JP3205051B2 - 不規則パターンを有する絡み合い不織布およびその製造方法 - Google Patents
不規則パターンを有する絡み合い不織布およびその製造方法Info
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Description
揃いな大きさの穴を有する絡み合った不織布、およびそ
の製造方法に関する。
繊維を絡み合わせる方法は、長年にわたり商業的に実施
されている。この流体による繊維絡み合わせの方法は、
例えば米国特許第3,485,706 号(エバンズ)、米国特許
第3,498,874 号(エバンズら)、米国特許第3,498,874
号(バンティング)等に記載されている。また、これら
の特許の他に、米国特許第4,379,799 号(ホームズら)
および米国特許第4,465,726 号(ホームズら)は、所定
の規則的なパターンで規則的な大きさの穴を有する不織
布を記載している。
技術の特許明細書には、不規則なパターンで配列される
不揃いな大きさの穴を有する不織布をどのようにして製
造するかについては記載がない。
びエバンズらの米国特許第3,498,874 号においては、規
則的なパターンを形成した織布からなるベルト上で流体
を用いて絡み合わされる、不織布が開示してある。そし
て、エバンズの方法によれば、製造工程の間中、繊維層
は織布のベルト上に置かれ、得られる繊維製品は実質的
に規則的なパターンで均一な大きさの穴を有する。ま
た、バンティングの米国特許第3,498,874 号は、実質的
にパターンのない絡み合い不織布およびその製造方法を
開示している。そして、この特許の好ましい態様におい
ては、実質的に均一な密度の構造を有する表面の滑らか
な布が得られる。そして、ホームズらの米国特許第4,37
9,799 号および米国特許第4,465,726 号は、実質的にエ
バンズらの方法により特別な用具を用い、リブ付きのテ
リー織に似た規則的なパターンを有する絡み合い不織布
を製造している。
に支持された繊維状物質に高圧水流を噴射することのみ
によって形成されるので、実質的に形成用部材の鏡像ま
たは逆像として形成される。このため、形成される不織
布は、形成用部材のパターンによって決定される、固定
的・規則的な穴のパターンを有するものであるといえ
る。
から予期される実質的に唯一の鏡像または逆像とは異な
った、多様で不規則な穴のパターンをとる不織布、およ
びその製造方法を提供することを目的とする。
所定パターンが形成された支持部材(4)上に支持され
た繊維状出発材料の層(2)を、液体流噴射手段(1
2,12’,12’’,12’’’)および前記液体流
噴射手段の下において前記支持部材に近接してその下側
に位置し空気流を吸引する真空ボックス(18,1
8’,18’’,18’’’)を各々が有する複数の絡
み合いゾーンを通じて移動させ、各絡み合いゾーンにお
いて、液体流噴射手段(12,12’,12’’,1
2’’’)から、前記液体透過性で所定パターンが形成
された支持部材(4)上に支持された繊維層(2)に液
体流を噴射して支持部材(4)上の繊維を絡み合わせる
ことから成る不織布の製造方法において、絡み合いゾー
ンにおける真空ボックス内の圧力がその直前の絡み合い
ゾーンにおける真空ボックス内の圧力よりも小さくなる
ように各真空ボックス(18,18’,18’’,1
8’’’)の真空条件を制御することにより、不規則な
パターンで不揃いな大きさの穴を有する不織布を製造す
ることを特徴とするものである。
形態において、 a) 互いに機械的に係合しているが液体流噴射により
移動可能な個々の繊維からなる繊維状出発材料の層
(2)を、所定方向への移動に適しかつ液体透過性で所
定パターンが形成された支持部材(4)上に支持する工
程と、 b) 前記支持部材上に支持された繊維層(2)を、高
圧の微細で実質的に柱状の液体流を噴射するマニフォー
