JP3204565B2 - 位相シフト回路 - Google Patents

位相シフト回路

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JP3204565B2
JP3204565B2 JP09404093A JP9404093A JP3204565B2 JP 3204565 B2 JP3204565 B2 JP 3204565B2 JP 09404093 A JP09404093 A JP 09404093A JP 9404093 A JP9404093 A JP 9404093A JP 3204565 B2 JP3204565 B2 JP 3204565B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/16Networks for phase shifting

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位相シフト回路に関し、
特に、FMラジオ受信機等に使用されるクォドラチャ(Q
uadrature)検波方式のFM検波回路に用いられる位相シ
フト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のクォドラチャ検波方式の
FM検波回路を示している。同図において、アンテナに
到来したFM放送電波は、高周波増幅回路で増幅され、
周波数変換回路で中間周波数信号に周波数変換される
(以上図示せず)。この中間周波数信号は差動アンプに
よって構成される中間周波増幅器1に供給される。中間
周波増幅器1の出力は、位相シフト回路2を経て中間周
波数において90度位相差を有する2つの信号となり、
掛算器3に供給される。掛算器3は中間周波数からの周
波数偏倚に応じた掛算値を出力する。この出力は、次段
の図示しないローパスフィルタによって平滑にされ、周
波数に応じたレベル信号に復調される。
【0003】位相シフト回路2について説明する。中間
周波増幅1の差動出力、すなわち、正相出力及び逆相出
力は夫々結合コンデンサC1 及びC2 を介してトランジ
スタQ1 及びQ2 の各ベースに与えられる。トランジス
タQ1 及びQ2 の各ベースは、夫々抵抗R1 及びR2 を
介して回路の直流電源Vccに接続され、バイアスが加え
られる。トランジスタQ1 及びQ2 の各コレクタは、共
に直流電源Vccに接続される。また、トランジスタQ1
及びQ2 の各エミッタは夫々電流源I1 及びI2 に接続
される。トランジスタQ1 及びQ2 の両エミッタ間に
は、互いに直列に接続された抵抗R3 及びR4 が接続さ
れる。抵抗R3 及びR4 の抵抗比は、後述するように
3:1に設定する。抵抗R3 及びR4 同士の接続点の電
圧V1 は、トランジスタQ4 と共に差動トランジスタを
構成するトランジスタQ3 のベースに与えられる。トラ
ンジスタQ2 のエミッタは抵抗R7 を介してトランジス
タQ4のベースに接続される。トランジスタQ3 及びQ4
の各のコレクタは、夫々抵抗R5 及びR6 を介して電
源Vccに接続される。トランジスタQ4 のベースはセラ
ミック共振子Zc を介して電源Vccに接続される。セラ
ミック共振子Zc は、共振点及び反共振点の略中間の周
波数が中間周波数になるように、また、その中間周波数
におけるインピーダンスの絶対値が前記抵抗R7 の値と
等しくなるように設定されるトランジスタQ3 及びQ4
の各エミッタは、共に電流源I3 に接続される。エミッ
タフォロワトランジスタQ1 及びQ2 の各エミッタ出力
は掛算器3の一方の入力信号となり、位相シフト回路2
の出力であるトランジスタQ3 及びQ4 の各コレクタ出
力は掛算器3の他方の入力信号となる。
【0004】上述した構成のクォドラチャ検波方式のF
M検波回路では、位相を90度シフトした信号を得るた
めに、中間周波数、例えば10.7MHzで使用するよ
うに設計されたセラミック共振子Zc を用いて位相調整
を不要にしている。上記構成において、位相を90度シ
フトした信号が得られる理由について説明する。中間周
