持つことを特徴とするフィルター構造体。
前記濾過部(1)の開口部(11)には留め具(12)を備え、開閉可能としたフィルター構造体。
前記濾過部(1)の内側の一部を接着することで、収納した前記枠体(2)の位置が決められることを特徴とするフィルター構造体。
本考案のフィルター構造体によれば、ダクトに設置して図3に示す機構にて空気を浄化することが出来る。濾過部(1)が汚れたときは枠体(2)を廃棄することなく濾過部のみを交換することで再使用することが出来る。
本考案のフィルター構造体は、図4のように内部に収納されている枠体(2)の数だけ複数の並列に並んだダクト(5)もしくは空調機器に同時に設置することが出来る。枠体(2)同士はフィルター構造体内部で独立しているため、図5のように並んだダクト(5)もしくは空調機器の設置場所が並行からわずかにずれていても設置することが出来る。また、枠体(2)に弾性があるので手でたわませることが可能であり、空調機器への取り付けや濾過部(1)の交換を簡便に行う事が出来る。濾過部(1)の開口部(11)には留め具(12)を備えており、枠体(2)の収納時には濾過部(1)の開口部(11)は閉じているが枠体(2)を取り出す際には人力で容易に開くことが出来る。濾過部(1)の内側は一部が接着してあり、枠体(2)を収納する際の位置決めに使われるので、枠体(2)の位置が濾過部(1)の中で容易にずれることはない。
本考案に係るフィルター構造体の構成 従来のフィルターのダクト設置例 本考案に係るフィルターのダクト設置例 本考案に係るフィルター構造体の並んだダクトへの設置例 本考案に係るフィルター構造体の位置がずれたダクトへの設置例
以下、本考案を実施するための形態について説明する。
本考案のフィルター構造体は、図1のように袋状に形成された濾過部(1)と枠体同士が重ならないように並べた複数個の枠体(2)からなる。
本考案の枠体(2)は、硬鋼線やピアノ線等のばね材を四角にすることが好ましい。例えば、ばね材を折り曲げ、端部を溶接して作ることが考えられる。枠体(2)は、ダクト(5)のフィルター設置用レール(51)一つ分に収まる大きさにすることが好ましい。この方法によれば枠体(2)は弾性を持ち、手で折り曲げることは出来るが、容易に壊れることなく速やかに元の形状に戻る。
本考案の濾過部(1)は、縫製した不織布を用いることが好ましい。例えば、不織布を二枚重ね合わせ、端部を縫製して製作することが考えられる。濾過部(1)は枠体(2)を収納予定の箇所に沿った箇所で内部が接着(13)してあり、収納した枠体(2)の位置が容易にずれない構造とすることが好ましい。接着方法としては、例えば接着剤を用いる方法や縫製する方法が考えられる。他にも濾過部(1)の材質が熱可塑性樹脂である場合には、一部を熱溶着する方法も考えられる。また、面ファスナーを用いて接着自在にする方法も考えられる。さらに、開口部(11)には留め具(12)として面ファスナーを用いることが好ましい。留め具(12)としては他にボタンなどを用いても良い。このような構成によれば、濾過部(1)の開口部(11)は道具を使用せず人力で開閉可能となる。開口部(11)は反対側にも設けると、反対側からも枠体(2)を取り出せて便利であるので好ましい。このような構成によると濾過部(1)は開口部(11)を両方開放した場合に筒状の袋になるが、本考案の要旨を変更するものでないことは言うまでもない。
以上の構成に寄れば、濾過部(1)に枠体(2)を複数並行に並べて入れ、口を閉めることで複数のダクト(5)に同時に設置可能なフィルター構造体となる。このフィルター構造体は空調用フィルターとして、複数並列に設置されているダクト(5)に設置される。フィルター構造体内部では枠体(2)が独立して存在しているため、並列に設置されたダクト(5)もしくは空調機器の設置場所が並行からわずかにずれていても、図3のように各ダクトの設置用レール(51)に各枠体(2)を設置することが出来る。更に、濾過部(1)が汚れた際には枠体(2)を濾過部(1)の中から取り出し、濾過部(1)のみを交換することが出来る。
1 袋状濾過部
11 袋状濾過部に設けられた開口部
12 留め具
13 濾過部内部の接着部分
2 枠体
3 従来のフィルターの枠体
4 従来のフィルターの濾過部
5 ダクト
51 ダクト内のフィルター設置用レール

Claims (5)

  1. 複数個の枠体(2)と、袋状に形成された濾過部(1)からなり、前記枠体(2)を前記濾過部(1)に着脱自在な状態で内部に複数個収納したことを特徴とするフィルター構造体。
  2. 前記濾過部(1)に収納された前記枠体(2)は、風が通る方向に対し枠体(2)同士が重ならない様に、並列に並べられていることを特徴とする請求項1に記載のフィルター構造体。
  3. 前記枠体(2)は略四角状で弾性を持つことを特徴とする請求項1又は2に記載のフィルター構造体。
  4. 前記濾過部(1)の開口部(11)には留め具(12)を備え、開閉可能とした請求項1から3のいずれか一つに記載のフィルター構造体。
  5. 前記濾過部(1)の内側の一部を接着することで、収納した前記枠体(2)の位置が決められることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のフィルター構造体。
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