JP3205011U - 配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】配管のフランジ溝のシール面に容易に仕上げ加工を施すことができる配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具を提供する。【解決手段】配管のフランジ溝に装着し、当該フランジ溝のシール面に仕上げ加工を施すための配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具であって、工具本体1およびハンドル2を有し、工具本体1をフランジ溝に装着したときに当該フランジの円周方向に回転自在とするためのハンドル2が工具本体1の上部に配設され、工具本体1の下部にフランジ溝のシール面に対応する形状の摺擦面が形成されていることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具に関する。さらに詳しくは、本考案は、例えば、石油精製プラント、化学プラント、電力設備、船舶の動力機関などで使用される配管のフランジ溝のリングジョイントガスケットとのシール面に仕上げ加工を施す際に好適に使用することができる配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具に関する。
配管のフランジ溝のリングジョイントガスケットとのシール面に傷がついたり、腐食が発生したりした場合、あるいはフランジ溝のリングジョイントガスケットとのシール面が平滑でない場合には、当該フランジ溝のシール面に当該シール面が平滑となるように仕上げ加工を施すことが必要となる。フランジ溝のリングジョイントガスケットとのシール面に仕上げ加工を施す場合、一般に、フランジ溝に装着されるリングジョイントガスケットを用い(例えば、特許文献1参照)、当該リングジョイントガスケットをフランジ溝に装着させ、当該リングジョイントガスケットを摺動させることによってフランジ溝のリングジョイントガスケットとのシール面の仕上げ加工が行なわれている。
しかし、配管のフランジ溝のリングジョイントガスケットのシール面に仕上げ加工を施すときにリングジョイントガスケットを用いた場合、当該リングジョイントガスケットを手指で把持することが困難であり、またフランジが大口径を有する場合やリングジョイントガスケットの重量が大きい場合には、フランジ溝のリングジョイントガスケットとのシール面で仕上げ加工を施すことが困難である。
本考案は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、配管のフランジ溝のシール面に容易に仕上げ加工を施すことができる配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具を提供することを課題とする。
本考案は、配管のフランジ溝に装着し、当該フランジ溝のシール面に仕上げ加工を施すための配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具であって、工具本体およびハンドルを有し、工具本体をフランジ溝に装着したときに当該フランジの円周方向に回転自在とするためのハンドルが工具本体の上部に配設され、工具本体の下部にフランジ溝のシール面に対応する形状の摺擦面が形成されていることを特徴とする配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具に関する。
本考案によれば、配管のフランジ溝のシール面に容易に仕上げ加工を施すことができる配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具が提供される。
本考案の配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具は、前記したように、配管のフランジ溝に装着し、当該フランジ溝のシール面に仕上げ加工を施すための配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具であって、工具本体およびハンドルを有し、工具本体をフランジ溝に装着したときに当該フランジの円周方向に回転自在とするためのハンドルが工具本体の上部に配設され、工具本体の下部にフランジ溝のシール面に対応する形状の摺擦面が形成されていることを特徴とする。
以下に、本考案の配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具を図面に基づいて説明するが、本考案は、かかる実施態様のみに限定されるものではない。
図1は、本考案の配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具の一実施態様を示す概略平面図、図2は、図1のA−A部における本考案の配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具の概略断面図である。
本考案の配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具は、工具本体1およびハンドル2を有する。
一般に、リングジョイントガスケットの硬度は、当該リングジョイントガスケットを塑性変形させることによってフランジ溝のシール面でのシール性を向上させるために、フランジの硬度よりも低い。これに対して、工具本体1の材質は、当該工具本体1の摩耗を防止することによって耐久性を高めるとともに、フランジ溝のシール面(図示せず)を効率よく平滑化させる観点から、フランジよりも高い硬度を有するものであることが好ましい。
工具本体1の上部に工具本体1を配管のフランジ溝(図示せず)に装着したときに当該フランジの円周方向に回転自在とするためのハンドル2が配設されている。図1および2に示される実施態様では、ハンドル2がボルト3によって工具本体1の上部に固定されている。本発明は、ハンドル2を工具本体1に固定するための固定手段によって限定されるものではなく、ハンドル2と工具本体1とは、固定手段としてボルト3を用いること以外に、例えば、溶接によって一体化されていてもよく、接着剤によって一体化されていてもよい。図1および2に示される実施態様では、工具本体1とハンドル2とはボルト3で固定されているので、ボルト3を取り外すことにより、工具本体1を他の工具本体(図示せず)と交換し、ハンドル2を当該他の工具本体に容易に取り付けることができる。