波増幅器1から出力された差動出力信号は、エミッタフ
ォロアとして動作するトランジスタQ1 及びQ2 を介し
てそれ等のエミッタに逆相の信号として現れる。ここ
で、抵抗R3 及びR4 の抵抗比を3:1とすることによ
って、トランジスタQ3 のベースに印加される信号V1
とトランジスタQ2 のエミッタに出力される信号V2 は
下式の関係式が成立する。 V1 =(1/2)・V2 また、例えば、セラミック共振子のインピーダンスZc
は、使用周波数が10.7MHzにおいてL(誘導)性
で、インピーダンスの値|Zc |は1[kΩ]であり、
抵抗R7 の値を1[kΩ]に設定すると、トランジスタ
Q4 のベースに現れる信号V3 は、 V3 ={Zc/(R7 +Zc)}・V2 ={j・1/(1+j・1)}・V2 ={(1+j・1)/2}・V2 となる。
【0005】さらに、トランジスタQ3 及びQ4 で構成
される差動増幅器の出力電圧は、電圧V2 及びV3 の差
のゲイン倍である。トランジスタQ3 のコレクタに現れ
る信号V4 は、トランジスタQ3 及びQ4 で構成される
差動増幅器のゲインをA1 とすると、 V4 =−A1 ・(V1 −V3 ) =−A1 ・[(1/2)・V2 −{(1+j・1)/2}・V2 ] =j・A1 ・V2 /2 =jβV2 (βはA1 /2である) となり、掛算器3の一方の入力端子に入力される出力電
圧V4 は、掛算器3の他方の入力端子に入力される出力
電圧V2 に対して、位相が90°進むことがわかる。出
力電圧V1 〜V4 の位相関係を、図5のベクトル図に示
す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した、クォドラチ
ャ検波方式のFM検波回路にセラミック共振子を用いる
従来の位相シフト回路では、直列に接続されるトランジ
スタの数が多いため、すなわち、直流電源Vccと接地間
にトランジスタのベース・エミッタ間電圧Vbeが2個と
電流源が1個直列に接続されているので、この回路を動
作させるために、直流電源Vccが少なくても1.6ボル
ト以上必要である。しかしながら、ラジオ受信機のポケ
ット携帯化に伴って1個の電池(Vcc=0.9ボルト)
で動作することが望まれ、より低電圧で動作する位相シ
フト回路が必要である。よって、本発明は簡単な構成で
より低電圧の回路電源で動作が可能な位相シフト回路を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の位相シフト回路は、入力信号が互いの差動
入力として共通に供給される第1および第2の差動トラ
ンジスタ対と、上記第1および第2の差動トランジスタ
対をそれぞれ駆動する第1および第2の電流源と、上記
第1および第2の差動トランジスタ対の互いに同相関係
となるコレクタから出力される2つの信号が差動入力と
して供給される第3のトランジスタ差動増幅回路と、上
記第1の差動トランジスタ対の各コレクタの負荷回路と
して接続され、Y結線若しくはΔ結線される抵抗負荷回
路と、上記第2の差動トランジスタ対のコレクタ出力側
の負荷回路として接続される、互いに並列に接続された
抵抗およびセラミック共振子とを含む並列共振回路と、
を備える。
【0008】
【作用】上記構成において、直流電源Vccと接地間に直
列接続されるトランジスタの数を低減するために、3つ
の差動トランジスタ回路を並列に接続する。第1の差動
トランジスタ回路によって、振幅が調整可能で位相が入
力信号に対して180度異なる出力信号が得られる。第
2の差動トランジスタ回路によって、入力信号の周波数
が中間周波数のとき、入力信号と位相が45度異なる出
力信号が得られる。2つの出力信号を第3の差動トラン
ジスタ回路でベクトル合成して入力信号に対して90度
位相の異なる出力信号を得る。また、入力信号が中間周
波数から周波数偏倚するとき、入力信号の中間周波数か
らの偏倚に応じた位相の出力信号が得られる。この結
果、回路電源Vcc及び接地間の信号経路には、トランジ
スタのベース・エミッタ電圧Vbe1個と電流源1個とな
り、例えば、電池1本(Vcc=0.9ボルト)でも動作
