JP3204544U - 急速液体凍結機用の物品昇降機 - Google Patents
急速液体凍結機用の物品昇降機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3204544U JP3204544U JP2016001320U JP2016001320U JP3204544U JP 3204544 U JP3204544 U JP 3204544U JP 2016001320 U JP2016001320 U JP 2016001320U JP 2016001320 U JP2016001320 U JP 2016001320U JP 3204544 U JP3204544 U JP 3204544U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- unit
- arm
- liquid
- screw rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Abstract
【課題】小型急速液体凍結機に取り付け可能な物品昇降機を提供する。【解決手段】急速液体凍結機50の側面部51に固定手段により取り付けることができる。本体部11と、この本体部11の下端部分に位置する駆動部12と、この駆動部12によって本体部11の上下方向に昇降する昇降部13と、この昇降部13に連結され上下に延長する縦方向腕部14と、この縦方向腕部14に連続する中間腕部15と、この中間腕部15に連続する下向き腕部16と、この下向き腕部の下端部には被凍結物品を載置するための物品載置部17を設ける。駆動部12の駆動により前記昇降部13が上下に往復動することにより物品載置部17も上下に往復動を行い、物品載置部17に載置された被凍結物品を凍結用液体内に浸漬しかつ凍結用液体内から取り出すことができる。【選択図】図3
Description
本考案は、小型の急速液体凍結機にオプション的に取り付けて使用することができる物品昇降機に関するものであって、当該物品昇降機の物品載置部に冷凍されるべき飲食料品を載置して、当該物品載置部を凍結用液体に浸漬し且つ凍結用液体から取り出す動作を行う物品昇降機に関するものである。
尚、この物品昇降機は大型の急速液体凍結機にも適用可能なものである。
尚、この物品昇降機は大型の急速液体凍結機にも適用可能なものである。
上記急速液体凍結機においては、凍結用液体としてアルコール水溶液等が利用されており、気体と異なり熱効率が高く、急速な凍結を可能とするため、被凍結物品の品質維持に極めて貢献するものである。
このため、昨今、各種食品の冷凍に際し、急速液体凍結機が利用されている。
このため、昨今、各種食品の冷凍に際し、急速液体凍結機が利用されている。
従来の小型急速液体凍結機においては、一般的には被凍結物品を金属製線状材から形成されたバスケット状の物品収納体内に入れ、手作業で前記小型急速液体凍結機の凍結用液体内にそのまま浸漬して、所定時間経過後に取り出して冷凍を行っていた。
したがって、このような小型急速液体凍結機に被凍結物品を前記凍結用液体に浸漬し且つ取り出すための自動昇降機等を付加的に取り付けできるものは存在していなかったのである。
本考案においては、従来から存在する小型の急速液体凍結機にオプション的に装着できる被凍結食料品のための昇降機を提案することをその課題としている。
しかも、現存している各種の凍結機にも適用でき、各種の被凍結物品を適切に容易に載置することができる昇降機を提案することをその課題としている。
しかも、現存している各種の凍結機にも適用でき、各種の被凍結物品を適切に容易に載置することができる昇降機を提案することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本考案の第1のものは、急速液体凍結機の側面部に固定手段により取り付けることができる昇降機であって、本体部と、この本体部の下端部分に位置する駆動部と、この駆動部の駆動力を伝達する伝達部によって前記本体部の上下方向に昇降する昇降部と、この昇降部に連結され上下に延長する縦方向腕部と、この縦方向腕部に連続する中間腕部と、この中間腕部に連続する下向き腕部と、この下向き腕部の下端部には被凍結物品を載置するための物品載置部を設け、これにより、前記駆動部の駆動により前記伝達部を介して前記昇降部が上下に往復動することにより前記物品載置部も上下に往復動を行い、前記物品載置部に載置された被凍結物品を凍結用液体内に浸漬し及び凍結用液体内から取り出すことができることを特徴とする急速液体凍結機用の物品昇降機である。
