JP3204718U - 赤外線カメラ用レンズモジュール - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載の赤外線カメラ用レンズモジュールは、画素ピッチが25μmのイメージセンサーに用いられている。
最初に本願考案の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本願考案に係る赤外線カメラ用レンズモジュールは、少なくとも1つの硫化亜鉛製レンズを備える光学系と、前記光学系の光軸を中心軸とする鏡筒とを備え、前記光学系は、結像範囲が3mm以上16mm以下であり、水平画角が20度以上40度以下であり、F値が0.8以上1.3以下であり、かつMTF回析限界値に対する前記中心軸上のMTF設計値が0.5よりも大きくなる形状構造を有し、前記MTF回析限界値は、画素ピッチが8μm以上20μm以下のイメージセンサーとの組み合わせでの回析限界MTF曲線上のナイキスト周波数における値であり、前記中心軸上のMTF設計値は、画素ピッチが8μm以上20μm以下のイメージセンサーとの組み合わせでの前記中心軸上の設計MTF曲線上のナイキスト周波数における値である。この構成によれば、画素ピッチが8μm以上20μm以下のイメージセンサーに赤外線カメラ用レンズモジュールが用いられると、従来の赤外線カメラ用レンズモジュールに比べて、結像性能が高くなる。
図1に示すように、赤外線カメラ用レンズモジュール10は、少なくとも1つのレンズを有する光学系11と、光学系11を支持する鏡筒12とを備える。鏡筒12は、光学系11の光軸に沿う中心軸Cを有し光学系11を支持する。図2に示されるように、赤外線カメラ1は、赤外線カメラ用レンズモジュール10と、イメージセンサー2と、これらを収容するケース3とを備える。イメージセンサー2の画素ピッチは8μm以上20μm以下である。
光学系11は、例えば、1または2つのレンズにより構成される。図1では、2つのレンズ111,112を有する赤外線カメラ用レンズモジュール10が示されている。光学系11には、必要に応じてレンズ保護用のフィルタが設けられる。レンズ111,112は、硫化亜鉛により構成される。硫化亜鉛は、遠赤外線に対して高い屈折率及び透過率を有し、遠赤外線用レンズの材料として用いられているゲルマニウムに比べて成型が容易なため量産性に優れているからである。硫化亜鉛製のレンズは、例えば、硫化亜鉛粉末を金型で熱間圧縮成形することにより形成される。
光学系11の結像範囲は、3mm以上16mm以下に設定される。ここで結像範囲とは、光学系11の像が形成される位置における有効結像範囲の直径(イメージサークルサイズ)を示す。光学系11の焦点距離は、例えば7mm以上20mm以下に設定される。光学系11の水平画角は、20度以上40度以下に設定される。光学系11のF値は0.8以上1.3以下に設定される。さらに、光学系11のMTF(Modulation Transfer Function)曲線に基づいて次のように定義される比率Rが0.5よりも大きくなるように設定される。比率Rは、画素ピッチが8μm以上20μm以下のイメージセンサー2との組み合わせて得られる回析限界MTF曲線におけるナイキスト周波数での値に対する、画素ピッチが8μm以上20μm以下のイメージセンサー2との組み合わせて得られる中心軸上の設計MTF曲線におけるナイキスト周波数での値の比として定義される。図3に示されるMTF曲線を用いて比率Rについて説明すると、比率Rは、図3に示される中心軸上のMTF設計値M(1)/MTF回析限界値M(0)として定義される。MTF回析限界値M(0)は、所定の画素ピッチのイメージセンサーに使用される理想的光学系で理論的に得られる回析限界MTF曲線上におけるナイキスト周波数での値を示す。中心軸上のMTF設計値M(1)は、所定の画素ピッチのイメージセンサーに使用される設計上の光学系でシミュレーションによって得られる中心軸上の設計MTF曲線上におけるナイキスト周波数での値を示す。ナイキスト周波数は、イメージセンサーの画素ピッチをdとすると、1/(2d)と定義される。比率Rを0.5よりも大きくする理由は、比率Rが0.5以下であると、結像性能が低くなり、赤外線カメラ1の解像度が低くなるからである。
表1に示される「C1」は従来の赤外線カメラ用レンズモジュール10の構成例である。従来の赤外線カメラ用レンズモジュール10として、表1に示されるように、画素ピッチが25μmであるイメージセンサーとの組み合わせの例が示されている。表1に示されるように、「C1」の構成例の比率Rは0.5よりも大きい。
表1におけるMTFとは、上述の比率Rが0.5よりも大きいか否かを示す欄である。MTFの欄において「OK」は、比率Rが0.5よりも大きいことを示す。表1に示されるように、「S1」〜「S14」の全ての構成例において比率Rが0.5よりも大きい。
2…イメージセンサー
3…ケース
10…赤外線カメラ用レンズモジュール
11…光学系
12…鏡筒
111,112…レンズ
Claims (1)
- 少なくとも1つの硫化亜鉛製レンズを備える光学系と、前記光学系の光軸を中心軸とする鏡筒とを備え、
前記光学系は、結像範囲が3mm以上16mm以下であり、水平画角が20度以上40度以下であり、F値が0.8以上1.3以下であり、かつMTF回析限界値に対する前記中心軸上のMTF設計値が0.5よりも大きくなる形状構造を有し、
前記MTF回析限界値は、画素ピッチが8μm以上20μm以下のイメージセンサーとの組み合わせでの回析限界MTF曲線上のナイキスト周波数における値であり、前記中心軸上のMTF設計値は、画素ピッチが8μm以上20μm以下のイメージセンサーとの組み合わせでの前記中心軸上の設計MTF曲線上のナイキスト周波数における値である
赤外線カメラ用レンズモジュール。
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