が可能な、低電圧の回路電源で足りる位相シフト回路が
得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1を
参照して説明する。同図において図4と対応する部分に
は同一符号を付し、かかる部分の説明は省略する。図1
において、位相シフト回路2は3つの差動増幅器によっ
て構成される。
【0010】第1の差動増幅器は、互いのエミッタが共
通に接続されたトランジスタQ11及びQ12、このエミッ
タに接続される電流源I4 、トランジスタQ11及びQ1
2の各コレクタに夫々一端が接続される抵抗R11及びR
12、抵抗R11及びR12の両他端と回路電源Vccとの間に
接続される抵抗R13、からなる。抵抗R11乃至R13は、
いわゆるY結線されている。この増幅器の入力端子であ
るトランジスタQ11及びQ12のベースには夫々抵抗R1
及びR2 を介して回路電源Vccからバイアスが与えられ
る。第2の差動増幅器は、互いのエミッタが共通に接続
されたトランジスタQ13及びQ14、このエミッタに接続
される電流源I5 、トランジスタQ13のコレクタに接続
される回路電源Vcc、トランジスタQ14のコレクタ及び
回路電源Vcc間に接続される互いに並列に接続された抵
抗R14及びセラミック共振子Zc 、からなる。セラミッ
ク共振子Zc は、リアクタンス素子であり、使用周波数
帯域において誘導性である。抵抗R14の抵抗値をセラミ
ック共振子Zc の共振点と反共振点の中間周波数でのイ
ンピーダンスと等しく設定する。増幅器の入力端子であ
るトランジスタQ13及びQ14のベースは、夫々トランジ
スタQ11及びQ12のベースに接続される。
【0011】第3の差動増幅器は、互いのエミッタが共
通に接続されたトランジスタQ15及びQ16、このエミッ
タに接続される電流源I6 、トランジスタQ15のコレク
タ及び回路電源Vcc間に接続される抵抗R15、トランジ
スタQ14のコレクタ及び回路電源Vcc間に接続される抵
抗R16、からなる。この増幅回路の入力端子であるトラ
ンジスタQ15及びQ16のベースは、夫々トランジスタQ
14及びQ12のコレクタに接続される。この増幅回路の出
力端子であるトランジスタQ15及びQ16の各コレクタ
は、掛算器3の一方の入力端子に接続される。
【0012】図示しない周波数変換器から出力される中
間周波信号は差動増幅器で構成される中間周波増幅器1
で増幅される。中間周波増幅器1の正相出力は、結合コ
ンデンサC1 を介して位相シフト回路2のトランジスタ
Q11及びQ13の各ベースに与えられる。逆相出力は、結
合コンデンサC2 を介してトランジスタQ12及びQ14の
各ベースに与えられる。上述したように位相シフト回路
2の出力は、トランジスタQ15及びQ16のコレクタから
取り出され、掛算器3の一方の入力端子に与えられる。
また、中間周波増幅器1の正相出力及び逆相出力(差動
出力)は、結合コンデンサC1 及びC2 を介して掛算器
3の他方入力端子に供給される。
【0013】次に、位相シフト回路2の動作について説
明する。中間周波増幅器1の差動出力によって加えられ
た信号V5 は、トランジスタQ11及びQ12で構成される
第1の差動増幅器と、トランジスタQ13及びQ14で構成
される第2の差動増幅器とで夫々ゲイン倍されることに
より、トランジスタQ12のコレクタに現れる信号V6と
トランジスタQ14のコレクタに現れる信号V7 は次式で
現わすことができる。 V6 ={R12/(4・VT /I4 )}・V5 ={(R12・I4 )/(4・VT )}・V5 V7 ={R14・Zc /(R14+Zc )/(4・VT /I5 )}・V5 ここで、Zc は、セラミック共振子のインピーダンス、
T は、熱電圧(=kT/q、kはボルツマン定数、T
は絶対温度、qは電子の電荷量)である。
【0014】更に、I4 =I5 =I、2・R11=2・R
12=R14=1[kΩ]、|Zc |=1[kΩ]に設定す