ルド(12)およびこのマニフォールドの下において前
記支持部材に近接してその下側に位置し空気流を吸引す
る真空ボックス(18)を有する第1絡み合いゾーン
(12,18)へ所定方向に移動させ、第1絡み合いゾ
ーン(12,18)において、マニフォールド(12)
から、前記支持部材上に支持された繊維層(2)および
前記液体透過性で所定パターンが形成された支持部材
(4)に液体流を噴射する工程と、 c) 前記支持部材上に支持された繊維層(2)を、第
1絡み合いゾーン(12,18)から、高圧の微細で実
質的に柱状の液体流を噴射するマニフォールド(1
2’)およびこのマニフォールドの下において前記支持
部材に近接してその 下側に位置し空気流を吸引する真空
ボックス(18’)を有する第2絡み合いゾーン(1
2’,18’)へ所定方向に移動させる工程と、 d) 第2絡み合いゾーン(12’,18’)における
真空ボックス(18’)内の圧力が第1絡み合いゾーン
(12,18)における真空ボックス(18)内の圧力
よりも小さくなるような真空条件の制御の下で、前記支
持部材上の繊維層(2)が第1絡み合いゾーン(12,
18)から第2絡み合いゾーン(12’,18’)へ移
動する間に、前記支持部材上の繊維層(2)の繊維を変
位させて前記所定パターンが形成された支持部材(4)
のパターンとの位置ずれを生じさせる工程と、 e) 第2絡み合いゾーン(12’,18’)におい
て、マニフォールド(12’)から、前記支持部材上に
支持された前記変位して位置ずれを生じた繊維層(2)
および前記液体透過性で所定パターンが形成された支持
部材(4)に液体流を噴射する工程を有するものであ
る。
態において、 a) 互いに接触しているが液体流噴射(12,1
2’)により移動可能な個々の繊維から成る繊維状出発
材料の層(2)を、所定方向への移動に適しかつ液体透
過性で所定パターンが形成された支持部材(4)上に支
持する工程と、 b) 液体流噴射手段(12,12’)および前記液体
流噴射手段の下において前記支持部材に近接してその下
側に位置し空気流を吸引する真空ボックス(18,1
8’)を各々が有する第1絡み合いゾーン(12,1
8)および第2絡み合いゾーン(12’,18’)を通
じて、前記支持部材上に支持された繊維層(2)が移動
するように、前記支持部材(4)を所定方向に駆動する
工程と、 c) 第1絡み合いゾーン(12,18)において、液
体流噴射手段(12)から、前記液体透過性で所定パタ
ーンが形成された支持部材(4)および前記支持部材上
に支持された繊維層(2)に液体流を噴射する工程と、 d) 第2絡み合いゾーンにおける真空ボックス(1
8’)内の圧力が第1絡み合いゾーンにおける真空ボッ
クス(18)内の圧力よりも小さくなるような真空条件
の制御の下で、前記支持部材上の繊維層(2)が第1絡
み合いゾーン(1 2,18)から第2絡み合いゾーン
(12’,18’)へ所定方向に移動する間に、前記支
持部材上の繊維層(2)の繊維を変位させて前記所定パ
ターンが形成された支持部材(4)のパターンとの位置
ずれを生じさせる工程と、 e) 第2絡み合いゾーン(12’,18’)におい
て、液体流噴射手段(12’)から、前記液体透過性で
所定パターンが形成された支持部材(4)および前記支
持部材上に支持された前記支持部材のパターンとの位置
ずれを生じた繊維層(2)に液体流を噴射する工程を有
するものである。
繊維層の繊維が前方への微少な変位を受けて形成用部材
の完全に同一の位置には落ちないことを意味する。例え
ば、図1に示すような矩形パターンのベルトを支持部材
(4)として不織布を形成する場合に、第1絡み合いゾ
ーン(12,18)における液体流噴射により部分的に
絡み合わされた繊維ウェブ(2)は、長手方向に延びる
ストランド(3)を形成する部分と、このストランドと
交差して横方向に延びるバンド(7)を形成する部分を