本考案の第2のものは、上記第1の考案において、前記駆動部が電動モーターからなり、前記伝達部が螺子棒からなり、前記昇降部は螺子棒に螺合し、前記電動モーターの回転駆動軸の回転が前記螺子棒に伝達され、この螺子棒の正逆回転により昇降部が上下動を行い、前記螺子棒が前記電動モーターの回転駆動軸と直接的又は間接的に連結駆動されることを特徴とする急速液体凍結機用の物品昇降機である。
本考案の第3のものは、上記第1又は第2の考案において、前記下向き腕部と前記物品載置部が又は物品載置部が、前記中間腕部と又は前記下向き腕部と着脱自在に連結され、前記物品載置部が複数の貫通孔を有する板状体のもの、又は、線状材から形成されたバスケット状体のものからなることを特徴とする急速液体凍結機用の物品昇降機である。
本考案の第4のものは、上記それぞれの考案において、前記物品昇降機の駆動部の作動時間及び/又は停止時間を制御するタイマー及び/又はセンサーを付加したことを特徴とする急速液体凍結機用の物品昇降機である。
本考案の第1のものにおいては、通常の急速液体凍結機は箱体形態のため、その一側面部にオプション的に固定して用いることができる。
その構成は、本体部と、この本体部の下端部分に位置する駆動部と、この駆動部の駆動力を伝達する伝達部と、この伝達部によって前記本体部の上下方向に昇降する昇降部と、この昇降部に連結され上下に延長する縦方向腕部と、この縦方向腕部に連続する中間腕部と、この中間腕部に連続する下向き腕部と、この下向き腕部の下端部には被凍結物品を載置するための物品載置部を設けているために、前記駆動部の駆動により昇降部が本体部の上下方向に往復動することにより前記物品載置部も上下に往復動を行い、この物品載置部に載置された被凍結物品を凍結用液体内に浸漬し及び凍結用液体内から取り出すことができることとなるのである。
その構成は、本体部と、この本体部の下端部分に位置する駆動部と、この駆動部の駆動力を伝達する伝達部と、この伝達部によって前記本体部の上下方向に昇降する昇降部と、この昇降部に連結され上下に延長する縦方向腕部と、この縦方向腕部に連続する中間腕部と、この中間腕部に連続する下向き腕部と、この下向き腕部の下端部には被凍結物品を載置するための物品載置部を設けているために、前記駆動部の駆動により昇降部が本体部の上下方向に往復動することにより前記物品載置部も上下に往復動を行い、この物品載置部に載置された被凍結物品を凍結用液体内に浸漬し及び凍結用液体内から取り出すことができることとなるのである。
本考案の第2のものにおいては、上記発明において、駆動部、伝達部及び昇降部を具体化したものである。
つまり、前記駆動部が電動モーターからなり、前記伝達部が螺子棒からなり、前記昇降部が前記螺子棒に螺合され、前記昇降部が螺子棒の正逆回転により上下することとなり、この昇降部が前記縦方向腕部と連結固定され、前記螺子棒が前記電動モーターの回転駆動軸と直接的又は間接的に連結駆動されることができるものであることを限定している。
つまり、前記駆動部が電動モーターからなり、前記伝達部が螺子棒からなり、前記昇降部が前記螺子棒に螺合され、前記昇降部が螺子棒の正逆回転により上下することとなり、この昇降部が前記縦方向腕部と連結固定され、前記螺子棒が前記電動モーターの回転駆動軸と直接的又は間接的に連結駆動されることができるものであることを限定している。
電動モーターの回転駆動軸と間接的に連結駆動されるというのは、プーリー及びプーリーベルトや歯車等の駆動力を伝達する動力伝達部材を介して、という意味である。
これにより、モーターの一方向回転により上記螺子棒が回転して昇降部が上昇し、モーターの逆回転により上記螺子棒が逆回転して昇降部が下降することにより自動的に物品載置部も上下動を行うことができることとなるのである。
これにより、モーターの一方向回転により上記螺子棒が回転して昇降部が上昇し、モーターの逆回転により上記螺子棒が逆回転して昇降部が下降することにより自動的に物品載置部も上下動を行うことができることとなるのである。
本考案の第3のものにおいては、前記下向き腕部と物品載置部が、又は、物品載置部が、前記中間腕部と又は下向き腕部と着脱自在に連結できること、また、物品載置部として複数の貫通孔を有する板状体のもの、又は、線状材から形成されたバスケット状体のものを使用できることを特定したものである。
これにより、被凍結物品の形態に応じて、物品載置部を選択して交換することが可能となるのであり、また、着脱部位も、物品載置部のみでなく、下向き腕部と物品載置部とを一体的に形成し、これらの両方を共に交換できるようにすることも可能となるのである。