ハンドル2は、工具本体1を固定するための固定部2aおよび手で把持するためのハンドル部2bを有する。固定部2aには、複数のボルト挿入孔4が形成されている。ボルト挿入孔4は、工具本体1を交換し、大きさが異なる新たな工具本体1にハンドル2を使用することができるようにするために配設されている。このように複数のボルト挿入孔4が固定部2aに形成されている場合、種々の大きさの工具本体1をハンドル2に着脱することができる。
また、ボルト挿入孔4は、図2に示されるように、工具本体1の下部に配設されていてもよい。ボルト挿入孔4を工具本体1の下部に配設した場合、工具本体1が上部と下部とが対称形を有する場合、工具本体1を上下方向に反転させることにより、工具本体1を再利用することができるので、工具本体1の長寿命化を図ることができる。
工具本体1の下部にフランジ溝のシール面(図示せず)に対応する形状の摺擦面1a,1bを有する。摺擦面1a,1bの形状は、フランジ溝のシール面の形状によって異なるので一概には決定することができないことから、仕上げ加工が施されるフランジ溝のシール面に対応するように設定される。図2には、フランジ溝に対応する形状としてオクタゴナル断面形を有するリングジョイントガスケットと同様のシール面の形状を下部に有する本考案の配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具の一実施態様が記載されている。オクタゴナル断面形を有するリングジョイントガスケットは、例えば、日本バルカー工業(株)製、リングジョイントガスケットNo.550-ZBシリーズなどとして商業的に容易に入手することができる。
図1に示される実施態様では、工具本体1の平面形状は、ドーナッツ状の同心円の円形であるが、必ずしも円形でなくてもよく、例えば、図3に示されるように、ハンドル2の近傍のみに工具本体1が配設されている形状であってもよい。なお、図3は、本考案の配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具の他の一実施態様を示す概略平面図である。
以上のようにして構成される本考案の配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具を配管のフランジ溝に設置した後、ハンドル部2bを手で把持し、フランジの円周方向に移動させることにより、当該仕上げ加工用工具の工具本体1の摺擦面1a,1bをフランジ溝のシール面に容易に摺擦させることができる。
また、本考案の配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具は、ハンドル2のハンドル部2bが配設されているので、小さい応力で当該仕上げ加工用工具の摺擦面1a,1bをフランジ溝のシール面に容易に摺擦させることができる。また、本考案の配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具を用いることにより、フランジが大口径を有する場合であっても、フランジ溝のシール面に仕上げ加工を容易に行なうことができる。
さらに、本考案の配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具の摺擦面1a,1bの寸法精度を高くした場合には、仕上げ加工を高精度で行なうことができる。
したがって、本考案の配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具を用いることにより、例えば、石油精製プラント、化学プラント、電力設備、船舶の動力機関などで使用される配管のフランジ溝のリングジョイントガスケットとのシール面に仕上げ加工を容易に施すことができる。
1 工具本体
1a 摺擦面
1b 摺擦面
2 ハンドル
2a 固定部
2b ハンドル部
3 ボルト
4 ボルト挿入孔
1a 摺擦面
1b 摺擦面
2 ハンドル
2a 固定部
2b ハンドル部
3 ボルト
4 ボルト挿入孔
Claims (1)
- 配管のフランジ溝に装着し、当該フランジ溝のシール面に仕上げ加工を施すための配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具であって、工具本体およびハンドルを有し、工具本体をフランジ溝に装着したときに当該フランジの円周方向に回転自在とするためのハンドルが工具本体の上部に配設され、工具本体の下部にフランジ溝のシール面に対応する形状の摺擦面が形成されていることを特徴とする配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001763U JP3205011U (ja) | 2016-04-16 | 2016-04-16 | 配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016001763U JP3205011U (ja) | 2016-04-16 | 2016-04-16 | 配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3205011U true JP3205011U (ja) | 2016-06-30 |
Family
ID=56236235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016001763U Expired - Fee Related JP3205011U (ja) | 2016-04-16 | 2016-04-16 | 配管のフランジ溝のシール面の仕上げ加工用工具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3205011U (ja) |
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2016
- 2016-04-16 JP JP2016001763U patent/JP3205011U/ja not_active Expired - Fee Related
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