有し、これらの部分から構成される不織布の穴のパター
ンは支持部材(4)の矩形メッシュパターンに応じたも
のになる。しかし、第1の絡み合いゾーンにおける真空
ボックス(18)内の圧力よりも第2の絡み合いゾーン
における真空ボックス(18’)内の圧力が小さくなる
(すなわち吸引力が大きくなる)ような真空条件の制御
の下では、ベルトに支持されている繊維ウェブ(2)
が、第1の絡み合いゾーンから第2の絡み合いゾーンへ
移動する間に、前方への微少な変位を受ける。ここで重
要なことは、この前方への微少な変位が、均一でも規則
的でもないということであり、長手方向に延びる一つの
ストランドを形成する部分は、その側方の他のストラン
ドを形成する部分より変位の程度が大きかったり小さか
ったりします。そのため、長手方向のストランド(3)
を形成する部分に対して、横方向に延びるバンド(7)
を形成する部分が、不規則な異なる位置で接合されるよ
うに再編成される結果、これらの部分により構成される
穴のパターンが支持部材(4)の矩形メッシュパターン
との間で実質的なずれが生じ、不規則なパターンで不揃
いな大きさの穴を有する不織布が形成されることにな
る。 本発明の不織布の製造方法によれば、実質的に均等
に離隔して配置された複数 の連続的なストランド(3)
と、ストランド同士を接合する複数のバンド(7)とを
有し、各ストランド(3)を構成するステープル繊維が
互いに絡み合っており、各バンド(7)を構成する繊維
が互いに実質的に同一方向に延び、実質的に絡み合って
おらず、各バンド(7)が不規則な間隔でストランド
(3)に対して接合された接合部(5)が形成されてい
て、不規則なパターンで不揃いな大きさの穴を有する不
織布が得られる。
(エバンズ)は、絡み合い繊維からなるウェブを製造す
るための方法と装置を記述しており、この方法と装置
は、絡み合い繊維からなるウェブを織布ベルトの上に載
せて運び、高圧で微細な柱状の水流の中に通すというも
のである。このエバンズの発明は参考として本明細書に
組み入れる。
のパターンが形成されたメッシュを有するベルト(不織
布形成用部材)4の上に支持される。繊維ウェブ2は非
セルロース系合成繊維、好ましくはポリエステルで形成
される。繊維ウェブ2は、生地カード、押縁ウェバーな
ど公知のウェブ形成手段からつくることができる。形成
用ベルト4は、ロール6によって駆動され、遊びローラ
8によって支持される。形成用ベルト4は、6×8、1
2×12、14×16等の矩形のメッシュ構造をしてい
なければならない。前述の6×8、12×12、14×
16等の数字は、織物の構造を示しており、当業者には
よく知られているものである。このベルト4を穴の開い
たメッシュにする理由は、繊維ウェブ2をベルト4に載
せたまま、絡み合いゾーンに通すためである。このメッ
シュ構造が不完全だと、繊維ウェブ2がベルトのメッシ
ュに埋め込まれ、不織布を形成する絡み合いゾーンの中
でのすべりが悪くなる。なお、繊維ウェブ2の重量は
1.9〜3.0オンス/平方ヤード(64.4〜10
1.7g/m2)がよい。
びポンプから供給される高圧の水がマニホールド12に
向けて送られる。マニホールド12,12’,12'',
12''' は、微細な柱状の水流をつくり出すオリフィス
のストリップを備える。また各マニホールド12〜1
2''' は、弁14〜14''' により、圧力ゲージ16〜
16''' によって示される水圧をマニホールド12〜1
2''' で達成するよう制御される。各マニホールド12
〜12''' は、それぞれのオリフィスストリップの真下
に、ベルト4に近接して位置する真空ボックス18,1
8’,18'',18''' を備える。各真空ボックス18
〜18''' は、ベルト4の下方に溝穴を有する。この溝
穴は、先の水流がウェブ2に衝突したとき、図示しない
ポンプとパイプを通して空気を引き込み、ウェブ2を脱
水するためのものである。さてオリフィスストリップを