これにより被凍結物品の種類や形態に応じて各種のタイプの物品載置部を選択して使用することができることとなるのである。
これにより被凍結物品の種類や形態に応じて各種のタイプの物品載置部を選択して使用することができることとなるのである。
本考案の第4のものにおいては、駆動部の作動時間及び/又は停止時間を制御できるタイマー及び/又はセンサーを付加したものであり、これによって、昇降機の昇降部の下降時間、停止時間、及び上昇時間をそれぞれ制御して、被凍結物品の種類に応じた凍結時間を設定して自動的に凍結処理を行うことができることとなるのである。
ここでセンサーとしては、温度センサーを例示することができ、この温度センサーにより被凍結物品の温度を測定し、その所定温度に達した時点で昇降部を上昇させる設定にすることもできる。
ここでセンサーとしては、温度センサーを例示することができ、この温度センサーにより被凍結物品の温度を測定し、その所定温度に達した時点で昇降部を上昇させる設定にすることもできる。
以下、添付の図面と共に本考案の一実施形態について説明する。
図1は、本考案に係る物品昇降機の一実施形態を小型急速液体凍結機に取り付けた状態を示す説明図であって、物品昇降機の物品載置部を上方位置に上昇させた状態を図示している。
図1は、本考案に係る物品昇降機の一実施形態を小型急速液体凍結機に取り付けた状態を示す説明図であって、物品昇降機の物品載置部を上方位置に上昇させた状態を図示している。
本考案に係る物品昇降機10は、その本体部11を箱型の液体凍結機50の一側面に固定手段によって固定できる。
この図1では、上記物品昇降機10を図中向かって左側の側面部51に固定しているために、その全体を見て取ることができない(後の図3で説明する)が、適宜ブラケット及び螺子等の固定手段によって上記液体凍結機50の側面51に固定することができる。
この図1では、上記物品昇降機10を図中向かって左側の側面部51に固定しているために、その全体を見て取ることができない(後の図3で説明する)が、適宜ブラケット及び螺子等の固定手段によって上記液体凍結機50の側面51に固定することができる。
例えば、固定手段としては、本体部11をボルト・ナット等の螺子により固定することもできるし、平面視コ字形状で、両端部が直角外側に折曲する(ハット形状の)ブラケットを1個又は2個用いて螺子により固定することもできる。
この固定手段は現在市場に有る各種のものを利用することができる。
この固定手段は現在市場に有る各種のものを利用することができる。
この本体部11の下端部分には、図1には表れていないが駆動部としての電動モーターが設けられている。
この電動モーターは、本体部11の下端に直列に設けることもできるし、本体部11の下端部の側方に並列に設けることもできる。
この電動モーターは、本体部11の下端に直列に設けることもできるし、本体部11の下端部の側方に並列に設けることもできる。
本体部11の液体凍結機50の側には、図には表れていないが昇降部が配置され、この昇降部は、上記電動モーターの駆動軸の正逆回転により、上下に往復動できる構成である。
この昇降部に縦方向腕部14の下端部が連結し固定される。
そして、この縦方向腕部14から横方向に直角に折曲する中間腕部15が連続し、この中間腕部15の先端部が更に下向き直角に折曲して下向き腕部16が連続する。
この下向き腕部16の下端部分に物品載置部17が設けられているのである。
そして、この縦方向腕部14から横方向に直角に折曲する中間腕部15が連続し、この中間腕部15の先端部が更に下向き直角に折曲して下向き腕部16が連続する。
この下向き腕部16の下端部分に物品載置部17が設けられているのである。
上記縦方向腕部14の下端部は、上記昇降部に連結固定されているために、この昇降部が電動モーターの駆動軸の正逆回転により上下に往復動できるため、上記物品載置部17も同様に上下に往復動をすることができ、物品載置部17は、液体凍結機50の中央の凍結用液体が貯留する貯留部57内に浸漬し且つ取り出すことができることとなる。
上記物品載置部17には、複数の孔部18、18、…が設けられており、この孔部18に物品を保持させたり、この物品載置部17に各種の被凍結物品を載置することができるのである。
図1では、液体を凍結させるためにコップ形状のものを例示のために1個のみ前記孔部18に嵌合させて保持している状態を示している。
