JP3204789U - 膨張式救命具 - Google Patents

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Abstract

【課題】緊急時に常備しやすい膨張式救命具を提供する。【解決手段】ケース1と浮き袋2と取付け具とを有する。浮き袋2は落水時に膨張可能であってケース1の内部に収容される。取付け具はケース1に設けられてベルト・パイプを主とする人体以外の、人が持ち歩く物に装着可能である。浮き袋2は内部が仕切りで分割されている。浮き袋2は2以上の気室に分離可能である。浮き袋2にガスを注入するためのガス注入管を有する。ガス注入管はガスを吹き込むとき警報音を発する呼び笛を兼ねる。【選択図】図1

Description

本考案は、水に落ちたとき、自動的に膨張して浮き袋となる膨張式救命具に関する。
膨張式救命具には、首にかけられるタイプのものと、胴に巻かれるタイプのものとがある。いずれも、落水時に袋体の内部にボンベから気体が送り込まれ、袋体が膨張して浮き袋となる(例えば特許文献1参照)。
特開2008−179268号公報
しかしながら、特許文献1の膨張式救命具のように人体へ直接装着する救命具は、日常生活に於いて装備する習慣が定着していないことから、緊急時に持ち合わせていないという課題があった。
本考案は、このような課題に着目してなされたもので、緊急時に常備しやすい膨張式救命具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る膨張式救命具は、ケースと浮き袋と取付け具とを有し、前記浮き袋は落水時に膨張可能であって前記ケースの内部に収容され、前記取付け具は前記ケースに設けられてベルト・パイプを主とする人体以外の、人が持ち歩く物に装着可能な構成を有することを、特徴とする。
本考案に係る膨張式救命具は、取付け具によりベルト、パイプまたはその他の物に取り付けることができるので、ランドセルやバッグ、自転車のパイプなどに取り付けて常備しやすい。浮き袋は落水時に膨張し、救命具として機能する。
本考案に係る膨張式救命具において、前記浮き袋は内部が仕切りで分割されていることが好ましい。
この場合、浮き袋は一部が破れたとしても、内部が仕切りで分割されているため、全体のガスが抜けるのを防、浮き袋としての機能を維持することができる。
本考案に係る膨張式救命具において、前記浮き袋は2以上の気室に分離可能な構成を有することが好ましい。
この場合、浮き袋を2以上の気室に分離して、2人以上の救命に利用することができる。
本考案に係る膨張式救命具は、前記浮き袋にガスを吹き込むためのガス注入管を有し、前記ガス注入管はガスを吹き込むとき警報音を発する呼び笛を兼ねることが好ましい。
この場合、ガス注入管により浮き袋にガスを吹き込んで、浮力を高めるとともに浮力時間を延ばすことができる。また、ガス注入管を呼び笛として利用して、救助を求めることができる。
本考案によれば、緊急時に常備しやすい膨張式救命具を提供することができる。
本考案の実施の形態の膨張式救命具の(A)ランドセルに装着した状態を示す斜視図、(B)ランドセルに装着して膨張させた状態を示す斜視図である。 図1の膨張式救命具の(A)浮き袋を収納した状態を示す斜視図、(B)浮き袋を膨張させた状態を示す斜視図である。 図1の膨張式救命具の取付け具を示す分解斜視図である。 図1の膨張式救命具のケースを取付け具に取り付ける状態を示す斜視図である。 図1の膨張式救命具のケースの取付け具へのロック方法を示す(A)スライド状態の側面図、(B)ロック状態を示す側面図、(C)ロック機構の第1段階を示す側面図、(D)ロック機構の第2段階を示す側面図、(E)ロック機構の第3段階を示す側面図である。 図1の膨張式救命具のケースを取付け具に取り付けた状態を示す斜視図である。 図1の膨張式救命具の(A)他の取付け具を示す分解斜視図、(B)他の取付け具をパイプに取り付けた状態を示す斜視図、(C)ケースを他の取付け具に取り付けた状態を示す斜視図である。 図1の膨張式救命具の浮き袋を膨張させるための膨張装置を示す斜視図である。 図1の膨張式救命具の炭酸ボンベの(A)通常時の側面図、(B)浸水作動時の側面図である。 図1の膨張式救命具の浮き袋の内部を示す斜視図である。 図1の膨張式救命具の浮き袋の(A)通常時の断面図、(B)膨張時の断面図である。 図1の膨張式救命具のガス注入管を示す斜視図である。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
図1および図2に示すように、本考案の実施の形態の膨張式救命具は、ケース1と浮き袋2と取付け具3とを有している。浮き袋2は、落水時に膨張可能であってケース1の内部に収容されている。取付け具3は、ケース1に設けられてランドセルなどのベルトA、自転車などのパイプBを主とする人体以外の、人が持ち歩く物に装着可能となっている。
図3に示すように、取付け具3は、固定具上部31と固定具下部32と補強金具33とを有し、固定具上部31と固定具下部32との間にベルトAを挟み、固定具上部31および固定具下部32を貫通する補強金具33に留め具ネジ34を螺合させてベルトAに取付け可能となっている。