備えて真空ボックス18〜18''' と共働する各マニホ
ールド12〜12''' は、それぞれ不織布形成用の絡み
合いゾーンを形成する。すなわち、マニホールド12と
真空ボックス18は第1絡み合いゾーンを、またマニホ
ールド12’と真空ボックス18’は第2絡み合いゾー
ンを、またマニホールド12’’と真空ボックス1
8’’は第3絡み合いゾーンを、またマニホールド1
2’’’と真空ボックス18’’’は第4絡み合いゾー
ンを、という具合である。
持され、またこのベルト4とともに、図示しない駆動手
段によって矢印で示すように、第1絡み合いゾーンの方
向に進められる。この絡み合いゾーンでは、繊維ウェブ
2は、マニホールド12から噴射される、微細で実質的
に柱状の水流を当てられる。そして、この水流は、繊維
ウェブ2に当った後、メッシュのあるベルト4を通り抜
けて真空ボックス18に入り込む。この過程で、繊維ウ
ェブ2は、その構造が再編成され、ベルト4にしっかり
と密着してその形状に一致するようになる。つまり、ウ
ェブ2の繊維は、主にベルト4のメッシュの穴あき部分
に入り込み、部分的に絡み合い、メッシュの穴が空いて
いない硬い部分からは外れる結果、このウェブ2には穴
が生じる。こうして形成された不織布は、当業者にはよ
く知られているように、ベルト4のメッシュの形状を鏡
のように写したもの、つまりベルトのメッシュ4とは正
反対の形となる。
持しながら駆動される形成用ベルト4は次いで第2絡み
合いゾーンへ移動し、ここでは、注意深くマニホールド
12’内の水圧および真空ボックス18’に入り込む空
気流のバランスが制御される。その結果、第1絡み合い
ゾーンで部分的に絡み合うようになった繊維ウェブ2
は、ベルトの進行方向に変位して形成用ベルトと「位置
ずれ」が生じる。まずベルトの進行方向における繊維の
動きについて見てみると、先の絡み合いゾーンにより部
分的に絡み合った繊維ウェブの繊維全体が進行方向に引
きつけられたり動かされるのではなく、そのすぐ下流側
(すなわちベルト4の進行方向側)の部分の部分的に絡
み合った繊維ウェブだけが、ベルト4自体の速さよりも
速くベルト4の進行方向に引きつけられる。この前方へ
の微少な変位により、当該下流側の部分の繊維ウェブ
は、マニホールド12’からの水流が衝突する瞬間に真
空ボックス18’の上でわずかに集合して絡み合わされ
る。また、この下流側の部分の繊維ウェブよりも上流側
に存在する部分の繊維ウェブはまだベルト4と接触して
いるので、上記の微少な変位は、繊維ウェブ2の繊維を
ドラフト(drafting)させる。ドラフトとは、織物業界
ではよく知られた用語であって、繊維が次々にすべって
いくことをいう。この部分的に絡み合った繊維ウェブ2
がドラフト、ないし一時的に伸びることにより、その領
域での繊維ウェブ2の重量は一時的に減少する。しか
し、それに続く次の微少な変位により、先行する下流側
の部分の繊維ウェブに続く上流側の部分の繊維ウェブが
前方に移動し、先行する下流側の部分の繊維ウェブと集
合して絡み合わされる。よって、こうして連続的に水流
に曝した後は、繊維ウェブは、実質的に元の重量に戻っ
ている。
12,18および第2絡み合いゾーン12’,18’の
真空ボックス18,18’内の圧力を互いに異ならしめ
る真空条件制御の下では、部分的に絡み合った繊維ウェ
ブ2が前方への微少な変位を受ける際、その変位が均一
かつ規則的なものではないということである。したがっ
て、絡み合った繊維ウェブのいくつかの長手方向に延び
る部分は、その側方の隣り合う部分よりも、変位の程度
が大きかったり小さかったりし、その結果長手 方向に延
びるストランドの部分に対して、横方向に延びるバンド
の部分が不規則な間隔で接合された接合部、および不規
則に配置される穴が生ずる。これについて、以下に詳細
に説明する。
シュ構造を有するため、この微少な変位が起こったとき
