JP3204931U - ドアキャッチャー - Google Patents
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Abstract
【課題】特に操作を必要とすることなくドアの開放状態を維持することができ、その解除に際しても特に操作を要することのないドアキャッチャーを提供する。【解決手段】ドアキャッチャー8は、ドアに取り付けられるべき戸当たり部材4と、戸当たり部材4が当接すべき壁体7に取り付けられるべきキャッチ部材1と、キャッチ部材1と壁体7との間に介装されてキャッチ部材1を壁体7に取り付けるための取付部材2を備え、戸当たり部材4及びキャッチ部材1は、両者が互いに引き合って密着する面として平滑に形成された戸当たり側密着面9及びキャッチ側密着面10を有し、戸当たり側密着面9及びキャッチ側密着面10は、いずれか一方が磁石で形成され、他方が磁石又は磁性体材料で形成され、前記取付部材2は、一方の端部が壁体7に対して固定され、他方の端部がキャッチ部材1に接続されてキャッチ部材1を壁体7に対して揺動可能に保持している線条体である。【選択図】 図1
Description
本考案は、屋内ドアをほぼ全開の状態で簡便に保持し、またその状態を簡便に解除できるドアキャッチャーに関するものである。
一般的にドアストッパとして知られているのは、ドアの下方に突っ張り部材を設け、ドア解放時にこの突っ張り部材を下方に引き出して、突っ張り部材下面と床面との摩擦によりドアが自動的に閉じてしまうことを防止するものが多い(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、このようなドアストッパはドアの開閉操作を妨げないように、ドアの開閉時には下方に突き出さないように収容されている必要がある。すなわち、ドアの開放を維持するためにはストッパに対して何らかの操作をして引き出す必要がある。またドアを閉じるときはこのストッパを収容する必要がある。このような操作をドアの開閉の度に行うことは大変面倒であり、結局は使用しないことが多くなってくる要因となっている。
本考案は、上記従来技術を考慮したものであり、特に操作を必要とすることなくドアの開放状態を維持することができ、その解除に際しても特に操作を要することのないドアキャッチャーを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案では、ドアの開く方向に向けて突出して取り付けられるべき戸当たり部材と、該戸当たり部材が当接すべき壁体に取り付けられるべきキャッチ部材と、該キャッチ部材と前記壁体との間に介装されて前記キャッチ部材を前記壁体に取り付けるための取付部材を備え、前記戸当たり部材及び前記キャッチ部材は、両者が互いに引き合って密着する面として平滑に形成された戸当たり側密着面及びキャッチ側密着面を有し、前記戸当たり側密着面及び前記キャッチ側密着面は、いずれか一方が磁石で形成され、他方が磁石又は磁性体材料で形成され、前記取付部材は、一方の端部が前記壁体に対して固定され、他方の端部が前記キャッチ部材に接続されて前記キャッチ部材を前記壁体に対して揺動可能に保持している線条体であることを特徴とするドアキャッチャーを提供する。
好ましくは、前記戸当たり側密着面は、鉛直方向又は水平方向と平行になるように形成され、前記キャッチ側密着面は、前記キャッチ部材が前記壁体に取り付けられた際、前記戸当たり側密着面が鉛直方向と平行に形成されているならば鉛直方向と平行に、前記戸当たり側密着面が水平方向と平行に形成されているならば水平方向と平行に配されている。
本考案によれば、戸当たり側密着面及びキャッチ側密着面が互いに平滑であるため、ドアが閉じて互いが離間する際、互いの面が滑るように作用するので両者は容易且つ円滑に離間する。したがって、ドアが開放された状態からドアを閉塞する際の動作が円滑に行われ、操作性が向上する。また、ドアが開いた際は、キャッチ部材が揺動可能に壁体に取り付けられているので、ある程度ドアが開いて戸当たり部材が壁体に近づくと、キャッチ部材が揺動して戸当たり部材の方に移動して互いに密着する。これにより、ドアを開放すれば自動的にキャッチ部材にて戸当たり部材を保持し、ドアの開放を維持することができる。すなわち、特に操作を必要とすることなくドアの開放状態を維持することができ、その解除に際しても特に操作を要することはなくなる。
また戸当たり側密着面が鉛直方向と平行に形成されている場合、壁体に取り付けられた状態でキャッチ側密着面も鉛直方向と平行となるように配されているので、ドアが開放された際にキャッチ部材が移動して戸当たり部材と密着しやすくなる。また離間する際も、互いがスライドしやすくなり、スムーズな離間操作を実現できる。互いの密着面が水平方向である場合も同様である。
図1に示すように、本発明に係るドアキャッチャー8は、ドア6の開く方向(図1の矢印R方向)に向けて突出して取り付けられるべき戸当たり部材4と、この戸当たり部材4が当接すべき壁体7に取り付けられるべきキャッチ部材1で形成されている。キャッチ部材1と壁体7との間には、取付部材2が介装されている。この取付部材2は、キャッチ部材1を壁体7に取り付けるためのものである。取付部材2は紐や糸などの線条体である。取付部材2の一方の端部は壁体7に対して治具3(鋲やビス)で固定されている。取付部材2の他方の端部はキャッチ部材1に固定されている。すなわち、キャッチ部材1は壁体7に対して吊られた状態で保持されている。これにより、キャッチ部材1は壁体7に対して揺動可能に保持されている。なお、取付部材(線条体)2はキャッチ部材1に直接固定してもよいし、例えば磁石であるキャッチ部材1を袋等に収容してこの袋に対して取付部材2を固定し、取付部材2とキャッチ部材1とを間接的に接続してもよい。
戸当たり部材4及びキャッチ部材1は、両者が互いに引き合って密着する面として平滑に形成された戸当たり側密着面9及びキャッチ側密着面10を有している。なお、戸当たり部材4及びキャッチ部材1自体を磁性体材料と磁石、あるいは磁石同士で形成してもよい。少なくとも、戸当たり側密着面9及びキャッチ側密着面10は互いに引き合う磁性体材料(いずれか一方が磁石で形成され、他方が磁石又は磁性体材料)で形成される必要がある。