図1では、液体を凍結させるためにコップ形状のものを例示のために1個のみ前記孔部18に嵌合させて保持している状態を示している。
液体凍結機50には、凍結用液体がその中央の貯留部57内に収容され、その貯留部57内で適宜撹拌される状態にある。
この液体凍結機50では、凍結用液体としてアルコール水溶液を使用し、摂氏約−35度乃至−50度程度まで冷却することができ、各種の食料品を凍結させることができるものである。
この液体凍結機50では、凍結用液体としてアルコール水溶液を使用し、摂氏約−35度乃至−50度程度まで冷却することができ、各種の食料品を凍結させることができるものである。
図2は、上記実施形態に係る物品昇降機の本体部及び駆動部の部分を示す説明図であって、液体凍結機の側面に接合される側を示している。
この図2においては、縦方向腕部、中間腕部、下向き腕部及び物品載置部を取り除いた状態を示しており、図中左下側が下、図中右上側が上である。
この図2においては、縦方向腕部、中間腕部、下向き腕部及び物品載置部を取り除いた状態を示しており、図中左下側が下、図中右上側が上である。
駆動部としての電動モーター12は、本体部11の下端部の側方に配置している。
本体部11の内部には、図には表れていないが、伝達部としての螺子棒が上下方向に配設され、その上下端部で支持されて、螺子棒の下端部と電動モーター12の駆動軸とがプーリーベルト12pにより連結され、回転駆動力が伝達される。
本体部11の内部には、図には表れていないが、伝達部としての螺子棒が上下方向に配設され、その上下端部で支持されて、螺子棒の下端部と電動モーター12の駆動軸とがプーリーベルト12pにより連結され、回転駆動力が伝達される。
従って、電動モーター12の回転駆動軸が正逆回転を行うと、本体部11内部の螺子棒も正逆回転を行うこととなる。
上記電動モーター12は、本体部11と並列に設けているが、この電動モーター12は、本体部11の下端部の下方に直列に配置することもできる。
上記電動モーター12は、本体部11と並列に設けているが、この電動モーター12は、本体部11の下端部の下方に直列に配置することもできる。
上記伝達部としての螺子棒には、昇降部13が螺合される。
図2には表れていないが、昇降部13の下端部分には上下方向に螺子穴が設けられおり、この螺子穴と上記螺子棒が相互に螺合しているのである。
これにより、螺子棒が正逆回転を行うと、昇降部13が上下に往復動を行うこととなる。
図2には表れていないが、昇降部13の下端部分には上下方向に螺子穴が設けられおり、この螺子穴と上記螺子棒が相互に螺合しているのである。
これにより、螺子棒が正逆回転を行うと、昇降部13が上下に往復動を行うこととなる。
図3は、上記実施形態に係る物品昇降機を液体凍結機に取り付けた状態を示し、当該物品昇降機を取り付けた側面側から見た状態を示している。
この図3では、上記図2の状態と反対側が示されることとなる。
また、この図3ではこの物品昇降機を明確に示すために、固定手段としてのブラケットの図示を省略している。
この図3では、上記図2の状態と反対側が示されることとなる。
また、この図3ではこの物品昇降機を明確に示すために、固定手段としてのブラケットの図示を省略している。
このように、本考案に係る物品昇降機10は、液体凍結機50の一側面部51に固定され、電源プラグ9を電源コンセントに接続し、適宜電源ボタンを押して電力を投入し、物品載置部17が凍結用液体内に浸漬される時間等を適宜タイマーにより設定し、スタートボタンを押して食品の凍結を行うことができることとなる。
図3では、物品昇降機10の初期状態を示しており、この初期状態というのは、物品載置部17が最上端位置に位置している状態である。
この状態で、スタートボタンを押すと、電動モーター12の回転駆動軸は正回転を開始し、これによりプーリーベルトを介して本体部11内の螺子棒が正回転を行う。
螺子棒が正回転を行うと、この螺子棒に螺合している昇降部13が下方に移動して、物品載置部17が凍結用液体内に浸漬される。
この状態で、スタートボタンを押すと、電動モーター12の回転駆動軸は正回転を開始し、これによりプーリーベルトを介して本体部11内の螺子棒が正回転を行う。
螺子棒が正回転を行うと、この螺子棒に螺合している昇降部13が下方に移動して、物品載置部17が凍結用液体内に浸漬される。
その後、タイマーで設定した所定時間が経過した後に、再度電動モーター12への通電が行われ、電動モーター12の回転駆動軸は逆回転を開始する。