に、部分的に絡み合った繊維ウェブの長手方向に延びる
ストランド3であった部分は、ベルト4の長手方向に延
びるストランド3を形成する部分へ進む。これは、それ
まで長手方向に延びるストランド3であった、部分的に
絡み合った繊維ウェブの部分が、ベルト4より速い速度
で進みながら、ベルト4の部分に実質的に着地して、長
手方向に延びるストランド3であり続けることを意味す
る。一方、ストランドと交差して横方向に延びる、実質
的に絡み合っていない繊維から成るバンド7は、ベルト
4と同じような速度でベルト4に対して同じような位置
に進むので、ストランド3との関係においては、ベルト
4の繰り返しパターンに対して中間的な位置に進むこと
になり、水流の影響下で、ストランド3に対するバンド
7の位置によって新たなパターンに組み替えられ、また
は再編成される。絡み合っていない繊維から成るバンド
(結びつき)7が、メッシュ構造のベルト4の高い位置
に乗り上げるよう、ランダムに進むとすれば、水流の影
響下では、このバンドは解かれ、2つの交差した平行に
走るバンドを形成するだろう。この本発明による製品お
よび方法において「位置ずれ」(out of registry)と
は、部分的に絡み合った繊維ウェブの一部が前方への微
少な変位を受けて形成用部材の完全に同一の位置には落
ちないことを意味する。水圧と空気流のバランスを正確
に保っても、この位置関係の対応は予測することができ
ない。しかし、これらの変動要因は経験に基づいて調整
するならば、上述のようなウェブの位置ずれを生じさせ
ることができる。
位置関係が達成されると、マニホールド12’からの微
細な柱状水流による衝撃を受ける。そして、必要あるい
は望むならば、さらに第3絡み合いゾーン、第4絡み合
いゾーン等々においてこれまでの手順を繰り返す。
3)と図4に示すが、この不織布は絡み合ったステープ
ル繊維からなる実質的に均一に離隔した複数の連続的な
ストランド3が、不規則に離隔した接合部5において、
実質的に絡み合っていない繊維からなるバンド7により
接合されて、種々の不規則な大きさの穴が、不規則で繰
り返しのないまたは非秩序的なパターンで形成されてい
る。この不織布の絡み合いは主に接合部5で生じる。こ
の絡み合いの繰り返し頻度とその位置は不規則であり、
繊維ウェブ2の進行、水流の圧力等、未制御のプロセス
変数に左右される。離隔されたストランド3をつなぐ接
合部5におけるバンド(結びつき)7は、実質的に同一
方向に延びる(coextensive) 繊維からなる。これは、
この繊維は実質的には絡み合っていないということを意
味する。この繊維は、互いに交差することはある。しか
し、大部分の箇所においては、互いに隣り合う位置関係
である。
7が交差する。バンド7内に一端を有する繊維が、接合
部5の中に入り込んでストランド3の繊維と絡み合い、
そしてこれを通ってこの反対側のバンド7の中に延び
る。ストランド3における接合部5は、少なくとも1個
のバンドと結合するが、2、3ないし4個のバンドと結
合することもできる。
に説明する。しかし、この実施例は本発明を限定するた
めのものではない。
1g/yd2 (874g/m2)のステープルポリエステル繊維
のウェブを用意し、6×8の形成用ベルト4(ウィスコ
ンシン州、Appleton社製)上に載せた。ベルトは単繊維
ポリエステルを矩形に織ったものである。このベルトの
タテ糸とヨコ糸は径が0.040インチ(0.1cm)
で、メッシュの開口部は52%を占めた。ベルト4上に
支持されたウェブ2は、水流により、第1絡み合いゾー
ンでは100ポンド/平方インチ(0.58kg/c
m2 )、第2絡み合いゾーンでは600ポンド/平方イ
ンチ(0.35kg/cm2 )、第3絡み合いゾーンでは9
00ポンド/平方インチ(0.52kg/cm2 )および第
4絡み合いゾーンでは1200ポンド/平方インチ
(0.70kg/cm2 )の圧力をそれぞれ受け、また各絡