ドア6が開放される際、図2に示すように、ドア6の開く方向に突出している戸当たり部材4が壁体7に近づく。このとき、壁体7の損傷を防止するため戸当たり部材4の先端には緩衝材5が取り付けられている。戸当たり部材4が壁体7に近づくと、揺動可能に保持されたキャッチ部材1は磁性により引かれて戸当たり部材4の方向(図2の矢印A方向)に移動する。そして図3〜図5に示すように、ドア6が完全に開放されると戸当たり部材4及びキャッチ部材1は互いの戸当たり側密着面9及びキャッチ側密着面10にて密着し、ドア6の開放状態は保持される。換言すれば、ドア6が開き、戸当たり部材4が壁体7に接近すると、壁体7に吊り下げられたキャッチ部材(磁石)1が磁性体の戸当たり部材4に引き寄せられ、磁力により戸当たり部材4と連結することで、ドア6の閉鎖を阻止し開放状態を保持する。
したがって、ドア6が開いた際は、キャッチ部材1が揺動可能に壁体に取り付けられているので、ある程度ドア6が開いて戸当たり部材4が壁体7に近づくと、キャッチ部材1が揺動して戸当たり部材4の方に移動して互いに密着するので、ドア6を開放すれば自動的にキャッチ部材1にて戸当たり部材4を保持することになる。これにより、ドア6の開放を維持することができる。すなわち、特にドア6開放以外の操作を必要とすることなくドア6の開放状態を維持することができる。
一方でドア6を閉鎖するときは、ドアノブ等を引くことにより互いの密着面9、10が滑り、容易に剥離することで、密着状態が解除されることになる。すなわち、戸当たり側密着面9及びキャッチ側密着面10が互いに平滑であるため、ドア6が閉じて互いが離間する際、互いの面が滑るように作用するので両者は容易且つ円滑に離間する。したがって、ドア6が開放された状態からドア6を閉塞する際の動作が円滑に行われ、操作性が向上する。また、その解除に際しても特にドア6閉塞以外の操作を要することはない。
ここで、戸当たり側密着面9は、鉛直方向又は水平方向と平行になるように形成されている(図の例では鉛直方向)。キャッチ側密着面10は、キャッチ部材1が壁体7に取り付けられた際、戸当たり側密着面9が鉛直方向と平行に形成されているならば鉛直方向と平行に、戸当たり側密着面9が水平方向と平行に形成されているならば水平方向と平行に配されている(図の例では鉛直方向と平行)。これは、互いの面の密着及び離間動作をより確実に実行させるため、またドア閉鎖時に互いの簡便な離脱を可能にするためである。すなわち、戸当たり側密着面9が鉛直方向と平行に形成されている場合、壁体7に取り付けられた状態でキャッチ側密着面10も鉛直方向と平行となるように配されているので、ドア6が開放された際にキャッチ部材1が移動して戸当たり部材4と密着しやすくなる。また離間する際も、互いがスライドしやすくなり、スムーズな離間操作を実現できる。この作用は互いの密着面が水平方向である場合も同様である。
1:キャッチ部材、2:取付部材、3:治具、4:戸当たり部材、5:緩衝材、6:ドア、7:壁体、8:ドアキャッチャー、9:戸当たり側密着面、10:キャッチ側密着面
Claims (2)
- ドアの開く方向に向けて突出して取り付けられるべき戸当たり部材と、
該戸当たり部材が当接すべき壁体に取り付けられるべきキャッチ部材と、
該キャッチ部材と前記壁体との間に介装されて前記キャッチ部材を前記壁体に取り付けるための取付部材を備え、
前記戸当たり部材及び前記キャッチ部材は、両者が互いに引き合って密着する面として平滑に形成された戸当たり側密着面及びキャッチ側密着面を有し、
前記戸当たり側密着面及び前記キャッチ側密着面は、いずれか一方が磁石で形成され、他方が磁石又は磁性体材料で形成され、
前記取付部材は、一方の端部が前記壁体に対して固定され、他方の端部が前記キャッチ部材に接続されて前記キャッチ部材を前記壁体に対して揺動可能に保持している線条体であることを特徴とするドアキャッチャー。 - 前記戸当たり側密着面は、鉛直方向又は水平方向と平行になるように形成され、
前記キャッチ側密着面は、前記キャッチ部材が前記壁体に取り付けられた際、前記戸当たり側密着面が鉛直方向と平行に形成されているならば鉛直方向と平行に、前記戸当たり側密着面が水平方向と平行に形成されているならば水平方向と平行に配されていることを特徴とする請求項1に記載のドアキャッチャー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001721U JP3204931U (ja) | 2016-04-14 | 2016-04-14 | ドアキャッチャー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001721U JP3204931U (ja) | 2016-04-14 | 2016-04-14 | ドアキャッチャー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3204931U true JP3204931U (ja) | 2016-06-23 |
Family
ID=56137676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016001721U Expired - Fee Related JP3204931U (ja) | 2016-04-14 | 2016-04-14 | ドアキャッチャー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3204931U (ja) |
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2016
- 2016-04-14 JP JP2016001721U patent/JP3204931U/ja not_active Expired - Fee Related
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