ると、 V6 =[(1・I)/{2・(4・VT )}]・V5 V7 ={(1・j・1)/(1+j・1)/(4・VT /I)}・V5 =[1・(1+j)・I/{2・(4・VT )}]・V5 となる。更に、トランジスタQ15及びQ16で構成される
第3の差動増幅器の出力信号V8 は、信号V7 とV6 と
の差のゲイン倍である。第3の差動増幅器のゲインをA
2 とすると、 V8 =A2 ・(V7 −V6 ) =A2 ・{(1+j)−1}・I/{2・(4・VT )}・V5 =j・α・V5 (αは定数である) となり、V8 はV5 に対して位相が90°進むことがわ
かる。
【0015】更に、抵抗値の設定をR11=R12=2・R
13とすることによって、トランジスタQ15及びQ16のベ
ースの直流電位も等しくなり、トランジスタQ15及びQ
16で構成される第3の差動増幅が増幅器として正常に動
作する。図2に信号V5 〜V8 の位相関係をベクトル図
で示す。同ベクトル図においてxは定数である。
【0016】図3は、本発明の他の実施例を示してい
る。同図において図1と対応する部分には同一符号を付
している。この実施例では、図1に示されるトランジス
タQ11及びQ12で構成される第1の差動増幅器における
負荷回路のスター接続された抵抗R11〜R13をY−△変
換をしたもので、図1に示される第1の実施例の回路と
同様に動作する。
【0017】このように、本発明の各実施回路によれ
ば、直流電源Vccと接地間にトランジスタのVBEが1個
と、電流源が1個直列に接続される構成であるので、
0.9ボルトの回路電源Vccで駆動することが可能とな
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の位相シフト
回路は、従来の回路に比べて直流電源Vccと接地間に直
列に接続するトランジスタ数を減らしており、電池1本
(Vcc=0.9ボルト)でも動作可能である。これによ
り、低電圧で動作するFM受信機の、例えば、セラミッ
ク共振子を使用したクォドラチャ検波方式のFM検波回
路に用いる位相シフト回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位相シフト回路の実施例を示す回路
図。
【図2】実施例における信号の位相関係を示したベクト
ル図。
【図3】本発明の位相シフト回路の他の実施例を示す回
路図。
【図4】従来の位相シフト回路の例を示す回路図。
【図5】従来例における信号の位相関係を示したベクト
ル図。
【符号の説明】
1 中間周波増幅器 2 位相シフト回路 3 掛算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−81905(JP,A) 特開 昭62−115810(JP,A) 特開 平3−238906(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03D 3/06 H03H 11/20

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号がともにそれぞれの差動入力とし
    て入力される第1および第2の差動トランジスタ対と、 前記第1および第2の差動トランジスタ対をそれぞれ駆
    動する第1および第2の電流源と、 前記第1の差動トランジスタ対の各コレクタへそれぞれ
    接続された第1の負荷回路と、 前記第2の差動トランジスタ対のコレクタのうち出力端
    子に近い方の出力側コレクタへ接続された第2の負荷回
    路と、 第1および第2の信号が差動入力として入力される第3
    の差動トランジスタ対と、 前記第3の差動トランジスタ対の各コレクタへそれぞれ
    接続された第3の負荷回路とを備え、 前記第1の信号は、前記入力信号と同相関係にあり、か
    つ、前記第1の差動トランジスタ対のいずれかのコレク
    タから出力され、 前記第2の信号は、前記入力信号と異相関係にあり、か
    つ、前記第2の差動トランジスタ対の前記出力側コレク
    タから出力され、 前記第3の差動トランジスタ対は、各コレクタのそれぞ
    れから位相シフト信号を出力し、 前記位相シフト信号は、前記入力信号と異相関係にある
