JP2020147410A - 液体式急速凍結機用の物品昇降機 - Google Patents

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【課題】液体式急速凍結機用の物品昇降機において、アーム部の先端に配置された昇降基台に対して、物品を保持する板部材を容易に着脱できるようにする。【解決手段】物品昇降機1は、前記不凍液を溜めた凍結槽20の外側に配置された昇降駆動部10と、凍結槽20の内側に昇降自在に配置された昇降基台11と、昇降駆動部10と昇降基台11とを凍結槽の上縁を跨いで連結するアーム部12とを備えており、昇降基台11は、物品を保持する保持具14が形成された板部材13を着脱自在に嵌合保持する枠部11aを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、液体式急速凍結機用の物品昇降機に関する。
次の特許文献には、小型急速液体凍結機に被凍結物品を浸漬し所定時間経過後に引き上げる作業を機械化するための物品昇降機が記載されている。
実登3204544号公報
前記特許文献には、種々の形状の物品載置部を下向き腕部に着脱可能に装着することも記載されている。しかしながら物品載置部を下向き腕部に着脱自在かつように装着するための具体的な構成については教示していない。これに対して本発明は、アーム部の先端に配置された昇降基台に対して、物品を保持する板部材を容易に着脱できる液体式急速凍結機用の物品昇降機を提供することを目的としている。
本発明に係る液体式急速凍結機用の物品昇降機は、予め冷却した不凍液に凍結対象物品を漬けて急速凍結させる液体式急速凍結機用の物品昇降機において、前記不凍液を溜めた凍結槽の外側に配置された昇降駆動部と、前記凍結槽の内側に昇降自在に配置された昇降基台と、前記昇降駆動部と前記昇降基台とを前記凍結槽の上縁を跨いで連結するアーム部とを備えており、前記昇降基台は、前記物品を保持する保持具が形成された板部材を着脱自在に嵌合保持する枠部を備えていることを特徴とする。
本発明では、物品を保持する板部材を昇降基台に対して嵌合によって装着するようにしているので、昇降基台に対してこの板部材を容易に着脱できる。
(a)、(b)はいずれも実施形態の一例である物品昇降機の斜視図である。 アーム部、昇降基台及び板部材の分解斜視図である。 (a)、(b)はいずれも板部材の変形例の斜視図である。 板部材の変形例の斜視図である。
図1。ここに図1(a)は物品昇降機の要素である物品保持部が上昇した状態を示し、図1(b)はその物品保持部が下降した状態を示している。
急速凍結機2は、エチルアルコール等を含んだ不凍液を凍結槽20に溜めて予めー30〜40度程まで予め冷却しておき、この不凍液に凍結対象物品(以下単に物品と云う)を浸漬して急速凍結させる小型の設備機器であり、その構造や作用は従来と同様である。
急速凍結機2は、筐体21の上面が開放されており、その開放された上面よりも内側に凍結槽20が配置されている。凍結槽20は、普通鋼、ステンレス鋼、断熱材等からなる長方形状の槽である。凍結槽20の下方には、コンプレッサーや凝集器等からなる冷却ユニットが収容され、この冷却ユニットと管路によって接続された蒸発器が凍結槽20の内側適所に配置されている(図示なし)。凍結槽20に溜められた不凍液は、その蒸発器によって冷却される。急速凍結機2は凍結槽20を閉鎖する蓋22を備えている。蓋22の裏側には、物品昇降機1のアーム部と干渉しないための凹部22aが形成されている。
物品昇降機1は、凍結槽20の外側に配置された昇降駆動部10と、凍結槽20の内側に昇降自在に配置された昇降基台11と、昇降駆動部10と昇降基台11とを凍結槽20の上縁を跨いで連結するアーム部12とを備えている。
昇降駆動部10は、本体部10aとモーター10bとで構成されており、急速凍結機2の凍結槽20の外側に固定されている。本体部10aは前面に上昇、下降、停止等の操作キーが設けられており、モーター10bの回転を上下動に変換する動力変換機構を内蔵している。
昇降基台11は、普通鋼あるいはステンレス鋼等からなり、物品を保持する保持具14が形成された板部材13を着脱自在に嵌合保持する枠部11aを備えている。