この回転駆動軸の逆回転によりプーリーベルトを介して螺子棒も逆回転を行い、今度は昇降部13が上方に上昇し、物品載置部17は、凍結用液体内から外部に上昇して初期位置に復帰し、1サイクルの冷凍作業が完了となる。
この回転駆動軸の逆回転によりプーリーベルトを介して螺子棒も逆回転を行い、今度は昇降部13が上方に上昇し、物品載置部17は、凍結用液体内から外部に上昇して初期位置に復帰し、1サイクルの冷凍作業が完了となる。
上の説明で、電動モーター12の回転駆動軸の正逆回転の向きというのは、相対的なものであって、回転駆動軸及び螺子棒の正逆回転により昇降部13が上下に往復移動できればよいものである。
図4は、上記実施形態に係る本体部の内部構造を示す一部切欠説明図である。
この図では、下側が右上に配置されて記載されている。
この図から良く解る通り、本体部11の内部には動力の伝達部としての螺子棒22が配設されており、その下端部でプーリーベルト12pを介して、この図には表れていない電動モーターの回転駆動軸に連結されている。
この図では、下側が右上に配置されて記載されている。
この図から良く解る通り、本体部11の内部には動力の伝達部としての螺子棒22が配設されており、その下端部でプーリーベルト12pを介して、この図には表れていない電動モーターの回転駆動軸に連結されている。
従って、電動モーターの回転駆動軸の回転駆動力がプーリーベルト12pを介して螺子棒22に伝達され、螺子棒22は、正逆回転することができる。
この螺子棒22の正逆回転により、この螺子棒22に螺合している昇降部13も上下に往復動することができることとなるのである。
この螺子棒22の正逆回転により、この螺子棒22に螺合している昇降部13も上下に往復動することができることとなるのである。
このように、昇降部13が上下に往復動できることにより、この昇降部13に固定されている縦方向腕部、中間腕部、下向き腕部及び物品載置部も上下に往復動することができることとなるのである。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案においては、以下の通り各種その実施形態を変更することができる。
まず、本考案に係る物品昇降機は、少なくとも一つの平面的な側面部を有する液体凍結機に取り付けて固定することができる。
当該液体凍結機は、小型のもの及び大型のものであってもよく、本発明に係る物品昇降機は何れのタイプのものにも適用することができる。
まず、本考案に係る物品昇降機は、少なくとも一つの平面的な側面部を有する液体凍結機に取り付けて固定することができる。
当該液体凍結機は、小型のもの及び大型のものであってもよく、本発明に係る物品昇降機は何れのタイプのものにも適用することができる。
その固定手段も適宜自由に現在市場にある各種のものを利用することができる。
駆動部としての電動モーターも本体部の下端部側方でも、下端部の下方に直列に配置するものであってもよい。
上記実施形態では、電動モーターとしては、ステッピングモーターを採用しており、正確な高さの位置決めを可能としている。
駆動部としての電動モーターも本体部の下端部側方でも、下端部の下方に直列に配置するものであってもよい。
上記実施形態では、電動モーターとしては、ステッピングモーターを採用しており、正確な高さの位置決めを可能としている。
本考案における昇降部は、螺子棒に昇降部を螺合させることによって実現させたが、油圧モーター等の液圧モーターを採用することも可能である。
要は、駆動部の駆動力により昇降部の昇降部が上下に往復動することができるものであればよいのである。
要は、駆動部の駆動力により昇降部の昇降部が上下に往復動することができるものであればよいのである。
上記昇降部には縦方向腕部、中間腕部及び下向き腕部が連結されるのであるが、これらの形状や大きさ等は適宜設計変更することができ、上記中間腕部は、必ずしも水平に設ける必要は無く、湾曲したものであってもよい。
下向き腕部に連結する物品載置部の形態も種々設計変更することができる。
この物品載置部を金属製の線条材から形成して、バスケット状体のものに形成することもでき、或いは、上下で食品等を挟み付け、挟持できるような構成のものとすることも可能である。
この物品載置部を金属製の線条材から形成して、バスケット状体のものに形成することもでき、或いは、上下で食品等を挟み付け、挟持できるような構成のものとすることも可能である。
冷凍される食品は、通常は真空パックされているが、その比重により凍結用液体内で上方に浮いてしまう物品もあるため、その浮きを防止して、凍結用液体内に留まるようにするためである。