    ことを特徴とする位相シフト回路。
  2. 【請求項2】前記第1の負荷回路は、Y結線された複数
    の抵抗を含むことを特徴とする請求項1に記載の位相シ
    フト回路。
  3. 【請求項3】前記第1の負荷回路は、Δ結線された複数
    の抵抗を含むことを特徴とする請求項1に記載の位相シ
    フト回路。
  4. 【請求項4】前記第3の差動トランジスタ対の差動入力
    における直流電位がともに等しくなり、かつ、前記第1
    および第2の差動トランジスタ対のコレクタから出力さ
    れる前記第1および前記第2の信号の実数部同士がとも
    に等しくなるように、前記第1の負荷回路の抵抗値と前
    記第1の電流源の電流値とが調整されていることを特徴
    とする請求項2または3に記載の位相シフト回路。
  5. 【請求項5】前記第2の負荷回路は、並列に接続された
    抵抗およびリアクタンス素子を備えた共振回路を含むこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の位
    相シフト回路。
  6. 【請求項6】前記リアクタンス素子の抵抗値は、所定の
    周波数において生ずる偏倚に応じて変化し、 前記リアクタンス素子のインピーダンスの絶対値は、前
    記所定の周波数において前記抵抗の抵抗値と等しいこと
    を特徴とする請求項5に記載の位相シフト回路。
  7. 【請求項7】前記リアクタンス素子は、セラミック共振
    子であることを特徴とする請求項5または6に記載の位
    相シフト回路。
  8. 【請求項8】前記所定の周波数は、前記セラミック共振
    子が有する共振点と反共振点との略中間の周波数である
    ことを特徴とする請求項7に記載の位相シフト回路。
  9. 【請求項9】前記第2の差動トランジスタ対の前記出力
    側コレクタから出力した前記第2の信号と前記第1の信
    号とが互いに異相関係を有するように、前記第1の差動
    トランジスタ対のベースが前記第2の差動トランジスタ
    対のベースにそれぞれ接続されていることを特徴とする
    請求項5ないし8のいずれかに記載の位相シフト回路。
  10. 【請求項10】入力信号が互いの差動入力として共通に
    供給される第1および第2の差動トランジスタ対と、 前記第1および第2の差動トランジスタ対をそれぞれ駆
    動する第1および第2の電流源と、 前記第1および第2の差動トランジスタ対の互いに同相
    関係となるコレクタから出力される2つの信号が差動入
    力として供給される第3のトランジスタ差動増幅回路
    と、 前記第1の差動トランジスタ対の各コレクタの負荷回路
    として接続され、Y結線若しくはΔ結線される抵抗負荷
    回路と、 前記第2の差動トランジスタ対のコレクタ出力側の負荷
    回路として接続され、互いに並列に接続された抵抗とセ
    ラミック共振子とを含む並列共振回路と、 を備えた位相シフト回路。
  11. 【請求項11】入力信号が互いの差動入力として共通に
    供給される第1および第2の差動トランジスタ対と、 前記第1および第2の差動トランジスタ対をそれぞれ駆
    動する第1および第2の電流源と、 前記第1および第2の差動トランジスタ対の互いに同相
    関係となるコレクタから出力される2つの信号が差動入
    力として供給される第3のトランジスタ差動増幅回路
    と、 前記第1の差動トランジスタ対の各コレクタの負荷回路
    として接続され、Y結線若しくはΔ結線される抵抗負荷
    回路と、 前記第2の差動トランジスタ対のコレクタ出力側の負荷
    回路として接続され、互いに並列に接続される抵抗およ
    びこの抵抗と所定の周波数において等しい値となり、該
    周波数からの偏倚に応じて値を変えるリアクタンス素子
    を含む並列共振回路と、 を備えた位相シフト回路。
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