み合いゾーンでは、次のような条件に設定された真空ボ
ックスにより吸引力を受けた。すなわち、各絡み合いゾ
ーンの真空ボックス内の圧力(水柱圧測定による圧力)
は、第1絡み合いゾーンでは30インチ(76cm;水柱
圧による。以下同じ)、第2絡み合いゾーンでは20イ
ンチ(51cm)、第3絡み合いゾーンでは10インチ
(25.4cm)、第4絡み合いゾーンでは5インチ(1
2.7cm)に設定された。こうしてウェブ2は前方に変
位され、第2、第3および第4の絡み合いゾーンの真空
溝で再編成される。最後に、絡み合った不織布はベルト
4から取り外され、乾燥される。この結果得られた不織
布を図2〜図4に示す。この布は以下の性質を有してい
た。 重量:4811g/yd2(5754g/m 2 ) グラブ引張り試験結果: 機械方向(M/D):10.2ポンド(4.6kg) 機械交差方向(C/D):8.4ポンド(3.8kg) 伸び率:M/D−79%,C/D−120% ミューレン破裂試験結果:28.5ポンド(12.9k
g) 1プライ(層)の厚さ:0.037インチ(0.094
cm)
い、次の条件下でウェブを処理した。 絡み合いゾーン 水流の圧力 真空ボックス内の圧力 1 100lbs/in2 (0.58kg/cm2 ) 25インチ(64cm)水柱圧 2 600lbs/in2 (0.35kg/cm2 ) 25インチ(64cm)水柱圧 3 1200lbs/in2 (0.70kg/cm2 ) 25インチ(64cm)水柱圧 4 1200lbs/in2 (0.70kg/cm2 ) 25インチ(64cm)水柱圧
にしっかりと固着していた。この結果得られた不織布
は、図5に示すように、規則的なパターンに沿って均一
な大きさの穴を有していた。
使用する形成用部材のパターンから予期される実質的に
唯一の鏡像または逆像とは異なった、多様で不規則な穴
のパターンをとる不織布を提供できる。
本発明の不織布の繊維の形状を示す写真。
本発明の不織布の繊維の形状を示す図。
本発明の不織布の繊維の形状を示す写真。
を用いて製造した従来の不織布の繊維の形状を示す写
真。
Claims (10)
- 【請求項1】液体透過性で所定パターンが形成された支
持部材(4)上に支持された繊維状出発材料の層(2)
を、液体流噴射手段(12,12’,12’’,1
2’’’)および前記液体流噴射手段の下において前記
支持部材に近接してその下側に位置し空気流を吸引する
真空ボックス(18,18’,18’’,18’’’)
を各々が有する複数の絡み合いゾーンを通じて移動さ
せ、各絡み合いゾーンにおいて、液体流噴射手段(1
2,12’,12’’,12’’’)から、前記液体透
過性で所定パターンが形成された支持部材(4)上に支
持された繊維層(2)に液体流を噴射して支持部材
(4)上の繊維を絡み合わせることから成る不織布の製
造方法において、絡み合いゾーンにおける真空ボックス
内の圧力がその前の絡み合いゾーンにおける真空ボック
ス内の圧力よりも小さくなるように各真空ボックス(1
8,18’,18’’,18’’’)の真空条件を制御
することにより、不規則なパターンで不揃いな大きさの
穴を有する不織布を製造することを特徴とする不織布の
製造方法。 - 【請求項2】a) 互いに機械的に係合しているが液体
流噴射により移動可能な個々の繊維からなる繊維状出発
材料の層(2)を、所定方向への移動に適しかつ液体透
過性で所定パターンが形成された支持部材(4)上に支
持する工程と、 b) 前記支持部材上に支持された繊維層(2)を、高
圧の微細で実質的に柱状の液体流を噴射するマニフォー
ルド(12)およびこのマニフォールドの下において前
記支持部材に近接してその下側に位置し空気流を吸引す
る真空ボックス(18)を有する第1絡み合いゾーン
(12,18)へ所定方向に移動させ、第1絡み合いゾ
ーン(12,18)において、マニフォールド(12)
から、前記支持部材上に支持された繊維層(2)および