アーム部12は、普通鋼あるいはステンレス鋼等からなり、その基部は昇降駆動部10に連結され、その先端は昇降基台11に結合している。アーム部12は、凍結槽20の上縁を跨いだ状態のまま、昇降駆動部10の作動によって上昇あるいは下降して、昇降基台11を凍結槽20の内側で上下移動させる。
板部材13は、普通鋼あるいはステンレス鋼等からなり、物品を保持する保持具14として保持孔が形成されている。板部材13は、昇降基台11の枠部11aにぴったりと嵌合するサイズになっている。なお板部材13を複数種類用意しておけば自在に交換できるので利便である。
図2は、アーム部、昇降基台及び板部材の分解斜視図である。この例では、アーム部12と昇降基台11が一体化されている。昇降基台11の枠部11aの四隅には、枠部11aに嵌合された板部材13を支持する支持部11bが形成されている。また板部材13をその支持部11bに対してネジ15によって固定できる。ただし板部材13を昇降基台11に特に固定しなくてもよい。また固定方法もネジ止めに限定されずことはなく、磁石による吸着等、どのような方法であってもよい。
以下、板部材の変形例を説明する。
図3(a)は第一の変形例である。この板部材13は、物品を保持する保持具14として保持孔が形成されている。保持孔は、コップ形状の物品Mに対応している。また板部材13には、昇降時に不凍液の抵抗を減じるための複数の不凍液流通孔13aも形成されている。このように不凍液流通孔13aを板部材13全体に不凍液流通孔13aを形成しておけば、昇降基台11及び板部材13の昇降をより高速に行うことが可能であり、その際に不凍液が凍結槽20から溢れ出すことも抑えられる。
図3(b)は第二の変形例である。この板部材13は、物品Mを保持する保持具14として中空の円筒体が設けられている。円筒体は、普通鋼、ステンレス鋼あるいは樹脂等からなり、ビン形状の物品Mに対応している。円筒体は板部材13に固着されていてもよいし、磁石等によって吸着されていてもよい。
図4は第三の変形例である。この板部材13は、物品を保持する保持具14として、開閉自在な蓋部14aを有し、かつ天井面(蓋部)及び側面に網目14bが形成されたバスケットが設けられている。バスケットは、普通鋼、ステンレス鋼あるいは樹脂等からなる。バスケットの蓋部14aにはロック機構を設けるとよい。このようなバスケットを板部材13に設けておけば、不凍液に浮いてしまうような低比重な物品でも不凍液に確実に浸漬させることが可能になる。
なお第一〜第三の変形例に示す板部材13は、共通の昇降基台11に対して交換可能である。
1 物品昇降機
10 昇降駆動部
11 昇降基台
11a 枠部
12 アーム部
13 板部材
13a 不凍液流通孔
14 保持具
2 液体式急速凍結機
20 凍結槽

Claims (4)

  1. 予め冷却した不凍液に凍結対象物品を漬けて急速凍結させる液体式急速凍結機用の物品昇降機において、
    前記不凍液を溜めた凍結槽の外側に配置された昇降駆動部と、
    前記凍結槽の内側に昇降自在に配置された昇降基台と、
    前記昇降駆動部と前記昇降基台とを前記凍結槽の上縁を跨いで連結するアーム部とを備えており、
    前記昇降基台は、前記物品を保持する保持具が形成された板部材を着脱自在に嵌合保持する枠部を備えていることを特徴とする液体式急速凍結機用の物品昇降機。
  2. 前記保持具は、前記板体上に前記物品を受け入れて保持する保持穴を前記板部材に形成する構造であることを特徴とする請求項1に記載の液体式急速凍結機用の物品昇降機。
  3. 前記保持具は開閉自在な蓋部を有し、かつ天井面及び側面に網目が形成されたバスケットであることを特徴とする請求項1に記載の液体式急速凍結機用の物品昇降機。
  4. 前記板部材には、昇降時に不凍液の抵抗を減じるための複数の不凍液流通孔が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体式急速凍結機用の物品昇降機。
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