図4に示すように、固定具上部31の上側には溝35が設けられ、ケース1の下部には溝35に挿入されるスライドレール11が設けられている。図5(A)、(B)に示すように、ケース1を固定具上部31に対してスライドさせて固定することができる。スライドレール11には側部に貫通孔12が設けられており、図5(C)〜(E)に示すようにコイルバネ36で付勢されたロックピン37が貫通孔12に挿入されることにより、図6に示すように固定される。
膨張式救命具をパイプBに取り付ける場合には、取付け具として、図7に示すように、固定具上部31とともに、パイプ用アタッチメント上部38とパイプ用アタッチメント下部39とパイプ用補強金具40とを使用する。パイプ用アタッチメント上部38とパイプ用アタッチメント下部39との間に自転車などのパイプBを挟み、パイプ用アタッチメント上部38およびパイプ用アタッチメント下部39を貫通するパイプ用補強金具40に留め具ネジ41を螺合させてパイプBに取付け可能となっている。
膨張式救命具は、取付け具によりベルトA、パイプBまたはその他の物に取り付けることができるので、ランドセルやバッグ、自転車のパイプBなどに取り付けて緊急時に常備しやすい。浮き袋2は落水時に膨張し、救命具として機能する。
図8および図9に示すように、膨張式救命具は、膨張装置20の水感知溝42に水が入ると、押し出しバネ43が伸び、スプール44が作動して押し出しピン45を動かし、炭酸ボンベ46および小型炭酸ボンベ47から気体充填口48を通して浮き袋2にガスを送るようになっている。このように、1つの押し出しバネ43および1つのスプール44で炭酸ボンベ46および小型炭酸ボンベ47を開放することができる。
図10に示すように、浮き袋2は、機密性のある仕切り49により分割された2つの気室50,51に分かれている。2つの気体充填口48から2つ気体充填管52を通して2つの気室50,51にガスが充填され、浮き袋2は膨張する。浮き袋2は、2つの気室50,51を備えているため、万が一、一部が破れた場合でも、全体のガスが抜けるのを防ぎ、浮き袋としての機能を維持することができる。
浮き袋2は、仕切り49を面ファスナーにより分離可能にして2つの気室50,51に分離可能にしてもよい。この場合、気室50,51を分離させて、救命具を持っていない子供などを救助することができる。
図11に示すように、浮き袋2は膨張したとき、ケース1の下皿13が膨張装置確認窓14から離れ、スイッチピン15のスイッチがオンになって乾電池の通電装置16が断電状態から通電状態となり、救難音及び救難灯装置17が作動する。
図2に示すように、膨張式救命具には、歩行用携帯防犯カメラ18、救命灯装置(救命ライト、兼、夜間ライト)19および救命音装置(救命ブザー、兼、防犯ブザー)21が設けられている。
膨張式救命具の浮き袋2には、側面にガス注入管22(図12参照)が設けられている。ガス注入管22は、浮き袋2の側面に沿って寝かせた状態から起こすことができ、ガス注入口23から浮き袋2の2つの気室50,51にガスを吹き込むことができる。ガス注入管22には、気体逆流防止弁が設けられており、浮き袋2の内部のガスが排出されないようになっている。
浮き袋2にガスを吹き込む場合には、ガスの振動により音の出る溝24まで口の中に入れるか、溝24を指、及び唇で塞ぎ、ガス注入口22に息を吹き込むようにする。浮き袋2のガスが足りない場合や抜けてきた場合には、ガスを吹き込むことにより浮力を高めるとともに浮力時間を延ばすことができる。溝24を口から出してガス注入口22を吹いた場合には、警報音を発する呼び笛として救助を求めることができる。ガス注入管22は、浮き袋2の側面に設けられていて、探しやすくなっている。
A ベルト
B パイプ
1 ケース
2 浮き袋
3 取付け具
11 スライドレール
12 貫通孔
13 下皿
14 膨張装置確認窓
15 スイッチピン
16 通電装置
17 救難音及び救難灯装置
18 歩行用携帯防犯カメラ
19 救命灯装置(救命ライト、兼、夜間ライト)
20 膨張装置
21 救命音装置(救命ブザー、兼、防犯ブザー)
22 ガス注入管
23 ガス注入口
24 溝
31 固定具上部
32 固定具下部
33 補強金具
34 留め具
35 溝
36 コイルバネ
37 ロックピン
38 パイプ用アタッチメント上部
39 パイプ用アタッチメント下部
40 パイプ用補強金具
41 留め具ネジ
42 水感知溝
43 押し出しバネ
44 スプール
45 押し出しピン
46 炭酸ボンベ
47 小型炭酸ボンベ
48 気体充填口
49 仕切り
50 気室
51 気室
52 気体充填管

Claims (4)

  1. ケースと浮き袋と取付け具とを有し、前記浮き袋は落水時に膨張可能であって前記ケースの内部に収容され、前記取付け具は前記ケースに設けられてベルト・パイプを主とする人体以外の、人が持ち歩く物に装着可能な構成を有することを、特徴とする膨張式救命具。
  2. 前記浮き袋は内部が仕切りで分割されていることを、特徴とする請求項1記載の膨張式救命具。
  3. 前記浮き袋は2以上の気室に分離可能な構成を有することを、特徴とする請求項1または2記載の膨張式救命具。
  4. 前記浮き袋にガスを注入するためのガス注入管を有し、前記ガス注入管はガスを吹き込むとき警報音を発する呼び笛を兼ねることを、特徴とする請求項1,2または3記載の膨張式救命具。
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