前記液体透過性で所定パターンが形成された支持部材
(4)に液体流を噴射する工程と、 c) 前記支持部材上に支持された繊維層(2)を、第
1絡み合いゾーン(1 2,18)から、高圧の微細で実
質的に柱状の液体流を噴射するマニフォールド(1
2’)およびこのマニフォールドの下において前記支持
部材に近接してその下側に位置し空気流を吸引する真空
ボックス(18’)を有する第2絡み合いゾーン(1
2’,18’)へ所定方向に移動させる工程と、 d) 第2絡み合いゾーン(12’,18’)における
真空ボックス(18’)内の圧力が第1絡み合いゾーン
(12,18)における真空ボックス(18)内の圧力
よりも小さくなるような真空条件の制御の下で、前記支
持部材上の繊維層(2)が第1絡み合いゾーン(12,
18)から第2絡み合いゾーン(12’,18’)へ移
動する間に、前記支持部材上の繊維層(2)の繊維を変
位させて前記所定パターンが形成された支持部材(4)
のパターンとの位置ずれを生じさせる工程と、 e) 第2絡み合いゾーン(12’,18’)におい
て、マニフォールド(12’)から、前記支持部材上に
支持された前記変位して位置ずれを生じた繊維層(2)
および前記液体透過性で所定パターンが形成された支持
部材(4)に液体流を噴射する工程を有する、不規則な
パターンで不揃いな大きさの穴を有する不織布の製造方
法。 - 【請求項3】請求項2記載の方法において、高圧の微細
で実質的に柱状の液体流を噴射するマニフォールド(1
2’’)およびこのマニフォールドの下において前記支
持部材に近接してその下側に位置し空気流を吸引する真
空ボックス(18’’)を有する追加の第3絡み合いゾ
ーン(12’’,18’’)を備えていて、さらに、
f) 前記支持部材(4)上に支持された繊維層(2)
を、前の絡み合いゾーン(12’,18’)からこの追
加の絡み合いゾーン(12’’,18’’)へ所定方向
に移動させる工程と、 g) 追加の絡み合いゾーン(12’’,18’’)に
おける真空ボックス(18’’)内の圧力がその前の絡
み合いゾーン(12’,18’)における真空ボックス
(18’)内の圧力よりも小さくなるような真空条件の
制御の下で、前記支持部材上の繊維層(2)が前の絡み
合いゾーン(12’,18’)から追加の絡み合いゾー
ン(12’’,18’’)へ移動する間に、前記支持部
材上の繊 維層(2)の繊維を変位させて前記所定パター
ンが形成された支持部材(4)のパターンとの位置ずれ
を生じさせる工程と、 h) 追加の絡み合いゾーン(12’’,18’’)に
おいて、マニフォールド(12’’)から、前記液体透
過性で所定パターンが形成された支持部材(4)および
前記支持部材上に支持された前記支持部材のパターンと
の位置ずれを生じた繊維層(2)に液体流を噴射する工
程を有する方法。 - 【請求項4】請求項3記載の方法において、少なくとも
1つの更に追加の絡み合いゾーン(12’’’,1
8’’’)を備えていて、工程f)乃至h)が少なくと
も1回繰り返される方法。 - 【請求項5】a) 互いに接触しているが液体流噴射
(12,12’)により移動可能な個々の繊維から成る
繊維状出発材料の層(2)を、所定方向への移動に適し
かつ液体透過性で所定パターンが形成された支持部材
(4)上に支持する工程と、 b) 液体流噴射手段(12,12’)および前記液体
流噴射手段の下において前記支持部材に近接してその下
側に位置し空気流を吸引する真空ボックス(18,1
8’)を各々が有する第1絡み合いゾーン(12,1
8)および第2絡み合いゾーン(12’,18’)を通
じて、前記支持部材上に支持された繊維層(2)が移動
するように、前記支持部材(4)を所定方向に駆動する
工程と、 c) 第1絡み合いゾーン(12,18)において、液
体流噴射手段(12)から、前記液体透過性で所定パタ
ーンが形成された支持部材(4)および前記支持部材上