このように、物品載置部としては各種の形態のものを採用することができるが、この物品載置部を下向き腕部に着脱自在に形成することにより、異なる物品載置部に交換することも可能となる。
このように、物品載置部としては各種の形態のものを採用することができるが、この物品載置部を下向き腕部に着脱自在に形成することにより、異なる物品載置部に交換することも可能となる。
この交換可能とする際には、上記のように下向き腕部の下端部で着脱可能又は交換可能とするばかりでなく、下向き腕部と物品載置部とを一体的なものとし、下向き腕部を中間腕部と着脱自在又は交換可能に形成することもでき、適宜必要に応じて設計変更することができるものである。
最後に、本考案においては、タイマーにより、物品載置部が凍結用液体内に滞留する時間を適宜設定できるように構成しているが、物品載置部の交換を考慮して、つまり、物品載置部の高さ位置の相違も考慮して、昇降部の昇降距離も厳密に制御できるような構成を採用することも可能となる。
更に、上記滞留時間の設定のために被凍結物品の温度を温度センサーにより測定することによって行うこともできる。
即ち、被凍結物品の温度を例えば摂氏マイナス35度にする場合、当該物品の温度がその温度に到達した時点で、上記昇降部の上昇をさせるべく電源スイッチが投入される設定とすることも容易に可能となる。
即ち、被凍結物品の温度を例えば摂氏マイナス35度にする場合、当該物品の温度がその温度に到達した時点で、上記昇降部の上昇をさせるべく電源スイッチが投入される設定とすることも容易に可能となる。
以上、本考案に係る物品昇降機は、急速液体凍結装置の一側面部に適宜固定することができ、所定の操作により冷凍されるべき食料品を適切に急速冷凍することができる被凍結物品の液体凍結機用の物品昇降機を提供することができたものである。
10 物品昇降機
11 本体部
12 電動モーター
12p プーリーベルトベルト
13 昇降部
14 縦方向腕部
15 中間腕部
16 下向き腕部
17 物品載置部
18 孔部
22 螺子棒
50 液体凍結機
57 貯留部
11 本体部
12 電動モーター
12p プーリーベルトベルト
13 昇降部
14 縦方向腕部
15 中間腕部
16 下向き腕部
17 物品載置部
18 孔部
22 螺子棒
50 液体凍結機
57 貯留部
Claims (4)
- 急速液体凍結機の側面部に固定手段により取り付けることができる昇降機であって、
本体部と、この本体部の下端部分に位置する駆動部と、この駆動部の駆動力を伝達する伝達部によって前記本体部の上下方向に昇降する昇降部と、この昇降部に連結され上下に延長する縦方向腕部と、この縦方向腕部に連続する中間腕部と、この中間腕部に連続する下向き腕部と、この下向き腕部の下端部には被凍結物品を載置するための物品載置部を設け、
これにより、前記駆動部の駆動により前記伝達部を介して前記昇降部が上下に往復動することにより前記物品載置部も上下に往復動を行い、前記物品載置部に載置された被凍結物品を凍結用液体内に浸漬し及び凍結用液体内から取り出すことができることを特徴とする急速液体凍結機用の物品昇降機。 - 前記駆動部が電動モーターからなり、前記伝達部が螺子棒からなり、前記昇降部は螺子棒に螺合し、前記電動モーターの回転駆動軸の回転が前記螺子棒に伝達され、この螺子棒の正逆回転により昇降部が上下動を行い、
前記螺子棒が前記電動モーターの回転駆動軸と直接的又は間接的に連結駆動されることを特徴とする請求項1に記載の急速液体凍結機用の物品昇降機。 - 前記下向き腕部と前記物品載置部が又は物品載置部が、前記中間腕部と又は前記下向き腕部と着脱自在に連結され、前記物品載置部が複数の貫通孔を有する板状体のもの、又は、線状材から形成されたバスケット状体のものからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の急速液体凍結機用の物品昇降機。
- 前記物品昇降機の駆動部の作動時間及び/又は停止時間を制御するタイマー及び/又はセンサーを付加したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の急速液体凍結機用の物品昇降機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001320U JP3204544U (ja) | 2016-03-24 | 2016-03-24 | 急速液体凍結機用の物品昇降機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001320U JP3204544U (ja) | 2016-03-24 | 2016-03-24 | 急速液体凍結機用の物品昇降機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3204544U true JP3204544U (ja) | 2016-06-02 |