に支持された繊維層(2)に液体流を噴射する工程と、 d) 第2絡み合いゾーンにおける真空ボックス(1
8’)内の圧力が第1絡み合いゾーンにおける真空ボッ
クス(18)内の圧力よりも小さくなるような真空条件
の制御の下で、前記支持部材上の繊維層(2)が第1絡
み合いゾーン(12,18)から第2絡み合いゾーン
(12’,18’)へ所定方向に移動する間に、前記支
持部材上の繊維層(2)の繊維を変位させて前記所定パ
ターンが形成された支持部材(4)のパターンとの位置
ずれを生じさせる工程と、 e) 第2絡み合いゾーン(12’,18’)におい
て、液体流噴射手段(1 2’)から、前記液体透過性で
所定パターンが形成された支持部材(4)および前記支
持部材上に支持された前記支持部材のパターンとの位置
ずれを生じた繊維層(2)に液体流を噴射する工程を有
する、不規則なパターンで不揃いな大きさの穴を有する
不織布の製造方法。 - 【請求項6】請求項5記載の方法において、液体流噴射
手段(12’’)および前記液体流噴射手段の下におい
て前記支持部材に近接してその下側に位置し空気流を吸
引する真空ボックス(18’’)を有する追加の第3絡
み合いゾーン(12’’,18’’)を備えていて、前
記支持部材上に支持された繊維層(2)が直前の第2絡
み合いゾーン(12’,18’)からこの追加の第3絡
み合いゾーン(12’’,18’’)を通じて移動する
ように前記支持部材(4)が所定方向に駆動されてお
り、さらに、 f) 追加の絡み合いゾーン(12’’,
18’’)における真空ボックス(18’’)内の圧力
がその前の絡み合いゾーン(12’,18’)における
真空ボックス(18’)内の圧力よりも小さくなるよう
な真空条件の制御の下で、前記支持部材上の繊維層
(2)が前の絡み合いゾーン(12’,18’)から追
加の絡み合いゾーン(12’’,18’’)へ移動する
間に、前記支持部材上の繊維層(2)の繊維を変位させ
て前記所定パターンが形成された支持部材(4)のパタ
ーンとの位置ずれを生じさせる工程と、 g) 追加の第
3絡み合いゾーン(12’’,18’’)において、液
体流噴射手段(12’’)から、前記液体透過性で所定
パターンが形成された支持部材(4)および前記支持部
材上に支持された前記支持部材のパターンとの位置ずれ
を生じた繊維層(2)に液体流を噴射する工程を有する
方法。 - 【請求項7】請求項6記載の方法において、少なくとも
1つの更に追加の絡み合いゾーン(12’’’,1
8’’’)を備えていて、前記支持部材上に支持された
繊維層(2)がその前の絡み合いゾーン(12’’,1
8’’)からこの追加の絡み合いゾーン(12’’’,
18’’’)を通じて移動するように前記支持部材
(4)が所定方向に駆動されており、工程f)および
g)が少なくとも1回繰り返され る方法。 - 【請求項8】前記液体透過性で所定パターンが形成され
た支持部材(4)が、矩形パターンが形成されたメッシ
ュ構造のベルトである請求項1乃至請求項7のいずれか
一項に記載の方法。 - 【請求項9】請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記
載の方法により製造された不規則なパターンで不揃いな
大きさの穴が形成された不織布。 - 【請求項10】実質的に均等に離隔して配置された複数
の連続的なストランド(3)と、ストランド同士を接合
する複数のバンド(7)とを有し、各ストランド(3)
を構成するステープル繊維が互いに絡み合っており、各
バンド(7)を構成する繊維が互いに実質的に同一方向
に延び、実質的に絡み合っておらず、各バンド(7)が
不規則な間隔でストランド(3)に対して接合された接
合部(5)が形成されていて、不規則なパターンで不揃
いな大きさの穴を有する請求項9記載の不織布。
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