Family
ID=56090021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016001320U Expired - Fee Related JP3204544U (ja) | 2016-03-24 | 2016-03-24 | 急速液体凍結機用の物品昇降機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3204544U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020147410A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | 株式会社光商事 | 液体式急速凍結機用の物品昇降機 |
-
2016
- 2016-03-24 JP JP2016001320U patent/JP3204544U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020147410A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | 株式会社光商事 | 液体式急速凍結機用の物品昇降機 |
JP7406190B2 (ja) | 2019-03-14 | 2023-12-27 | 株式会社光商事 | 液体式急速凍結機用の物品昇降機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102646361B1 (ko) | 액체 또는 반액체 식품 제조용 기계 및 기계의 작동 방법 | |
EP1817992A1 (en) | An adjuster for adjusting drink temperature | |
JP3204544U (ja) | 急速液体凍結機用の物品昇降機 | |
US3225681A (en) | Lift mechanism for deep fat fryers | |
CN111282509A (zh) | 一种胶水用防凝固搅拌装置 | |
JP4747230B2 (ja) | ノズルピッチ可変型多連ノズルユニット | |
EP3149416B1 (en) | An automatic beverage cooler and a method for cooling beverages | |
KR101379814B1 (ko) | 즉석 죽 제조기 | |
CN112974127B (zh) | 泡油机 | |
KR101488112B1 (ko) | 제빙과 냉동보관이 이원화된 제빙기 | |
CN110587988A (zh) | 一种可升降的3d打印机泡沫填充装置及其填充方法 | |
JP6497838B2 (ja) | フライヤ | |
CN201798550U (zh) | 介质加热豆浆机 | |
CN202506688U (zh) | 一种铝型材挤出模具加热设备 | |
CN215022395U (zh) | 一种中药分类蒸煮设备 | |
CN209022099U (zh) | 一种冻存盒夹持装置 | |
JPH01224036A (ja) | 自動飲料撹拌方法とその装置 | |
KR101068750B1 (ko) | 선형 피도금물 거치장치 | |
CN219315126U (zh) | 一种多功能镀槽 | |
US588173A (en) | Henry harley pitt | |
CN207943227U (zh) | 一种饮料自动包装设备 | |
JP3236784U (ja) | 串焼きコンロ | |
CN215383397U (zh) | 一种自动升降炸炉 | |
CN216569577U (zh) | 自动煮面机 | |
CN220756436U (zh) | 一种冰淇淋机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3204544 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |